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  • ゴルフR&Dセンターを立ち上げたヤマハ「やりたいことをすぐカタチに」

    浅水敦
    1971年東京(板橋区)生まれ、埼玉育ち。(株)明光商会入社後、7年半シュレッダー&パウチッ子&ボイスコールの営業(新規開発営業部→第3直販部配属、外務省、宮内庁、旧富士銀行、日本興業銀行、大手宗教法人を担当)...
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    「ここ数年、米国を中心とした外資メーカーのユニークな技術力が存在感を高めています。我々も真剣に商品開発を行っていますが、それが『進化』にとどまって、『先行技術』の創出ができなかった。そのような危機感を持っていたのです」 ヤマハゴルフHS事業推進部の吉田信樹部長が、透明マスク越しに語気を強めたのには理由がある。同社は今年5月、ゴルフクラブ開発のための新施設「ゴルフR&Dセンター」(1444㎡)を天竜工場内(静岡県浜松市)に開設した。ここには試作室、屋内テストレンジ、実打音録音スペース、耐久試験室、精密測定室などの充実した設備に、これまで分散していた開発技術者や契約プロサポートチームを一挙に集約。「独自技術に磨きをかけた製品開発を通じ、喜びや感動を提供する」がコンセプトだ。 吉田部長がこれまでの経緯を説明する。 「R&Dセンターは昨年7月の着工で、今年4月に竣工しました。ちょうど5か月が過ぎたところです。今後はここで機能的な研究から、製品開発に落とし込むことを強化します。スピード感、開発サイクルを高めないとダメだと考えています」 ヤマハ R&Dセンター

    開発陣の士気が高揚新技術開発にも注力

    働き方はどう変わったのか? 素材などの先行開発と商品開発チームを統括する角田幸介リーダーは、 「まず、開発スタッフのモチベーションが全然違います」 と前置きしてこう続けた。 「以前は施設がバラバラで、テストフィールド、倉庫、事務所の往来に5~10分かかっていましたが、新施設ができてからはサっという感じで、クラブをちょっと曲げたり、調整してもすぐ打てるようになりました。 やはり屋内テストフィールドの存在が大きいですね。打席からネットまで30ヤード以上で、高さも10ヤード以上という条件で設計したので、球が曲がりだすところまで目視できる。今まではフィールドか鳥カゴで天候にも左右されましたから」 同氏の入社は2006年。以来、開発畑ひと筋で、新しい商品にフォーカスすると、時間的な制約の中で、限界を感じたが、 「それと同時並行で新技術を開発しないと、革新的なクラブは作れません。その意味でスピーディな環境が整った」 ここには開発と選手対策チームの総勢20名が揃う。以前は同じ敷地内でも建屋が別々で、「意思の疎通がとりづらい、なんてことはしょっちゅう。それが、やっと解消されました」 と安堵の溜息をつく。 センター内風景

    自分たちがやりたいことをすぐカタチにできる

    ヤマハがゴルフに参入してから38年――。「やっと」という言葉に万感を込めた。 「自分たちで全部出来ることが目的ではなく、自分たちがやりたいことを『すぐカタチにできる』のが一番の目的です。モノ創りの発想やアイデアは、情熱的なことも含め、止めずにすぐ次のステップに進めることが非常に大事。迷いが生じたり、停滞すると、熱も冷めますから」 クラブ開発には様々な先進技術が導入されるが、基本は開発陣の熱量で、ヒトの想いを高次元に維持することも重視された。 センター内風景

    R&Dセンター設立で役員へ決死のプレゼン

    ヤマハのゴルフ事業は、ピアノ、発動機などに比べると売上構成比は小さい。にも関わらずR&Dセンターへの投資を引き出すには、経営陣に「本質的価値」を伝えることが不可欠だった。吉田部長が了承を得るのに半年かかったと振り返る。 「経営会議がありましてね。役員室の長机がずらっ並び、その端に立って、3回に分けたプレゼンを行いました。設立の意図や効果をしっかり伝えましたが、実は我々の売上よりも、国内のゴルフビジネスをどうしたいのか、存在感を示すための方策が求められました」 ヤマハ 吉田事業部長

    R&Dセンターの存在価値とヤマハゴルフの未来

    総工費は非公開だが、ゴルフ事業の規模感に照らせば、 「かなり大きな投資です。ただし、このセンターはひとつの手段にすぎません。ここを活用するスタッフがどれだけ成果を出せるのかが本質的な部分になる。中期的には日本市場で存在感を示すこと。上位メーカーと互角に戦えるポジションを目指します。ヤマハのゴルフ製品が、憧れのブランドになることが長期的な目標です」 実際、ヤマハを含む国内メーカーは外資大手の後塵を拝している。コトブキゴルフの安本社長は同社について、 「ポリシーが見えない」 と辛辣だが、その一方で吉田部長は長テーブルの端に立ち、大型投資への予算交渉に懸命だった。 その成果が試されるのが10月16日発売の三代目『インプレスUD+2』になる。竣工から僅か半年で施設の優位性を投影するのは酷な話だが、新施設の立ち上げと同時にロケットスタートを切りたいところ。角田リーダーが言葉を強めていう。 「他社メーカーを含めて国産ブランドが頑張っていかないとダメですよ! その意味でも『UD+2』が勢いをつけたいんです。これをやられちゃったら全部外ブラにやられちゃう」 三代目に賭ける意気込みはハンパじゃない。従来の飛びと超真っすぐ」の両立がキーワード。レディスモデルも専用設計を施している。国産ブランド復権が試される。 inpres UD+2
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