1. 米ブリヂストンゴルフCEO、イラガン氏が退任

米ブリヂストンゴルフCEO、イラガン氏が退任

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ブリヂストンスポーツ(株)の米国法人子会社、ブリヂストンゴルフのCEO、エンジェル・イラガン氏が、二年弱の在任期間で退社することとなった。ブリヂストンゴルフ社は5月31日、イラガン氏と同社が、退任決定に関し相互に同意したと発表した。

後任には、当面、親会社ブリヂストンスポーツ社の海外事業担当役員で、かつてブリヂストンゴルフのCEOも経験した中山滋氏が、CEO社長として着任する予定。

ちなみに、調査会社ゴルフデータテックによる米国内ゴルフ専門店(オン、オフコース)のゴルフボール売上調査によれば、米国におけるブリヂストンゴルフのボール市場シェアは、当初、イラガン社長の指揮の下、50%以上伸びて、ゴルフボールでは、タイトリストに次ぐ売上ナンバー2のブランドにまで成長している。

しかし、4月の最新データによると、同社のシェアは20%ダウンし(つまりイラガン氏が着任した時の状態に戻り)、そのシェアは急上昇し2位となったキャロウェイに次ぐ3位、時々は4位にまで下降した。

この横這いの成績は、他メーカー(キャロウェイ、テーラーメイド、スリクソン)に、2016年8月(丁度イラガン氏が着任した頃)、ナイキがゴルフボールビジネスから撤退したことによるアドバンテージを取られたことになる。同時にクラブのブリヂストンゴルフのシェアは、相変わらず伸びないままだった。

イラガン氏の在任期間中の2016年12月、タイガー・ウッズとゴルフボールの契約を結び、ウッズをブリヂストンのスタッフチームに呼び込んだ。当時、イラガン氏は、2017年シーズンを腰の手術で試合から遠ざかっていたウッズについて、14回のメジャー勝者(ウッズ)は”競技者としてよりも価値がある”と話していた。

またイラガン氏は、ゴルフボール業界の一人として、”プロツアーにおけるゴルフボール飛びすぎ問題”に対し、バイファーケーション(ダブルスタンダード)が実行可能な対策とし、昨年11月、ゴルフ専門サイトに「ゴルフボール飛びすぎ対策として、ツアーボールと一般が使用するボールを分ければいい」と提案していた。

彼の退任により、ブリヂストンゴルフでは「ブリヂストンゴルフの最近の前進する勢いを持続させる新しいリーダーの探索を至急進めている」とコメントしている。(米国ゴルフワールド誌サイト 6/1より)

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。

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