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    ハッシュタグ「トーナメント」記事一覧

    三井住友カード、TBSテレビ、太平洋クラブの3社は、11月7日から10日の4日間、太平洋クラブ御殿場コース(静岡県御殿場市)にて『2024三井住友VISA太平洋マスターズ』を開催する。 三井住友カードがスポンサー契約を結んでいる石川遼を大会アンバサダーに迎え、 様々な取り組みを通じて大会を盛り上げていく。 昨年の51回大会は、今平周吾が1打差の逃げ切りで優勝。最終日に訪れたギャラリー数は9014人、4日間を通じて2万3569人が来場し、2023年男子ゴルフツアー(日本ゴルフツアー機構主管)の最多ギャラリー数を記録した。 前売りチケットは8月5日より発売中。4枚つづりの通し券や2人で観戦に最適なペア券など、観戦の用途に応じた様々なチケットを用意。また、18番グリーン横のプラチナラウンジやクラブハウスのレストランが利用できる「プラチナチケット」や、優先観戦エリアが利用できる「ゴールドチケット」も販売している。 迫力あるプレーを間近で楽しめるだけではなく、ケータリングやアルコールを楽しみながらより快適なトーナメント観戦を可能とするプレミアムチケットだ。 昨年実施していた「無料観戦エリア」を今年は「無料で楽しもう!Vポイントエリア」と称してパワーアップしているのも楽しみだ。 <h2>【無料で楽しもう!Vポイントエリア】</h2> 11月7日~10日の予選・本戦の4日間、全日5番・6番・7番ホール及び周辺エリアを来場者に入場無料で開放。家族や友人と一緒に気軽に観戦できる場となっている。 <h2>【全国各地から人気店が御殿場に集結!御殿場ラーメンフェスタ開催!】</h2> 全国各地の人気店舗が集結した、御殿場ラーメンフェスタを今大会も開催。各店舗の趣向を凝らした一品を大会会場にて楽しめる。食欲の秋に富士山を望む絶景のもと、普段食べることのできない全国各地の味を試合観戦とともに楽しもう。 <h2>【人気アパレルブランドとのコラボ企画実施!大会とのコラボグッズの販売も!】</h2> 大会期間中、会場にて、人気アパレルブランドがブース出展予定。 ゴルフウェアやゴルフアイテムなど、 通常価格よりも安価に購入できるチャンスだ。さらに、ブランドとコラボした、会場でしか手に入らない大会オリジナルグッズも記念品コーナー(会場内有料エリア)にて販売を予定している。 <a href="https://msvt-masters.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://msvt-masters.jp</a>
    (公開)2024年09月19日
    今回はツアー会場から、JLPGAツアーでドライバーとFWがトップの使用率を誇るキャロウェイゴルフのツアーサービスカーで話を伺いました。 キャロウェイゴルフといえばウッドクラブ、特にドライバーの使用率が高いメーカーです。JGTO男子ツアーでは使用率の高い試合では40%を超えることも多く、今回取材をお願いしたLPGAツアーでも30%を超えているのが現状です。 キャロウェイゴルフの島田マネージャーに話を伺いました。 「LPGAでの女子選手ですが、平均で使用者が30人。契約プロの8名を除いても22人の選手がキャロウェイを使用している状況です。30人使用の内訳は、『パラダイム』が8割で24人。そのうち9割(22人)が『トリプルダイヤモンドモデル(◇◇◇または◇◇◇S)』。8名の選手が『ローグST』または『speed』を使用。『パラダイム』についてはヘッド重量が185g前後と軽量で、クラブの重心位置調整のグルーと2か所のタングステンウエイトを使用して、クラブの調整範囲が非常に広く選手に合わせやすいモデルです。 従来よりも大幅に『トリプルダイヤモンドモデル』の使用者が増えたのは、今回のヘッドが360度カーボン製で、ソールもフォージドカーボンでフェースがチタンである特性により、従来モデルより大幅に慣性モーメントが大きくつかまりがよいためです。 『パラダイム』はツアーで3モデルを持ち込んではいますが、『トリプルダイヤモンド』が主力です」 契約プロ以外の使用者は、三ヶ島かな、西郷真央、申ジエ、笠りつ子、藤本麻子、金田久美子、川岸史果らです。 プロの意見は飛距離が出るのと打感の柔らかさ、自分に合うフィッティングが決まりやすい、との声が多かった。 ★『トリプルダイヤモンド』は、ヘッド重量が193g~194gでタングステンウエィトが2g~12gの2か所で調整できます。グルーを入れる行為がスピンを減らすためではなく、球のつかまりをコントロールする方向に使えるのはうらやましい。このような仕様であれば、あらゆるプロに合わせやすいのはいうまでもありません。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2023年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://bt3.jp/url/ts/g/z9lenol2">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2023年10月07日
