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    ハッシュタグ「常住充隆」記事一覧

    ブリヂストンスポーツは9月、ツアーアイアン『241CB』と『242CB+』を発売した。好評だった前作をさらに進化させたモデルだが、実戦での性能が気になるところ。そこで常住充隆プロが2モデルをコースで試打し徹底解説する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2024bs1.jpg" alt="『241CB』『242CB+』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83400" /> <h2>前作よりスクエア感がUP!極上打感の『241CB』</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ぶっつけ本番で『241CB』を打ちましたが、ノーウォーミングアップで打っていきなり良い球が出ました! 私は前作も試打しているのですが、前作同様に見た目のシャープさは継承しつつ、よりターゲットに対してスクエアに構えやすくなっているのが分かります。フェースプログレッションも大きく、ストレートネックなので、それがスッと構えられる要因だと思います。 ブリヂストンのアイアンと言えば、ツアープロの要望をふんだんに取り入れていますが、プロにとって構えた時の第一印象はすごく大切です。今作の構えやすさはプロの声が反映された結果だと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2024bs3CB.jpg" alt="『241CB』『242CB+』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83402" /> 打感は軟鉄鍛造ならではの気持ち良さと、ボールをフェース面で押せるような球持ちの長さが感じられます。それは操作性の良さにも繋がっていると思います。実際に右からのアゲインストに負けないように、球をつかまえていったのですが、思い通りの弾道になりました。 それと後述していますが、最も前作から進化を感じたのはソールの抜けの良さです。 <h2>初速・高さ・飛距離の三拍子が揃った『242CB+』</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2024bs4CB.jpg" alt="『241CB』『242CB+』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83403" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 『242CB+』は『241CB』に比べて若干オートマチックで易しく打てるようなモデルだと思いますが、正直言って見た目が『241CB』とほぼ変わらないくらいシャープな印象です。一緒に並べれば若干大きいということは分かりますが、これ単体で「CB」と言われても気づかないくらいです。感覚値ですがシャープさとスクエア感は前作の「CB+」よりも増しているように思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2024bs5.jpg" alt="『241CB』『242CB+』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83404" /> 早速打ちましたが、こちらもいきなり良い球が出ました。実際に『241CB』よりも球が高く、20ヤードくらい飛距離も出ています。出球の初速感もこのモデルの方が感じられました。今作はフェースの裏をインナーポケット構造にしているので、飛距離が出たのはその辺りが関係していそうです。 ただ実際の打感は『241CB』とほぼ変わらない。変な弾き感がなく心地良い打感です。ソールは『242CB+』の方がラウンドになっていますが手前から入っても滑ってくれる。『241CB』とは違った意味で抜けが良い印象です。 <h2>ラフから抜けを徹底検証</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 次にソールの抜け感を検証するためにラフにボールを半分以上沈めて2モデルを打ってみました。 左足下がり、つま先下がりというボールを上げるには不利な状況ですが、『241CB』で打つと本当にソールの抜けが良い! 芝を切り裂いてしっかり上からコンタクトできるイメージが湧いてきます。実際に球もしっかりと上がり風に負けない弾道になりました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/10/2024bs6.jpg" alt="『241CB』『242CB+』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-83405" /> 一方『242CB+』はラウンドソールなので、本来は『241CB』に比べるとラフは打ちにくいはずですが、こちらもしっかりソールが抜けて球が上がりました。おそらく女子プロくらいのHS40~42m/s前後のゴルファーで、多少ダウンブローに入れられれば、十分ラフからでも良い球が出るモデルだと思います。 試しに『242CB+』のソールが意図するスイングに合わせてシャローに打ってみました。ラフでシャローなインパクトだと球を上げるのが大変なはずですが、全く問題なく球が上がりました。 ツアーアイアンなので、ある程度のHSは必要ですが、このモデルならアベレージゴルファーでカッコいいアイアンを使いたい方も十分打てると思います。 <h2>コンボもおススメ! 2モデルの対象ゴルファーは?</h2> 2モデルを打ちましたが、『241CB』は「打感」「カオ」「抜け」、そしてアグレッシブにピンを攻めたいゴルファー、道具にこだわりのある中上級者にお勧めです。 一方、『242CB+』はそれに加えて飛距離もそこそこ出したい、オートマチックにボールを飛ばしてピンを狙っていきたいという方にお勧めしたいモデルです。 いずれにしても2モデルのカオの違いがほぼない。例えばロングアイアンだけ『242CB+』で、下の番手は『241CB』のように、コンボで持っても面白いと思いますね。 <h2>【動画試打】『241CB』&『242CB+』徹底試打</h2> 最後に常住充隆プロの試打検証動画を観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/b-2Hlh6cT1A?si=B0x1b69DUkOuZH4e" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年10月09日
