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    米国のパターデザイナーであるゲーリン・ライフ氏が2015年の春に立ち上げた『EVNROLL(イーブンロールパター)』を遠藤仁史氏に試打検証してもらった!その評価はいかに!? 米国生パッティング解析器「TOMI」のセールスレップ。インターネットおよびゴルフの知識を融合し、ゴルフメーカー、ショップ、工房等のコンサルティングを行う。WEBサイト「アンサーフリーク」はクラブマニアの間でヒートアップ。TOSHIの愛称で親しまれている。HDCP+0.1 イーブンロールパターのチェックポイント <ul> <li>削り出しの丁寧さはピカイチ</li> <li>長さによってヘッド重量が異なる</li> <li>ストロークと形状でパターを選びましょう</li> </ul> <h2>フェースの溝で転がりを操作するテクノロジーを凝縮したイーブンロールパター</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-51758" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/evnroll3.jpg" alt="EVNROLL(イーブンロールパター)" width="788" height="525"> ゲーリン・ライフのイメージは、精密な削り出しパターのイメージが強く、表面処理が大変丁寧な印象がありますね。その中でも特徴的なのが、フェース面の加工に大変拘りがあるパターで、ボールの転がりを重視した物造りが特徴的です。 今回の『イーブンロールパターパター』もフェース面の溝が個性的で、そのグルーブ形状「スイートフェイステクノロジー」でミスヒットにも強く、ボールの転がりや距離をコントロールする意図が見えてきますね。 それもボディと同じステンレス素材のフェース面のグルーブでボールをコントロールしているところが、他社との差別化となるでしょうね。 今回は試打パター3モデルを計測しましたが、ヘッド重量が個体で調整できないパターの部類に入りますが、3つの長さ別にヘッド重量が用意してあります。それを設計で補っている点は秀逸な加工技術です。 <h2>イーブンロールパター ER2 ブレード</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-51756" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/evnroll1.jpg" alt="イーブンロールパター ER2 ブレード" width="788" height="525"> 『ER2 ブレード』は、アドレス時のルックスはピン型ですが、ピン型よりも重心角が大きすぎず、ストローク中のフェース開閉を少なからず使うゴルファーでピン型を好むゴルファーに最適なパターです。 <h2>イーブンロールパター ER5 ハッチバック</h2> 『ER5』は、重心角が一番小さいモデルで、後方部のデザインによる直進性を想起させます。 また、ヘッド全体の形状が丸みを帯びていないことも、直進性の高いストロークに導くと思います。ストローク中のローテーションを使わないゴルファーにマッチするでしょう。 <h2>イーブンロールパター ER7 フルマレット</h2> 『ER7』は、フルサイズのマレット型パターで、形状的には全体の丸みを感じます。丸みを感じる形状のパターは通常、ダブルベントシャフトが装着されていますが、このタイプは装着位置がヒール寄りで、シャフトの立ち上がりがりが垂直。 それによって、フェースバランスではなく、少し重心角がついています。そのような意味では、マレット形状を好むがフェースの開閉を行うストロークのゴルファーにベストマッチですね。 それと全体的な話ですが、ソール面が2段グリーンのような形状で、アドレス時の座りの良さも特筆に値します。 <iframe src="https://www.youtube-nocookie.com/embed/kKuQQg3MSJ0?rel=0&amp;controls=0" width="788" height="443" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>イーブンロールパター詳細</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-51757" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/evnroll2.jpg" alt="EVNROLL(イーブンロールパター)" width="788" height="525"> イーブンロールパターを立ち上げたゲーリン・ライフ氏といえば、『ツーバーパター』を手掛け、その後、自身の名を冠した『ゲーリン・ライフ・パター』が有名。 そのライフ氏が自身の集大成として立ち上げたのが『イーブンロールパター』。独特のフェースのグルーブが特長だろう。 そのグルーブは「スイートフェイステクノロジー」と呼ばれ、溝幅が中央になるに従って広くなり、且つ、溝幅も中央になるに従い深くなる。 つまり、立体的にはV溝でありながら、平面では細長い紡錘形のグルーブとなっている。それによってミスヒット時の方向性と距離のバラツキを抑制しているという。 また、ヘッド素材には303ステンレススチールを採用。すべて米国生産にこだわり、生産、品質管理とも高いレベルでコントロールされているミルドパターという位置づけだ。 <h2>ラインナップ</h2> <img class="aligncenter size-full wp-image-51761" src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/evnroll5.jpg" alt="EVNROLL(イーブンロールパター)" width="788" height="525"> ラインアップは、今回試打を試みたヒールトゥに重量配分した、ワイドソールブレードモデル<strong>『ER2 ブレード』</strong>、ハッチバックマレットモデル<strong>『ER5 ハッチバック』</strong>、フルサイズのマレット<strong>『ER7 フルマレット』</strong>。 他に、ヒールトゥに重量配分したクラシックなブレードタイプ<strong>『ER1 ブレード』</strong>、フレアバックブレードモデル<strong>『ER3 ウィングブレード』</strong>、重量を後方に設置した高MOIマレットの<strong>『ER6 iROLL』</strong>、そして中上級者が好むクラシックなミッドサイズマレット<strong>『ER8 ツアーマレット』</strong>の7種が勢揃いする。 価格は『1』~『3』が4万2000円(税込み)で、『5』~『8』が4万6000円(税込み)となっている。 <h2>イーブンロールパタースペック</h2> <table> <thead> <tr> <th>モデル名</th> <th>ロフト</th> <th>ライ</th> <th>オフセット</th> <th>バランス</th> <th>総重量</th> <th>重心角</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>ER2</td> <td>2°</td> <td>71°</td> <td>1/2OS</td> <td>D9.1</td> <td>604.6g</td> <td>37°</td> </tr> <tr> <td>ER5</td> <td>2°</td> <td>71°</td> <td>1/2OS</td> <td>D9.3</td> <td>606.4g</td> <td>22°</td> </tr> <tr> <td>ER7</td> <td>2°</td> <td>71°</td> <td>1/2OS</td> <td>D9.0</td> <td>601.3g</td> <td>31°</td> </tr> </tbody> </table> <h2>商品のお問い合わせ ヒッコリースティック</h2> TEL:03-6451-0478 <a href="http://www.evnrolljapan.com" target="_blank" rel="noopener">http://www.evnrolljapan.com</a>
    (公開)2017年06月26日

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