    先日、中日クラウンズ最終日のテレビ中継を見ていましたら、いきなりSDGsの大きな看板が画面に大写しになりました。一瞬目を疑いましたが、間違いありません。 ゴルフの大きな大会にSDGsが登場するなんて想像もしていなかったのでびっくりするやら感激するやらで、しばらく競技を見るのを忘れてしまったくらいでした。 試合はベテラン岩田寛選手の堂々たる優勝に終わりました。これもまた見事な勝ちっぷりで、優勝後のインタビューも良かった。私にとっては久しぶりに楽しい中継となり、気分が良い一日となりました。 この欄で何度もSDGsの重要性やゴルフ業界の参加を呼び掛けてきたのですが、私にはあまり反応が聞こえてきませんでした。 ゴルフ業界に知り合いがあまりいませんので反応が分からなかったのかもしれませんが、自分の至らなさに反省していた矢先でしたので、同志みつけたり、と嬉しくなったのです。 早速、GEW編集長の片山さんに連絡をして大会事務局に問い合わせしていただきました。すぐ返事があって、CBCテレビが大会運営の一環として大きな看板を立てたことが分かりました。 そこで、CBCテレビ・クラウンズ事務局の谷口岳彦さんと連絡が取れ、色々詳しくお話を聞くことができました。電話口でのお話に随分と驚きました。昨年からこのSDGsの取り組みを始めておられ、内容も多岐にわたっているのです。今年の関連企画は表1のとおりです。 スポーツにおけるSDGs <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/546.jpg" alt="" width="1500" height="1430" class="aligncenter size-full wp-image-78458" /> この中日クラウンズのような取り組みは他のスポーツで見たことがありません。野球やサッカー、ラグビー、バスケットなどの大きな大会でこのような試みを聞いたことがありません。おそらくゴルフが初めてなのではないでしょうか。 私の無知により、実践されている例があるのかもしれませんが、オリンピックや野球の日本シリーズ、サッカー、ラグビーのワールドカップなどのような大会でSDGsの重要性を観客などに訴える活動をしている例を知りません。 そう思うと、何やら誇らしい気持ちが沸いてきました。長い間、環境問題の普及、教育に携わってきた身としては、そしてまた、ゴルフ好きの人間としては、強力な援軍を得た感じになったのです。 ゴルフ関連業界の様々な分野で地球の将来を考える活動をさらに展開していただければ、ゴルフ本来のフェアープレーやノブレス・オブリージュといった精神が世に広まっていくのではないかと思います。 <h2>第6次IPCC報告書</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/789.jpg" alt="" width="758" height="533" class="size-full wp-image-78460" /> 温暖化抑制の目標図 赤い帯は現在の状況が続くと気温は上昇し続けることを示し、紫は2030年から上限2度を目指し、緑は今すぐから上限2度を目指し、青が今すぐに上限1.5度に抑える目標を示している。(IOCC報告書より) IPCCとは、以前にも説明しましたが、気候変動に関する政府間パネルのことで、この3月にスイスで開かれた第58回総会で第6次評価報告書が承認されました。 この報告書によりますと、現在、急激な温暖化が進んでおり、大気、海洋、雪氷圏、及び生物圏に大掛かりな変化が起こっています。今のままの対策では、世界の気温は21世紀の間に1・5度上昇し、2℃以下に抑えることすら困難になるとみられます。本来であれば、1・5度の上昇が限界で、それ以上になると大幅な気候変化が発生し、私たちの日常生活は大きく脅かされるようになってしまいます。 21世紀末までに気温の上昇を1・5度以内に抑えるには、図1にあるように、大幅な温室効果ガスの排出削減が必要です。特にCO2は排出量を正味ゼロにしなければなりません。私たちは相当の覚悟をする必要があります。 <h2>経済に及ぼす影響</h2>   こうした状況を受けて、すでに世界の投資家は動き出しています。 世界で最も影響力がある投資家の1つであるロックフェラー財団は、つい最近、アメリカの石油メジャーであるエクソンモービルの株式を売却すると発表しました。 ロックフェラー財団はもともと石油で財をなしたジョン・ロックフェラーによって設立された団体で、石油関連業とは密接なつながりがあったのですが、時代の流れは石油関連企業を切り捨てるという決断を迫ったのです。 