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    ハッシュタグ「ジュニア」記事一覧

    ピンゴルフジャパンは、11月7日に 公 式 サ イト「CLUB PING」内において 、ジュニア向けWEBフィッティングサイト『WEBFIT(JUNIOR)』をオープンした。 同サイトは初心者からコースラウンド経験者まで全てのジュニアゴルファーを対象にWEB上で最適なクラブを提案してくれるフィッティングサイト。長年蓄積されたピンのフィッティングデータを基に開発された質問に回答することで、 ジュニアゴルファーに最適な「Prodi G」のクラブセッティングを提案する。また、ゴルフレベルや年齢、体型、ドライバーの飛距離などを入力することで、クラブの本数、長さやライ角など、一人ひとりに合ったクラブを提案してくれる。 ピンではフィッティングを通して一人ひとりの体型、 スイングに合ったクラブの提案をしており、ジュニアゴルファーにもフィッティングを推奨している。 ピン直営店の「PINGフィッティングスタジオ」をはじめ、全国10カ所でフィッティングが可能。その場で決定したスペックを1本単位でカスタムオーダーもできる。ジュニアクラブにおいてもドライバーからパターまで全てのクラブにレフティーを用意している。また、「Prodi G」を5本以上購入すると、シャフト長、ライ角1回無償プログラムも実施。成長の早いジュニアゴルファーでも安心して長く使用できるありがたい特典だ。 同社では、ゴルフの裾野を広げる活動の一環として、ジュニアゴルファーに対し、様々な取り組みを行っている。ゴルフを楽しく続けられるための製品や成長に応じた無償調整サービスをはじめ、ゴルフ経験を問わず500円でゴルフ体験ができるイベントや、ジュニアクラブ関連のコラムや動画など、ゴルフの楽しさを伝えるとともに、子供たちにとってゴルフがより身近なスポーツになることを目指している。 WEBFIT(JUNIOR)サイト <a href="https://junior.webfit.ping.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://junior.webfit.ping.com/</a>
    (公開)2024年12月04日
    ピンゴルフジャパンは、8月22日に、 最高を求めるジュニアゴルファー向けに開発されたジュニアクラブ「Prodi G」を発売した。 『Prodi G』シリーズの名前の由来は英語の「Prodigy(天才・神童)」とPINGの「G」シリーズをかけ合わせたもの。新しい『Prodi G』にも「G」シリーズで培った最先端のテクノロジーを投入し、製造工程や品質は「G」シリーズなどと同様に高品質なクラブに仕上げている。 ジュニアゴルファーがゴルフを学び、成長する過程で最も大切なのは〝クラブに合わせた打ち方〟をさせないこと。自分の体格やパワーに対して長すぎるクラブや重すぎるクラブを使うと、パフォーマンスが低下するばかりか、技術の向上を妨げる原因になってしまう。 PINGはクラブに合わせた打ち方を絶対にしてほしくないという信念から、自分の体格に合った適正なスペックのクラブを使用することにより、効率的なスイングの習得が可能になり、ベストスコア更新といった成功体験につながると考えている。 また、無料のフィッティングサービスや定額で長期レンタル可能なセットレンタルサブスクサービス、購入後には無償で1度シャフト延長やライ角調整などを行うなど、ジュニアゴルファーの成長に寄り添ったサービスも展開している。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/2409shiire_ping1P.jpg" alt="" width="1000" height="1071" class="aligncenter size-full wp-image-82906" /> 成長に合わせて最適なスペックに合わせることができる『Prodi G』だからこそ、ジュニアゴルファーには適切なクラブ選択を理解し、最適なスペックのクラブでゴルフのプレーを楽しんでほしいという願いから誕生したクラブだ。 価格はドライバー4万6200円、フェアウェイウッド2万5300円、ハイブリッド2万4200円。アイアンとウェッジは1本1万7600円、パター1万9800円、キャディバッグ3万1900円。 問い合わせ先 ピンゴルフジャパン ☎048-437-6501
    (公開)2024年09月14日
    有馬カンツリー倶楽部(兵庫県三田市)が2018年8月より、小学生を対象に毎月「ファースト・ティ」ゴルフ教室に取り組んでいることは以前この誌上で紹介した。 「ファースト・ティ」とは、1997年に活動を開始した米国フロリダ州に本部を置く団体で、全世界で200以上の支部、1000か所以上の施設で、累計1500万人以上の子どもたちが参加しているゴルフレッスンプログラムである。 日本でも特定非営利活動法人ファースト・ティ・ジャパンを本部とし、全国12か所のゴルフ場で活動している。 このレッスンの目的は人間性を育むことであり、ゴルフの技術指導は最優先事項ではない。ゴルフを通じて子どもたちの健全な人間形成を図り、「ライフスキル」(生きていく上で必要な能力)の学習を目的とした教育プログラムである。 さて、有馬CCで約5年近く活動を続けているが、最近では参加者が10人に満たないことが多くなっていた。なかなか地元の子どもたちや保護者への認知が広まらず、新規参加者が増えない状況が続いている。地元兵庫県三田市行政の子ども課外活動に協力しているが、それだけでは足りないように感じていた。 そんなことを悶々と思い悩んでいた2023年1月、地元のいちご生産農家「原田いちごファーム」の代表である原田社長と懇意になり、何か一緒にイベントをやろうということになった。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_2372.jpg" alt="" width="1104" height="1129" class="aligncenter size-full wp-image-78711" /> さっそく今年の春休みに「いちご狩り」とファースト・ティの体験コラボを企画した。ファースト・ティの有馬CC教室は、毎月第2・第4土曜日に開催している。そこで3月25日の土曜日に、コラボ企画を実施しようということになった。 企画の中身は、まず「原田いちごファーム」に現地集合して約40分のいちご狩りを体験、その後有馬CCに移動してファースト・ティのゴルフ体験教室を実施するもの。午後0時50分頃からスタートして、移動時間約30分を挟み、午後4時30分にイベント終了のスケジュール。 募集期間は約2か月と短く、大々的な広報もできず、お互いのサイトやSNSでの発信を精力的におこなう程度だったが、結果は子ども28名、大人と合わせて約60名と、想定を大きく超えて盛況だった。 <h2>複数の「コト消費」</h2> 当日の天気が危ぶまれたが、何とか雨は降らず、大盛況の中イベントを終えることができた。各家庭でスムーズに移動していただいたので、時間内にすべてのカリキュラムを終えることができた。 「いちご狩り」と「ゴルフ」には接点が何もないように思うが、結果として共に「体験」というキーワードがアピールポイントとなったように思う。春休みに家族が近場で複数のあそび体験ができる、いわゆる複数の「コト消費」が一度に楽しめるといったことが、訴求ポイントとなったのではないだろうか。 コト消費とは商品を所有したり、サービスを利用することによって得られる経験や体験を重視する消費行動のことである。現代のレジャー思考には欠かせない大切な要素となっている。 18ホールラウンドのゴルフプレーは、一日の大半を要する。そのためゴルフをもっと普及させるためには、9ホールプレーなど短時間で終えられる柔軟なゴルフが必要であると、近年声高に言われている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_2497.jpg" alt="" width="1200" height="800" class="aligncenter size-full wp-image-78712" /> ゴルフを始める人々にはそうしたことが障壁をなくすひとつの要素となるだろう。しかし、それだけでは足りないのではないだろうか。ゴルフに要する時間が短くなっただけでゴルフへの新規参入者が増えるとは考えにくい。 せっかくゴルフを短時間で終えることができるのである。その他の時間の有効活用もあわせて提案していくことが、新規参入者を呼び込むきっかけになるかもしれない。今回のイベントの成功で、そう考えるようになった。 ゴルフ場のある地域までわざわざやってくるのである。その地域でしか味わえない美味しいものや体験なども紹介できれば、ゴルフだけではなく、複数のさらに楽しい経験が得られるかもしれない。地域観光の目的も、そういったものではないだろうか。 有馬カンツリー倶楽部では、これからも地元事業者や体験施設との楽しい連携企画をもっともっと増やしていきたいと思う。 <h2>三田で遊ぼう!家族で参加!いちご狩り&ファースト・ティ</h2> 開催日時 3月25日 12:50~ 集合場所 原田いちごファーム(三田市尼寺) 対象 5才頃~中学生のお子様と、ご家族の皆様 費用 こども 3,500円(いちご狩りとゴルフ体験) おとな 2,500円(いちご狩りのみ) 当日のスケジュール 12:55 いちご狩り開始(40分間) 13:45 移動(有馬カンツリー倶楽部へ) ※車で約20分 14:30 ファーストティプログラム開始 16:30 イベント終了 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2023年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://bt3.jp/url/ts/g/z9lenol2">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2023年09月17日
