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    ハッシュタグ「キャディ」記事一覧

    今夏もさらなる暑さが予想される猛暑列島・日本。ゴルフ場や練習場も例外ではない。 そんな夏のゴルフに最適なアイテムを扱うのが、創業92年の老舗作業服メーカー、サンエスだ。主力製品は電動ファン付きウエアの『空調風神服』で、今や夏の過酷な工事・建築現場で働く作業員から広く支持されている。近年はゴルファーにも使われており、熱中症対策にも寄与しそうだ。 そこでゴルフタレント「もちあや」として活動する傍ら、ゴルフ場で現役キャディとして勤務する望月綾乃さんに同社の『空調風神服』を始めとした夏用アイテムをゴルフ場でテストしてもらった。場所は千葉セントラルゴルフクラブ(市原市)。6月中旬にも関わらず最高気温30度と既に猛暑に突入している。現役キャディにその性能がどう映るのか検証した。 空調風神服 プラズマクラスター技術搭載ファンセット <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/64b96a26532e0ba37f2c63ef9cca2a7f.jpg" alt="サンエス 空調風神服 ゴルフ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81978" /> 同社の電動ファン付きウエア『空調風神服』は、ファンの風量やバッテリーの連続稼働時間を年々進化させてきた。そして昨年より涼しさのみならず「消臭」を実現する、プラズマクラスターイオン発生ユニットをファンの片側に搭載したモデルを発売した(消臭効果を実験済み)。 プラズマクラスターは空気中の菌やウイルスの作用を抑制するシャープの技術で、空気清浄機など数多くの製品に活用されている。真夏のゴルフでは発汗は避けられないが、今作を着ることで従来の暑さ対策に加えて、汗の匂い対策も可能になる。女性にとっては嬉しい機能だ。 また安心の日本製バッテリーは24V仕様の大容量タイプで、最大72ℓ/sと強力な風量を実現。弱モードで約12時間、最も風量を強くしても約5.5時間(強モードで30分使用後に中モードに自動切換え)と1ラウンドは十分持つ(RD9390PJ使用時)。 さらに今夏は最大風量100ℓ/sを実現する『プレミアムハイパワーファン』と『ハイパワープレミアムバッテリー』を発売。 ■実勢価格(税込) 空調風神服 プラズマクラスタ―技術搭載ファンセット(ななめタイプ):1万450円 24Vリチウムイオンバッテリーセット(RD9390PJ):1万5400円 プレミアムハイパワーファンセット(ななめタイプ RD9410PH):7040円 ハイパワープレミアムバッテリーセット(RD9490PJ):1万8040円 ※プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。 <h2>空調風神服 新作ウエア</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/fujin1.jpg" alt="" width="1000" height="699" class="size-full wp-image-81969" /> 空調風神服 新作ウエア 同社は『空調風神服』専用のウエアも自社生産し、仕事内容に応じた様々なモデルをラインアップしている。今年の新作ウエアは「ギガエアーシステム」という技術を搭載。これは衿部分から空気を取り込み、風気路から上がる風と共に首元から抜けていくことで、常に首元の爽快感をキープできるものだ。 また生地の裏に紫外線・赤外線をカットするチタン加工を施し、衣服内の温度上昇を抑制。首には消臭メッシュを使用するなどウエアの機能にも抜かりはない。 ファンは両脇の下部に配置されているため袖から風が抜けやすく、背中にファンがついている一般的なウエアに比べて背もたれに干渉することがない。カートに乗る際も実用的だと言える。 ■実勢価格(税込) ショートスリーブジャケット(KF92440):4840円 ベスト(KF92442):4290円 <h2>EXFROZEN フローズンベスト</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/fujin2.jpg" alt="" width="1000" height="456" class="size-full wp-image-81971" /> EXFROZENフローズンベスト 同社が『空調風神服』と共に展開する柱が『EXFROZEN』(エクスフローズン)ブランド。その中でも現場作業員から支持されているのが『フローズンベスト』だ。インナーやコンプレッションウエアの上から着用し、背中側に3か所搭載された「ペルチェデバイス」が冷えることで体をクールダウンさせる。 デバイス表面の冷却温度は3段階で調整可能で、強モードでは外気温から約マイナス20度を実現。体型に合わせてベルトで調整も可能なうえ、新作ベストは7か所のポケットを配置。ラウンド中のティーやボールなどの小物も収納可能。 推奨バッテリーは10000mAhと大容量ながら薄型となっており、着用していても負担にならない大きさだ。『フローズンベスト』の上に『空調風神服』を着てダブルで使用すると、かなりの涼しさを体験できる。 ■実勢価格(税込) EXFROZEN『フローズンベスト』(EF92452):1万6500円 推奨モバイルバッテリー(RD9241):2420円 <h2>EXFROZEN アイスグリップキット</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/IMG_0525-2.jpg" alt="" width="1000" height="734" class="size-full wp-image-81972" /> EXFROZENアイスグリップキット 同じく『エクスフローズン』ブランドより、『アイスグリップキット』を展開中。シャープの適温蓄冷材を専用のバンド内に装着し、手の平で握ることで深部体温を下げる効果を期待できる。手の平には体温を調整する特殊な血管が通っているため、理にかなった冷却アイテムだと言える。プレー前か、カートでの移動中などに使いたい。 ■実勢価格(税込) EXFROZEN『アイスグリップキット』(EF99190):2200円 <h2>【動画】現役キャディ・望月綾乃さんがゴルフ場で試着ラウンド</h2> ゴルフ場で望月さんに上記のアイテムを使用してラウンドしてもらった。キャディとして真夏も勤務する望月さんに、キャディ目線でのコメントもしてもらった。動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/1PCwKn-Ga8Y?si=Cd_0vlCecxa2wYka" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>望月綾乃さんインプレッション</h2> 夏のキャディ業務は過酷です。ゴルフ場は日陰が少なく、芝の照り返しもあるため、4~5時間炎天下にいると熱中症の危険も高まると思います。実際に翌日まで頭痛が収まらず休んでしまうキャディもいるくらいです。真夏の業務はスタートホールから汗が出てきて、3ホールくらいになると服が濡れ始めます。お客様に汗の匂いで不快な思いをさせてはいけないので、ハーフの休憩中に一式着替えていますが、スループレーだとそれもできず、不快感が続いてしまいます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/IMG_0593-2.jpg" alt="" width="1000" height="905" class="size-full wp-image-81973" /> 現役キャディ・望月綾乃さん<br /> 実際に『空調風神服』を試してみましたが、こんなに涼しいんだと驚きました。首元から常に風が抜けてくれるので、顔にも汗をかきにくい。グリーンでボールをピックアップしたり、お客様のヘッドカバーを拾ったり、キャディは意外とかがむ動作が多いのですが、その際に首元が開きさらに涼しい風が出てきます。特に体を回すなどして衣服内に空間ができると、風がより循環して涼しさを感じます。