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タイガー・ウッズ、飛ばないボール提案への反応

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先日、タイガー・ウッズが”ゴルフボールは飛ばなくする必要がある。さもなければトーナメントコースは8,000ヤード以上にせざるを得ない”と発言したことについて論議が拡がっている。

「ゴルフボールについては何かしら手を打つべきだ」と述べたウッズは、このゴルフボールの性能後退が問題になるとは考えておらず、多くのプロ達もこの件についてはウッズに同調しているとのことだ。

米国ゴルフウィーク誌が、同誌のフェイスブックページでこの件に関するコメントを求めたが、反応は賛否両論が入り交じっていた。

下記は寄せられたその回答:(意訳あり)
「多くの飛ばないプレーヤーは、ボールもクラブも飛ぶようになったと言っている。タイガーがPGAツアーのドライビングディスタンス、トップ5に居たときに、それについて文句をいったことを聞いたことがない」

「250ヤード~350ヤード付近にもっとハザード(例えばバンカー)を設ければ、飛ばし屋はすぐに飛ばしより戦略に集中するだろう」

「もしゴルフが易しくなりすぎるのなら、コースを長さではなく戦略重視にして正確なショット、ショートゲーム、パッティングが報われるようにリデザインすればいい」

「ボールはそのままにしてフェアウェイを狭くし、ラフを伸ばして、正確性をより重要にする」

「(タイガー意見は)全く正しい。今や誰もティーショットを除いては7番以上のロングアイアンを使わなくなった。かつては7,000ヤードは大変だったが、今はその長さでドライバーを使うことも少なくなった。もしゴルフボールを飛ばなくするなら、ドライバーの最大体積も360ccにすればよい」

「名選手の全ては最先端のゴルフ用具を使ってプレーをし、トーナメントに勝ち、メジャーを制してきた。ゴルフも用具も常に進化している。2017年度も例外ではない」

「そういう連中(飛ばし屋達)には”ツアーの公式スペック”を作ればいい。飛ばない人まで巻き込む必要はない。誰も飛ばないボールは欲しくない」

「ジャック・ニクラウスは、同様のことを何年も言い続けてきたが効果はなかった。タイガーの発言で動くことを期待する」

「タイガーは2005年、世界No.1になった時このことを言っていた。最近見方が変わったわけではない」

「世界一のプレーヤーは、どんなボールやクラブを使おうとも世界一になるだろう。ゴルフはもっと大衆にアピールして成長する必要がある。そのためには、飛ぶボールやクラブにし、フェアウェイを拡げ、ラフを短くする必要がある」

「ゲームによって前方の(シニア、レディス)ティーを使えばいい」

「(タイガー案に)賛成。妥当な素晴らしいコースを保つためにはツアーボールが必要。テレビ視聴者にはボールが310ヤード、340ヤード飛ぼうがわからない」

「野球でメジャーリーグやマイナーリーグの選手は木のバットを使う・・それを使うのは彼等だけだ・・他の誰もはアルミやカーボンのバットを使う。ゴルフもそれを見習えばいい。もしボールが飛ばなければ、どれだけ多くのコースでツアーが開催できるか考えるといい」(ゴルフウィークサイト 11/8記事より要約)

何年も前からジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤー等から示唆されていたトーナメントのボールを今より飛ばなくする提案は、これまで論議はされてもなかなか実行に結びつかなかった。しかし、今回、飛ばし屋の一人、ゴルフ界のカリスマ、タイガー・ウッズから示唆されることにより、俄に再び論議を呼びだしている。これが近い将来、世界のゴルフルールを仕切るUSGAやR&Aを動かすことになるのだろうか。

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ライター紹介 ライター一覧

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。


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