    GEW読者の皆様なら「ドライブ・チップ&パット」というジュニア競技をご存じの方も多いと思う。その名の通り、ドライバーの飛距離とチップとパットの正確性を点数化して競うゲームである。 7歳から15歳を対象とし、5万人以上の子どもたちがアメリカ全州の予選大会に参加。厳しい予選を勝ち抜いた男女各40名が決勝大会に進出し、決勝会場はあのオーガスタ・ナショナルGCで、マスターズ開幕直前の日曜日に開催される。 「ドライブ・チップ&パット」はマスターズ委員会、USGA(全米ゴルフ協会)、PGA・オブ・アメリカによって2015年に第1回が開催されて以来、新しいエキサイティングなジュニアゴルフ競技として年々参加者が増えているという。 参加者の取りまとめは、全米でジュニアゴルフ育成プログラムを管理運営するFirst Tee(ファースト・ティ)が行っている。 参加する子どもたちの全員がプロゴルファーを目指すわけではない。予選会では、自分のゴルフクラブを持っていない子どもたちでもレンタルして参加できる。人間形成を学ぶことを趣旨とするファースト・ティに沿うよう門戸は広い。 「ドライブ・チップ&パット」と名称は異なるが、その日本版として「DAP(ドライブ・アプローチ・パット)チャレンジ2022 U‐15」が2022年に初めて開催された。競技方式は「ドライブ・チップ&パット」と基本的には同じで、性別と年齢別にカテゴリーを分け、ドライブはティーイングエリアから40ヤード幅での飛距離、アプローチではピンから10~15ヤード地点からの残距離、パットはグリーン上の1・8m、4・5m、9mの3カ所から残距離をそれぞれ点数化し、その合計得点をカテゴリー内で競う。 <h2>ZOZOの会場で決勝開催</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/image0-3.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-75905" /> 「DAP チャレンジ2022 U-15」は、ファースト・ティ・プログラムを日本で管理運営するNPO法人ファースト・ティ・ジャパンが主催となって企画がはじまった。 予選会は普段からファースト・ティ教室を開催している有馬カンツリー倶楽部(兵庫県)、真駒内カントリークラブ(北海道)、北谷津ゴルフガーデン(千葉県)、大相模カントリークラブ(神奈川県)の4会場で実施することが決められた。 以前より「日本版DAPがやりたい!」とファースト・ティ本部事務局とは話してきたが、具体的な開催概要を記した企画書をいただいたのは2022年7月のこと。このとき、米国の決勝大会同様に、日本で唯一のPGAツアーであるZOZOチャンピオンシップ直前の10月9日(日)に、同大会会場のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで決勝大会が行われることが記されており、夢のある大会になるかもしれないと思えることができた。 4つの地区予選会で各カテゴリー1位の選手は習志野CCでの決勝大会への出場資格を得ることも記されていた。 すでに時間的猶予はないが、子どもたちのことを考えると予選会は夏休み中にやるべきと考え、有馬CCでの予選会は2022年8月21日(日)と決めた。 日本ではまったく初めての競技であり、ジュニアに限定されていることもあって競技に対する認知度は低い。約1か月と時間も限られているので参加者募集が大変困難だった。 結果として、有馬CCでの予選会には13名の子供たちが参加。普段行っているファースト・ティ教室からは9名、大会を聞きつけた一般の参加者は4名だった。 しかし、この4名はみんな強者で、世界大会で優勝している選手など日本を代表するジュニアゴルフの選手が参加してくれた。 競技時間は2時間程度。最初は戸惑いからか、感情を表情に出す子は少なかったが、それでも時間が進むにつれてミスショットを悔しがったり、パットでのカップインには小さくガッツポースがでたりという姿が見られるようになった。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_0721.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-75908" /> そして10月9日の決勝大会では、各地区から総勢30名の選手が年齢カテゴリーごとの日本一を目指して競いあった。 決勝大会の最中、ZOZOチャンピオンシップに出場するC.T.パン選手(台湾)が練習の手を止めて大会に駆けつけ、子どもたちにサインや記念撮影などの交流をしてくれるという思いがけないプレゼントがあった。PGAツアーで1勝しているパン選手については、2021年東京オリンピックで7人のプレーオフを勝ち抜いて銅メダルを獲得したことを覚えている人は多いだろう。 第1回目となるDAPチャレンジは様々な問題を残しつつ、何とか無事に終了することができた。次回開催までに問題解消に向けてしっかり検討し、有馬CCで行う予選会も含め、本部にはしっかりとした大会基盤をつくっていただきたいと願う。 新しいゴルフ大会のひとつとして、本格的にゴルフを始めていない子どもたちにも積極的に門戸を広げていきたい。そうすることで、ゴルフと子どもたちの架け橋になるような大会に成長させていきたいと考えている。 そして将来、日本のDAP決勝で優勝した子どもたちを米国の「ドライブ・チップ&パット」へ参加させ、さらにはオーガスタ・ナショナルGCでの決勝大会へ送り出すことを夢みている。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年12月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2023年02月15日
    有馬カンツリー倶楽部では、子どもを対象とした〝ファースト・ティ〟ゴルフ教室や大学のゴルフ授業〝Gちゃれ〟などの活動を積極的に実施している。 この活動に参加してくれる子どもや学生のほとんどがゴルフの初心者である。これら初心者が多いゴルフ教室の活動に『スナッグゴルフ(SNAG GOLF)』が欠かせないモノとなっている。 スナッグゴルフは、テリー・アントンとウォーリー・アームストロングという2人の米国プロゴルファーによって2001年に開発されたスポーツである。スナッグ(SNAG)とは、"Starting New At Golf"(〝ゴルフを始めるために〟の意)の頭文字を取った造語である。 さらに、SNAGとは「くっつく」という意味がある。スナッグゴルフで使用するターゲット類はすべてボールがマジックテープでくっつくようにデザインされている。この二つの理由から「SNAG」と命名された。 スナッグゴルフはゴルフの基本を学ぶために開発されたため、ゴルフの基礎的要素を全て持ち合わせている。ティーショットを打ち、アプローチをして、パットをしてホールアウトするという流れは「ゴルフ」そのもの。子どもや初心者でもボールを容易に打つことができ、場所を選ばず安全にプレーできる〝簡易版ゴルフ〟といえるスポーツである。 ルールもわかりやすく、広さの限られた場所でも充分に楽しめるスポーツとなっていて、ゴルフ場やゴルフ練習場だけでなく、校庭や野球場、陸上競技場、体育館などある程度の広さがあれば場所を選ばずにプレーできる。 スナッグゴルフの道具は、安全性と簡易性を満たすために開発され、ショット用の「ランチャー」、パター用の「ローラー」という2種類のクラブを用いる。いずれも大きなヘッド(ゴルフのアイアンの約3倍の大きさ)は硬質プラスチック素材、シャフトにはグラスファイバー素材を採用し、本物のゴルフ感覚を体感することができるようになっている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/DSC_0101.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-74538" /> スナッグボールは、テニスボールを一回り小さくしたサイズで柔らかく、安全性に優れている。ボールの重さはゴルフボールとほぼ同じなので、ゴルフと同じような打感を得ることができる。ゴルフのホール(穴)にあたるものは「スナッグフラッグ」と呼ばれ、黄色い土台に砂や水を入れて設置。土台のマジックテープの部分にボールがくっつけばホールアウトとなる。 ティーアップには「ランチパッド」というマットを用いる。ランチャーでボールを打つ際に使用し、芝生・床・コンクリート・土などあらゆる地面に対応し、地面を傷つける心配がないため、学校の運動場・体育館でも実施できるように工夫されている。このランチパッドには黄色い大きな矢印が付いており、目標に向けてセットアップすることで常に正しいアドレスが可能となっている。 現在、日本スナッグゴルフ協会をはじめ各地にスナッグゴルフ協会があり、スナッグゴルフの普及に努められている。小学生対象の競技なども積極的に行われている。兵庫県三木市でも三木市ゴルフ協会主催で市内小学生対象の競技大会が定期的に開催されている。 これら多くの競技会で見られるように、一般的には「スナッグゴルフは子ども用の簡易ゴルフ」と思われる節があるが、スナッグゴルフを子ども用と限定するにはあまりにももったいない。 