    リョーマゴルフは9月、5年振りのモデルチェンジとなる新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)を発売した。 そこで「プロ編」と「アマチュア編」の2本立てで、『マキシマ3』を徹底試打。今回は「プロ編」に続く2回目「アマチュア編」をお送りする。 同社のドライバーは「棒ダマ」と呼ばれるほど曲がりに強いことと、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないことが特徴だ。1回目は常住充隆プロに意図的に芯を外したり、曲げたりなどを試してもらい、様々な角度から検証したが、プロ以上に複雑なエラーが絡み合ってミスに繋がるのがアマチュアだ。 そこで今回の動画ではアマチュア代表としてアベレージゴルファーのGEW記者が『マキシマ3』を試打。普段から愛用しているMYドライバーとの比較や、ショットマークをつけての試打など、実験的な検証を実施した。同製品は平均的なアマチュアゴルファーにどの程度寄与するのか? 常住プロ解説の元、動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/l4SV4aSUvvI?si=0Z0K3LBMo_nexMa_" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年09月22日
    リョーマゴルフは9月、5年振りのモデルチェンジとなる新ドライバー『MAXIMA Ⅲ』(マキシマ3)を発売した。 前作を超えるまで新しいモデルを出さないのがリョーマ流。しかし一昨年にユーティリティの『マキシマU』、今年は春先にフェアウェイウッドの『マキシマF』を立て続けに投入し、今作の『マキシマ3』を加えてニューモデルが揃った。 今作もスタンダードの「タイプD」、アスリート向けの「タイプV」、高反発の「スペシャル・チューニング」の3タイプを揃えているが、それぞれの性能も気になるところ。 そこで「プロ編」と「アマチュア編」の2本立てで、『マキシマ3』を徹底試打。同社のドライバーは「棒ダマ」と呼ばれるほど曲がりに強いことと、ミスヒット時の飛距離ロスが少ないことが特徴だが、果たして実際のところはどうなのか? 検証のため実験的試打も行った。 初回の「プロ編」は常住充隆氏が解説する。動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/bEmKAzDloMM?si=md_MD9ah5WKaH94t" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年09月20日
    オリムピックといえば『デラマックス』。その特徴は超高速のしなり戻りだ。その中で、『020D』(赤デラ)が4年半ぶりにリニューアルして新・赤デラ『UX』として新登場する。東レ トレカⓇM40X、T1100Gを全域に使用し、手元にはケブラークロスの採用に加え、デラマックス史上最高弾性率のシートも採用。前作以上のしなり戻りの速さとつかまりの良さを実現。その新・赤デラ『UX』を常住充隆プロが前作と比較しながら検証する。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/zhmZ_BmrzaE?si=P8_PK7guChWZTODU" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> 新・赤デラの40gRはしなり戻りが「リニア級」 <strong>試打インプレッション 旧・赤デラ『020D』4R <em>前作40gRはタメが出来て一気に開放 振り遅れるゴルファーに最適</em></strong> <strong>常住</strong> 前作『020D』(赤デラ)の40gのRフレックスです。HS40 m/sのイメージで打ってみましたが、撓りが大きく、ダウンスイング時に大きくタメができます。そしてリリースが解けずに手が低い位置まで維持でき、そこから一気に開放され驚異的なしなり戻りで、ボールをつかまえる。振り遅れがちなゴルファーには最適だと言えますね。「グニャーー、シュパッ」ってイメージで、しなり戻りは「新幹線級」ですね。 <img class="size-full wp-image-82737" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/shin_020D40R.jpg" alt="" width="1000" height="65" /> 旧・赤デラ『020D』40gR 試打データ <strong>試打インプレッション 新・赤デラ『UX』4R <em>前作以上のしなり戻りとつかまりのスピードは「リニア級」</em></strong> <strong>常住</strong> 次に新作の赤デラ『UX』の40gRです。『020D』のタメの作りやすさとは違い、『ケブラークロス採用で手元が下に落ちやすい。「グニァーー」って感じではないです。そして超高弾性シートの採用で、前作と比較して、少しシッカリしています。そこから前作を超えるしなり戻りで、シャフトが直線的にボールに向かいます。前作の試打と同じHS40 m/sのイメージで打ってみましたが、自然とHSが1m/sくらい上昇します。そして、前作と比較して、スピン量が減少しています。手元が下に来るため、下からインパクトを迎えやすく、フェースの上部に当たりやすい。スピン量減少に寄与していると思います。また、しなり戻りが直線的なので、ハンドファーストでインパクトを迎えやすく、つまりながらロフトが立ちやすい。飛びますし、一言でいえば、しなり戻りは「リニア級」ですね。 <img class="size-full wp-image-82738" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/shin_UX40gR.jpg" alt="" width="1000" height="65" /> 新・赤デラ『UX』40gR 試打データ <h2>タメとしなり戻りが同時に起きる 新・赤デラ『UX』5Sは光速!</h2> <strong>試打インプレッション旧・赤デラ『020D』5S <em>しなり戻りは音速!自分でタメを作りながら打てる</em></strong> <strong>常住</strong> 現行の赤デラ『020D』50gのSフレックスです。重量が増加した分、普通のHS50 m/sで振りましたが個人的には振りやすい。そして、しなり戻りの時に、現行の赤デラ『020D』の40gRは、タメが勝手にできる感じですが、現行モデルの50gSはシッカリと間(タメ)を維持しながらのシャフトがしなり戻ります。それが私のHSでは振りやすい理由だと思いますね。しなり戻りのイメージは「音速」ですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/kyu_020D50S.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-82762" /> 旧・赤デラ『020D』50gS 試打データ <strong>試打インプレッション 新・赤デラ『UX』5S <em>ダウンスイングで手首がほどけずタマってしなり戻る!