HARAKENは6月、ドゥーカスブランドよりドライバーヘッド『DOCUS DCD703』を発売する。これまでの中級者向け『DCD701』、そして上級者向け『DCD702』に続き、やさしさを追求した『DCD703』で、シリーズは完成する。
『DCD703』は、460cm3のシャローヘッド。投影面積が大きく安心感があり高い慣性モーメントを誇るヘッドだが、高MOIヘッドにありがちな捉まりの悪さを解消。重心アングルを強目に設定したことで、安心してボールを捉まえて大きな飛距離を実現している。また、フェース素材は15-3―3-3、ボディに6-4チタンを採用。適合ヘッド(195g±2g)と高反発ヘッド(190g±2g)をラインアップする。
適合モデルはシャローバッグにデザインして打音を低く、高反発モデルは、少しだけディープバック形状に設計することで、高音を奏でて、ゴルファーに飛びをイメージさせる工夫を凝らしている。ロフト設定は9・5度、10・5度、11・5度をラインアップするが、実はソールにも特長がある。
それが蛇行した川のようなソールの溝だ。一直線ではなく、トゥ側は溝の位置がフェースに近く、ヘッドのたわみ量を減少させたことでトゥヒットでのドローしすぎを抑制。逆にヒール側の溝はフェースから少し離れており、且つ幅が広い。ヒールヒット時にヘッドのたわみ量が多く、ヒールヒットでもボールを捉まえやすい設計を施している。
問い合わせはHARAKENへ、0280-23-4099。