1. アクシネット社ユーライン社長が退陣

アクシネット社ユーライン社長が退陣

 2017/09/29 新商品・メーカー関連
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ワールドトピックス

アクシネット社(Acushnet Holding Corp.)は、長期間、同社のCEO社長を務めてきたウォーリー・ユーライン(Wally Uihlein)氏が、2018年1月1日付で退任することを発表した。

ユーライン氏は1976年にアクシネット社に参加、1995年以来ゴルフ事業のトップを務めている。同氏は退任後もアクシネット社役員会に残り、顧問(Advisor to the Chairman)に就任予定。

同氏がアクシネット社舵取りを行ってきた期間、フォーチュンブランズ社傘下にあった期間を含め、事業は順調に誘導されてきて、その後2011年、韓国資本の傘下に代わり、昨年、ニューヨーク株式市場に上場するまで、事業は堅実に経営され安定した状態にあった。

ユーライン社長監督の下、Pro V1ゴルフボールが発表されたが、このボールは世界中のゴルフボールの標準となり、最初の発売以来15年以上経った今、恐らく同社製品の中で、多くのプロや一般ゴルファーに使われた最も成功した製品となっている。

ユーライン氏の後継者には、現在COO(Chief Operating Officer)のDavid Maher氏が予定されている。

Maher氏(49)は1991年アクシネット社入社、2016年6月にCOOに任命されている。それ以前、Maher氏2001年~2016年1月、タイトリスト米国担当副社長、2016年2月~2016年6月、タイトリスト、ワールドワイドセールス、グローバルオペレーション担当上級副社長(Senior Vice President)を歴任している。

アクシネット社がフォーチュンブランズから離れた時から同社会長を務めてきたGene Yoon氏は「我々はユーライン氏の40年以上にわたるアクシネット在籍と、その間に見せられた素晴らしいリーダーシップに感謝している。自分はユーライン氏が今後も役員会に残り会長顧問として務めてくれることを幸せに思っている。

アクシネット社は引き続き彼の、戦略計画、買収獲得、プレーヤープロモーション、ゴルフ用品一般知識などにわたる幅広い知識と経験のメリットを受けることが出来る」と話している。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 9/26より)

企業の浮き沈みに伴い経営者の任期が極端に短くなりがちの米国ゴルフ用品企業の中にあって、アクシネット社、ウォーリー・ユーライン社長の長期リーダーシップは驚異的だった。

同氏の堅実で安定した経営姿勢が、ゴルフ用品不況の中、親会社が交替する中に於いても、アクシネット社(タイトリスト、フットジョイ)の事業安定と信頼感をもたらしたのだろう。

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。

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