国内のゴルフボール市場は約1000万ダース市場。その10%にあたる100万ダースを初年度で計画する基幹商品だけに、力の入れ具合が察せられる内容だった。
700円という価格帯はプレミアムボールの位置づけだが、その構成比率は国内市場全体の約3割(300万ダース)を占めるという。今回投入した『スーパーニューイング ブリル』は飛びに特化したボールで、7割がリピーターというデータ(同社調べ)もあり、25万球にも上るサンプリングキャンペーンとの連動で訴求を図っていく。
「1、2月のクラブ市場は前年比2割ダウンと厳しい状況だが、ボールは数パーセントの減少率に止まっている。ボール市場の活性化をキーワードに市場全体の底上げに繋げていきたい」(ボール企画部堀田誠マネージャー)―。
と話している。
なお、動画ニュースでは秩父テストセンターで行われた説明会のもようを収録した。
数々のテスト装置に加え、今季初シードを獲得した津曲泰弦プロも『ブリル』を実打。