</em></strong> <strong>常住</strong> 持った感じは、新・赤デラの40gRと比較して、重量感が増して、シッカリ感も増しています。本当に50gのシャフト? という感触です。打ってみると、しなり戻りの速さは、まさに「光速」ですね。スイング中に感じるのは、グリップスピードの減速率の高さです。つまり、コックしたまま手の位置が下へ下へタメを維持したまま動きます。ダウンスイングから直ぐに手首がほどけないということです。よりタメが出来て、さらに超高弾性素材の採用でインパクトに向けて、シャフト挙動が安定している。ボールに向かって安定して、下から、さらに、「光速」のイメージでインパクトを迎えるので、フェース上部に当たって低スピン。ミート率も増加し、HSも上昇して飛ぶシャフトですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/09/50gS-1.jpg" alt="" width="1000" height="68" class="size-full wp-image-82761" /> 新・赤デラ『UX』50gS 試打データ <h2>総評</h2> <strong>常住</strong> 今回の新・赤デラ『UX』は、旧モデルと比較して、超高弾性素材の採用もあってか、しなり戻りの速さ、つかまり感が共に進化していました。そして、手元にケブラークロスを配置して、カウンターバランス要素が強くなっており、ダウンスイングから手首の角度を維持しながらタメを作れて、直線的にインパクトを迎えます。そのため、ボールに向かって下から入り、フェース上部でのインパクトで低スピンを実現します。これまでの赤デラでもボールがつかまらなかったゴルファーに最適ですね。 Olympic お問い合わせ:販売代理店 ラストストローク tel052-912-7077
    (公開)2024年09月04日
    PXGのウエッジ『SUGAR DADDYⅢ』が発売となった。今回は「BPグラインド」「Sグラインド」「Cグラインド」と3つのソール形状、そして形状に合わせたバウンス角がラインアップしている。ゴルファーのウエッジの使い方によって、最適解はそれぞれだが、その選び方も含めて常住充隆プロが徹底解説。ポイントはソールの使い方と入射角か!? <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/QLtHJ3rJm_g?si=4ZGZHrTiRSX2vrKT" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年08月26日
    PXGの新たなカテゴリー「BLACK OPS」。すでにドライバー、FW、UTが発売されており、8月23日に『BLACK OPS IRON』が発売された。フラッグシップモデル『0311』シリーズとは違い、これからゴルフを始める人でも使用でき、フィッティングすれば上級者にも十分に対応できるモデルだ。今回は常住充隆プロが『BLACK OPS IRON』が徹底検証。『BLACK OPS IRON』でゴルフを始めれば、スイングもキレイになるとプロが太鼓判。その実力は? <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/vPsMdcspVq0?si=8QCZuF3Mxl1azz8B" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年08月24日
    PXGのフラグシップモデル「0311」シリーズのアイアン『0311P GEN7』『0311XP GEN7』が8月23日に発売される。今回のアイアンは、新たに開発したポリマーが充填されており、飛距離に繋がる反発係数はルールギリギリ。ところが、単なる飛距離追及モデルというワケではなく、打感、打音にもこだわり開発されている。飛距離追及といえば、飛んで止まらないという印象を持ってしまうが、この7代目『0311P GEN7』『0311XP GEN7』はどうなのか? その性能を前作「GEN6」も熟知している常住充隆が徹底検証した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/2ZZ3IcsSrWA?si=nNozRuwHq7xBNB38" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年08月22日
    三菱ケミカルの世界的なブランド「Diamana」が誕生して20年目を迎えた。そして第6世代の第1弾モデルとなる『Diamana WB』シリーズ(4万4000円)は、しっかりとした振り抜きと強弾道で飛ばせるというフレコミ。50g台と60g台をテストして、実際にどうだったのか? 【動画】『Diamana WB』を常住充隆が徹底試打! <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/D1HN4FRA_G0?si=ZTlXVuwbyFOkVKVE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>50g台でもアバれずコントロールしやすい(試打スペック:53S)</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 初めのひと振りで感じたのは、50g台の「53S」でもHSが50m/s前後の私がフツーに振っても、アバれたり振り遅れたりせずについてくる。そのぶん意図したスイングがしやすくて、操作性が高いシャフトです。 元調子でもシャフトの手元側が締まっていて、中間は適度にしなり、先のほうもしっかりしている印象。振りにいってもシャフトがネジれません。それによってヘッドが返りすぎず球が左に行かないので、引っかけのミスを嫌う人に合うでしょう。 切り返してから、シャフトがボールに向かって直線的にアタックするので、スピード感があります。インパクトで合わせに行くのではなく、振り抜いたほうが結果がいいし、言い方を変えれば一気に振り抜けるシャフト。と同時に、打ち出した方向へストレートな弾道が飛びやすくて、球の曲がり幅が抑えられます。スピンが少ない中~高弾道で、風の影響を受けにくく球が前に行くイメージですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/20240510dia1.jpg" alt="" width="1000" height="430" class="size-full wp-image-81365" /> 53S試打データ <h2>ぶ厚いインパクトでつかまったフェードに(試打スペック:63S)</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 「63S」も基本的な動きや弾道は「53S」と大きく変わりませんが、重量が重くなってネジれにくくなっています。 