スナッグゴルフのクラブサイズにはS・M・Lの3種類が存在する。Lサイズは身長150cm以上が対象となっており、大人が使えるサイズである。 大人がゴルフを始めるための導入ツールとしても十分価値がある。それを実証するために大学ゴルフ授業〝Gちゃれ〟でも積極的に使用し、その有効性を目の当たりに見てきた。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0836-.jpg" alt="" width="788" height="545" class="aligncenter size-full wp-image-74540" /> さらに2022年7月には兵庫県の次世代経営者が集うレクリエーションイベントとしてスナッグゴルフ大会が有馬カンツリー倶楽部で開催された。参加者37名のうちゴルフ経験者は10名程度、あとは全く経験がない方々である。 15分ほど練習したのち、ドライビングレンジに作った9ホールを2周、チーム戦のスクランブルゲームで競い合った。わずか2時間のイベントだったが、初心者も経験者も全員が楽しんでくれてとても盛り上がった。 スナッグゴルフは大人が使っても十分楽しめるスポーツであることに間違いはない。しかし、ゴルフ場を経営する我々にとっては、スナッグゴルフそのものを普及させることが目的ではない。スナッグゴルフはあくまでゴルフを始めるための導入ツールであり、ゴルフクラブを握ってゴルフボールを打つための第1歩であるべきと考えている。 最初にスナッグゴルフで〝模擬ゴルフ〟を体感し楽しむ。そうすることでゴルフへの興味が沸き「本物のゴルフをやってみたい!」という想いを抱かせる。そして実際にゴルフを始める。そうした流れを夢見ながら、日々取り組んでいる。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1542.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-74541" /> <h2>★スナッグゴルフの一般的なルール</h2> 1)1打目以降もランチャーでボールを打つ時は常にランチパッドを使用する。 2)グリーン内では必ずローラーを使用する。ローラーは、グリーンエリア外で使用することはできない。 3)グリーンエリア内に入ったボールに関しては、ボールの位置を動かすことはできない。 4)ボールがコースから出た場合は、その出た地点に最も近い場所から、ルール①に従ってプレーを続ける。その際、ペナルティポイントが1打加算される。 5)ボールを紛失した場合、ペナルティ1打が課せられ、紛失したと思われる場所に最も近い場所から、ルール①に従ってプレーを続ける。 6)グリーンエリア内において、プレーヤーのボールが、他のプレーヤーのショットの妨げとなっている場合は、スナッグフラッグに近いプレーヤーが、ボールのある場所にコイン又はその他の小さく、平らな物を代わりに置き、その場所を「マーク」する。 マークしたらボールを一旦拾い上げ、他のプレーヤーがプレーを続行できるようにし、他のプレーヤーがショットした後、ボールをマークした場所に戻してプレーする。 7)ホールアウト(ホール終了)したとみなされるためには、ボールは必ず、スナッグフラッグにくっついた状態にならなければならない。ボールがはね返ってしまった場合はホールアウトとみなされない。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2022年11月24日
    <h2>有馬カンツリー倶楽部(兵庫県三田市)では、2018年8月より小学生を対象に毎月「ファースト・ティ」ゴルフ教室に取り組んでいる。</h2> 「ファースト・ティ」は、米フロリダ州に本部を置く団体である。 1997年に活動を開始し、アメリカをはじめニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校、軍施設でジュニア教室を展開。現在、世界で200以上の支部、1000ヵ所以上の施設で、累計1500万人以上の子どもたちが参加しているゴルフレッスンプログラムである。 日本では2011年にNPO法人ファーストピース(現特定非営利活動法人ファースト・ティ・ジャパン)が設立され、2015年に大相模CCと東名CCにおいて活動が始まっている。 このレッスンの目的は人間性を育むことであり、技術的指導は最優先事項ではない。 ゴルフを通じて子どもたちの健全な人間形成を図り、「ライフスキル」(生きていく上で必要な能力)の学習を目的とした教育プログラムである。 定義するライフスキルは「ナインコアバリュー」と呼ばれ「正直」「誠実」「スポーツマンシップ」「尊敬」「自信」「責任」「忍耐」「礼儀」「判断」の9つのテーマで構成される。 ゴルフの練習やプレーにおけるシーンの中で、上記の大切さを気づかせ、学ばせるというものである。 実はファースト・ティにはもう一つ大きな要素がある。それは放課後に大人や先輩が見守ることによる「非行防止プログラム」にもなっていることだ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_1555.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-73724" /> 経済的に困窮している家庭の子どもにも分け隔てなく、「ファースト・ティ」を通じて地域の人々が放課後の子どもたちを見守ることで、少年少女の非行を抑制する役割を担っているという。 この要素こそ、有馬CCで「ファースト・ティ」をやりたいと思った大きな要因である。 私たちのゴルフ場がある兵庫県三田市は、過去に10年連続人口増加率日本一にもなった関西のベッドタウン。 多くのファミリー層が住んでいる地域だが、私たちのゴルフ場は大阪など大都市に隣接しているために商圏が広域で地元地域との結びつきが弱く、60年以上前から存在しているにもかかわらず地元住民からの認知度も低い。 このプログラムをきっかけにして、ゴルフ場に来る機会のない子どもたちにゴルフ場に来て遊んでほしい、と同時に子どもたちを通じて地域との関係を深め、地域に欠かせない事業所となりたい、そう考えるようになった。 そして2018年2月、東京にあるファースト・ティ・ジャパンの本部事務所に乗り込んで、「ファースト・ティ」を今夏にでも始めたいと直談判したことがはじまりである。 その年の8月から毎月開催し、レッスンプログラムの策定と実行による実績を積み、1年後の2019年7月、三田市子ども・未来部 子ども未来室 健やか育成課に連絡を取った。 日本でも「ファースト・ティ」を行政と連携し、地域の子どもたちの成長に役立てることができないか。 まずは共働き世帯の子どもを対象に、放課後や長期休み中に子どもたちを見守る「学童保育」「放課後児童クラブ」に活かしてみたいと考えたからである。 <h2>地域行政との協働</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_1468.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-73723" /> 健やか育成課はすぐに興味を示したが、現在「学童保育」は積極的に行われていないという。 その代わりに「こうみん未来塾」を推進しており、このプログラムに協力して欲しいとの回答を得た。 「こうみん未来塾」とは、地元の専門機関や三田市にゆかりのある専門家、地域の達人たちの協力を得て、子どもたちへ本物に触れる機会を提供できるプログラムを三田市が用意する。 そして市内各地区にある児童クラブなど地域の運営サポートにより、地域の子どもたちに本物に触れる場をつくっていく事業となっている。 こうみん未来塾の「こうみん」とは、三田が生んだ科学者「川本幸民」のこと。 幕末・明治維新期の医師および蘭学者であり、化学新書をはじめとする科学技術分野で多数の書物を執筆した。 「化学」という言葉を初めて用い、その業績から「日本化学の祖」と評されている。 また日本で初めてビールを醸造した人とも言われている。 この「川本幸民」を目標とした人材育成と、市が推進する「公民」協働のまちづくりにちなんで名づけられた。 この事業は2016年から開始され、2022年は79のプログラムで構成されている。 こうみんプログラムへの参加は、年度途中ということもあり、翌年2020年から参加することとなった。 しかし、健やか育成課はゴルフ場でのゴルフ体験会に強い興味を示し、何とか当年度中に課主催で三田市全小学校を対象にプレ体験会を開きたいとの意志が示され、2019年10月22日(祝・月)に児童30名を定員としたファースト・ティ体験会を開催した。 同課は市内の全生徒(約1万人)に学校を通じてチラシを配布。 結果、153名という多数の応募があり、抽選となった。当日は14時30分から16時まで90分の体験会に、ご家族含め総勢80名を超える人たちが来場し、大賑わいで初回を終えることができた。 このプレ体験会を含め、2021年度終了までに計11回開催し、延べ191名の地元の子どもたちが参加している。 非行の防止につながるかどうかはまだわからない。 ただ、健やか育成課の担当者は「親御さんが特に感動しています。始まる前と後では子どもの表情が大きく変わり、積極的にプログラムに参加していた。この変化を目の当たりにして、思わず涙が出ました」という声を伝えてくれた。 私も子どもたちを通じて、まだまだゴルフに大きな可能性があることを感じている。そして少しずつではあるが、行政を含め地元地域との協働意識が生まれてきたと感じている。 今はこうした活動の積み重ねが大切だと思っている。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2022年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2022年09月23日
