1. 「プロの試合のゴルフボールを標準化するとき」 ブリヂストンゴルフCEOが提案

「プロの試合のゴルフボールを標準化するとき」 ブリヂストンゴルフCEOが提案

 2017/11/20 新商品・メーカー関連
この記事は約 3 分で読めます。 2,985 Views

タイガー・ウッズ発言により再燃したゴルフボール飛びすぎ論争に対し、ブリヂストンゴルフCEOのエンジェル・イラガン氏が解決策に「プロの試合ボールは標準化するとき」と提案している。

タイガー・ウッズ、ジャック・ニクラウス、グレッグ・ノーマン、ゲイリー・プレーヤーは、ゴルフボールの飛びすぎを問題にし、プロのランクによってボールの飛びを制限すべきだと論争してきたが、ここにきて驚くべきことに、彼等に同調する大手ゴルフボールメーカーのトップ(CEO)が登場した。

最近、Golf.com(ゴルフマガジンウェブサイト)が行ったインタビューで、ブリヂストンゴルフ(ブリヂストンスポーツの米国子会社法人)のCEO、エンジェル・イラガン氏は、ボールの飛びすぎを主張するレジェンド達に賛同した。「ツアーに関連する場合、彼等は飛ばしすぎるので、何らかの形で使用ボールを標準化する必要がある」とイラガン氏は話す。

これは、初めて主要ゴルフボールメーカーのトップが、ゴルフボールの性能後退に言及したことになる。

イラガン氏は、ブリヂストンの最も注目される契約スタッフ、タイガー・ウッズの最近の発言、「我々はゴルフボールに対して何らかの手を打つべきだ。今や8,000ヤードのコースが要求されることも近く、恐ろしいことだ」という意見に同調したことになる。

ブリヂストンゴルフは2016年秋、タイガー・ウッズと契約し、ウッズは同社ボール、Tour B 330 Sを使用開始、現在はTour B XSを使用している。

イラガン氏はルールの二重スタンダードを認め、1セットはプロ向け、もう一つはアマチュアのエンジョイ(レクレーショナル)プレーヤー向けにすることだという。

続けて「自分はツアーで使われるボールとカジュアルに使われるボールがあると思う」と話し、近い将来、標準化されたツアーのボールがツアーに現れる確率は50:50だと予想している。(米国ゴルフサイト Golf.com 11/16記事より)

従来からゴルファー究極のニーズである飛びの増大に応えることを、研究開発、販売促進の照準を合わせてきたゴルフボールメーカーのトップから出た新しい提案だけに興味深い。今後、USGAやR&Aがこの提案にどう対応するか、他のゴルフボールメーカーの反応はどうかなどが注目される。

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。


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