このように世界の大きな財団や投資家は石油離れに動いています。これも、IPCCが指摘する事実に背を向けることができなくなっている証拠です。世界の経済の流れはもう決定的に温暖化防止に向かっています。図1にあるように2030年からは急激で大幅な温暖化ガスの削減が求められるようになるのは明白です。 こうした潮流に鈍いのが今の日本です。20年前には環境技術が世界一と言われていたにも関わらず、今では先進国の中で、脱石油に最も遅れている国になってしまいました。何とかしなくてはいけません。 そんな折に中日クラウンズでの出来事が心に響きました。この流れをもっと加速させたい。様々なスポーツがある中で、先頭を走りだした中日クラウンズに「あっぱれ」です。 <h2>温暖化の影響</h2> IPCCの報告書は、地球の気温が今より1・5度以上上昇した場合 1)海水面が2m上昇する地域が出てくる 2)地球上の各地で極端な高温、海洋熱波、大雨、干ばつなどが頻発する 3)北極海の海氷や氷河などの氷が激減する 4)これにより現在の農業生産システム、治水事業、異常気象対策などが役に立たなくなる など社会生活に計り知れないダメージが発生する可能性が高い、と指摘している。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2023年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://bt3.jp/url/ts/g/z9lenol2">月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら</a>
    (公開)2023年08月31日
    アルペンは9月1日(金)~9月3日(日)、GOLF5カントリー美唄コースにて「第28回ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」を開催する。 開催期間中はパターコンテストや試打会、スナッグゴルフなど楽しいイベントが盛りだくさん。なお、今年の大会はギャラリー入場制限なしで開催する。 ■大会概要 ・日程:2023年9月1日(金)~9月3日(日)、各日8:00スタート(予定) ・会場:GOLF5カントリー美唄コース 北海道美唄市字茶志内250 ・入場券 ◆前売券 3000円 ※7月1日(土)10:00より販売開始 ※各日共通1日入場券(3日間のうちいずれか1日入場可能)。ゴルフ5オリジナルキャッププレゼント特典つき ◆当日券 各日3500円 ■来場方法 ・電車の場合 JR函館本線「美唄」駅より無料シャトルバスにて送迎。乗車時間約15分。AM6:40より列車到着時間に合わせて随意 運航予定 ・車の場合 コース隣接の無料ギャラリー駐車場を利用。ギャラリー駐車場からコースまでは徒歩。AM6:40オープン予定 ■イベント情報 ◆チャリティパターコンテスト 9月1日(金)~9月3日(日)9:00~15:00(予定)西コース5番ホールグリーンにて開催、1回500円のチャリィ ◆有名メーカー大試打会 9月3日(日)11:00~15:00(予定)、練習場にて開催、参加メーカーはブリヂストン、 テーラーメイド、キャロウェイ、ダンロップ、タイトリスト(都合により変更になる場合あり) ◆ギャラリープラザ ゴルフ5やメーカー直営のゴルフ用品販売ブースにてショッピングが可能。美唄物産展も開催。出店はゴルフ5、ブリヂストン、キャロウェイ、テーラーメイド(都合により変更になる場合あり) ◆スナッグゴルフ ギャラリープラザにて人気のスナッグゴルフを体験。9月1日(金)~9月3日(日)。7:00~16:00(予定)。
    (公開)2023年07月06日
    9月8日(水)日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯(JFE瀬戸内海GC、岡山県) 今回は日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の会場に来ています。今季はすでに5試合が実施されていますが、その中で見えてきたクラブフィッティングの状況を報告します。 コロナ感染症対策として無観客試合が行われ、同対策としてツアーサービス、各メーカーのレップも練習場やコース内での帯同ができません。 クラブメーカーのサービスレップは、 1)選手の傾向により最新のクラブと新商品のシャフトをくみ上げる 2)新製品のテストクラブを練習場で弾道測定器で測定、弾道高さ・スピン量等を調整 3)練習ラウンドに帯同して、テストクラブの弾道判断をして微調整して仕上げる 4)実際に本番で使用し、練習ラウンドではわからなかった点を微調整して仕上げ という方法でフィッティング調整を行いますが、現在はその微調整ができずに新商品のテストを行っている状況です。これは新製品で簡単に結果を出ていた昨年までとは状況が違い、各メーカーのクラブ担当者を悩ませています。 