これはアドレスやバックスイング、ライン読みなどの動作と共通しているので、ゴルファーにとっても快適だと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/IMG_0517-2.jpg" alt="サンエス 空調風神服 " width="1000" height="1022" class="alignnone size-full wp-image-81970" /> キャディ業務はお客様ファーストなので、汗が出てもまずはお客様に先におしぼりを提供し、自分のことは後回しというのが現状です。前の組が詰まった時にようやく汗を拭いたり水分補給をしたりできるので、動いている最中も常に風で涼しい状態を保てるのは本当に助かります。 それにプラズマクラスターデバイスで消臭効果もあるのはキャディにとっては実用的です。実際に着用して3ホール歩きましたが服の中はサラサラでした。それと、使う前はファンやバッテリーが重いのではと思っていたのですが意外と気にならない。実際に走っても動きに支障はありませんでした。 一方『フローズンベスト』はデバイスの表面が冷えて体がクールダウンできます。弱モードでも十分冷たい。普段のキャディ業務で凍らせたおしぼりをお客様にお渡しし首筋を冷やしてもらっているので、それがウエアでできるのはすごく良い。『空調風神服』と組み合わせて使うと本当に涼しいですね! 実際に『空調風神服』と『フローズンベスト』を体験しましたが、一度使ってしまうと手放せなさそうです(笑)。キャディもゴルファーも真夏は日傘や氷嚢にプラスしてこれらを使って安全に快適に楽しくゴルフをしてほしいですね。 ■製品詳細 株式会社サンエス ☎084-963-1112 http://sun-s.jp
    (公開)2024年07月05日
    本題に入る前に、日本のキャディ事情について書くことにします。その部分を理解しないと議論にならないからです。 今、ゴルフ場でキャディが不足しているという。以前と比べてキャディのなり手がほとんどなく、ゴルフ場は困っているのだ。キャディという仕事も時代の転換期、そう過渡期に来ているのだと思う。 その理由を考えてみると、この問題はゴルフ場の経営スタイルに起因しており、それはどのゴルフ場も同じような経営形態、プレイスタイルを提供しているところにあるとみる。具体的な問題点を以下に詳述しよう。 <h2>そもそも日本のキャディという仕事はどのようなものを指しているのか</h2> 日本では一般的に、ひと組に一人、概ね女性のキャディがつくケースが多い(キャディ付きの場合)。彼女たちの主な仕事は担当するお客様のバッグをバッグ立てから探し出し、3つないし4つをカートに積んでそれぞれのバッグにあるクラブの本数と誰がどのバッグの持ち主かを確認し、ティグランドへ。そこでスタート前の簡単な挨拶とゴルフ場のルールを説明した後、ティショットで使用するクラブをプレイヤー一人ひとりに渡す。 ここからが目まぐるしく忙しい。一人ひとりのプレイヤーの打ったボールの行方の確認、次はプレイヤーの打ったボールの地点までカートを運び、クラブの選択から配達、グリーンに行けばパターを持って行って渡し、ピックアップされたボールを拭き、パッティングのラインを教える。その間、グリーンのピッチマークを補修し、グリーンサイドのバンカーを均す。最後にピンをカップに差して次のホールへと進む。 カートの中では少し気の利いた会話も求められる。これを18ホールも続けるのだが、極め付けはプレイ終了後、プレイヤーのバッグとクラブ本数の確認をして、フロントまでバッグを運ぶ。最後はサービスの具合がどうだったかのアンケートをとる。ざっと仕事の内容を書いてみてもこれだけの仕事量である。これをこなして一人前のキャディとして認められる。誰でもできるものではなく、れっきとした専門職だ。 さるゴルフ場経営者にいわせれば、「一人前になるのに2年は掛かる。そこから投資を回収できるのだが、定着率が低いためロスが生じてしまう」。むろん、見習い期間中の収入は低いのだが、キャディになるのは意外とハードルが高いのだ。 <h2>なぜキャディを指名できないのか?</h2> まず、ゴルフを知らなければ仕事にならない。早朝からの勤務であり、通勤が僻地のゴルフ場の場合、自家用車でとなる。車の運転はもとより専用の自家用車を持っていなければならない。