「53S」と同じように、余計なことをしない動きを抑えたシャフトで、打点をトウ・ヒールに外しても球がヨジれなくて左右のミスを減らせるし、スイング軌道を変えてドロー・フェードを打ち分けることもできます。コントロールしやすくて実戦的なシャフトと言えるでしょう。 さらに先のほうがしっかりしていて、インパクトでボールをグッと押し込めます。そして球が強くて、落ち際で“うっすらフェード”のイメージ。アスリートも勝負どころで左のミスを気にせず、思い切って振りにいけます。今どきのやさしいシャフトがモノ足りなかったり、自分の技術で打ちたいという人も満足して使えるに違いありません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/20240510dia2.jpg" alt="" width="1000" height="424" class="size-full wp-image-81366" /> 63S試打データ <h2>アスリートはもちろんアベレージにもオススメ</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_9486_cmyk.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-81368" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 「ディアマナ」というと、アマチュアにとっては難しい印象があるかもしれません。でも、この「WB」は中・上級者はもとより、アベレージにも持ってこいのシャフトです。理由はアベレージに最も多いスイングにマッチするから。例えば、左のカベを作ってインパクトで頭を残そうとするあまり振り遅れる人、ヘッドを動かす意識が強すぎて“タメ”ができない=アーリーリリースになる人です。 そういうスイングだと、ヘッドが落ちてトウダウンしながら当たりやすくなりますが、この「WB」はしっかりしているしネジれが少なくてトウダウンしづらい。そして、このシャフトのように手元がガチっとしていると、切り返したときに自ずと“タメ”ができ、シャフトのパワーを生かして効率的に飛ばせるでしょう。 『Diamana WB』は、どの重量帯でもフレックスが充実しているので、自分に適したスペックを見つけやすいでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_9428_cmyk.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="alignnone size-full wp-image-81363" /> お問い合わせ: <a href="http://www.mitsubishichemicalgolf.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank">www.mitsubishichemicalgolf.jp</a>/販売代理店・エストリックス ☎03-3851-8101
    (公開)2024年05月18日
    埼玉県新座市。大泉ICから車で12分の場所に、300ヤードの広大なフェアウェイを備える「ウィンズゴルフステーション新座」という練習場がある。約300台の駐車場を併設し、全161打席中、計74打席でトップトレーサー・レンジを導入するなど充実の練習環境が人気だ。 昨年11月、同練習場の敷地内に新たにインドアゴルフ棟「ウィンズFAMILY GOLF」がオープンした。 最新のパタートレーニングシステム『TOURPUTT Circle(ツアーパット サークル)』に加え、ダンロップの『SDR』設置のオープンスペース5打席(左打席対応1打席)、ゴルフゾンの『TWOVISION Plus』設置の個室2打席、『FULL SWINGシミュレーター』設置の個室1打席と、豊富な計測器やシミュレーターを完備する。 施設名には「家族で楽しめるインドア」という想いを込めており、「レディース会員」や「ファミリー会員」などの割引プランもラインアップする。 そこでティーチングプロの常住充隆氏と、数々のジュニア大会で活躍する常住美結ちゃんが親子で同インドアを訪問し施設を体験。その模様を動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/k9gScp0fOkg?si=qESBwryJl9mCBZIE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 動画からも分かるように、ゴルファーもそうでない人も家族で一日楽しめる空間だ。前述のウィンズゴルフステーション新座と相互利用することで上達にも繋がりそうだ。
    (公開)2024年05月16日
    AutoFlexといえば、昨今トレンドとなっている軽柔シャフトの先駆者的存在のシャフト。振動数的には柔らかいのだが、驚異的なしなり戻りが「軽速」と表現できる。そのAutoFlexシャフトの『オリジナルモデル』に加え、強烈なしなり戻りで〝走る〟『JOY365』と、脅威のしなりを活かして〝叩く〟『Dream7』がラインアップ。その実力を常住充隆プロが検証する。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/eBOJUMa5VKM?si=grbuL281HWqGsn6_" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>『オリジナルモデル』試打「SF405」(40g台:レインボー)</h2> <strong>全体がしなるから、小細工が必要ないシャフトに身を任せて飛ばせる</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/autoflex4.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="size-full wp-image-81327" /> autoflex <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> カラーがレインボーで鮮やかでイイですね。ただ、ワッグルするとしなりがハンパないですね。これはちょっとワッグルした感じからは、どのような弾道になるのか想像がつかないですね。 打ってみると、ワッグルした時に感じたヘッドの走るイメージで打ち出し角が高くなりすぎると予想したんですが、打ち出し角は11.6度、スピン量も2120rpmと低スピン。思っていた球筋ではないですね。 シャフトの挙動としては、シャフト全体がしなるイメージで、タイミングとしてはスイングで小細工をしないで、シャフトに身を任せて振ると自然と結果が出るシャフトですね。 