    有馬カンツリー倶楽部(兵庫県三田市)は2016年から、大学一般教養科目の体育でゴルフを履修する学生にコース体験をさせる「Gちゃれ」を開催。これまで5つの大学に対応してきた。また、新型コロナによるパンデミック下の今夏も、甲南大学の「Gちゃれ正課授業」を昨年に続き開催。感染防止及び熱中症の対策を万全にすることで、何とか開催にこぎつけた。 当連載では過去3回にわたり「Gちゃれ」について書いてきたが、今号は趣向を変えて当ゴルフ場で取り組んでいる「ファースト・ティ・プログラム」を取り上げる。この活動についてご存じの方も多いと思われるが、簡単に説明しよう。 ファースト・ティは米フロリダ州に本部を置き、1997年にプログラムを開始して以降、アメリカをはじめニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校、軍施設で展開し、全世界で200以上の支部、1000ヵ所以上の施設で、累計1500万人以上の子どもが参加しているゴルフレッスンプログラムである。 このレッスンの目的は人間性を育むことであり、技術的指導は最優先事項ではない。ゴルフを通じて子どもたちの健全な人間形成を図り、「ライフスキル」(生きていく上で必要な能力)の学習を目的とした教育プログラムだ。 定義するライフスキルは「ナインコアバリュー」(9つの重要な価値観)と呼ばれ「正直」「誠実」「スポーツマンシップ」「尊敬」「自信」「責任」「忍耐」「礼儀」「判断」から構成。ゴルフの練習やプレーにおけるシーンの中で、気づかせ、学ばせるのが特徴だから、競技ジュニアとは一線を画す。 有馬カンツリー倶楽部では、2018年8月より小学生を対象に毎月教室を開き、これまでに延べ1000人を超える子どもたちが参加している。 また、2019年10月からは、地元兵庫県三田市の「健やか育成課」が進める課外学習プログラムに参画し、地元の子どもたちを対象にファースト・ティ・ゴルフ体験教室を開いている。地域の各小学校区PTA等からの依頼を受けて開催を決定する流れである。 <h2>「おどおど」から「キラキラ」</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/01/IMG_8903.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-70140" /> 2020年はコロナ禍で夏休みの予定がなくなった子どもたちに、3密を回避できる屋外学習として、多くのPTA等から依頼を受けて開催し好評を博した。 プログラムは、午後2時頃から90分ないしは120分とし、土日祝を中心に開催日を決めている。 主にゴルフ場のドライビングレンジをホームグラウンドとし、内容によっては、後半の時間に1番ホール等コースの空いたホールを利用してレッスンを行う。プラスチック製の スナッグゴルフとジュニア用ゴルフクラブを使うが、道具はゴルフ場ですべて用意している。 プログラムは、毎回コーチが詳細を決めるが、その内容は主に「アイスブレイク」という挨拶からはじまり、今日のテーマについて話し合う。その際に安全やレッスンのルールについて子どもたちに伝える。 次にウォーミングアップだが、ここでは様々な遊びを用意している。ドッジボールを使う「キャッチボール」や「長縄跳び」、夏は「水風船投げ」、さらに斜面を利用してダンボールに乗った「芝滑り」や「竹馬」もする。大人には懐かしい遊びかもしれないが、今時の子どもたちには経験のない新鮮な遊びのようで歓喜の声が響きわたる。 そしていよいよゴルフのレッスンだが、ドライビングレンジでは、チップショットとドライビングショット。その日の子どもたちのレベルに合わせて、スナッグゴルフの「ランチャー」を使うか、ジュニア用ゴルフクラブを使うか決めている。 チップショットは様々な「的」を用意して得点を競いながら進めている。時間があるときは練習グリーンに移動してパット練習も行う。 次に、ドライビングレンジ全体を使って、スナッグゴルフによる模擬ラウンドを行ったり、1番ホールなどコースに移動して実際のゴルフプレーを行うが、ここではチームを決めて協力して前に進むことを学ぶ。 最後に「ラップアップ」。これは学校でいう「ホームルーム」のことだ。今日のテーマについてレッスン中にどんなことができたか、また普段の生活ではそのテーマについて、どんなことが考えられるのかをみんなで話し合う。ファースト・ティ・プログラムでは、この時間が一番大切な時間といえる。 レッスンプログラムの流れは以上である。子どもたちのエピソードなどは次号以降、機会があれば書かせていただくが、このプログラムを開催するたびに、子どもの表情や行動の変化を見るのがとても楽しいと感じている。 わずか120分で、「おどおど」「もじもじ」から「キラキラ」した目と「ワーワー」に変わるのである。ゴルフ場で子どもたちが大騒ぎしながら楽しむ光景はあまり見られないのではないだろうか。 この話をするときに必ず聞かれるのが、「会員から子どもたちにクレームはないの?」だが、これまでにただの一度もない。 <h2>ファースト・ティ有馬教室のレッスンルール</h2> 1)プレーヤーから必ず「セーフティゾーン」として約3メートル離れて、自分の順番を待つこと。 2)ゴルフクラブは杖のようにヘッドを手元にする「ケインスタイル」で持つこと。 3)他人のショットには必ず声をかけること。良いショットには「ナイスショット!」、ミスショットには「ドンマイ」。 4)打順を交代するときは必ず「ハイタッチ」すること。※コロナ禍の現在は中止。 5)コーチは絶対に子どもたちを怒らない。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2021年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2022年01月23日
    インソールのメーカーのウィニングワンは同社が手がけるインソールブランドの「バネインソール」より、ジュニアモデルである『バネインソール ジュニア』を発売した。 「バネインソール」は足元を安定させることで、身体が本来持っている役割を充分に発揮できることを目的に設計されている。 具体的には、拇趾球、小趾球、カカトを結ぶ3本のアーチを正しく組み上げる事で、「足元→足首→ヒザ→股関節→腰→肩」と身体全体の骨格を正し、体軸を整える点が特徴だ。 また、同インソールの裏側に配置された「コントロールカップ」は強度のある素材を採用することによって、安定した着地、衝撃分散、自然な蹴り出しを可能にする。これらの機能により、ゴルフのスイング中に発生する足の横ブレをサポートし、効率的にボールにエネルギーを伝達することができるという。 『バネインソール ジュニア』は、ジュニア用ながらその性能を引き継ぐモデルで、足の横ブレ軽減はもちろん、パワー伝達に重要な外側縦アーチをしっかりサポート。 踵と前足部の高低差がないゼロミリドロップ設計で、より自然な足の運動を引き出すという。 また、足元の骨格バランスの安定性と運動性をサポートするカップ構造が特長で、「コントロールカップ」の硬度も子供の足専用に設計している。さらに、抗菌防臭機能を施し、足裏を清潔に保つこともできるとか。 近年、子供の足にも浮指や、偏平足、外反母趾など様々な問題が発生している。子供の足の発達段階から『バネインソール ジュニア』を使用し、正しい歩行に導くことが必要かもしれない。 ■製品概要 <ul> <li>インソールサイズ:XXXS(17・5~19・0㎝)、XXS(19・5~21・0㎝)</li> <li>厚み:つま先部分約3・0㎜(サイズにより厚みの前後差あり)</li> <li>重量:約27g(XXSサイズ片足 サイズによって重量は異なる)</li> <li>表面素材:NEW HV MAX ATB-100</li> <li>ベース素材:EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)</li> <li>カップ素材:TPU</li> <li>カラー:表面-ライトブルー</li> </ul>
    (公開)2020年05月21日