クラブデータや物理特性では前モデルより向上しているにも関わらず、昨年までの旧モデルをそのまま使ってしまう等の弊害が出ています。もちろんメーカー的には最新モデルの使用を推奨しますが、微調整ができずに結果が出ずに苦しい状況です。コロナ感染症のためとはいえ、メーカー、出場選手ともに苦労している現状です。 まだ5試合とデータも少ないですが、この世界で経験豊富なベテラン選手が自己判断の正確さで微調整依頼をして結果を出せているようです。また、近年増加するクラブ契約フリーの選手はベテラン勢が多く、結果を残せているのだと思います。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/20110202.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-64639" /> 各メーカーの2020年モデルは非常に性能の優れたものが多いと思う反面、このような理由で微調整がうまくいかずに昨年までのモデルを使用したり、フリー選手では以前契約していたメーカーに頼らざるを得ない状況もあるようです。これは複数年選手と契約しているおかげで選手のスイングや癖、要望やニュアンスが言葉で伝わりやすいことで結果を出せているようです。 1)キャロウェイ・中島氏と福田侑子プロ新製品投入と、調整過程の打ち合わせで、マーベリックマックスとディアマナTBをテスト開始 「やはり、練習場でデータ計測し、コース内での使いやすさと微調整は、練習ラウンドに付き添っての最終調整が一番重要で、これができない現状では、前モデルを超えることはなかなか難しい状況です」(中島氏) 2)PING・浦山氏と須藤氏契約プロの要望にどのようなセッティングをするか相談「契約プロでも、弾道測定器で練習場での大まかなフィッティングと練習ラウンドでの目視で微調整を行うので、なかなか合わせきれないのが現状です。我々にも選手にも厳しい状況ですね」(浦山氏) 3)オデッセイ・本杉氏と藤田さいきプロ 実際に練習グリーン横に帯同できずにプロの要望をどのように判断して調整するか、プロも困っているとのこと。 「選手の要望に応えるには練習グリーンの横で転がり具合を見て微調整するので、いまは要望になかなか対応できない」 (本杉氏)
    (公開)2020年11月02日
    「2016年の『三井住友VISA 太平洋マスターズ』にて、松山英樹プロがコースレコードで優勝しました。その時に彼が出した『日本のツアーレコードを意識した』というコメントを聞いて、よし!御殿場コースを新たな舞台に国際水準のトーナメントをしようと決意しました」 そう改修のきっかけを語るのは、太平洋クラブの韓俊社長だ。 同社は、男子ツアー「三井住友VISA 太平洋マスターズ」の開催地でお馴染みの「太平洋クラブ御殿場コース」を17年ぶりに全面改修し、10月1日にグランドオープンした。改修はリース・ジョーンズ氏、監修を松山英樹がそれぞれ担当。この程、明治記念館(港区)にて完成記者発表会を開催した。 改修に当たっては、多方面から「今のままでもいい」という声があったことや、同社の収益の柱である同コースを改修することによる不安などもあったという。しかし、世界を知る松山英樹からの挑戦状が韓社長の心を改修へ突き動かしたのかもしれない。 <h2>松山英樹を監修に起用した決意</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/gotemba.jpg" alt="太平洋御殿場コース" width="720" height="480" class="aligncenter size-full wp-image-51191" /> 今回のコース改修は、冒頭の言葉からも松山英樹の挑戦状を受け取った韓社長の決意の表れと言える。同社は、国内に17のコースを保有するが、トーナメントが行われる「御殿場コース」の存在は圧倒的だ。これまで数々の名勝負が繰り広げられ、タイガーウッズが最終日最終ホールでチップインイーグルを決めた「EMCワールドカップ2001」はあまりにも有名。松山英樹自身も、2011年の「三井住友VISA 太平洋マスターズ」で優勝を決めている。 松山自身がどのような意図だったのかは計り知れないが、少なくとも上記のような歴史あるコースで「日本のツアーレコードを意識した」という発言は、名物コースを牽引してきた韓社長のプライドに火をつけたと言えるのではないだろうか。それでも、監修をその松山英樹に依頼したのは 「世界のトーナメントコースと、日本のコースの両方を熟知しているのは、松山英樹プロの右に出る者はいないと思いました」(韓社長) という想いからだったという。挑戦状を叩きつけた本人とのタッグ。逆転の発想は興味深いが、少なくともこれにより韓社長が世界レベルのコース作りに舵を切ったと言える。松山英樹も改修に当たって下記のコメントを発表。