1. ユーライン氏、ニクラウスに反撃。ボールがプレーペースに関連するとは思わない

ユーライン氏、ニクラウスに反撃。ボールがプレーペースに関連するとは思わない

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ワールドトピックス

タイトリスト、フットジョイの親会社、アクシネット社のCEOを約20年務め、今年初めに退任、現在アドバイザー(相談役)を務めるウォーリー・ユーライン氏が、ジャック・ニクラウスが進めているゴルフボール飛距離制限問題について反論を展開した。

2月23日、スコアゴルフのインタビューの中で、ユーライン氏は、ニクラウスが主張する「ゴルフボールの飛距離増がスロープレーやプレー費用などのゴルフが抱える問題の要因になっている」という意見に対抗、同時にUSGAやR&Aにも反論している。

このボール問題は、先週、ホンダクラシック会場で、ニクラウスはスロープレー問題を尋ねた記者に対し、最大の犯人はボールだと語ったことから話題になっていた。

ユーライン氏は「ニクラウスは記者会見で特に技術とボールに関して非難したようだが、自分はボールがプレーペースに関連するなどとは誰も信じているとは思わない」と話している。

ニクラウスは記者に対し、USGAエグゼクティブディレクターのマイク・デイビス氏とディナーを共にしたとき、ゴルフボールの飛距離問題に対する対策を講じる話をしたと語ったが、ユーライン氏は「マイク・デイビスは我々にそれが近いとは言っていないし、やるとしてもそれに対する支援も求めていない」と言う。

スコアゴルフは、2011年のバンクーバープロトコルでは、USGA、R&A、及びメーカーによる密室会談の後、今後、如何なる用具ルールやテスト手続きの変更も、より透明性をもちプロセスに参加を認めると話し合ったことを指摘している。

ユーライン氏は「技術の進化の結果、閉鎖されたゴルフコースなどない。それに技術が宣伝する商品価値を落としたというPGAツアーやプレーヤー達の話もない。全く逆に、PGAツアーの収入は記録的に伸びている。PGA・オブ・アメリカも技術の後退など望んでいない。一般のゴルファーは技術の後退を支持などしていない」と話している。

スコアゴルフはユーライン氏が、何故USGAやR&Aが、全米オープン、全英オープン他の有名イベントに、最高のプレーヤー達が競うには”多分”もはや相応しくないようなコースを選ぶのか疑問を持っていると言う。

ユーライン氏は「自分にはUSGAやR&Aのメジャーを開催する会場が、アスリートと技術双方の育ちすぎで、陳腐化してしまうのがこの論議の本質に思える(要約)」と話している。(ゴルフチャンネルサイト 2/25より)

USGAやR&Aの動きもかなり煮詰まってきて、来月早々には動きがでそうな気配だが、まだメーカーとの話し合いは何も出来ていないのだろうか。未だにお互いのコンセンサスによる解決とはいかないようだ。

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。

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