1. ドライバー技術で進化したアイアンが注目されている

ドライバー技術で進化したアイアンが注目されている

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しかしこのところ、これまでアイアンではあまり強調されてこなかった技術や素材の創造的な使用が表に出始めている。多分、ここ数年で飛躍的に進化したのはドライバーに関する技術で、高反発を生む薄いフェースや、ミスヒットの時でもボールスピードを保つ慣性モーメント(MOI)の技術などが含まれるが、これらの技術がアイアンにも適用されだしている。

9月に行われたFedEx Cupプレーオフ第三戦、BMW選手権の会場に、テーラーメイドは飛距離を重視して設計された最新のアイアン、SpeedBladeを披露し、契約プレーヤーのジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソン、セルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズがその製品の優秀さを示していた。ローズはテーラメイドのMB(マッスルバック)の4アイアンとこのSpeedBlade4アイアンの試打を行ったが、後者は20ヤードも飛距離が伸びただけではなく、弾道の頂点もより高くなっていた。

今年の始めに使用するアイアンの3番から6番をテーラーメイドのRocketBladezに替えたローズは、「勿論、飛距離は大きい方がいい。しかしそれは高い弾道で大きな飛距離を出す性能の問題だ。もしボールが低ければあまりメリットがない。しかしこれ(SpeedBladeの弾道)は素晴らしい頂点に達し、そしてあるべき落下角度で着地する。これは大きなメリットだ」と話している。

このローズのコメントは、ゲーム中に飛距離を伸ばす薄いフェースのアイアンを使う事への抵抗も裏付けている。確かに、常に5番アイアンで攻められれば楽しいかも知れないが、アイアンは飛距離を得るために設計されるクラブではない。飛距離と正確性のコントロールが鍵なのだ。そして高反発(高COR)のアイアンは、プレーヤー達が望むアイアンの性能とは矛盾するかもしれない。

しかしながら、今、設計者達はこの双方の性能(飛びと正確性)を達成する事に挑戦しているようにみえる。つまり飛距離を伸ばしながら同時に安定性を維持し、それぞれのアイアンが持つ正しい弾道を達成しようとしているのだ。結局、3番アイアンの打感(フィーリング)の5番アイアンでは、如何に飛距離が伸びたとしても意味がないということだろう。

ナイキのクラブ設計主任だったトム・スタイツは、ゴルフワールドの記者に対して「アイアンに関するフェースの反発性能は、つい最近まであまり関心を持たれなかった。当社がVR_Sアイアンについてなし得てきたことは、当社ドライバーフェースの背後にある技術を活用して、プレーヤーがアイアンに望む弾道を損なわずに、より早いアイアンのボールスピードを達成することだった」と話す。

だが、そこには極端に薄いフェースは存在したのか?確かにアイアンフェースの厚さには、耐久性を維持しプレーに使用する際の打音、フィーリングを保つための限界があった。しかし、現在、設計者達はそのような欠点を避けながら、このフェース厚さの限界を突破することが可能になったようだ。
このドライバーの技術をアイアンに応用した成果で、アイアンの性能はまた新たな向上を迎えようとしている。(ゴルフダイジェスト 9/17記事より)

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