将来的に世界大会を開催するコースを意識していることが伺える。 <img class="alignnone size-full wp-image-51183" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/201811053.jpg" alt="" width="788" height="525" /> <h2>改修を担当したリース・ジョーンズ氏とは?</h2> 改修に当たって、重視したことは戦略性と景観美を極めることだったという。そこで、全米オープンや全米ゴルフ選手権の開催地など220以上の名門コースの改修を手掛けたリース・ジョーンズ氏に改修を依頼。依頼の理由は、同氏が現状の設計を尊重しながら改修できる手腕を持っていたからだという。 <img class="alignnone size-full wp-image-51182" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/201811052.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 9月のPGAツアープレーオフシリーズ最終戦でタイガーウッズが復活優勝を飾った、イーストレイクGCも同氏が改修を手掛けたコースだという。このコースを目の当たりにしたタイガーウッズは、「飛距離によるアドバンテージがあるコースではなく、ショットメーカーが勝てるコースだ。自分はこのコースで勝てる」と同氏に伝えに来たというエピソードも披露された。そのような数々の実績がある同氏だが、今回の改修に関して、 「コース設計者である加藤俊輔氏の基本デザイン自体が素晴らしい。私はそこに時代に合ったちょっとしたものを加えただけ」 とコメント。改修に当たって、韓社長とオーガスタなど世界の名門コースを視察しながら協議を進めたといい 「メンバーにとっては楽しく、誇れるコースに。そしてトーナメント開催に当たっては難しいコースにする。その両方を念頭に改修しました」 と語った。 <h2>改修内容は? 目玉はパー70</h2> 韓社長によると、改修に当たっては設計家とプロの両方の目線を重視し、ゴルファーの挑戦意欲を掻き立てるコース作りを意識したという。設計家であるリース・ジョーンズ氏が配置した厳しいハザードがフェアなものなのかをプロである松山英樹の目線でジャッジ。プレッシャーのかかった局面において、本当に効いてくるハザードは何なのか。何を作り、何を残す必要があるのかということに拘ったのだとか。 主な改修の内容は下記の通りだ。 <img class="alignnone size-full wp-image-51184" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/201811054.jpg" alt="" width="788" height="525" /> <strong>1.ティーグラウンド</strong> ティーグラウンドをスクエアな形にし、広げたことにより、各ホールの全体が把握できるようになった。 <strong>2.フェアウェイ</strong> アマチュア泣かせのラフは廃止し、フェアウェイを広げ、ライもすっきりさせた。 <strong>3.バンカー</strong> リース・ジョーンズ氏の拘りで、全てのバンカーを見直し、バンカーに入りやすいコースに改修。戦略性と景観美を意識した同コース全体のバンカーを「リース・バンカー」と命名。 <strong>4.グリーン周辺</strong> 各ホールのグリーンのアンジュレーションに沿うような形で、グリーン周辺のチッピングゾーンを改修。グリーン面の全面改修は1ホールのみにも関わらず、アンジュレーションが際立つ錯覚を起こすようにした。 <strong>5.パー72をパー70へ</strong> 松山英樹の拘りにより、大会開催中は、6番と11番をパー5からパー4へ変更。それによりパー70での開催となる。 <img class="alignnone size-full wp-image-51185" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2018/11/201811055.jpg" alt="" width="788" height="525" /> 上記の主な改修点からも分かるように、スクエアで広いティーグラウンドによってホール全体が見渡せ、ホールごとの攻略プランが立てられるが、ラフを廃し広くなったフェアウェイの中に、効果的に「リースバンカー」を配置することで、挑戦するゴルファーはバンカーのプレッシャーを考えながらショットの落としどころを考えないといけない。ただ難しくするだけではなく、まさしくアメとムチを使い分けた改修と言えよう。 トーナメント向けへの改修が目立つムキもあるが、会員やアマチュアゴルファー向けへの改修も意識されているようで、リース・ジョーンズ氏の発案で、従来のフロントティーとレギュラーティーの間に、新たにミドルティーを増設。シニアゴルファーがフロントティーを使う抵抗感に配慮した措置で、あらゆる層のゴルファーに応える意図があったという。 <h2>太平洋クラブ御殿場コースで世界水準の大会を</h2> 松山英樹のコメントにもあるように、今回の改修は世界レベルの大会誘致を意識したものであることが伺える。将来的に同コースでPGAツアーが開催ということになれば、ゴルフファンがトーナメント会場に足を運ぶきっかけになり、ゴルフ業界の活性化にも繋がる。そんなことを期待させる改修だ。