それに加え、全体がしなるので、間(タメ)を作る意識が芽生えます。その意味では、打ち急がないことにつながるので、タイミングをとることが苦手なゴルファーには『オリジナルモデル』がオススメだと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/autoflex1.jpg" alt="" width="1000" height="73" class="size-full wp-image-81324" /> AutoFlex『オリジナルモデル』試打データ(「SF405」、40g台) <h2>AutoFlex『JOY365』試打「SF405」(40g台:ピンク)</h2> <strong>先端の驚異的な走りでも左に行かない低スピンで飛ぶ『JOY365』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ワッグルした感じは、『オリジナルモデル』より『JOY365』は先端のしなり方が強い、ヘッドが動く、走る印象ですね。 打ってみると想像通りでシャフト先端部のしなり戻り感が非常に強い。その意味で、もっと身体のライン(左)に打ち出すようなイメージを打っている最中に感じますが、意外と行きませんでしたね。 打ち出しの感じ、弾道はイメージとは違うのですが、非常に低スピンでボールが前へ行きます。結果として飛距離も稼いでいますね。 それと、やはり先端部分の疾走感、切り返しからインパクトに向けての先端部のしなり戻りが強く、ヘッドがビュッって走ります。想定できるゴルファーとしては振り遅れるゴルファー。球を拾ってくれると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/autoflex2.jpg" alt="" width="1000" height="77" class="size-full wp-image-81325" /> AutoFlex『JOY365』試打データ(「SF405」、40g台) <h2>AutoFlex『Dream7』試打「SF405」(40g台:オレンジ)</h2> <strong>「SF405」でもHS50 m/sで叩けるしっかりしたイメージの『Dream7』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ワッグルした感じは、『オリジナルモデル』『JOY365』と比べて、『Dream7』はしっかりしたフィーリングです。 叩けるシャフトという触れ込みだったので吹けるイメージがあったので、少し上から外からヘッドを入れるイメージでスイングをしてみましたが、スピン量は2613rpm と少し多めです。しかし、305ヤード飛んでいますので、HS50 m/s近くのHSでも「SF405」の40g台の重量帯、フレックスは十分叩けるシャフトだと思います。 そして叩いても左に行かないのは、オートフレックス全体の印象で、その中でも一番叩きにいっても暴れないシャフトだと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/autoflex3.jpg" alt="" width="1000" height="73" class="size-full wp-image-81326" /> AutoFlex『Dream7』試打データ(「SF405」、40g台) <h2>総評</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 3タイプは全然違いますね。『オリジナルモデル』は全体がしなるので、切り返しで力が入るゴルファーに最適で、シャフトの動きに合わせてゆっくり150ヤードから打ち始めるなど、練習と本番で使えるシャフト。『JOY365』は、インパクト直前でのしなり戻りが驚異的に速い。リストを使うゴルファーにはしなり戻りの場所がわかるので、タイミングが取りやすいシャフト。『Dream7』は、シャフト全体が捩れながら動いていきます。イメージは、シャフトの周りに太い渦巻きがあって、それが動いている感じです。なので、しっかり叩いていっても、HSが50 m/sあっても静かに動くので、結果的にシャフトが暴れない。 全体的にはトルクを感じるシャフトなので、ドライバーの弾道が低いゴルファーにはマッチするのがAutoFlexだと思います。
    (公開)2024年05月14日
    KBSといえば、スチールシャフトのイメージだが、近年カーボンシャフトのツアー使用率も増加している。今回はウッド用シャフト『KBS MAX HL』をテスト。44gの『40』(R2、RED)、45gの『42』(R、WHITE)、46g『45』(S、BLACK)の40g台しかラインアップしないが、それ以上に興味深いのが、KBSらしからぬ手元の剛性を緩めたシャフト。今回はこの3種類を常住充隆プロが徹底的に検証する。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Bb9QLxQ7GQk?si=pZQ2nwucTOB7vxdH" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>HS49.1m/sでの試打『40』(R2、RED、44g)</h2> <strong>フワフワな軽さでも勝手につかまり驚異的な戻りで飛ばす『40』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> ワッグルすると軽る過ぎてフワフワ感があり、球が上がりすぎると想像していたのですが、切り返しからの間が勝手にナチュラルに作られるのが分かって、そこからのしなり戻りがハンパない。それによって振り遅れもなくつかまって飛びますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/HS49.jpg" alt="" width="1000" height="62" class="size-full wp-image-81270" /> HS49.1m/sでの試打データ『KBS MAX HL 40』(R2) <h2>HS49.4m/sでの試打『42』(R、WIHTE、45g)</h2> <strong>驚異的なしなり戻りでも左に行かない『42』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 次に『42』(R)です。シャフトが白で太く見える分、しっかり感を感じます。打ってみると、これだけ軽量で先が戻ってくるシャフトで左に行かず、スピン量も1900rpm というのは驚きです。タメは勝手に作られますが、『40』ほど感じられるわけではありません。