当日は420席すべて完売、満員御礼で立見が出るほどの人気ぶりだった。MCを努めたのがトータルテンボスで、キングコング梶原、博多華丸・大吉の華丸、次長課長の河本、オリエンタルラジオの藤森、インパルス都堤下など、吉本芸人18名がBSGのウエアをまとって登場した。
構成は①入門編、②練習編、③実践編の3編で、ゴルフを始めたきっかけやハプニングなど、お笑い芸人が語るエピソードに次々とツッコミが入り、会場はヒートアップ。終始笑いの渦に包まれた。
名誉会長の村上ショージは、
「さんまさん(明石家)が草野球をやらなくなったのがきっかけ。体力的にきつぅなって、一緒にゴルフを始めたんですわぁ。私は仕事がなくてヒマでしたから(笑)しょっちゅういってました」
と、その腕前はベストスコア72、ホールインワン2回とかなりのもの。
トータルテンボスの二人はラウンド中、険悪なムードになったことがあるとか。
「ゴルフ始めたばかりなんですが、相方がダブルボギー、トリプリボギーとかいうので、腹が立ちまして。嘘つくんじゃないと。実はパー、バーディと同じくらいすごい"役"だと思ってたんです(笑)。2ホール後に分かって誤りましたけど」
練習編では、福山雅治のモノマネで有名な大山英雄が、BSインストラクターによるレッスンでスライスを克服。その場面がVTRで映し出された。最後は2チームに分かれ、スナッグゴルフ対決、イベント終盤には芸人のサイン入りボール、レッスン体験券等が当たる抽選会が催された。
ブリヂストンスポーツアリーナの北川元洋社長が手応えを語る。
「ボール1個と教本をセットにしたものを全員へ配布して、アカデミーへの導線チラシも同梱しました。ゴルフ体験の場を創出することが我々の使命。このイベントは2回、3回と今後も続きますが、若年層を獲得して活性化へつなげたい」
第二弾は11月22日。BSGプラザ広尾へオリエンタルラジオの藤森が登場する。