1. 米国ゴルフ用品市場は回復するのか

米国ゴルフ用品市場は回復するのか

マーケット関連
この記事は約 3 分で読めます。 82 Views

スポーツ用品総合小売チェーン、ディックススポーツ社の全体売上は、前年比1.7%伸びているにもかかわらず、同社傘下のゴルフ専門店チェーン、ゴルフギャラクシーの売上は、前年比8.9%もダウンしているというのだ。

ディックススポーツ社CEO会長のエド・スタック氏によれば、同時期におけるディックススポーツ店内ゴルフ売場一店当たりの売上も、ゴルフギャラクシー店と同様の落ち込みを示しており、ディックススポーツ社経営陣によれば、ゴルフは依然不調が続いているようだとの評価だった。

同社スタック会長(前出)は「(社内の)誰もが、ゴルフ事業で利益を出すにはもっと事業を縮小する必要があると言っており、自分はそれがこれから起きることだと思っている」と話している。そして同会長は「自分は、メーカーがもっと規律正しく(disciplined)あるべきだし、小売ももっと規律を守るべきだ。そしてそれによってゴルフ事業が良い方向に向かうと思う。自分はそれが大きなビジネスになるとは思わないが、良好なビジネスなると思う。そして来年に向けてゴルフ部門の業績も改善されていくだろう」と示唆している。

ディックススポーツCOO社長のジョー・シュミット氏も「当社はそれにエキサイトしているわけではない。これについては非常に明らかだ。ゴルフにはこれからも少々もがくことになると思うが、ゴルフ事業に対してはギャラクシーも含めてエキサイトしているわけではない」と付け加えている。

同社スタック会長は、ウォールストリート筋の評論家に「当社のゴルフ関連在庫状況は良くなってきた。そしてメーカーの在庫も以前に比べて良くなってきたと思う」と話しており、前述のテーラーメイド社コメントとも一致している。

11月6日、テーラーメイドの親会社、アディダスグループのCEO、ヘルベルト・ハイナー氏は投資家に向かって、同グループゴルフ事業(テーラーメイド/アディダス)の在庫が通常の姿に戻ったと報告しており、流通在庫も段階的に消化していると話している。
ちなみに2014年11月1日現在で、ディックススポーツは、全米46州で597店舗の一般スポーツ小売店を営業しており、ゴルフに関しては全米29州で80店舗のゴルフ専門店(ゴルフギャラクシー)を展開している。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 11/19)

これはディックススポーツとテーラーメイドの間で行われた市場正常化の解決策だが、他の大手メーカー、他の大手小売網との状況は依然不明であり、米国市場ではメーカーも小売も、2015年度シーズンに向けて厳しい決断が迫られているようだ。

\ SNSでシェアしよう! /

GEW | ゴルフ用品情報とゴルフ業界の総合サイトの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

GEW | ゴルフ用品情報とゴルフ業界の総合サイトの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

GEW編集部

GEW編集部

    この人が書いた記事  記事一覧

    • 「元カノ」にも出会える? 東我孫子カントリークラブのペア・スクランブルコンペが熱いワケ

    • Yamaha Golf 2018 – ヤマハゴルフWebカタログ

    • 【今月のプレゼント】2018年2月12日(月)締切(N.S.PRO MODUS3ロゴ入りモレスキンノート、オウルのラウンドバッグ)

    • ジャパンゴルフツアー選手会会長に石川遼が最年少で就任

    関連記事

    • 依然、ゴルフに興味、ディックスポーツ

    • 米国大手スポーツ用品チェーン、ディックの戦略