キャスコは10月2日、独自素材「鍛造スーパーハイテン」を使用し、浅・低重心設計で力強い弾道とビッグキャリーを生み出す『ビッグスーパーハイテンTARO(タロー)』から、限定カラーのドライバー2色を発売する。
限定カラーは、気持ちを落ち着かせる効果があるという「ソアラブルー」と、集中力を高める効果があるという「ブロッサムイエロー」の2色を用意。
同ドライバーは、球を上がりやすくした一般的な深重心設計ではなく、重心を浅く、低く設計したモデル。その結果、スイートスポットよりも上のエリアが広くなり、縦方向のギア効果によって、余分なバックスピンを抑制するという。
また、同モデルはフェース面全体で浅重心設計を採用したことで、重心軸と重量部分が遠くなり、高慣性モーメントを実現。オフセンターヒット時にもブレが少なく、方向性が安定するという。
さらに、ヘッド重量は203gという重ヘッドを採用。ヘッドが重たくなることで、インパクト時の衝突エネルギーが増加し、ボール初速がアップ。ヘッドクラウン部分には、ターゲットラインを施し、アドレス時の構えやすさを演出。こちらも方向性安定に一役買っているといえるだろう。
ロフトラインアップは9度、10.5度の2機種で展開。シャフトはオリジナルの「TR‐14D」(フレックスS、R)のみで展開するという。
性能的には、スピン量が多く、吹き上がってしまい飛距離ロスをしているゴルファーがターゲットといえそうだが、「ほかの人とは被りたくない」、「自分のラッキーカラーが青、黄色だ」というゴルファーからも支持を集めそう。
さたに、同社は9月5日、もっと飛びとコストを重視する『KIRA★STAR(キラ・スター)』のニューカラーを発売する。同ボールは、高い反発性能とフィーリングの向上を実現した、コストパフォーマンスに優れた2ピースボールとして好評を博しているシリーズ。
今回新色として投入されるのは、ホワイト、レッド、アクアの3色。従来のイエロー、オレンジ、ライム、ピンクの4色と合計して計7色で展開する。
構造的には、紫外線に反応し、輝度が上がる「高輝度KIRAカバー」を採用。ディンプルは、「高弾道ディンプル392」を採用し、すべてのボール初速領域・スピン領域において、安定した弾道を実現するという。さらに、従来モデルよりコアを8%大きくし、高い反発性能とフィーリングアップを実現。これだけこだわった『キラ・スター』、価格はオープンだが、店頭の参考売価3000円前後(1ダース)ということを考えれば、かなりコスパに優れたボールといえるだろう。
自分で使うもよし、コンペ賞品として使ってもよし、対応ヘッドスピードも全領域となっているので、女性ゴルファーが使ってもよし、といったように、同モデルは、様々なシチュエーションで活躍しそう。
問い合わせはキャスコへ、0120‐371‐562。