1. アンカーリング禁止に備えて調整するプレーヤー達

アンカーリング禁止に備えて調整するプレーヤー達

USGA・R&A関連
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プロもアマチュアも、アンカーリングを使用しているゴルファーは、その日が来れば好む好まざるを問わず、代わりになる方法を取らざるを得なくなるわけだ。

それにはどんな方法があるのだろう?

タイトリストのツアー担当社員でスコッティーキャメロンを担当しているケリー・モーザー氏は、年間を通し38から40のツアーイベント練習グリーンで会うことが出来るが、彼と同僚のタイトリストパッティング専門家、シルベイラ氏は、多くのツアープレーヤー達にとって、パターの選択肢やアドバイスを与える重要な役割を担っている。

ノーザントラストオープンで、モーザー氏は、タイトリスト契約プレーヤーで、昨年のマスターズチャンピオン、アダム・スコットについて決定的な予測をしている。

同氏は「彼(スコット)は出来る限りアンカーリングを続けるようだが、他の方法も試すだろう。2016年に彼の技術と関係なく、それを止めなければならないが、それまで勝ち続ける十分な時間がある・・・それが今彼がやりたがっている方法だ」という。

キャロウェイのスポーツマーケティング担当、ニック・ラファエル氏は、パッティンググリーンで行ったベルンハルト・ランガーとの雑談を思い出している。

二度のマスターズチャンピオン、ランガーは、二つのパッティング方法を検討しているといい、一つは彼自身の名前が付けられた方法、もう一つがマット・クーチャーの名前がついたパッティング方法だそうだ。ランガーの方法は右手で左手前腕にパターグリップを押しつける方法で、クーチャーの方法は、手は通常のグリップと一体だがパターグリップを左手前腕に対して静止させる方法だそうだ。

ラファエル氏は「彼は両方の方法でパットしている。中間長さのパターを使ったり、短いパターを使ったりしている。たった一回、彼がストロークを変えたのは、短いパットで通常のツーハンドグリップを試した時で、その時はあまりうまくいかなかった」と言っている。

アンカーリングを中止するプレーヤー達には、下記の選択肢が考えられるだろう。

・ロングパター(一般的に46-50インチ)をスプリットハンド(両手を離した)グリップで握り、グリップはアンカーリングにならないように胸から離す。

・中間長さのパター(36-40インチ)を一般的なグリップで握り、重いカウンターウェイトをグリップのバットエンド(手元端)に入れる。

・サイドサドル又はフェイスオンパッティングを様々な長さのパターで行い、スプリットハンドグリップで、ボールの位置はプレーヤーの脇にセットする。

・通常のパッティング方法に戻す。

ロングパター使用やサイドサドルパッティングでは、故意ではなく偶然グリップが身体に触れる可能性も考えられるが、USGAではシャツや衣類に不注意で触れた場合などは、アンカーリングとは見なさないとしている。キャメロンはカウンターウェイトやカウンターバランスのパターについて広く調査しており、新しくデュアルバランスという用語も創り出している。

キャメロンがやったことは、グリップのウェイトとヘッドのウェイトを正しく配置し、よりよいバランスを保つことで、単純にベリーパターのグリップを短くするのは、バランスが狂うからだといっている。

モザー氏(前出)は、その他の考えられる危険性は、中間長さのカウンターウェイト(グリップエンド)パターはコントロールとフィーリングが不足する可能性があるという。キャメロンの調査では、プレーヤーは3インチほど短く握った方がいいという。

その3インチを頭に入れながら、キャメロンはどこを握るかを示すグリップも開発している。

これに基づきキャメロンは様々なパターを開発しているが、アジャスタブルウェイトもキャメロンパターの要素だ。例えば、キャメロンが最近発表したFutura X Dual Balanceは4つのウェイトポートを有しており、2つの10グラムと2つの20グラムウェイトを標準とするが、オプションとして5グラム、30グラムのウェイトも購入できるようになっている。

彼等が取る方法に関係なく、利口なゴルファー達は2016年に向けて準備を始めている。
(ゴルフウィーク 2/13)

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