エメリージャパンはこのほど、『grindworks(グラインドワークス)』のウエッジ6タイプを発売する。沖縄を拠点としたメーカーで、今年のゴルフフェアで注目を浴びた。第一弾がウエッジ。ソールのタイプで6種類を用意し、様々状況、スイングにあわせた商品を提案していく。
その特長は、ソールのバリエーションと素材に集約されるだろう。『グラインドワークス86A』は、ローバウンスに狭いソール幅。軽くグラインドしたトレーディングエッジにより薄く硬いライでのヌケを意識したタイプ。
同『86B』は、フルショット持のヌケを確保しつつ、バンカーショット等でフェースを開いた時の有効バウンスも確保したオールラウンドタイプ。同『86C』は、ワイドソールとハイバウンスの組み合わせにより、鋭角なヘッド入射角でもダフリなどのミスを削減。
また、ハイバウンスによりバンカーで最大限の効果を発揮するタイプ。同『86D』は、ローバウンスとトゥ&ヒールのグラインドの組み合わせ。フェースを開いてもリーディングエッジが浮きにくく球を拾えるイメージを高めた操作性追求型モデル。
同『86E』は『86D』の派生モデルで、ミディアムソール、ミディアムバウンス化したタイプ。同『86F』は『86D』をワイドソール・ハイバウンス化した上級者モデルという位置づけだ。
すべてのモデルが、SUS218という素材を使用しており、耐久性に優れサビにも強い特性を持っている。また、適切な熱処理を施すことで軟鉄(S25C)と遜色のないソフトな打感を生み出すという。
販売はヘッド単体で9800円。シャフト装着タイプで1万6800円~。打刻サービスや酸化黒染めなど、カスタマイズにも対応している。
問い合わせはエメリージャパンへ、098~833~6612。