    ジュニアゴルファー専用のシャフトが、1本2万8000円で発売された。果たして売れるのか? 「いえ、数は出ないし、儲からないでしょう。社会貢献の意味合いが強いですね」 そう語るのは、三菱ケミカルの伊藤成就課長である。商品名は『ディアマナジュニア』。シャフトの高級ブランド『ディアマナ』から派生したもので、商売度外視の社会貢献なのだという。 「ゴルフ人口が減少する中、ジュニア向けに専用設計したシャフトはありませんでした。ですから当社は、将来の市場を担う子供たちにマッチするシャフトを提供したかった。単に大人用のシャフトを短く切るだけでは、硬くなりすぎますからね」 それにしても、ジュニアの定義は難しい。発育が早い子供は中学生で大人用のクラブを使いこなす。また、複数のメーカーがジュニア用クラブを展開しているが、成長期には体格が変わってしまい、ヘタをすれば1年で使い物にならなくなる。 いちいち買い替えるコストを考えれば、二の足を踏む親も多いだろう。さらに、シャフトだけで3万円近いとなれば、市場性は極めて薄い。 <h2>収益度外視のプロジェクト</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/04/junior.jpg" alt="ジュニアゴルファー" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-43543" /> それでも踏み切った背景には、「社会貢献」以外にもいくつかの理由がありそうだ。同社はジュニアゴルファーの定義を身長135~155cmで、競技志向が強い小学4年生から中学1年生に定めているが、東京大会の次の五輪もゴルフ競技の採用が決まっており、有望な子供に逸早くブランドを訴求したかったとの思いがありそう。 また、機能製品の開発は、同じユーザーを対象に研究していると発想が狭まり、煮詰まってしまう可能性がある。ターゲットをガラリと変えることで、新たな発見や発想が生まれる。 「当社には収益性を求めない開発プロジェクトチームがあって、可能性を探るのが狙いです。そこから生まれたのが『ディアマナジュニア』で、高品質の素材を使って大人用と同レベルの設計を施しました。 この年代はゴールデンエイジと呼ばれ、神経系の発達がほぼ完成するといわれています。スポーツなどの動きを習得するのにもっとも適した時期なので、専用シャフトの開発でシャフトの動きを感じてもらいたかった。 ドライバー用の重量は43.5g、バット径は14.1㎜と、大人用より細くなっています。ジュニアはシャフトを選べなかったので、選択肢ができたことも意味があると思いますね」 ドライバー用は幅広いスイングに合う「レッド」と、走り・弾き系の「ブルー」で各2万8000円。FW用が1万6000円、アイアン用は1本9000円とかなり高い。 将来、稼げるプロになってほしいと考える親にしてみれば、思案のしどころといえそうだ。 <h2>オノマトペを生かした開発が必要になる?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/04/diamana-junior1.jpg" alt="ディアマナ ジュニア" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-43547" /> 開発には、苦労も多かったという。広報担当の国司祐希さんがこう話す。 「一番難しかったのは『言葉』ですね。ジュニア用のドライバーシャフトは大人用より10cmほど短く、それでも手元が柔らかい、先が走るとか、フィーリングの違いを感じてもらう必要があります。 でも、子供ですからね、的確な言葉は返ってきません。合うシャフトを打つと『軽く』感じ、合わないシャフトだと『重く』感じるという程度。これを開発に置き換えるのは大変でした」 テスト風景を勝手に想像すると、こんな具合だろうか。 「どう、このシャフト? 手元がしなる? 先が走る?」 「う~ん、わかんない」 苦労は察するに余りある。 が、このことは子供に限った話ではない。振り心地など感性が重視されるゴルフクラブは、プロの意見をフィードバックしながら開発するのが一般的。その際、「プロ語」を理解することが大きな課題になる。 当たりが薄い、カツンではなくビシュといったように、感覚を数値に置き換えて設計に反映させる必要があるのだ。試作品を何度も作る手間とコストも軽視できない。 そのような難しさはゴルフクラブだけではない。これを解決するために近年、「感覚」を商品開発に取り込む際にオノマトペ(擬声語・擬態語)を活用する企業は多い。オノマトペはざらざら、ふわふわ、こつこつなど、感触や状態を表す言葉で、理屈ではなく感覚を表現するのに適している。 さる寝具メーカーは、消費者を集めたグループインタビューで好みの「掛け心地」を調べる際、もふもふ、ふかふか、ふわふわ、ほかほかといったように、オノマトペを開発に取り入れている。 これは商品名にも使われており、赤城乳業のアイスキャンディー『ガリガリ君』は成功例のひとつとされる。 仮にシャフト開発にオノマトペを導入する際、ジュニアゴルファーとのやり取りは格好のテストケースになりそうだ。大人は理屈で説明しようとするが、言葉数が少ない子供たちに感覚的な表現で選ばせれば、面白い結果が得られそう。 ボワボワ~ン、シャキシャキ~ン、ポヨポヨ~ン。 なんでもいいが、子供たちが選ぶ言葉は意外と本質を突くかもしれないのだ。その意味でオノマトペ的な開発は、シャフト研究全体に新境地を開くかもしれない。
    (公開)2018年04月18日
    月刊ゴルフ用品界2016年8月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 ゴルフ業界には、2つの「2020年問題」が横たわっている。東京五輪のメダル獲得ももちろん大事だが、この年、実は教育界にも大きな山がある。底辺拡大のために必要な義務教育にゴルフを取り入れるためのハードル、学習指導要領の改訂だ。この機会を逃すと、次の改訂は2030年。小学生が1度でもゴルフを経験するようになるチャンスは、10年に1度しかない。ある意味五輪でメダルを取るより大きな意味を持つからだ。 <strong>【206年7月4日 東京都千代田区・霞が関ナレッジスクエア】</strong> 「日本と韓国の違い‥‥。韓国は家族への愛と、国を思う気持ちがものすごく強いんです」。この日開催された日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)のタウンミーティングに登壇し、こう語ってくれたのは金愛淑(キム・エースク)さんだった。 金さんは1980年代のなかば、20歳の時に来日して以来、日本のプロゴルフ界を韓国人選手の立場から、つぶさに見てきた。当時、日本のトッププレーヤーたちは人気、実力とも世界の頂点を狙えるレベルにあった。男子はAONと呼ばれる青木功、尾崎将司、中島常幸、女子は岡本綾子‥‥。メジャーの最終日最終組に日本人がいる状況は決して珍しくなく、優勝という言葉はすぐそこにあるように見えていた。 しかし1999年、JGTOがPGAから分離独立したクーデター騒動は、スポンサー離れに拍車をかけた。視聴率も低下する負のスパイラルに陥り、坂道を転げ落ちるように日本ゴルフ界は凋落した。その後は完全に世界から取り残されてしまった。 一方、韓国は1988年に具玉姫が米ツアー初優勝を演じた後、実にスムーズな形で世代交代を続けながらレベルアップしてきた。「1998年に朴セリが全米女子オープンに勝った時、当時10歳前後だった申ジエ、イ・ボミ、チェ・ナヨンらが、第2の朴を夢見て育ったんです。 さらに申・ジエが2009年に米ツアーの賞金女王になると、その姿を自分にだぶらせたキム・ヒョージュ、チェ・インジらが育ってきた」(金さん)。韓国の選手層は分厚さを増すばかりで、世界の勢力図を完全に塗り替えた感がある。 <h2>日韓の差は教育環境の差</h2> そこで両国の選手育成事情にも精通している金さんに、日韓ゴルフ界の違いを語ってもらおうというのが狙いだった。幸いにしてこのミーティングの司会を仰せつかったため、積極的にこの話題を振らせてもらった。 その結果明らかになったのは、時期を同じくして両国の教育界とゴルフ界の協力体制に大きな差が生じたことだ。朴セリより1歳上で、6月のサントリーレディースでも優勝を飾ったカン・スーヨンは、ゴルフを始めた小学生時代、学校に申請すると、午後の授業免除が簡単に認められている。 「ゴルフは練習に時間がかかるスポーツです。中学生でも、小学生でも、1日2000個のボールを打ちますから、学校も多めに見てくれるんです」(金さん) ひるがえって、日本はどうか。現在プロとして現役で活躍している選手に小学生時代がどうであったかと聞くと、韓国との差が浮き彫りになる。学校からのバックアップはゼロに等しい。しかもクラスメートからは一人だけ遠征に行ったりして休むため、特別な存在として見られる。これがクラス内での孤立を生み、いじめにあう。そうした経験をした選手は少なくない。 親の立ち位置も、日韓両国を比較すると決定的に違う。「韓国では親は口を出すけど、ゴルフはプロが教えます。最高のエリートを育てるためには、専門家に任せるべきですから。 家族はそれを、一緒に見守っていくんです。そういう環境で、韓国の選手は死ぬほど練習しますね。死ぬほど」。ジュニア育成の段階から、日韓の間には明らかな差が開いていた。 <h2>学習指導要領に取り上げられた新種目</h2> <strong>【7月5日、文部科学省】</strong> 日本のジュニアがいじめにあう根源的な原因が、クラスメートにゴルフ経験がほとんどないこと。それならばなおさら、教育現場へのゴルフ導入を願わずにはいられない。 体育の授業にゴルフが組み入れられるためには、どうしたらいいのか。次の指導要領は、平成32年、すなわち2020年に改訂されるという。 そこで文科省に聞いてみると、担当者からは意外な答えが返ってきた。「基本的に学校体育の中に新たなスポーツを組み入れる場合、現場の方から上がって来て、検討される流れなんです。 だからたとえばメーカーさんがスポーツで使用する物品などを学校に寄付して、それを使った授業のモデルを教師に作ってもらう。 教師たちがその競技の研究会を立ち上げて、体育の授業の実践例を積み上げていく。それが広がっていけば、実績に応じて検討していくことになるでしょう」 このパターンの成功例として広く知られているのが「フラッグフットボール」だ。アメリカンフットボールが原型だが、タックルの代わりに両腰に挟んだ「フラッグ」を奪うことからこの名がついた。 メーカー側がフラッグやボールなどを学校に寄付し、運動の苦手な子でも作戦段階から参加できるため急速に普及。2011年の学習指導要領にも取り上げられた。 ゴルフも運動が苦手な子供が取り組めるスポーツだ。まずはメーカー側が学校に寄付し、教師に対し積極的にアプローチしていくことが大事なのは間違いない。 ゆる~くゴルフを始めよう <strong>【7月5日、武蔵野美術大学】</strong> この日、東京都小平市にある武蔵野美術大学では、北徹郎准教授が受け持つ授業の、前期最終講義が行われていた。 90×100メートルの人工芝グラウンドに設けられた6ホールのコースを、アイアン1本で回る。小雨が降るあいにくのコンディションながら、学生たちは実に楽しそうに〝ラウンド〟していた。 ほとんどが初心者だが、家族にはゴルファーがいるケースも多い。 「おじいちゃんに誘われて、一度打ちっぱなしに行ったら楽しかったから」「4人家族で僕だけゴルフをしていなかったから、そろそろ始めようと思って」と生徒たちはゴルフの授業を選択した動機を明かしてくれた。 選択科目の中でも、ゴルフの人気は高く、常に抽選になるという。志望理由の多くは「初めてやるスポーツだから」。確かに野球、サッカーなど普及率の高いスポーツは経験者と初心者の差が著しい。 「ゆる~く」やるにはちょうどいい、という感じなのだ。この形が、小学校まで一貫して降りて行けば、ゴルフ界の将来は明るい。そう思わずにはいられなかった。 次回はもう一つの2020年問題、東京オリンピックの選手強化に光を当てる。