ゴルフ場自体も顧客争奪の中でプレイ料金を下げざるを得なくなり、キャディフィを上げることは難しい。その収入は何年たっても増えないのだ。 このような事情から、ゴルフ場はキャディ数の絶対的不足と共にキャディフィがプレイ料金に加算されると高いイメージとなり、集客にも大きな影響が出てくる。そのためにセルフプレイを導入するのだが、良いサービスを提供したいとなるとキャディは必要不可欠と考えている。 一方、セルフプレイになると次のような問題がゴルフ場を悩ます。一つはプレイの進行が遅れ気味になる。特にバック9は疲れや昼食時の飲酒が原因でショットが乱れるケースが多い。二つ目はバンカーの均し、目土、ピッチマークの補修などができず、ゴルフ場が荒れることだ。 これらは今までキャディがやっていた仕事なのでプレイヤーはやらなくて良いと思っている。本当は全てプレイヤーがやるべきマナーなのに、良いサービスとしてキャディにやらせてしまったツケが出てきている。 キャディをつける、つけない、の選択肢がない場合、サービスや接客の良いキャディを指名できない点はお客側からするとおかしい。ビジネス上や大切な友人とプレイする場合は、少し割高でも良いキャディをつけたいと思うのが人情で、仕事がうまくいくか否かもキャディ次第ということもありうるからだ。 では、なぜキャディを指名することができないのか? 評判の良いキャディは当然指名が多くなり、収入も安定する。しかし、指名が少ないキャディは自分の資質がないことを棚に上げて、妬んでいじめを行うという。その結果、優秀なキャディが辞めてしまうという最悪の事態が発生する。ただでさえキャディが不足しているところに優秀なキャディが辞めてしまったら、ゴルフ場にとっては大問題。だからアンケート調査を励行し、キャディ教育を徹底して、サービスの均一化を進めるのである。 優秀な人が喉から手が出るくらい欲しいのに、パワハラまであるような厳しい職場環境に人は集まるのだろうか。人出不足になる原因もここにある。 <h2>タイガーのキャディは精神科医だった</h2> そもそもキャディとは何かである。 キャディの正しい仕事はプレイヤーのゲームの手助けをする、つまりスコアメイクのサポートをする人で、同時にプレイヤーのクラブも運搬するところからキャディと名付けられている。プロのトーナメントで選手のゲームサポートをしているのが本来のキャディの仕事であり、試合ごとに契約する人もいれば、年間契約をしている人もいる。 PGAツアーの場合、基本的なキャディ業務は選手のクラブ選択と距離のジャッジだけで、グリーン上のことは基本的には関係ない。そのために選手のショットの状態から各番手のショットの飛距離(この場合色々なショットが求められる)、身体や精神の状態までも把握する必要がある。 試合会場には先乗りしてコースの状況やハザートの位置、主要な位置からの距離の確認をしっかり行い、試合に備える。同時にゴルフはメンタル的な要素が大きく、時としてプレイヤーの精神状態により適切な言葉を選んで、高いモチベーションを引き出し維持する役割も期待される。理想的には選手のコーチがキャディを行うことだが、それだけキャディは選手にとって必要不可欠な大切な存在である。 アマチュア時代のタイガー・ウッズがマスターズに出場した時、全米アマチュア選手権時のキャディはDr.Jayと呼ばれる専属の精神科医が勤めたほどで、優秀なキャディは選手間で引っ張りだことなっている。 日本の場合はどうだろう? 失礼ながらキャディは選手より一段下のシモベであり、召使的な感覚で位置付けられる感じを強く受ける。通常のゴルフ場営業では、過去の経緯からキャディ業務が変質してしまい、日本的なゴルフスタイルの中にすっぽりとはまっている。誰も改革に手を出さないことは不思議でもある。 筆者はこのことについて、ゴルフ場のオーナーと議論をしたことがあるが、「あなたはゴルフ場のことを全くわかっていない」と一蹴されて議論がかみ合わなかったことがあった。部外者だからわかる部分もあるのであり、意見は意見として大いに議論を重ねた方がより良い方向に行くと思うのだが… <h2>シーズンオフのプロキャディで最高の一日</h2> 私はこのように思っている。「真・キャディ・論」である。 キャディという職業を専門職として魅力あるものにすべきであり、当然収入もその仕事に見合ったものを受け取れるレベルにすべきというものだ。