『プロファウンドゴルフ』ブランドの国内総代理店を務めるアウタートップは4月1日、パターのニューモデル『ウイングブレード』、『ウイングマン』の2機種を発売する。
同パターは、ノルウェー出身のバーント・ステランダー氏が考案・開発した製品。いかに簡単に正しいセットアップができ、真っ直ぐにボールを打ち出せるかを組み込みんだ斬新なデザインがウリのひとつ。特に、アドレスした際に特徴的なオレンジのラインが目に入ってくるのだが、正しくセットアップすると、そのオレンジのラインがみえなくなるのだ。この直感的な視覚作用がもたらす効果は絶大で、以前、本誌の取材で開発者のステランダー氏は次のようにコメントを残している。
「パッティングにおいて最も大きな問題点は、アライメントの一貫性がないということ。しかし、私が開発した『プロファウンド』パターを使えば、常にアライメントが安定します。ゴルフで最も重要な再現性を高め、さらに正確性も手に入れることができます。これにより、視覚から入る情報が安定するので、間違った情報を脳に伝達せずストロークすることができます。本当は正しくターゲットに対して構えられていないのに、無理やり真っ直ぐいかせようとするストロークを続けることは、脳に間違った情報を送り続けることになり、その結果、イップスにも繋がるといわれています。そうならないようオレンジを隠していただき、再現性と正確性を高めてみてください」――。
そして今回、新たに投入されたのが、先述の2機種。両モデルとも、さらに進化した「3Dアライメント機能」により、テイクバックからインパクト、フォローまでストローク中の軌道のブレをおさえ、より再現性の高いストロークをかなえてくれるという。アウタートップの小林克至代表は次のように説明する。
「テイクバック時のフェースの開閉ほど、パッティングストロークを乱す不要なストレス要因はありません。パターヘッドの動作加速を最小限におさえ、滑らかで理想的な振り子軌道を実現するのが『プロファウンド』のパターなんです。具体的には、パターフェース自体が一貫して垂直方向を維持することで、それぞれのゴルファーに対し、理想のパッティング軌道を提供。また、オーバーサイズやヘビーウエイトのグリップのサポートなしに、手首の小さな動きも抑制・半減します。『オレンジを隠す』というシンプルなメカニズムで、ストロークのあらゆる不安を一掃。科学と心理の先にある、再現性と正確性を両立したパターです」
気になる最新モデルの『ウイングブレード』は、その名の通りブレードタイプのシンプルな形状を採用。一方、『ウイングマン』は、トウ・ヒール側の突起が羽のようなデザインのフェースバランスのモデル。本体価格はどちらも2万6800円で、クラブ長さは33、インチ34インチの2タイプで展開する。
すでにヨーロピアンツアーでは一定の成果をおさめ、実績のある『プロファウンドパター』。パッティングに悩みのあるゴルファーのみならず、正しいセットアップを体感できるため、レッスンなどでも使えそうだからインストラクターにもオススメの商材となりそう。
問い合わせはアウタートップへ、03‐6459‐2828。