1. オーストラリアのゴルフ事情

オーストラリアのゴルフ事情

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この2013年度全豪ゴルフ参加者レポート(The 2013 National Golf Participation Report)は、現在のオーストラリアのゴルフクラブ会員、ゴルフ参加者、そして財務状況の傾向を明らかにしている。

そのレポートの内容は、
・オーストラリアの年間1回以上プレーするゴルファー人口は118万人いる。
・その2/3はクラブ会員ではなく、社交的なプレーを楽しんでいる。
・昨年度のクラブ会員総数は398,804人で、その60%以上は55歳以上。
・女性メンバーの比率はその21%。
・クラブでプレーする会員は1.6%減少している。
・クラブの18%が、2013年度に10%以上会員数が増加したと報告している。
・クラブ会員の5%がジュニア会員。
・オーストラリアのゴルフクラブの51%は会員数が100人以下。
・50%のクラブが財務的に圧迫されている。

ゴルフオーストラリアのゴルフ開発ディレクター、キャメロン・ウェイド氏は、このレポートがゴルフクラブがスポーツクラブ会員環境の変化により、ゴルフクラブの一部が困難に直面していると言い、「2010年度以来、クラブ会員が全体的に6%減少しているのにもかかわらず、約10%のゴルフクラブでは過去12ヶ月で約10%のメンバー純増を経験している」と説明する。

同氏は「いいニュースとしては、明らかにゴルフクラブについて新しい需要が生まれている兆候がある。そこには一定の減少傾向はあるが、会員の需要傾向に明らかな増加が見られ、財務的な改善も見られている」と説明する。

15~24歳及び25~34歳の参加率が下落しており、プレー頻度が市場にとってより重要になっているとウェイド氏(前出)は言い、「この年齢層では、彼等の時間の中で(ゴルフの他に)沢山競合するレジャー活動がある。ゴルフはその活動の一つだが、彼等の興味を引くための新しい試みが必要だ」と示唆している。

同氏は「後者(25~34歳)の年齢層には、多くのヤングファミリーで構成されている。プレー頻度は一つの鍵で、現在彼等にとってゴルフコースに数時間いることはより困難だ。ゴルフ業界は一緒になってクラブの財務的健全性を維持しながら、その頻度を高める方策を検討する必要がある」と付け加えている。

ゴルフマネジメント・オーストラリアの社長、デーモン・ローニー氏は、このレポートの概要について説明し「ゴルフクラブは異なる年齢層やファミリーを含めた見込み顧客に対する差別化確立を続ける必要がある。また同様に、ゴルフを導入し、クラブに参加するようなジュニアの道をつくるなどの将来のための投資も重要だ」と指摘している。

そして「この最新のレポートは全ての(オーストラリアゴルフ界)利害関係者が、オーストラリアゴルフ界の現状を評価することを可能にする。当社はゴルフオーストラリアと、よりよいゴルフを模索するために協力できたことを喜んでいる」とコメントしている。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 4/28)

米国や日本に比べてゴルファー人口が遙かに少ないオーストラリアでも、ゴルファー減少による影響が出てきており、その対策に腐心している様子が伝わってくる。如何にしてゴルファーを増やし、ゴルフ産業を活性化するかは今や世界共通の課題で、海外の方策に学ぶことも多くなるかもしれない。

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