3月下旬からスタートした「反撃だ。」プロモーションは、首都高速の大型看板31基を活用した「首都高ジャック」、羽田空港国際線ラウンジにビートたけしの等身大パネルを30台配置した「空港ジャック」などで、インパクトのある広告展開を行ってきた。
このような大規模なマーケティングは、ゴルフ業界では珍しいスキームで話題をさらったが、第2弾のプロモーションも本気度が伺える。同社の谷本俊雄社長によると、
「第2弾として、首都高速をターゲットとした巨大デジタル看板17基を用いたプロモーションを6月下旬より開始しました。今回は、たけしさんの顔とフレーズを全面に押し出した広告を7パターン用意し、複数の広告を連続的に表示していきます。フレーズを見れば、他社との違いが分かるはずです」
気になるデジタル広告のフレーズは、①反撃だ。②あのクラブより、20yぶっ飛ぶぜ。③他社の「飛ぶ」は当たればの話だ。④アンタ、飛距離までケチってないか?⑤今度のゴルフ、5打は縮むぜ。⑥あと20y飛ばすにはカミさんを説得だ。⑦67歳、290yで、ゴルファーにダイレクトに訴求を行っていくという。
「当社のユーザーからは、『とにかくリョーマは飛んで曲がらない』、『リョーマのクラブを使って、5打縮んだ』と、感謝の言葉をいただいています。今回のデジタル広告のフレーズは、そういったユーザーの声をたけしさんが代表してコメントしているのです」(谷本社長)
今度の首都高速沿いのデジタル広告は、①首都高速4号線の上り・下り、②箱崎エリア、③環状線(外回り)などで、いずれも渋滞エリア。先述した①~⑦のデジタル広告が掲載されているという。因みに、巨大デジタル看板の大きさは、縦7・2m×横12mだとか。
ゴルフ業界では昨年、ナイキジャパンが首都圏16駅21エリアの駅内外や首都高速沿いのビルボードなど7箇所をジャックし、絶大なインパクトを与えた。そういった意味では、今回のリョーマゴルフの広告展開もゴルファーの購買意欲を掻き立てる要因になるに違いない。
同社は5月に、『MAXIMA(マキシマ)』または『飛ぶワトソン・ビヨンド』を所有し、オーナーズクラブに登録しているユーザーを対象とした「MAXIMA オーナーズコンペ」を開催するなど、新たな取り組みも行っている。また、7月初旬から「RYOMA人」という各界の著名人によるユーザーズボイスをホームページに掲載し、その勢いを存分にアピールする。リョーマの「反撃!」は今後も続いていくに違いない。
なお、「MAXIMA オーナーズコンペ」の模様や「RYOMA人」についての詳細は、同社ホームベージへ。
【ホームページURL】
<a href="https://www.ryomagolf.co.jp/index.html" target="blank">https://www.ryomagolf.co.jp/index.html</a>