同プロは今シーズン「ほけんの窓口レディース」、「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」にて優勝を飾り、年間獲得賞金1億円を突破。
贈呈式では、本間ゴルフ西谷浩司社長からゴールドパター3本が直接手渡され満悦のイ ボミ。所属コースでもあるマスターズGCで優勝し、逆転賞金女王へ弾みをつけたいところだが、
「賞金女王をあまり意識せず自然体で戦うことが重要だと思っています。韓国でも一度賞金王になっており、日本でも是非獲得したい」(イ ボミ)
と闘志を燃やす。
ゴールドパターの獲得は、今回で4本目。本間Gでは、契約プロ優勝者全員へ贈呈し、フェースには名前、大会名などが刻印される。
一連のプロの活躍により、社内の士気も高まっている。事実、『ツアーワールド』の販売が好調で、今期売上は前年比3割増を達成した。西谷社長によれば、
「我々はゴルフ専業メーカーとしてモノづくりをはじめてから57年目を迎えます。国内一貫生産を行う唯一のメーカーであり、社内はゴルフをこよなく愛する社員たちで溢れています。全社員がプロの活躍を願っており、それがひとつのベクトルに向かっている」
と意気軒高の様子。
国内女子ツアーは、今週開催の「マスターズGCレディス」を含めて残り6試合といよいよ終盤戦に突入。先週の「富士通レディース」ではアン ソンジュが今季4勝目を飾り、賞金ランクトップに躍り出た。約2600万円差で追いかけるのが同2位のイ ボミ。賞金王争いがヒートアップする国内女子ツアー終盤戦、果たしてどのような結末が待っているのか。