タメを作ることができないアベレージ向けですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/HS49.4.jpg" alt="" width="1000" height="70" class="size-full wp-image-81271" /> HS49.4m/sでの試打データ『KBS MAX HL 42』(R) <h2>HS49.3m/sでの試打『45』(S、BLACK、46g)</h2> <strong>HS50 m/sでもシャープに振って叩きにいける『45』</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 最後に『45』(S)です。打ち出し角15度でスピン量2500rpm という高打ち出し・低スピンのシャフトはあまり無いですね。カラーは黒でしっかり感があり、シャープな印象。叩きにいけるので、HS50m/sでも使えるシャフトです。 とはいえ、メーカーのターゲットはHS40m/s前後のゴルファー。ということで、常住プロにHS40m/sで試打を依頼した。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/HS49.3.jpg" alt="" width="1000" height="62" class="size-full wp-image-81272" /> HS49.3m/sでの試打データ『KBS MAX HL 45』(S) <h2>HS41.3m/sでの試打『40』(R2、RED、44g)</h2> <strong>HSが遅くても低スピン、中弾道だから、ボールが前に行く!</strong>   <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> HS40 m/s位で打っても低スピンで、距離はほぼ260ヤード。理由としては打ち出し角が13.5度と抑えられているので、低スピンとの相乗効果でボールが前に行く印象で飛びますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/HS41.3.jpg" alt="" width="1000" height="62" class="size-full wp-image-81273" /> HS41.3m/sでの試打データ『KBS MAX HL 40』(R2) <h2>HS41.7m/sでの試打『42』(R、WIHTE、45g)</h2> <strong>タメができた後の疾走感スピードで飛ばす!</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> タメがスイング中に勝手に作られてからのスピード感が、クラブ全体の疾走感につながります。HS40m/s前後でもスピードで飛ばすというイメージですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/HS5.jpg" alt="" width="1000" height="73" class="size-full wp-image-81277" /> HS41.7m/sでの試打データ『KBS MAX HL 42』(R) <h2>HS42.6m/sでの試打『45』(s、BLACK、46g)</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 『45』をHS40m/s位で打つと、ちょっとシンドイかもしれません。低スピンですが打ち出し角が低く、キャリーが出ない場合もあるかも知れませんね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/HS42.jpg" alt="" width="1000" height="72" class="size-full wp-image-81276" /> HS42.6m/sでの試打データ『KBS MAX HL 45』(S) <h2>総評</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/202405FSTJpana-KBS-.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-81266" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span> 3タイプで重量は1gずつしか変わりませんが、持った感じと打った印象は全く違いますね。『42』を中心として選ぶ基準としてはHSと、「飛ばすぞ」としっかり叩きたい人は『45』、逆に『40』はボールが上がりすぎてスピン量が多くなりすぎて飛ばない人。とはいえ3種類打ってもらって、スピン量と打ち出し角を見て選んでもらいたいですね。
    (公開)2024年05月08日
    ブリヂストンスポーツは2月、最新ボール『TOUR B X』と『TOUR B XS』を発売した。今作はさらなる飛距離とスピン性能を追求した。そこで常住充隆プロが同ボールをゴルフ場でシチュエーション別に試打し両モデルを解説する。 <h2>【動画】『TOUR B X』と『TOUR B XS』を比較試打</h2> まずは常住充隆プロによる『TOUR B X』と『TOUR B XS』の打ち比べと解説をを動画で。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/qSPRbZW5bS8?si=jlObC-XvVz-KOLtN" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>ドライバーショット</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>まずはドライバーで試打しました。両モデルとも前作に比べて打感が柔らかくフェースへの接地時間が長く感じるので、厚いインパクトができる印象です。球離れも遅く感じるのでおそらくドライバーショットでも球のコントロールができそうです。 驚いたのは『X』の弾道です。思った以上に球も高く、ロースピンで、棒球のように真っ直ぐ前に飛んでいきます。従来のツアー系ボールとは一味違うドライバーの弾道で驚きました。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_7474.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-80971" /> 一方、『XS』は打感の柔らかさから、もっと吹き上がったような弾道になるかなと思ったのですが、意外にも中弾道で強く飛んでいきます。スピン系のボールは風の影響を受けやすいイメージがありましたが、これなら飛距離も十分に出そうです。 『XS』は数球打ったところ、着弾点がほぼ揃っており、『X』は『XS』に比べて5ヤードほど前に飛んでいました。この結果から『X』は飛距離、『XS』はコントロール性の高さが特徴だと言えそうです。 <h2>アイアンショット</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_7491sml.jpg" alt="" width="788" height="526" class="aligncenter size-full wp-image-80968" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>続いて左から若干アゲインストの風が吹いている状況で、ピンまで打ち上げで150ヤードの地点からアイアンで打ってみました。この状況は風の影響を受ける分、ボールの特徴がはっきり分かると思います。 まず『X』は、やはりドライバーショット同様に打った瞬間から「ドーン」と高弾道で飛び出し、『XS』は中弾道で強く飛び出します。いずれもアゲインストの風に負けない安定した弾道で、アイアンの距離も揃うので、その辺りは中間層の進化が寄与していそうです。 <h2>アプローチショット</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>続いてピンまで50ヤードの地点から打ってみましたが、アプローチになると、よりインパクトの厚みを感じますね。私の中で厚みというのはフェースがボールに接地してから少し間がある感覚のことで、この間が長いほどボールをコントロールできます。今作はまさにそういうボールだと思います。 比較すると、『XS』の方が感覚的にヘッドよりもボールがかなり遅れて飛び出してくるような感じなので、球の高低やスピンをプレーヤーが自在にコントロールできそうな感じがします。 一方『X』の方が素直な出球とスピンで止められるという印象です。バミューダ芝でボールが止まりにくい状況でしたが、いずれのモデルもファーストバウンドでスピンがしっかりかかっているのが分かりました。 <h2>パッティング</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_7439.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-80969" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>続いて上りの6mのパッティングを試してみました。 まず『X』は非常に転がりが良いですね。そんなに打ったわけではないのですが出足からしっかり球が転がって、きれいな順回転になってくれます。 一方『XS』も転がりの良さはありますが、アプローチの時の感覚と同様に、明らかに『X』より打感が柔らかくフェースへの接地時間が長いので、打ってからの転がり出しが若干遅いです。 以上のことから、手先を使ってインパクトの強弱で調整するタイプは『XS』、ショルダーストロークで打っていくタイプやパットが打ち切れずショートしやすい方は『X』が合うと思います。 <h2>総括</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/BS2.jpg" alt="TOUR B X/XS" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80975" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>2モデルを打ち比べましたが、ドライバーやアイアンショットでは『X』は高弾道、『XS』は中弾道でした。いずれも球が前に行く感覚でしたが、結果は『X』の方が飛んでおり、『XS』は適正なスピン量で安定した弾道でした。しかし短いショットになればなるほど打感の違いが明確になってきて、『XS』の方がより柔らかく、球を潰せる感覚が出ますので、スピンで止めやすい印象です。 いずれにしても両モデルとも飛距離・スピン性能共に甲乙つけ難い。プレーヤーの打感の好みで選ぶのが最善だと思います。 お問い合わせ:ブリヂストンスポーツ TEL0120‐116613
    (公開)2024年04月11日
    リョーマゴルフは4月、「誰でも打てる3番ウッド」をキャッチフレーズに掲げた、7年振りの新フェアウェイウッド『MAXIMA F』を発売する。 ドライバーショットの飛距離不足に悩むアマチュアゴルファーにとって、2打目はスプーンでしっかりと飛距離を稼ぎたいところ。しかし実際はうまく当たらず、チョロやOBで、逆にスコアを崩す原因になっている場合もある。今作は本当にそんなゴルファーの救世主となるのだろうか? そこで、後編の今回は平均スコア100前後。アベレージゴルファー代表のGEW記者・大矢が、『MAXIMA F』のスプーンをコースとインドアで試打。常住充隆プロが徹底解説する。後半では記者のマイクラブとガチンコの10球対決も実施。果たして結果は? 前半の常住プロ編と併せて動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/pt0y7rzzqJo?si=yec8AjVILkexveGt" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年04月05日
    リョーマゴルフは4月、7年振りに新しいフェアウェイウッド『MAXIMA F』を発売する。 前作は弾道の上がりやすさと飛距離性能が話題となりロングセラーになったが、今作はその特徴をさらに進化させ、「誰でも打てる3番ウッド」がキャッチフレーズだという。 ドライバーショットの飛距離不足に悩むアマチュアゴルファーにとって、2打目はスプーンで飛距離を稼ぎたいところ。しかしスプーンを苦手とするゴルファーは少なくない。今作がコンセプト通り「誰でも打てる」となれば、アマチュアゴルファーにとっての大きな武器となるはず。 そこで、前編の今回はティーチングプロの常住充隆氏が、『MAXIMA F』のスプーンをコースとインドアで試打。特徴を徹底解説する。後半のアマチュア編と併せて動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/PZu1vq5I7Eo?si=bxUbDLf2zb80JuHK" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年04月03日
