1. アクシネット社上期売上は前年割れ

アクシネット社上期売上は前年割れ

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タイトリスト及びフットジョイを傘下に持つアクシネット社は第二四半期(4-6月)業績を、売上高4億2,800万ドル、前年同期比7.6%ダウン(為替一定ベース6.6%ダウン)と発表した。

第二四半期の税引き前営業利益(EBITDA)は7,180万ドルで、前年同期比13.5%のダウン。同社の上期通算売上高は8億6,160万ドルで、前年同期比4.6%ダウン(為替一定ベース3.8%ダウン)。税引き前利益は1億5,030万ドルで上期前年比7.4%のダウンとなったが、純利益は7,110万ドルで2,040万ドルのアップとなっている。

上期ゴルフボール売上は、全体の数量がダウンしたことにより純売上で6.6%の減少、ゴルフクラブも、特にアイアンシリーズ、パター、ウエッジなど二年目のライフサイクルを迎えた商品の販売数量減少により、21.1%のダウンとなっている。この減少の一部は全製品分野にわたる価格アップ、特に917モデルのドライバー、フェアウェイウッドの販売価格上昇により相殺されている。

フットジョイはシューズ、グローブ分野の販売数量減により、純売上高が5.8%ダウン。同社によれば、タイトリストブランドのゴルフ用品は、全商品にわたる売値上昇で純売上高が5.6%アップしているとのこと。

この業績に対して、同社CEO社長のウォーリー・ユーライン氏は「当社はゴルフ用品業界が引き続き構造が安定して改善されていることに元気付けられ、ゴルフの商売にとって広く合理化されていると思っている。目先を見れば、この業界は米国小売流通修正局面の影響を受け、同時に天候不良によるゴルフラウンド数減少の影響も受けているが、長期的に観れば将来の見通しは明るいと思う。熱心なゴルファーはアクシネット社の主要ターゲットであり、彼等のニーズに応えることが成功を続けるための当社の戦略だ。当社は引き続き将来に対し市場での力をつけていく能力に楽観的だ」とコメントしている。

なお、アクシネット社は2017年度の連結純売上高を、15億4,500万ドルから15億6,500万ドル、税引き前利益(EBITDA)は2億2,000万ドルから2億3,000万ドルの範囲と見ている。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 8/11より)

2017年度米国ゴルフ市場は悪天候の影響で、上期通算ではラウンド数が前年比3.6%ダウン、特にパブリックコースでは4.8%のダウンとなっており、用具メーカー売上への影響が懸念されていたが、特に新製品発売のタイミング及び消耗品のボール売上比率が大きい面で、タイトリストにその影響が出たようだ。

ただし、アクシネット社ユーライン社長は、ゴルフ用品市場が正常化されたことを高く評価しており、同社2017年度新製品の市場浸透と共に、下期、年間と業績の回復に期待している。

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。

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