技術的背景は2つに集約される。異なる弾性率のカーボンファイバーを最適に組み合わせ、挙動を操作する技術である「モジュラス・デファレンシャル テクノロジー」を用いて「ATシリーズ」は設計されている。そして、もう一つの技術は、ダウンスイング中一時的にヘッドスピードが減速する局面があるが、その減速を抑えてスムースにヘッドを加速するための剛性設計「アクセラレーションテクノロジー」を採用しており、高打ち出し且つつかまりのよいシャフトに仕上がっているという。
さらに、シャフト形状・積層構成を見直してカウンターバランス化を実現し、クラブ自体の慣性モーメントを抑えることで、ヘッドスピードの向上を狙っているとか。
製品スペックは50R、50SR、50S、60SR、60S、60X、70S、70Xと豊富にラインアップ。企業努力を重ね、幅広いユーザー層にフィットするモデルに仕上げており、お手頃感のある3万円へとプライスダウンした。
クラブステーションでのレンタルシャフトをスタート。また、FBページをスタートさせるなど、情報発信に余念がない三菱レイヨンの今後に注目だ。
問い合わせは三菱レイヨンへ、03~6748~7606。
*文中の価格表記は「税抜き」です