    (公開)2017年11月28日
    <h2>高校生の出場試合数は青天井</h2> もう20年前になるが、女子プロのマネジメントをしているベテランプロからこんな言葉を聞いた。「最近のプロゴルファーは道具を大切にしなくなった。何でも与えられているから。私たちの頃は何もなかったし、練習時間もろくになかった」。 確かにすべてが足りない時代だった。だが時間がないから、集中して練習することを覚えた。道具がないから、大切にする。食べ物がないから、我慢が身に付く。 そんな修行時代を送ったベテランには、恵まれすぎたジュニアゴルファーの現状が危うく映る。「与えている甘いものは毒を与えているようなものではないか」と危惧していたワケだ。 今の高校生ゴルファーには定時制ではなく通信制の方がブームだ。この連載の第6回、JGA(日本ゴルフ協会)を取材した際に、中学生トップアマの実態について書いた。 義務教育ながら月に4日しか登校していない。試合に出ているからだ。そうしたトップアマが次の段階で選択するのが高校の通信制だ。 複数のプロを育てた、ある指導者に話を聞くと、高校になるとそれがさらに顕著になるという。 「中学生で月4日? 高校になれば年5日なんてのは、ザラにいます。高校側が勧誘する際に『籍だけでいい。あとはバンバン試合に出てくれ』ですから」。 特に女子プロの場合、18歳からしかプロテストを受験できない。高校生アマの立場で3年間、プロの試合に出るのが賢い選択と考える選手も少なくないのだ。 しかし義務教育の段階からひたすら家族単位で家と練習場とゴルフ場を動き回っていて大丈夫なのか。そんなはずはない。本来学ぶべき集団の中でのルールやマナー、英語などの語学の基本も身に付かない。 <h2>女子プロ協会の思惑</h2> なぜこんなことになってしまったのか。女子プロゴルフツアーの関係者は、こんな解説をしてくれた。 「昔は制限があったんです。でも宮里藍ちゃんが高校生で優勝したあたりから、ジュニア人気が上がり、スポンサーからも出場させたいという要望が出た。そこで女子プロ協会側が、その制限を取っ払ってしまった」。 その結果、どんなことが起こったか。「試合に出られれば、1000万、2000万の賞金が得られる。これに親が気づいて、子供たちにゴルフをさせ始めた。手っ取り早く稼ぐためには、中学時代に毎日1000発、2000発と打てればある程度のレベルまでは行けてしまう。 それで学業を横に置いて、猛練習して女子プロになる、というレールが出来上がってしまった」。 スポンサーにいい顔をしたい日本女子プロゴルフ協会と、1日でも早く娘に稼がせたいジュニアゴルファーの親たちの思惑が一致して、この「早熟現象」が横行しているわけだ。 実体はどうなのか。11月の初め、静岡で行われていた高校ゴルフの試合に出かけてみた。現場に来てみると、そうした問題が形を変えて顕在化していた。全日制と定時制の緊張関係だ。 全国高校ゴルフ選手権を全日制と定時制に分離する動きが出ているという。カリキュラムの違う全日制と通信制の生徒が同じ条件で競い合うのは平等でない、という考え方からだ。 通信制の場合、登校は年に数回というのが基本で、推薦さえあればいくらでもプロの試合に出場できる。平日の格安料金でラウンドができるメリットもある。 一方、高ゴ連に属している選手には年間出場試合数(日数に土日・祝日はカウントしない)が「16日を超えてはならない」という規定がある。 これは練習ラウンド1日、大会初日の金曜日の2日を欠席できれば、残りの決勝ラウンドは土日に行われるため、都合8試合は出場できるという計算からだ。しかしそれ以上休んでしまうと出場停止の罰則がある。 結果、全日制の選手たちは通信制の選手にくらべると、練習量は圧倒的に少ない。当然実力にも開きが出るため分離させた方がいい、との声が強まってきたわけだ。 <h2>都立高校にゴルフ部ゼロという実態</h2> ゴルフ競技は、高体連に属していない。アーチェリーやウェイトリフティングといった、さほど競技人口の多くない競技でも高体連に属しているのにもかかわらずだ。 そもそも、都立でゴルフ部を置いている高校は皆無なのだ。当然のことながら高ゴ連への加盟数は、私立の43高に対し都立はゼロということになる。 その理由として前出の関係者は「以前聞いた話だけど」と前置きし「都立の校長会で、ゴルフ部を作ることはまかりならん、となったと聞いている。ゴルフに対する偏見もあったようだ」と説明した。 今回、東京都公立高等学校長協会にも問い合わせてみたが、事務局長の答えは「そもそもそんな質問に答えなければならない意味が分からない」と取りつく島もなかった。 それにしても、都立高に進んだことでゴルフ部がないのだから生徒が他のスポーツに流れてしまうことは避けられない。 個人で高ゴ連の大会に出る道もあるが、そもそも都心にはゴルフ場も練習場も少なく、料金も高額。都立高生がゴルフを始めるためのハードルは、相当高い。 しかも高ゴ連の試合自体には、いくつかの問題が指摘されている。取手国際で行われる試合の練習ラウンドを週末にしようと申し込んだところ、休日のビジター料金を提示された。 選手2人とコーチ1人で10万円かかるとあって結局断念したという。ちなみにここで行われた東京都高等学校ゴルフ選手権に出場した150選手の内、都立高の生徒はゼロだった。 また、名門程ヶ谷ゴルフ倶楽部でも試合が行われているが、このコースは17歳未満のラウンドが禁止されている。個別の練習ラウンドが不可能なため大会側では3月に練習ラウンドの機会を設けているが、新入生は入学前のため参加できない。ここにも不公平が生じている。 学業や集団生活の経験を犠牲にして、ゴルフにのめり込む通信制組。多くのハードルの前に、練習の機会を奪われる全日制組。ゴルフ部すらない都立高生。あまにも極端に分かれるその立場を修正し、ゴルフへの道を開くことができるのは、JGA(日本ゴルフ協会)しかないのだが。 <h2>■小川朗の目</h2> ▼スポーツ紙の文化部長時代に経験した自殺報道をキッカケに、記者も所属している「自殺予防学会」の研究で気になるデータがある。長年にわたった自殺者3万人の大台は切ったものの、若年層の自殺は逆に増えている ▼自殺予防を研究し、活動する「絆ネットワーク」という市民団体があった。そこでともに活動した仲間が今「社会権力研究」にのめりこんでいる。その友人が、こんなことを言っていた ▼「社会のミニマムの単位は家族でしょ?親が子供を思い通りにしようとすると、それが権力の行使になるんです。摂食障害や不登校の原因は親の過干渉が原因。親が先回りしたり、自分の思い通りにしようとすると、子供は自分で意思決定できないままに成長する」 ▼今は、本文の冒頭に書いたベテランのプロゴルファー世代が定時制に通いながら修行した時代ではない。生きがいとなる女性の働く権利は担保されるべきで、子育ては夫婦で助け合うのが当たり前になった。そんな時代に、子供がすべての人々に思いやりが持てる大人に育つためにどうしたらいいか。ゴルフはそのツールになれるハズなのだ。
    (公開)2017年07月12日
    アコーディア・ゴルフはこのたび、子供たちがゴルフを通じてライフスキルを身につける教育プログラムを提供する、特定非営利活動(NPO)法人ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパンに、ゴールドパートナーとして協賛することを発表した。 同社はこれまで、登録ジュニアゴルファー制度「アコーディア・キッズ」の導入など、ジュニアゴルファー育成に注力してきた経緯がある。 「そこで、次世代を担う子供たちに『スポーツとしてのゴルフの場』を提供し、単にゴルフの技術を教えるだけではなく、ゴルフを通じて、健全な人間形成を行うことを目的とした『青少年育成プログラム』に取り組むザ・ファースト・ティの活動に賛同し、協賛を開始することになりました」(同社広報・CSR部 熊本直拓副主任) そして、5月14日には、都内ゴルフ場では唯一の定期開催(4月末現在)となるプログラムイベント「ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパン at 相武カントリー倶楽部 Supported by ACCORDIA GOLF」の1回目がスタート。同ゴルフ場で、2017年3月18日までの隔週土曜日、全26回実施するという。前出の熊本副主任は、 「今後は、全国各地の運営ゴルフ場でも本プログラムを導入し、開催地域を拡大していく予定です」 とコメント。ちなみに、ザ・ファースト・ティは、米国フロリダ州の世界ゴルフ殿堂「ワールド・ゴルフ・ビレッジ」に本部を置く非営利団体。1997年のスタートから、米国をはじめ、ニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校、軍施設で展開し、全世界で200以上の支部、1000ヶ所以上の施設で、累計1050万人以上の子供たちが参加しているという。イベントの詳細は以下の通り。 ■開催場所:相武カントリー倶楽部(東京都八王子市大船町620) ■金額:2000円(※二人目以降は1000円) ■対象者:小学1年生~中学3年生のゴルフをやってみたい、もしくは経験のあるジュニア ■実施内容:それぞれの回に設定された9コアバリューのプログラムに対応したアクティビティを行いながらゴルフを体感(※9コアバリュー:ここで学ぶライフスキルの中核となる9つの価値。正直、誠実、スポーツマンシップ、尊敬、自信、責任、忍耐、礼儀、判断) ■問い合わせ・申込み先:相武CC(042‐771‐8211)、ザ・ファースト・ティ(03‐3436‐1230)