    (公開)2018年11月06日
    月刊ゴルフ用品界2013年9月号掲載 なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <hr /> 地上波の民放テレビのゴルフ中継が、面白くないという声をしばしば聞く。特に、ライブ中継でなく、そのほとんどが録画であって、いまの時代ではフェイスブックやツイッターで、結果が先に解ってしまうから、興ざめであるという理由。 さらにいえば、JGTOなどがスコア速報をやっていても、テレビと連動して、途中でストップしてしまい、TV放映時間にあわせてロックされてしまうという興ざめ。もちろん、解説陣や特定の選手中心の画作りなど、こまかく言えば不評のネタは尽きない。総じて、つまらないから視聴率も下がるという結果になる。 何故、ライブ中継ができないのか。スポーツは、生中継に限ると言われているにも関わらず、敢えて、ライブをやらない理由は、どこにあるのか。 風が吹けば桶屋が儲かる式に話せば、こうなる。 例えば、日曜日の午後にゴルフ中継を放映する。その視聴率が、4、5、6パーセントあたりだとする。すると、問題は次の週の日曜日の同じ時間のスポットCMの料金だ。スポット料金は、前週の同時刻の視聴率に対して価格が決まる。例えば、前週にテレビ朝日が人気ドラマ「相棒」の再々再放送をしたとすると、いまでも15パーセントは下らないという。 すると翌週のスポット料金は、15パーセントの視聴率の価格になる。つまりゴルフ中継で、3パーセントなら価格は5分の1に落ちるのだ。それがひとつの理由。金にならないわけだ。 次の理由。トーナメントのゲーム展開が予定時間内で終わらなかったとする。 かつては「スポンサーのご好意により時間を延長します」というテロップが流れて、15分単位で延びて決着まで見られる可能性が多かった。ところが、いまは、この延長というのがない。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/17070402.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-1118" /> で、ゴルフファンは、ならばBSチャンネルで続きをやればいいではないか、と思う。 ここにも、問題がある。そう簡単にBSチャンネルで残りを放映するというわけにはいかない事情があるのだ。 技術的には、別に地上波からBSチャンネルにスイッチすることは問題ない。事実、そうしているスポーツ番組はいくらでもある。 でも、である。例えば東京のキー局が、ゴルフ中継をして、放映時間内に決着がつかないで「続きはBSチャンネル」で御覧くださいというテロップを流すとする。当然、キー局は、そのBSチャンネルの親会社だから問題ない。 けれども、系列のローカル局にネットしている場合、そのローカル局とBSチャンネルは、なんら関係がない局なわけだ。つまり、ローカル局にとっては、続きをBSチャンネルに持って行かれると、当然、ゴルフ中継の次の番組の視聴率に影響がでる。ゴルフ中継の結末が見たい視聴者は、そのローカル局からBSチャンネルに移ってしまうから、その視聴者数だけ減るというわけだ。 <h2>営業局が反対する</h2> 僕が知る限りでも、ゴルフ中継を担当しているスポーツ局のスタッフは、当然、ライブ中継のほうが緊張感もあり、スポーツは生中継という信念も強く、ライブ中継をしたいという情熱はある。 でも、編成局、広告・営業局にとっては、直接にその局の全体視聴率の足を引っ張るし、コマーシャル料金の収入も減るわけだから、反対するのである。 それでも、無理やりトーナメントの中継をするには、やっぱりコマーシャルに乗ってくれる提供スポンサーが必要になってくる。そのときに、当然、その提供スポンサーと関係している人気選手がいれば、それをきっかけにセールスするのだから、中継のときにでも、他の選手よりは長い時間映像を流さざるを得ないわけだ。 で、風が吹けば桶屋が儲かる式の図式が、見事に成立してしまうのである。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/17070403.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-1119" /> もうゴルフ中継を地上波で流すという意識を捨てるべきだと思う。