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    ハッシュタグ「シミュレーター」記事一覧

    飲食業はここ数年、コロナ禍の影響により、苦しい営業を余儀なくされている。そのような中、本業はそのままに、パーティールームへ新たにシミュレーションゴルフを設置して再起を図るレストランがある。ピザ・スパゲティ『SANTA SON(サンタサン)』(岩手県奥州市)がそれ。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/HVcMHPoJQs0" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 今年10月、同店舗内『GOLF STUDIO SANTA1•2』をオープンした運営会社の長寿屋・後藤隆之社長が、 「遡ること30年前、私が30歳の時に父親が営んでいた造り酒屋の蔵を再活用して、ピザとスパゲッティのお店『サンタサン』を開業しました。でも、この3年はコロナ禍で厳しい営業を強いられましてね」 と、前置きして次のように話す。 「レストランの売上構成は、宴会比率が高く全体の60%を占めていました。昨今のコロナ禍で団体需要が全く見込めなくなり、売上は半分以下の窮状です。家業である酒も売れず、まさにダブルパンチ」 と、苦境を表情に滲ませる。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9458.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-74362" /> 長寿屋 後藤隆之社長 一方、地元のゴルフ場や練習場は活況を呈していた。 「これだ、と思いましたね。国の事業再構築補助金制度を利用して、シミュレーションゴルフを活かしながら、再スタートしたいと考えたんです」 地元の岩手銀行など東奔西走し、書類申請を行った結果、採択に至ったという。 「31年目の新たな挑戦、シミュレーションゴルフを併設したアミューズメントレストランとして再出発です」 と意気軒高だ。 <h2>稲刈り後と冬のクローズ時期に勝機</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9526.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-74363" /> 会員のおぐま歯科医院 小熊秀佳先生<br />「冬のクローズ期間はここでスイングを作ります」 なぜシミュレーションゴルフだったのか。背景には降雪や稲刈りなど地域性があるようで、後藤社長に詳しく聞いてみると、 「コロナ禍になってからは、この地域でもゴルフ人口が増えていることを耳にしましてね。  実際、町内の屋外ゴルフ練習施設やゴルフ場の入場者数を調査したところ、着実にゴルフ人口が増えていることがわかりました。  この地域は、雪が降ると4ヶ月間オフシーズンを余儀なくされます。ゴルフシミュレーターなら屋内でも地元ゴルファーの人たちに活用してもらえるのでは。これが、1つめのアイデアです」 奥州市江刺では、農薬を減らし味にもこだわって栽培した、地元産のコメをブランド米の『江刺金札米』として全国に出荷する米どころである。 「10月中旬ぐらいまで稲刈りに追われますが、いよいよひと段落です。農家の人たちもゴルフをしますので、ここにもチャンスがあると踏んでいます」 これ以外にも平日、祝日問わず、金融機関をはじめホテルやスナックのコンペが連日のように開催されているそうで、町は活況を取り戻しつつあるようだ。 「シミュレーションゴルフの利用客数はまだまだ少ないですが、これから寒くなり、雪が降ってゴルフ場がクローズになれば、『ゴルフスタジオ サンタサン』の利用者が増えるでしょう」 なるほど。住み慣れた地の利を活かし、町内にも昔馴染の仲間がたくさんいるというから心強い。 「ゴルフはジュニアからシニアまで楽しめる息の長いスポーツですので、ここをコミュニティ作りの場にしていければ。まずは最新のシミュレーションゴルフ設備を使って、インドアでも楽しくゴルフができることを体感してもらいたいですね」 と話している。 <h2>『ジョイゴルフスマート+』と左右打席対応の傾斜プレートを完備</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9587.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-74365" /> 左右打席対応傾斜プレートを完備 同店にはルームAとBの計2打席があり、ゴルフランド社の最上位機種『ジョイゴルフスマート+』を各打席に設置。