    (公開)2016年05月26日
    丸山茂樹ジュニアファンデーションは、5月14日に、「親子ショートコースゴルフ大会inハイランドセンター」を開催する。 同団体としては初となる親子参加型の大会で、12ホールによるストローク戦で開催される。1ホールは約30ヤードのため、ゴルフ初心者でも参加が可能。また保護者がキャディとして帯同し、親子チームでの参加が条件となる。なお、アトラクション対決には丸山茂樹プロ、内藤雄士氏も登場する予定だという。 参加費は無料で、対象は小学1年生から4年生までの男女。現在、参加者を募集中で、30名。ハイランドセンター(杉並区高井戸)で開催を予定している。応募及び詳細は<a href="https://www.maru-junior.com/outline/tour_16pandc.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">同団体HP</a>へ。
    (公開)2016年04月11日
    ヨネックスは3月下旬、小学生のジュニアゴルファーを対象とした『YONEX Junior』シリーズのニューモデル『J135』(高学年向け)、『J120』(低学年向け)を発売する。同シリーズは、ドライバー(ロフト18度、本体価格5500円)、FW(#5/24度、5500円)、UT(#5/30度、5500円)、アイアン(#7・#9・SW、1本4500円)、パター(4500円)、キャディバッグ(サイズ7型、6000円)のフルラインアップで展開する。 同社は2008年6月、全国の子供たちに、ゴルフの楽しさを知ってもらい、マナーや礼儀を学べる環境をつくることを目的に、「ヨネックスジュニアゴルフアカデミー」を発足。現在は、全国約70会場でジュニアスクールを開校している。ゴルフを生涯スポーツとして永くプレーしてもらうため、同社が一貫して続けるジュニア育成への取組みは特筆に値するだろう。 そして、これまで同アカデミーや、数々のジュニアイベントなどで培ってきたノウハウと、蓄積されたデータを基に導き出した「正しいスイングが身につく」ジュニアモデルとして完成したのが、今回の『J135/J120』というワケ。 特徴は、従来よりも1度フラットな新ライ角設計とラウンドソールを採用したこと。その結果、身長に合った正しいスイングプレーンを身につけやすくなったという。また、従来のラバーグリップの硬度を10%軟らかくして、グリップ力を向上。非力なジュニアゴルファーのことを考え、力まなくてもしっかり握れる仕様となっている。 さらに、ジュニアのスイングスピードを調査し、サイズによってシャフトフレックスを変える「ジャストフレックス設計」を採用。『J135』には、一般のレディスモデルより1ランクやわらかいシャフト、『J120』には2ランクやわらかいシャフトを装着しているという。カラー展開は、それぞれのモデルでブルー、ピンクの2色を用意。 ちなみに、同シリーズを監修したのは、これまで数々のツアープロを育てた実績を持つ千葉晃プロ(ヨネックスジュニアアカデミー北谷津校・校長)。千葉プロは、全国小学生ゴルフ連盟の理事長も務めるジュニアゴルファーのことを知り尽くした人物だから、安心して子供たちに同シリーズを薦められそうだ。 問い合わせはヨネックスへ、03‐3833‐3526。
    (公開)2016年02月22日
    ヨネックスは8月8日、JR・東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」から徒歩5分という好立地に、情報発信型ショールーム「YONEX SHOWROOM AKIHABARA」をオープンした。オープン初日の来場者数は約160人、8日(土)・9日(日)の2日間では300人超が来場したという。開設の背景を事業開発部の石井豊課長が説明する。 「この構想は2年ほど前からです。東京駅近郊や品川、渋谷など都内を中心に1年以上物件を探しましたが、交通の利便性、物件規模などの諸条件やタイミングもよく、秋葉原を選びました。ここは外国人旅行者も多いため、世界へ情報発信するのに最適な場所でもあります」 石井課長の読みどおり、土日の来場者のうち約6割は外国人で、特に中国、欧州、台湾からの旅行客が多かったという。取り扱い製品はバドミントン、テニス(硬式・軟式)、ゴルフ、スノーボード、ロードバイク(自転車)、シューズ、ウエアといったように、全ての商品を陳列。専門知識をもったスタッフが常時4名体制で対応し、ユーザーに合った製品選びをサポート。また、ゴルフブースの床は人工芝、バドミントンはコートといったように、種目ごとに空間演出を変えている。英語・中国語での対応も可能。 「これまで当社は取引店を通じてお客様に製品を訴求することが中心でした。そのため、ユーザーと直接触れ合う場、製品のよさを伝える場、当社が何をやっているかを発信する場がなかったといえます。たとえばヨネックスのラケットは知っていても、ゴルフクラブがあることを知らない方もいるし、ゴルフクラブは知っていても自転車は知らないユーザーもいる。なので、こちらのショールームを通じて、世界中のお客様に当社の魅力を伝えていきたいですね」 気になる初年度の販売目標は? 「ここでは物販も行いますが、あくまで国内外のユーザーに情報を発信する場として考えているので販売目標はありません。近郊の当社取扱店を紹介することがメインですね。ユーザーの生の声を拾い上げ、今後の製品開発につなげたいと思っております」 成果によっては、ショールームの拡充も視野に入れるという。ブリヂストンスポーツも8月に直営4店舗を一気に立ち上げるなど、メーカーが消費者に直接訴え掛けることがトレンドになっている。「スポーツごころ」を伝えるのがヨネックスのミッション。今回の直営展開はその試金石となりそうだ。 問い合わせはヨネックス事業開発部へ、03‐3836‐1221。
    (公開)2015年08月12日
    アコーディア・ゴルフが行う、ジュニアゴルファーを対象とした夏休みイベントが盛況だ。同社は昨年より、ジュニアゴルファー育成の啓蒙活動として、登録ジュニアゴルファー制度「アコーディア・キッズ」を制定。 同制度は、同社が「子供たちがゴルフを始めやすい環境」を整えるために行っている施策の1つで、18歳未満のジュニアゴルファーが対象。登録費・年会費は無料。 登録したジュニアゴルファーは、春休み、夏休みの期間、全国の運営ゴルフ場で14時以降は1000円、16時以降は無料でラウンドができるという(保険料・消費税別途)。 また、直営練習場では60分間の打ち放題が500円で利用できる。同社広報部の庄司竜太主任は、次のようにコメント。 「ひとりでも多くのジュニアにゴルフの素晴らしさを知ってもらい、次世代のゴルファーに育ってほしい。新しいゴルファーの創出、ゴルフ人口を増やす活性化策として昨年より取り組んでおります。 ちなみに、同伴される親御さんは、一緒にプレーしてもOKですし、自分はプレーせずにお子様に付き添うだけでもOKです。夏休み期間中の練習に、ぜひご登録いただき、利用してください」 ちなみに、アコーディア・キッズの登録者は、今年6月末現在で2911名にのぼるという。 「11歳から13歳の年代が約4割を占めています。男女構成比は、6対4で男の子の方が多いですね。さらに、ジュニア競技やご家族で参加できるコンペなど、この夏全国各地で開催されるジュニア向けイベントもございますので、よろしくお願いいたします」(庄司主任) ジュニア競技でいえば、同社契約プロである「矢野東 ジュニアカップ」が挙げられる。同大会は、矢野プロが競技委員長を務める大会で、今年で2回目の開催になるという。もう一歩先へ、競技ゴルフを体験してみたい、そんなジュニアゴルファーに向け競技ゴルフの楽しさを体験してもらうことを目的とした大会。開催日程は以下の通り。 【東日本】 ■予選: ①7月26日(日)広陵カントリークラブ(栃木県) ②7月29日(水)ツインレイクスカントリー倶楽部(群馬県) ③8月4日(火)東京湾カントリークラブ(千葉県)) ■決勝:8月22日(土)おおむらさきゴルフ倶楽部(埼玉県) 【西日本】 ■予選: ①7月20日(月・祝)霞ゴルフクラブ(三重県) ②7月31日(金)亀岡ゴルフクラブ(京都府) ③8月1日(土)神戸パインウッズゴルフクラブ(兵庫県) ■決勝:8月29日(土)大津カントリークラブ 西コース(滋賀県) 一方、家族で楽しめるコンペが「ハローキティ ジュニアカップ」だ。これは、アコーディア・キッズと家族(登録ジュニアと2親等以内の親族)がペアを組み挑戦する、ダブルスクランブルゴルフ大会。こちらは、キティちゃんが大会委員長として登場するという。参加料金はペアで1万5000円、女の子に人気のイベントになりそう。開催日程は以下の通り。 【東日本】 場所:ノーザンカントリークラブ錦ヶ原ゴルフ場(埼玉県) 開催日:8月27日(木) 【西日本】 場所:グランベール京都ゴルフ倶楽部(京都府) 開催日:8月7日(金) 夏休みの思い出づくりにいかが? 問い合わせはアコーディア・ゴルフへ、03‐6688‐1500。