これは無理なのだ。視聴率至上主義、利益追求主義だけの地上波では、トーナメント中継をするということは無理だと思う。 昔のように、テレビ局、その関連の新聞社が協賛、あるいは共催して「これは局の事業部マターだ」と英断を下すならともかく、いまの時代に赤字覚悟でそんなことをする余裕のある局は、まずないと思っていい。 でも、と思う。この論理は、すべてテレビ局側のものであって、ゴルフトーナメント側の論理は、まったくない。 なぜ視聴率が低くなってしまうのか。なぜ、トーナメントに興味が薄れてしまうのか。なぜ提供スポンサーが興味を示さないのか‥‥ と、突き詰めていけば、やっぱり、選手たちの資質の低さや、開催コースの甘さ、あるいは、解説者などを含めたゴルフ業界の問題も浮き彫りにしなければいけないと思う。 <h2>6週間の空白</h2> あるテレビ関係者に言わせれば「視聴率が獲れないのが最大の理由」だと言った。確かに。 昨年、ヤマハレディースが、ユーストリームで本格中継をするという初めての試みがあった。これが大成功だった。いまやメディアの汎用が多く、地上波だけが映像を流す主流とはいえなくなっている。 むしろBSチャンネルやCS地ャンネルのほうが時間枠もたっぷりととれて、日本全国をカバーしてくれる。 それに加えて、ユーストリームやフェイスブック、ウエブ、スマートフォンなどを連携させれば、もっと面白く伝えることもできるはずだ。 マスターズや全米オープン、全英オープン、全米プロと世界の四大メジャーのスマホの情報は、とても素晴らしかった。 もう地上波に高い放映権料を支払うのではなく、そういったマルチメディアをうまく活用する方向でお金を使ったほうが、ゴルフファンの手元にしっかりと情報を与えることができると思うのだ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/170704B.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-1117" /> さて、こうなるとまずゴルフ界側は、選手の資質の向上とコースセッティングの面白さをどうするか。次に、それを伝える解説者やレポーターの資質。さらには、情報をどういう風に料理するか。 どんな情報を流せば興味が持たれるか。つまりソフトの充実を図らなければならない。ライブ中継ができない地上波なんていらない! と叫ぶだけではなく、以上のものを 生み出す努力も必要ということになる。 だいいち、7月から6週間も日本の男子ツアーが開催されず、テレビ中継がされなくても、誰も、驚きもせず、つまらないとも言わないのだから、それも問題ですよね(笑)。
    (公開)2017年07月04日
      同コースは、雄大さと美しさが融合したチャンピオンコースで、97年に三菱ギャランで優勝したジャンボ尾崎が「日本に、ここの18番ホールのようなホールがもっとあれば、日本のプロのレベルは確実に上がる。このコースは高度の技術を有している者でないと制することはできない」コメントしたという最終ホールを有するゴルフ場だ。   今大会は、予選会を勝ち上がったアマチュアゴルファー30名と60名のプロゴルファーによる公式競技。アマチュアの出場資格は50歳以上であること、また、主催者である太平洋クラブグループメンバーであることだという。開催コースである六甲コースを良く知るメンバーとプロとの対決も見どころの一つだ。   また、前日の2日に行われるプロアマ大会への出場資格も同会員による新ぺリア方式による予選会を行うなど、会員メリットが満載の大会となっている。   3月に会社更生手続きの終結を発表した太平洋クラブは、全国300店舗のパチンコホールや映画館を運営するマルハンをスポンサーとして迎えた。今後は同社からの支援を受けて、さらにコースのメンテナンスにも力を入れる見込みで、新生太平洋クラブの船出に注目が集まる。   大会の出場選手は、日本プロゴルフ殿堂入りを果たした青木功や昨年「全米シニアプロゴルフ選手権」を制した井戸木鴻樹、レギュラーとシニアツアーで活躍する室田淳、日米のツアーで活躍する尾崎直道など往年の名選手が出場を予定。   前売り入場券は、太平洋クラブグループの本社及び各ゴルフ場、チケットぴあなどで発売する。   【大会概要】 会場:太平洋クラブ六甲コース(兵庫県三木市吉川町水上1582-1) 開催期間:8月2日(土)、3日(日) 賞金総額:4000万円(優勝賞金800万円) 出場人数:シニアプロ60名、アマチュア30名、計90名(予定) 出場資格:プロの部・PGA規定による選考60名      アマの部・アマチュア予選会上位者及び主催者推薦含む30名(予定)      予選会の出場資格は太平洋クラブ会員・太平洋アソシエイツ会員(満50歳以上、HDCP12.9以下の男性アマチュアゴルファー) 競技方法:36ホール・ストロークプレー(各日18ホールの2日間) 出場予定プロ:青木功、井戸木鴻樹、室田淳、尾崎直道、他   問い合わせは、日本プロゴルフ協会03~5472~5503 または太平洋クラブ03~6430~2036まで。
