1. 米国大手ゴルフ用品小売市場の現状

米国大手ゴルフ用品小売市場の現状

マーケット関連
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それによると同流通チャネルは、2014年に大手チェーン店エドウィンワッツがワールドゴルフに買収された効果のような相変わらずの厳しさが続いている。この買収によりエドウィンワッツが有していた40店舗が閉鎖を余儀なくされ、米国全体のオフコース流通チャネルに著しい衝撃を与えている。ロンジチュードグループの調べによれば、この流通経路の8%に当たる82店舗が減少しているそうだ。エドウィンワッツ店舗の閉鎖に加えて、独立小売ショップ50店舗以上の閉鎖は更に廃業が続いていることを示している。この中で新店舗開店を行ってきた小売チェーンはゴルフスミスとPGAツアースーパーストアだけだった。個々の単独ゴルフショップは、今や大手の全米展開チェーンに支配されており、売り場面積の76%、店舗数の34%が売場面積10,000スクエアフィートを超える多店舗展開小売チェーンに所有されている。

2004年に開始されたロンジチュードグループの年度ゴルフ用品オフコースマーケット調査は、以後、二年に一度、年間の成長や縮小の過程を追跡してきている。

全体のオフコース流通チャネルでいえば2014年度は、売り場面積の拡大、在庫消化や過剰値引きに関して、いくらかいいニュースがもたらされている。大手チェーン店は、ゴルフスミスとPGAツアースーパーストアの主要市場における積極的新店オープンにより、売り場面積面で大きなシェアをとってきている。

今回の調査で明らかになった主要事項は下記の通り。
○米国ゴルフ市場で売れたゴルフ用品の47%はオフコース流通チャネルを通じて売られた物で、これには22億ドルのアパレル/ソフトグッズ(用品関係)と29億ドルのハードグッズ(クラブ、ボール他)が含まれている。
○全売り場面積の76%と、全店舗口座数の34%は、売場面積10,000スクエアフィートを超える多店舗展開小売チェーンに所有されている。
○オフコース小売店舗の全売り場面積は1.9%伸びて、860万スクエアフィートとなり、一方、オフコースショップの店舗数は8.6%減少、869店舗となっている。
○全チャネルの全範囲戦略を採用しているオアフコースチェーンは一つもなく、大手ショップは他のスポーツ用品及びアパレル製品の取り扱いに取り組んでいる。ゴルフスミスは他の三社の全米チェーンに対して、消費者にオンラインで店舗在庫をチェックさせ2時間以内に店舗で受け取れるサービスを行っていることでややリードしている。PGAツアースーパーストアは、無償で返品を許している唯一のチェーンだ。

米国ゴルフ用品市場は、小売業、メーカー、双方にとって2015年度のシェア確保に対してナーバスにさせる不安定な状況だ。ロンジチュードグループの社長、サラ・キリーン氏は「最大の業界企業は、2014年度のテーラーメイドやディックスポーツ、ゴルフギャラクシーの売上ダウンに見られるたように、最も財務的に安定した企業とは言えないようだ。今年は最大手小売チェーン間の、様々な戦術による激しい競争になるだろう。ある企業は全ての費用をかけて市場シェア獲得に走るだろうし、他の企業は慎重な投資を通して財務的な安定を狙うことだろう」と話している。(ロンジチュードグループウェブサイト 2/19記事より)

先日のジャパンゴルフフェア(JGF)におけるJGGAセミナーで、米国ゴルフ調査会社代表、トム・スタイン氏も述べていたが、現在の米国小売市場は大手チェーンの競争激化で混沌の極みになっているようだ。

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