    (公開)2015年07月27日
    「ほかのジュニア育成と大きく違うのは『9つの徳目』を骨子にしていることです。正直、忍耐、思い遣りなどを、ゴルフを通じて教育する。ゴルフはあくまで手段に過ぎず、目的は人格形成。米国ではこのプログラムを通じ、非行少年が更生した例が多数あります」(渡邊一美理事)――。 世界最大のジュニアゴルフ教育プログラム「ザ・ファースト・ティ(以下TFT)」がいよいよ日本で活動を開始。昨年10月、NPO法人ファーストピース(氏家正道理事長)が米国The First Teeとチャプター契約(日本支部認証)したもので、呼称も「ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパン」へ変更する予定だという。 その国内初のプログラムが4月11日、大相模CC(神奈川県)で行われ、小学生から高校生までの男女6名、ボランティア9名が参加。1プログラム9回を基本に、以下『プレーヤー』、『パー』、『バーディー』、『イーグル』、『エース』の計5ステップで構成される。 当日は、2クラスに分かれて礼儀を骨子としたゴルフ教室を実施。第二部はパッティンググリーンへ移動し、グリーン上でのマナーとスナッグゴルフを用いてレッスンを行った。約2時間のプログラム終了後は、保護者及びボランティア向けのロックアップを開催。今後、ボランティアの組織化を図りながら全国へ普及させる構え。 ヘッドコーチの古屋浩氏は元々、県立厚木北高校の英語教諭でゴルフ部顧問を歴任。教え子には女子プロの斉藤愛璃、吉田弓美子がいる。定年退職後はTFTへ本腰を入れるため、本場米国へ2回足を運んでもいる。コーチトレーニングを受けてレベル1の資格を得ている。 「定年後も3年間は教員として残れたのですが、公務員だからアルバイトは一切禁止。TFTの活動に専念するため、スパっとやめちゃった。ゴルフが好きなんでしょうね(笑)。技術指導はインストラクターが行いますが、TFTはあくまでも教育プログラム。我々はスコアといった結果でなく、プロセスに重点を置いています。なので、指導は教員経験者でないと伝えられない部分もある。理想ですか? TFTを受講したヤングボランティアたちが次の子供たちの面倒を見ること。そういったプログラムも将来的に考えています」 米TFTはこれまでに、世界のゴルフ場や学校など700ヵ所以上で累計1000万人以上の子供の参加実績がある。日本版は果たして? 第二回は5月18日、東名CCでの開催を予定。 次に渡辺一美理事との一問一答を再現しよう。 TFTジャパンの現状と計画について。 「活動は寄付に頼りますが、現状ではスポーツ関連企業1社から1000万円を頂きました。どうにか初年度の事務費とコーチのトレーニング費用は賄えそうです。3年後には国内12コース、参加者1万人を目指したい」 参加料金の設定は? 「料金設定は未定ですが、大相模CC、東名CCの実施をモデルケースとして検証しながら3回目以降、有料化に踏み切りたい」 日本でTFTを定着させるには? 「日本と同様、米国のゴルフ産業も下降気味ですが、TFTが下支えの助けになっている。経済的理由で、続けたくても続けられない人には奨学金制度を設けるなど、その成功を参考にしながら、日本でも根付かせたいと思っています。そのためには活動資金が必至で、米国ではジョンソン&amp;ジョンソンをはじめ大企業が大口スポンサーに名を連ねている。個人の寄付も多く、活動が認知されている。翻って、日本ではほとんど知られていない。まずは、現場でどういったことを行っているか? 撮影したVTRを持参してスポンサー周りを行っていきたい。併せて賛助会員も募っていく。スポンサー、ボランティアにご協力頂ける方を現在募集中です」―-。
    (公開)2015年04月24日
    ゴルフ未体験の野球少年をゴルフ場へ引き込み、将来のゴルファーを育成する――。そんな試みが昨年12月23日、ケントスGC(栃木県)で初めて行われた。 ブリヂストンスポーツ広報出身の土田豊樹氏が企画し、栃木交流会所属の少年野球6チーム(小学5年生以下)、総勢45名がユニフォーム姿で参加。特別コーチに元読売巨人軍の篠塚和典氏が招かれ、バットとグローブを持って登場した。ゴルフ場が野球帽とユニフォームで埋め尽くされる光景は、新鮮さを漂わせた。 当日は午前中にフェアウェイへ特設ネットを張って野球教室を行い、午後からドライビング/パッティングエリアの2チームに分かれ、インストラクターによるゴルフレッスンを実施。ジュニアクラブ7セットがミズノから提供された。 子供たちの反応が面白い。「ここがゴルフ場なんだ。あの斜面を段ボールで滑ってみたい」。大人が練習している光景を見て「うわぁ、スゴイ」「カーブして遠くに飛んだ!」など野球用語で実況、興味津々の様子だった。 主催したケントスGCはゴルフ場の様々な活用法を思案中で、足で蹴る「フットゴルフ」にも取り組んでいる。新井博社長は今回の企画についてこう話す。 「わたしは米国のゴルフ場でグリーンキーパーをしていた関係で、自称芝オタク(笑)。お国柄、子供たちは幼少期から芝刈りを経験していて、これがかなりの重労働。だから、大人になっても芝のありがたみを知っています。翻って日本は芝がキレイに刈ってあって、そこでスポーツをするのは当たり前。実際にグリーンやフェアウェイをメンテナンスしている場面に触れてもらい、芝の管理や大切さを伝えていきたいですね」――。 次に篠塚和典氏との一問一答を再現しよう。 ゴルフ場での野球教室は初めてとか。 「ええ。現役の頃は自主トレ合宿でよく使わせてもらいましたが、ゴルフ場で野球を教えたのは初めてです(笑)。小学生がゴルフ場に来る機会なんてそうないですから、いい経験になったと思います。『ゴルフ場に行った』『実際に球を打った』という記憶は将来、ゴルフを始めるきっかけにも繋がる。全員がプロ野球選手になれるわけではありませんから、選択肢は広い方がいいでしょう」 現在(57歳)も年間100ラウンドをこなすそうですが、ゴルフと野球の共通点は? 「共通点は『振る』動作ですね。ゴルフクラブの方がバットより軽いので、少年たちも振りやすそうに見えました。スイングもなかなか様になっている(笑)。ゴルフから野球への転向は難しいかもしれませんが、逆は大いにありでしょう。その意味で今回のスポーツコラボイベントは、ゴルフ界のスター創出や人口拡大の試金石になりえます」 ジュニア育成で最も重要なことは? 「読売少年野球教室で年間20回ほどクラスを受け持っていますが、集まる子供たちはダイヤの原石です。それを磨くには周囲の大人たちの協力が不可欠。うまくなりたい、強くなりたいという子は目を見ればわかります。早い方が方向性を出してあげられますし、目をかけないと埋もれてしまう。私がそうでした。『スゴイ少年がいる』ということで、出身地である銚子(千葉県)の大人たちがプロの世界へ導いてくれた。その感謝の気持ちは今でも忘れません」――。 第二回目の開催は夏季を計画している。
    (公開)2015年02月13日
    2007年にスタートした本間ゴルフスクールは、全国各地のショップなどにあり、経験豊富なインストラクターがジュニアを対象にした、体の負担にならないスイング基礎を構築するためのレッスンも行っている。 今回の全国直営19店舗で開催される「親子でゴルフレッスン」は2名1組の親子に1打席を提供し、インストラクターがそれぞれのレベルや悩みに合わせてレッスンを行う。原則、子どもは小、中、高校生が対象だ。通常1回のレッスン料金は3500円~5000円で、1回に限り通常料金から2000円が割り引かれる。料金は店舗により異なるので詳細は各店舗に問い合わせて欲しい。 夏休みの思い出作りに親子でレッスンを受けてみてはいかがだろうか。 問い合わせは本間ゴルフへ、0120~941~380。
    (公開)2014年07月25日
    今年で22回目を迎える同大会には松山英樹、近藤共弘など現在国内外のツアーで活躍するプロゴルファーたちが過去に出場しており、次世代のプレーヤーを担う登竜門的な存在。 同大会へ出場する日本代表チームを陰ながらサポートしているのがヨネックス。同社は、ジュニアゴルフの普及活動と、チームとしてのゴルフを楽しめる環境づくりに注力しており、その一環として同大会への協賛をはじめ日本代表チームへのゴルフ用品提供を実施。提供しているのは、キャップ、ゴルフウエア、キャディバッグ、ゴルフシューズ、レインウエア、パラソルと多岐にわたる。 ちなみに、今大会では2015年から開催予定の女子部門に先立ち、今年は前哨戦となるエキシビジョンマッチを開催。出場国は、日本、韓国、スウェーデン、米国、コロンビアの5ヶ国。各選手が熱戦を繰り広げるなか、日本チームは終始安定したプレーで各国を付き放し、4日間をイーブンパーとし見事優勝を飾った。また、男子チームは4日間を4アンダー、9位という成績だった。 【男子の部 成績】(4日間のチームスコア) 1位:ノルウェー(トータル831ストローク 21アンダー) 2位T:米国(トータル835ストローク 17アンダー) 2位T:ベネズエラ(トータル835ストローク 17アンダー) 4位:オーストラリア(トータル836ストローク 16アンダー) 5位:イタリア(トータル837ストローク 15アンダー) ※日本は15ヶ国中9位(トータル848ストローク 4アンダー/小木曽喬、久保田皓也、大嶋炎、玉城海伍) 【女子の部 成績】(4日間のチームスコア) 1位:日本(トータル576ストローク イーブンパー/中尾春陽、渕野ひかる、小西瑞穂) 2位:韓国(トータル580ストローク 4オーバー) 3位:スウェーデン(トータル585ストローク 9オーバー)
    (公開)2014年07月01日