さらにルームAには左右打席対応の『スイングプレート』を完備している。導入の決め手についてこう話す。 「国内メーカーであることと、サブスク料金が決めてとなりました。また、世界134コースを収録しており、国内有名コースも盛りだくさん。コンペ前の練習ラウンドをはじめ、スイング画像に線を引いて、レッスンにも説得力が増します」 さらにコース状況に合わせた傾斜でスイングできる『スイングプレート』も設置する力の入れようだ。 使用用途によって、2つの部屋それぞれに特色を出しているのが特長といえる。 <h2>無人営業システムで町を活性化</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_9535.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-74364" /> 盛岡中央高等学校ゴルフ部 後藤羽翼さん<br />後藤社長の甥っ子で将来の夢はプロゴルファー 将来的には、町内に点在する空テナントへ24時間無人営業を可能にするインドア施設を作りたい、と後藤社長は熱く語る。 「昨今、24時間営業のスポーツジムの利用者がかなり増えています。町内の空テナントを24時間インドアゴルフスタジオへ転用し活用することができれば、地域の活性化にも繋がるはず。今の事業を軌道に乗せつつ、3~5年後を見据えて自分の夢を実現できるよう頑張っていきたい」 地元の工業団地も活況を呈しており、半導体大手の東京エレクトロンやトヨタ自動車の工場などが24時間稼働中。従業員の3交代勤務後の需要も囲い込めそうで、 「朝5時とか6時に退社した時に、そのままコンビニに寄って家に帰るのではなく、企業の厚生施設としての重要を踏まえ、近隣企業への営業もしっかり行っていきたいですね」 岩手県で初導入されたシュミュレーションゴルフで地域を活性化―。 ■GOLF STUDIO SANTA1・2 〒023-1114 岩手県奥州市江刺川原町2-3/TEL. 0197-35-3595 <a href="https://santa-123.com/santa1/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://santa-123.com/santa1/</a>
    (公開)2022年11月17日
    電子応用機器、ゴルフシミュレーターの製造販売を手掛けるスリーディはこのたび、フルハイビジョン(FHD)を搭載した次世代ゴルフシミュレーター『3D BIGBAN』を発売した。 同製品は、高速度カメラセンサー2台を採用し、ボールスピード、ヘッドスピード、打出し角、方位角、バックスピン、サイドスピンを計測。そこから、ボールキャリー、トータル飛距離、ボール最高到達点、ヘッド軌道などを導き出してくれるという。 発売は昨年12月で、すでに4店舗計22台を導入している人気シミュレーターだとか。価格は本体、カメラセンサー、プロジェクターなど、必要な物がすべてそろったフルパッケージで580万円(設置費用込み)と高額商品だが、発売を記念して現在、キャンペーンを実施中。今夏まで298万円で提供しているという。同社の新井容徳社長は次のようにコメント。 「一番のウリは何といっても、FHDを採用した綺麗なグラフィックでしょう。従来品の約3倍解像度が高くなっています。とにかく、シミュレーションとは思えないほどのリアル感、まるで実際のゴルフ場にいるかのごとく、プレーを楽しむことができます。ぜひ一度お問合せください」 機能面を紹介すると、同製品には世界の実在する55コースをプレーできる「ラウンドモード」、ゲーム機能として「ドラコンモード」「ニアピンモード」が付いており、そのほか好きなだけボールが打てる「レンジモード」を搭載。新井社長によれば、 「特にこの『レンジモード』では、高精度カメラ2台を使用した『スイング分析』が可能です。正面と後方の2アングルから撮影し、撮影した動画には印や線を自由に描くことができます。レッスンでも使えるので、遊びだけではなく、さらに用途の幅が広がりました。最近では、個人のお客様が購入するケースが増えており、リタイアしたお父さんが、息子や孫を家に呼んで一緒にゴルフを楽しみたいという要望が多いですね」 なお、同製品はネットワーク対戦も可能だから、導入店舗同士でネットワーク大会などを開催するのも面白いかもしれない。 同社は、今年の「スポルテック」や来年の「ゴルフフェア」にも出展の意向を明らかにしているから、気になる販売店や個人ユーザーは足を運んでみてはいかが? 問い合わせはスリーディへ、03~5709~2380。
    (公開)2015年05月21日

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