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14年ＡＷより日本での展開がスタートしたメンズゴルフファッションブランドの「トム モリス」は、型数を約２倍に拡大して展開をしていく。上質なウエアと品の良いカラーリングは40代以上のゴルファーのオシャレ心をくすぐりそう。同社下遠野正社長は今後の展開方法について次のように述べている。 「イギリス本国のラインアップと比較すると少ない展開ですが、日本の気候や需要を加味し、緩やかな拡大を予定しています。本国のスタッフも日本の市場を何度も視察に訪れており、この展開方法については理解を示しています。まずはブランドを知ってもらうことが先決です」 一方、フランス、ボルドー発のブランド「クランク」は"パターン＆カラー"をテーマに展開していく。柄モノが多数ラインアップされており、鮮やかな色使いが印象的。機能性が高く、遊び心がふんだんに散りばめられたウエアは幅広いゴルファーに受け入れられそうだ。 同ブランドは売上も右肩上がり。今年の売上は、昨年比１３５％となっており、順調な推移を見せている。この成長率は、ブランドが市場に認知されてきた証拠とも言えそうだ。 なお、同時にアンツも受注展示会を開催。レディスゴルフウエア「デイリー」やメンズゴルフウエア「サブセブンティ」の15年ＳＳコレクションが発表された。両ブランド共に、本国で展開しているラインアップから日本向けに厳選。インポートするアイテムやカラーリングへのこだわりが見受けられた。 商品の問い合わせはマイノリティへ、０３～３８６３～１３１８。

今回初登場となったのは、メンズゴルフファッションブランドの「トム モリス」。イギリス発信の同ブランドは、ヨーロッパとアメリカに約６０の直営店を持つ老舗ブランドで、同社は１４年ＡＷより日本の販売代理店を担う。ターゲットは４０代以上になる見込み。現在同社が百貨店に出店している他ブランドのスペースを間借りする形で、１０店舗ほどに展開していく予定だそう。 フランス、ボルドー発のブランド「クランク」では、１４年ＡＷでも『ＨＥＬＬ（ヘル）』と『ＨＥＶＥＮ（ヘブン）』の２ラインを継続していく。さらに他ブランドとのコラボも魅力的。１９１０年創業のバスク織の老舗メーカー「アルティガ」との色鮮やかなコラボバッグが出されるほか、ヘッドカバーで有名な「コモコーメ」とコラボしたパターカバーも登場予定。いずれも有力ブランドとのコラボレーションのため、ブランドのファン層の幅が広がりそう。 同ブランドは前年比１１０％～１１５％で成長しており、売上は３・５億程度。最近では、ミニトートなどを中心にアクセサリー類が好調のため、レディス市場でも伸びを見せているという。 そのほか、同社ではイギリスのアウトドアブランド「バーグハウス」の取り扱いも開始。ゴルフ向けの防寒アイテムを厳選し、ゴルフ専門店を中心に販売していく予定だとか。 新ブランドやコラボ展開を多数加えた同社の今後は注目されそうだ。

フランス発のブランド「クランク」では１３年ＦＷより日本企画の『ＨＥＶＥＮ（ヘブン）』とフランスのデザインをもとに日本で制作した『ＨＥＬＬ（ヘル）』の２つのラインに分け、１４年ＳＳでもこの方針を継続する。なお、前者はヴィクトリア、ゼビオを中心とした専門店や練習場など約１５０店舗を展開、後者は百貨店を中心に２０～３０店舗で展開をしており、販売構成比は７：３。 同社下遠野正社長は今回のコレクションについて次のようにコメント。 「今回の『ヘル』ラインのテーマは"Ａｄｄ　ａ　ＳＥＮＳＥ"で、遊び心を加えたデザインがメインとなっています。一方の『ヘブン』ラインではテーマを"Ａｄｄ　ａ　ＦＵＮＣＴＩＯＮ"と設定し、機能を加えたラインアップが魅力です。具体的には、通気性の良いパンツが好評だったため、今回はシャツにもその機能を取り入れています。また細かいところですが、脇の下のデザインにも工夫しており、腕を動かしても裾が上がりにくい設計に仕上げています」――。 そのほか、裏地の色で差別化を図るアンダーウエアブランド「シールズ」やバッグや雑貨などを中心にセレクトショップで展開する「スパルティナ」など、ゴルフでもオリジナリティを出したいユーザーにおすすめのブランドも多数。今後の取り扱いブランドにも要注目だ。 商品の問い合わせはマイノリティへ、０３～３８６３～１３１８。