    (公開)2014年06月30日
      同大会はその名の通り、4大メジャーの1つである全英OPの日本最終予選に位置づけられている。そのため、出場者からは全英OPのコースと似たリンクスでの開催を要望する声があり、6年ぶりの開催地変更となったという。同社では1971年に男女共催の「美津濃ゴルフトーナメント」を開催以来、40年に渡りトーナメントを開催しており、多くのヒーローを輩出している。   大会概要は以下の通り。 大会名:「~全英への道~ミズノオープン」 主催:ミズノ 日程:2011年6月23日(木)~26日(日) 大会会場:JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)   問い合わせはミズノへ、0120~320~799。
    (公開)2010年12月22日
    対象は「S-YARD WEB倶楽部」の会員だが、会員登録は一切無料。シビアな競技の世界でブランドをアピールし、あわせてウェブ会員の増強を図っていく。背景には、新たに立ち上げた『GT』ブランドを訴求する狙いがありそうだ。特に力がはいっているのが中上級者向けの『GTタイプS』で、ゴルフ場の倶楽部選手権に出場するレベルのゴルファーなどを対象に、歯ごたえのある『S‐YARD』をPR。今回のキャンペーンも、その一環とみられている。   健康志向の高まりで若々しいシニアが急増している昨今。かつてのリッチシニアから、アスリートシニアという新しい領域の開拓に懸命だ。キャンペーンの詳細は<a href="https://www.seiko-syard.com/">こちら。</a>
    (公開)2009年09月01日
    「ICOCA」はJR西日本のICカード乗車券を利用した電子マネーサービスで、今回の場合は入場料のみの支払いが「ICOCA」で可能になる。さらに首都圏で利用されるJR東日本のICカード「suica」も同様だ。ただ、大会会場でのチャージは出来ないため、残金の確認は不可欠となる。   電子マネーでの入場は、25日(木)・26日(金)当日入場料金3000円(税込)、27日(土)・28日(日)当日入場料金4000円(税込)。   また同サービスを利用すると、会場内のミズノ売店で利用できる500円分(税込)のミズノ売店利用券をプレゼント。さらに電子マネーの利用の有無にかかわらず、JR西宮名塩駅よりギャラリーバスを利用したギャラリーに、先着順で大会記念キャップ(非売品)を合計2500名にプレゼント。   大会概要 【主 催】 ミズノ株式会社、読売テレビ、読売新聞大阪本社、報知新聞社、読売ゴルフ 【主 管】 (社)日本ゴルフツアー機構 【後 援】 (財)日本ゴルフ協会、(社)日本ゴルフトーナメント振興協会 【特別後援】 R&A全英オープン実行委員会、英国大使館 【賞金総額】 1億3000万円 【優勝賞金】 2600万円 【開催日】 6月25日(木)予選ラウンド 6月26日(金)予選ラウンド 6月27日(土)決勝ラウンド 6月28日(日)決勝ラウンド
    (公開)2009年05月29日
      賞金総額の減額申請が受理された大会は次のとおり。「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」1億5000万円→1億3000万円、「フジサンケイクラシック」1億5000万円→1億1000万円、「ANAオープン」1億3000万円→1億1000万円、「キヤノンオープン」2億円→1億5000万円、「ザ・チャンピオンシップby LEXUS」2億円→1億5000万円、「三井住友VISA太平洋マスターズ」2億円→1億5000万円。上記の6試合に加えて、JGTOの特別協力大会である「アジアパシフィックオープンゴルフ選手権パナソニックオープン」も2億円→1億5000万円になっている。   これにより、今季男子ツアーの賞金総額は当初発表の37億1000万円から2億8000万円の減額で、計34億3000万円(7・5%減)となる。「1億円大会」が3試合ほど消えた金額に相当する。   悪いニュースはこれだけではない。昨年、日中の共同開催として鳴り物入りではじまった「パインバレー北京オープン」(5月7~10日、中国北京市)が、開催日程の延期を決定、具体的な開催日が決まらないままだという。JGTOによれば、「大会主催者のフォアピングループから、米ツアーの『ザ・ブレイヤーズ選手権』と同週開催のため、日程を延期したいとの連絡を受け、これを受諾することにしたのです」という。同週開催は以前からわかっていたことだけに、この時期になぜ? との疑念もわく。
    (公開)2009年04月15日

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