1. 米国ゴルフ市場に上向きの兆候

米国ゴルフ市場に上向きの兆候

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ワールドトピックス

米国ゴルフ調査会社、ゴルフデータテックの調査によれば、2017年度第三四半期(7月-9月)の米国ゴルフ用品売上動向は、相変わらず数量ベースでは弱含みが続いているものの平均販売単価(ASP)が上昇傾向にあるとのことだ。

いくつかの好調品種(ボール、ドライバー、フェアウェイウッド及びハイブリッド)の売上高金額は前年対比伸びを示し、いくつかの他の品種では、まだ遅れているが、ゆっくりと回復基調にあるようだ。

2017年度これまでのグリーングラス(オンコース)販売チャンネルの伸びは素晴らしく、今年これまでのオンコースチャネルの売上高は、ほぼ全ての品種が前年を上回り、対前年12%近く伸びている。

オンコースチャンネルに於ける第三四半期品種別売上金額の伸びは(対前年伸長%):ウッド+29%、アイアン+20%、パター+11%、ボール+10%、バッグ9%、ウェッジ+5%、グローブ+5%。

しかしながら、オフコースチャンネル(コース外小売網)は、残念な結果で、今年9ヶ月の売上は逆に対前年12%近くダウンしている。これは消費者が行けるオフコースショップの数が、著しく減少したことに大きく影響されたものだ。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 10/24)

米国ゴルフ用品市場再編成の結果、大型小売ショップチェーン店舗数の減少に伴い、消費者の足は、フィッティングやデモクラブ(試打クラブ)が、従来の大型チェーン店舗(オフコース)並に充実してきたオンコースショップに向かっているようだ。同時に購買層ゴルファーが、プレーに熱心なVIVID(熱中)ゴルファー中心になっていることも反映しているのだろう。

国内で矢野経済研究所が発表している国内市場動向も、売上数量は横這いながらも販売単価の上昇により前年を安定して上回り始め、2018年度新製品発売を機会に上昇に転じることが期待されている。

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。

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