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ニクラウス、短いコースの難易度維持にレーティングシステムを示唆

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ジャック・ニクラウスは、近代ゴルフおけるボールの飛びすぎ問題に、長年、ゴルフコースを拡張する必要はなく、ゴルフボールの性能が制限されるべきだとの立場をとってきている。

しかし、最近、その考え方を一歩進め、USGAによってコースの長さをレーティングし、パーセントで示すべきだと提案している。一方、プレーヤー側は、これもいくつかにレーティング(格付け)されたボールを選び、能力に応じたコースの難易度に調整するというもの。

ニクラウスの言うには「全長5,800ヤードの古いコースは、誰にとっても難しくない。そこで70%にレーティングされたゴルフコースを70%のボールでプレーすれば、それなりに難しくなるし、もし80%-100%のボールでプレーすれば、より短く、短時間にプレー出来る」というわけだ。

今年3月、USGAのマイク・デイビスCEOも、コース拡張に対するプレッシャーを緩和する方策として、様々な飛距離のゴルフボールを主張、ハンディキャップシステムと同調させる提案もしている。

デイビス氏は「それについて考えると、我々は既に飛距離について二重スタンダードを採用している。何故なら我々は異なるティーグラウンドからプレーしている。これで何が起きるかというと、例えばダスティン・ジョンソンとプレーしたいときに、彼に80%のボールを使って貰い、自分は100%のボールを使い、同じティーからプレーすることになる。この方法は急進的に聞こえるかも知れないが、そうでもないかも知れない」との考えを披露している。(Golf.com 12/15記事より)

最近、タイガー・ウッズの発言を発端に、急にゴルフボールの飛距離制限問題の是非が論議されるようになってきたが、USGAやR&Aもそのことに関する影響を調査し始めているとのことなので、近い将来、このニクラウスやマイク・デイビス氏の提案が、具体的に検討されることになるのかも知れない。

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トム河北(翻訳者)

トム河北(翻訳者)

長年ゴルフ用品メーカーに勤務、商品企画、広報宣伝、海外業務を担当。退職後はその経験を活かし、主にゴルフ用品に関連する執筆活動を開始。最近は海外ゴルフ関係ニュースの翻訳、ゴルフ用品関連座談会司会、海外メーカー来日時のインタビューなどでゴルフ専門媒体に協力している。

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