1. ゴルフ産業が経済不況の影響で不振

ゴルフ産業が経済不況の影響で不振

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ユーライン氏(57)は「大衆はこの経済状態の中で自信を感じられるまではお金を使いそうに無い。そうすれば彼らはもっとゴルフを始めるようになるだろう。その事が起きるまでは我々(ゴルフ業界)はUカーブの底に居ることになる。我々は宇宙計画に似ている。飛び出すまでは何が起きるかわからない」と話す。
 
同氏は先週3日間、オーランドのPGAマーチャンダイズショーで過ごした。タイトリストは同社製品の輝くディスプレーを持ち込み、新しいゴルフボール、ゴルフクラブの発表を行った。
PGAオブ・アメリカのジョー・ステランカ会長は、2/2日、「2008年よりは減ったがPGAはショーの参加者数に満足した」と話している。このショーは3日間の展示と1日のデモンストレーション(試打)で行われ、41,000人の来場者、1,100の展示者により開催された。昨年は来場者数43,000人、展示者は1,200だった。(展示者は100のダウン、来場者は2,000人のダウン)
 
この来場者ダウン率が約4.5%だったことは、他の消費者グッズの展示会が今年は20%から30%も落ちていることを考えると、PGAを元気付けたと言っている。
 
ゴルフ用品業界は、キャロウェイ、テーラーメイド、タイトリスト、ナイキ、ブリヂストンのような会社により支配されているが、ナイキは展示には参加せず、デモデイ(試打会)を新製品ドライバーの販売促進に利用していた。
 
ユーライン氏は、大企業は「自社を適正サイズに見直す」ことで生き残れるが、他の中小企業は経済不況の中で落ち込むだろうと話している。ちなみにタイトリストは既にセールスマン数を10~15%削減している。
同氏は「現在ゴルフコースの60%でゴルフがクローズしている。しかしゴルフコースが再度オープンしたときに何が起きるかわからない。最高を望みながらも最悪を計画している。そして(景気が)上向きなるのに備えている。今はゴルフクラブを発売するのに最適な時では無い」とも話している。
 
例えばブリヂストンは、昨秋、新製品ボールを発売したが、今年新製品クラブを発売しなかったメーカーの一つで、一方、ミズノは4機種の新製品アイアンを発売している。ブリヂストンの考え方は、ゴルファーは勝つためにダース40ドルのボールや、レッスンに50ドルは支払うけれども、ドライバーに500ドルやフルセットに1,500ドルは支払わないということだ。
ユーライン氏は「我々はこの落ち込みに対応しなければならないということだ。今は、金利が安くて景気が良かった時にしたことが出来ないということ」と現在の心構えを語っている。(USA Today 2/2)
 
米国のゴルフ用品界に詳しい記者にメールを送り現状を尋ねてみたが、想像を上回る不況に襲われているようだ。ユーライン氏が語るように、米国業界では、今はじたばたしないで体制を整え、春が来るのを待ちながらじっと耐えていることが得策だとの考えが主流のようだ。

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