1. テーラーメイド、上期業績不振で大型リストラ?

テーラーメイド、上期業績不振で大型リストラ?

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「当社は先日、当社の組織改定を計画中であることを発表していたが、このリストラ計画は現在のテキサス州プラノのあるアダムスゴルフ本社を、当社のカリフォルニア州カールスバッドにある総合本社に統合することを含んでいる。また当社は、当社事業と最終的に消費者ニーズにマッチするように、従業員も再編成する計画で、これにはブランド強化及び業界リーダーシップを維持するための新分野への投資も含まれている」。

これらの利益体質を改善する一連のリストラで、アディダスグループゴルフ事業部、テーラーメイド/アディダス部門は、全世界で15%の人員削減になると見積もられている。

既に伝えられているように、アディダスグループを親会社とする同部門の2014年度上期売上は前年比30%以上ダウンしている。特にドライバー部門で大成功をおさめ売上を拡大してきたテーラーメイドだが、同社の流通在庫はかなり市場に残っているようだ。また、年間を通して複数回の新発売を繰り返してきた結果、その売掛金もかなりの額が不良債権として存在していると思われる。

テーラーメイド/アディダスの親会社、アディダスグループのCEO、ヘルベルト・ハイナー氏は「テーラーメイド/アディダス部門において、依然市場に残されている在庫を考慮し、当社は今後注意深く新製品の発売とそのタイミングに気を付けていきたい。加えて、このゴルフ用品業界の悲観的な将来見通しに対応した組織固定費を再調整するためのリストラ計画を開始することになるだろう。全体として、この作業は当部門の下期営業利益に5,000万~6,000万ユーロ(約68億~81億円)影響することになるだろう」と話している。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 8/13)

かつて数年前、それまでウッドでNo1市場シェアを誇っていたキャロウェイゴルフが経営不振に喘ぎリストラを繰り返していた頃、新機軸のドライバーを発売し、瞬く間にその座を奪って世界のNo1についたテーラーメイドだが、その高シェア故に、今なお続く天候不良や、ゴルファー減少による需要減の影響をまともに喰らったといえるだろう。

その結果、2014年度は昨年のSLDRやJetSpeedのような、魅力的な新製品にも乏しく、その間にライバル、キャロウェイに市場シェアを奪われ、逆にキャロウェイの好業績に繋がったのではないかと、米国ゴルフ用品記者は推測している。このまま市場の停滞が続けば、どのブランドにも同様の危険性は潜んでいると思われ、業界としての早急な対応が、国内業界を含めて求められることになるだろう。

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