「選ぼう、思いのままに」ゴルフプライドから今夏『MCCチーム』発進!
吉村真
1974年1月22日生まれ、長崎県出身。 パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」で地クラブの担当として取材、執筆。 国内を始め、中国...
ゴルフプライドといえば、ツアー使用率#1、クラブメーカー純正採用率#1、そしてアフターマーケット販売量#1と、グリップ界では圧倒的なシェアを保持している。2019年は4大メジャーを制し、それ以前も多くのメジャーを制している。もちろん、それ以外も多くのトーナメントで実績を残しているおり、その数は世界#1だ。その急先鋒となっているプロダクトが複合素材を融合した『MCC』シリーズだといっても過言ではないだろう。
『MCC』はグローブを装着した手で握る部分はコード、素手で握る部分はラバー。コード部分はしっかり握る。ラバー部分は力まず握る。その2種類の機能を融合させたハイブリッドグリップだ。グリップエンド側にコードを採用することで、全天候でも滑りにくく、しっかりとしてホールド感が向上。また、シャフト側は柔らかいラバーを採用し、快適性とコントロール性能を実現している。
テクノロジーを加えたそれぞれの『MCC』
この『MCC』にも新たなテクノロジーをプラスしたプロダクトも登場している。グリップ背面にアラインテクノロジーがある『MCC ALIGN』や、グリップ下部がテーパーレス形状で下巻きテープ4枚分の太さの『MCC PLUS4』、それにアラインテクノロジーを搭載した『MCC PLUS4 ALIGN』など、『MCC』ベースのプロダクトはテクノロジーを新たに追加することで、ゴルファーの細かなニーズに対応している。
その『MCC』に新たに加わるのが、『MCCチーム』。世界で認められたパフォーマンスに、デザイン性を充実させることでゴルファーの幅広い趣味嗜好に対応していく。
パフォーマンスに彩りを加えた『MCCチーム』
「特に米国では、好きなMLBやNBAのチーム、さらには出身校のカラーを好む傾向があります。『あなたのチームにあなたのカラー』というのが米国のキャッチフレーズで、クラブに彩りを加えることで、ゴルファーの個性を表現して、もっとゴルフをテクノロジー以外の面からも楽しんでもらいたいという提案なんです」
ゴルフプライドのグリップにはある強いイメージがある。それはプロや上級者のイメージだ。もちろん、ツアーでの実績がその原点にあるものの、シリアスゴルファー御用達ブランドと見られがちだった。競合他社と比較してお世辞にもカラーバリエーションが圧倒的とは言えない。そのアスリートイメージだけではなく、幅広いゴルファーに世界最高のグリップを提供するのも#1グリップメーカーの責務でもある。
米国で販売されるカラーは15色。日本での発売カラーは未定だが、その彩りは鮮やかといえるだろう。近年、カラーグリップは多く、ゴルファーが趣味嗜好やウエアとコーディネイトするだけではなく、1本1本クラブによってカラーを変えるゴルファーも散見される。パフォーマンス&ファン―。グリップメーカーとして機能はもちろん、楽しみも提供する。「選ぼう、思いのままに」――。ライター紹介
吉村真
1974年1月22日生まれ、長崎県出身。 パーツブランド、ゴルフ場経営、中古ゴルフチェーン、ゴルフ雑誌を渡り歩き、現在は「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」で地クラブの担当として取材、執筆。 国内を始め、中国、台湾、米国のゴルフ用品工場の取材経験もあり、地クラブ・工房ビジネスへの有益な情報発信、国内外の製造拠点などの取材を通してゴルフ用品市場の発展に貢献したいと、東奔西走。ほかには日本ゴルフ用品協会広報委員会アドバイザリースタッフ、販売技術者資格(日本ゴルフ用品協会認定)取得。 プライベートでは1児の父として日々の成長と格闘中。