つまり、キャディは一人のプレイヤーが自分の目的に合わせてそれに最もふさわしい人を指名して、契約ベースで業務を行ってもらうべきと思っている。 ゴルフ場にそのようなキャディを帯同するか、ゴルフ場で待ち合わせて顧客の要望に沿ったことを1日ゴルフ場で行うものである。当然、一人のプレイヤーに一人のキャディとなる。また、大切な人とゴルフをする場合、そのヒトに優秀なキャディを選んでつけてあげることは最大のおもてなしでもある。「そのような人材はどこにもいない」とゴルフ場関係者はいうけれど、案外いるものだと筆者は見ている。ただ、そうできない環境が見えなくしているのである。 もし、本当にいないのであれば、育成してプロキャディとして成り立つような環境を作るべきである。日当は、インストラクターがラウンドレッスンをするくらいの金額が必要で、もっと高くても需要はある。告知の仕方次第だと思っている。「ない」と言っているのはニーズの調査をしていないからだ。 問題は、大半のゴルフ場が帯同キャディを認めていないことで、まずはここから変えていく必要がある。その際、ゴルフ場は欧米のようにセルフプレイを前提として、キャディ業務はゴルフ場が関知しないようにすべきだと考える。事前に、またはゴルフ場でプレイヤーとキャディとの直接契約にすることが、今ゴルフ場が抱えているキャディに関する問題を解決できる一策にもなるからだ。 では、どのような人材が求められるかといえば、まず接客に長けたプロゴルファーやインストラクターが最有力。次はゴルフ場のメンバーで、スクラッチプレイヤーで接客技術に長けた人となる。このような職種は確立されていないので、現在他に仕事を持っている人がテンポラリーで請け負うことから始めたらどうだろうか。シーズンオフのプロキャディも適任である。本物のキャディをサポート役として、共にゲームを楽しんだら、どれだけ1日が有効に使えるかわかるはずである。 ビジネスであれば将来を託すような人材にキャディをしてもらうことも面白いと思う。バッグを担いで、ボールを拭くだけがキャディの仕事ではなく、プレイヤーがゴルフを楽しめるという目的でキャディを選べば、あらゆる可能性を持った人材が思い浮かぶ。ゴルフは、歩行しながら考える、会話を楽しむ時間が大半を占めるからだ。 陳腐なサービスや、必要以上のサービスを低賃金で提供するのはやめたほうがいい。その方がゴルフ場にとってもプレイヤーにとってもメリットは大きいと思う。 <h2>外国人に観光案内までするキャディ</h2> 今後、インバウンドで海外のゴルファーが日本のゴルフ場でプレイし始めるため、改革には良い時期でもある。 キャディの「人材バンク」を発足させることも有力な一つの方法で、顧客の目的に合わせたキャディを提供できれば、それこそ本来の日本の持つ強みである、おもてなしのコンセプトを前面に出して、ゴルフだけでなく日本の文化、歴史や勧めたい日本料理店や観光地の案内までやってのければ「日本のゴルフは素晴らしい」となり、さらに彼らの口コミ、SNSの発信などからゴルフ場が望む顧客が来てくれることにつながると信じる。 語学に堪能でゴルフを熟知している人材、接客技術に長けたインテリジェンスのある人材はなかなかいない。しかし、いなければ育成すれば良いと思う。キャディという仕事に魅力があり、収入も悪くなければ成り手は必ず出てくるだろう。また、様々な人たちとコミュ二ケーションが取れるキャディ自身も、大きなキャリアアップが望め、なおさら魅力的な仕事になるはず。 本物のキャディを連れてゴルフをしたことがない人がほとんどであれば、それは不幸なことだ。旅行に行って、現地で素晴らしいガイドを雇って見聞することができれば、その旅がどれだけ思い出に残るものになるか。また、登山でも山岳ガイドを雇うことで安全に快適に登山ができる。彼らは立派なプロで、それで生計を立てている。ゴルフでもできないことはない。 本物のキャディと中身の濃いゴルフを体験してもらうことが「日本のゴルフをもっと面白くする」ことにつながると信じています。 キャディとは自分のゴルフを次のステップに運んでくれる人、ですよね!
    (公開)2018年12月03日

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