ダンロップスポーツは12月12日より、「ゼクシオ」ゴルフクラブの9代目となる「ゼクシオナインレディス」シリーズを発売する。
ラインアップはドライバー(8万8000円)、FW(#3、#4、#5、#7、#9/各5万5000円)、UT(U4、U5、U6、U7/各3万8000円)、アイアン5本セット(#7~9、PW、SW/12万円)、アイアン単品(#5、#6、AW/各2万4000円)。
同シリーズは、メンズクラブ同様、クラブがコックの解放を抑えることで、ヘッド軌道が変わるという新たな技術を基に開発。その上で、女性専用の設計が施されている。
女性ゴルファーのパワーを最大限に引き出す重心位置やヘッド形状の設計により、ドライバー(ロフト12・5度、Lシャフト)で、前モデルを4・1ヤード上回っているほか、他のクラブでも前作を超える飛びを実現しているそう。(同社計測データによる)
またレディスゴルファーのニーズに応え、ロングアイアンが苦手なユーザー向けに、今回UTの7番を新たにラインアップに加える。
デザイン面では、女性ゴルファーが楽しくゴルフができるよう、シンプルで飽きのこないデザインが特徴。シックなネイビーに明るいブルーをアクセントにしたクラウンや、女性らしさを表現した曲線的なフォルム、シンプルで繊細なドット柄のシャフトデザインなど、随所でそのこだわりを表現する。さらにソール部分のバッジにはアクセントとなるピンクが採用されており、幅広い女性の支持を得られるデザインと言えそうだ。
また前作で自分だけのコーディネイトが楽しめると好評だった「カラーカスタム」には、上品で落ち着いたテイストのボルドーをラインアップ。ヘッド・バッジ・シャフト・グリップの各部位をカスタムすることができる。
10月5日に行われた発表会では、第2部で女性記者のみを集めたレディス製品説明会を実施。会場には古閑美保プロも参加し、参加者の質問に答えた。また古閑プロは、実際にレディス製品を試打した際の印象を次のように述べている。
「軽いしシャフトも柔らかいのですが、意外にしっかりしているなという印象を受けました。初心者の方はもちろん、幅広い層に使っていただけると思います」――。
シャフトスペックもL、A、Rの3種類を用意するなどレディス製品にも力を入れている同社。現在は全体の15%ほどがレディス製品とのことだが、今後はレディス製品で売上の20%を目指していくとのこと。