    数々の実践的な練習器具を世に送り出すダイヤだが、同社より新たに『ダイヤスイングプロツアーTB』(1万9800円)という素振り棒が登場した。 2022年に発売した『ダイヤスイングプロツアー』は既に20名以上の女子プロの使用実績があるが、今作は彼女達の要望を反映し、従来の45インチから43インチにし軽量化。よりドライバー感覚でしっかり振れる製品に仕上がっている。 そこで数々のアマチュアゴルファーを指導し整体師の顔も持つ常住充隆プロと、ミニツアーでの優勝経験がある植竹愛海プロが同製品をテスト。2人のプロが製品の活用法を指南する。 【動画】『ダイヤスイングプロツアーTB』を解説 <iframe width="788" height="525" src="https://www.youtube.com/embed/abTwuXxtmT4?si=HHirdH_TCxbJypTK" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>しなりとインパクト音を体感軽量&スリムで女性にも最適</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/daiyakiri.jpg" alt="" width="1000" height="640" class="size-full wp-image-80711" /> ダイヤスイングプロ <strong>植竹愛海’sインプレッション</strong> まずは一昨年発売した『ダイヤスイングプロツアー』の方から振ってみました。実は普段から練習や試合前に重たいバットを振ってウォーミングアップしているのですが、この素振り棒は「カチッ」と音が鳴るので、自分がどの辺りでインパクトが取れているのかが分かります。それとクラブと同じようにシャフトのしなりがあるので、バットでは体感できないタメを意識した素振りができます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_6161cmyksmlsml.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="size-full wp-image-80708" /> 植竹愛海プロ 続けて『ダイヤスイングプロツアーTB』を振りましたが長さが丁度良いですね。『ダイヤスイングプロツアー』は私の身長(160cm)だと地面にこすってしまいそうで少し短く持つ必要があったのですが、『TB』は2インチ短いのでいつものグリップで持てる。軽量なので女性にも良いと思います。それと素振り用のバットだと太いのでキャディバッグに入れると邪魔になってしまうのが難点ですが、『ダイヤスイングプロツアー』は細いのでバッグに入れたまま気軽に持ち運べそうです。 <h2>体幹とタメを養い飛ばせるスイングへ導く</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_6169cmyksml.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="size-full wp-image-80710" /> 常住充隆プロ <strong>常住充隆’sインプレッション</strong> 今作の『ダイヤスイングプロツアーTB』は、『ダイヤスイングプロツアー』に比べて2インチ短く、50g軽量化されていますが、それぞれ練習の目的を明確に分けている素振り棒です。 まず『ダイヤスイングプロツアー』は45インチと長めで重量があり、バランスもD5に設定されているため、ゆっくりと体全体で振ることで、プロのように体幹を使う感覚を養うことができます。ヘッドスピードが20m/sくらいで「カチッ」と鳴る仕様になっていることからも、その狙いは明確です。 一方、『TB』はバランスもD0に設定されており、長さ、重さも含め実際のドライバーに概ね似ています。こちらはヘッドスピードが30m/sくらいで音が鳴るので、出力を上げて実践的な素振りをさせる狙いが見て取れます。 アマチュアゴルファーはドライバーのような長いクラブになればなるほど、どうしてもヘッドでボールを叩きに行ってしまいます。すると振り遅れてスライス、または打ち急いでタメがほどけるなどが起きてしまいます。おそらく音も右の方で鳴ってしまうでしょう。一方プロはヘッドでボールを叩こうという気持ちは全くないのでタメも作られて効率良く飛ばせます。 そのため私がお勧めしたいのは2本を組み合わせる素振りです。本番直前などに、まず『ダイヤスイングプロツアー』で重さを感じながらゆっくり素振りし、その後『TB』で実際の速度でしっかり振っていく。こうすることで体幹を使ったスイングをする準備ができます。 この時に音が体の中央から左で鳴るように意識して振ることでプロのようにタメのあるスイングに繋がります。また『ダイヤスイングプロツアー』は打ち急ぎやスライサー向け、一方『TB』は当てるだけで振り切れない方に合いそうです。いずれにしても普段から2本を組み合わせた素振りで体幹とタメのあるスイングを養ってほしいですね。 お問い合わせ:ダイヤ 消費者サービス係 TEL.03‐3381‐5454 https://www.daiya-idea.co.jp/golf/
    (公開)2024年03月16日
    パターマットは数多あるが実践的なグリーンの速度を練習できる製品は少ない。それを実現したのがダイヤから新しく登場した『ダイヤパターマット2WAY』(6200円)だ。 1本で2種類の速度を練習できる構造になっており、一般的なゴルフ場のグリーンスピードである約8.8フィートと、高速グリーンと同等の約10.5フィートが練習可能だ。 そこで数々のアマチュアゴルファーを指導する常住充隆プロと、目下プロテスト合格に向けて奮闘中、ミニツアーでの優勝経験も持つ女子プロの卵・植竹愛海さんが同製品をテスト。 活動のフィールドが異なる2人のプロがそれぞれの立場から特徴を解説する。 <h2>【動画】常住充隆&植竹愛海が『ダイヤパターマット2WAY』を解説</h2> まずは両プロにそれぞれの活動経験から『ダイヤパターマット2WAY』を使って活用法を徹底解説してもらった。動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/yRx0ojP3kBA?si=_gPql5taZ_JZhz4o" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>植竹愛海’sインプレッション</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_6115.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-80236" /> 私も普段パターマットを使って練習しますが、マットの上にレールやアライメントスティックを置いてフェース面がなるべく開閉しないように真っすぐ上げて真っすぐ下ろすことを意識しています。今回のパターマットを見ると、丁度真ん中に線が2本引いてあるので、普段やっている練習がこのマットだけでできそうです。 このマットは2種類の速度を練習できますが、まず10.5フィートというのは女子プロの試合と大体同じくらいのスピードですのでかなり速いと思います。 試合の痺れる場面で10.5フィートの下りパットを打つ時には、手で打ってしまったり、打ち急いでしまったりしがちです。そうするとパンチが入りかなり転がってしまいます。それを避けるために試合ではカップに距離感を合わせていくことを意識して、ゆっくりストロークすることを心がけています。その意味でもこのパターマットはとても実践的だと思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/c5359d6545b9077ff6c1a06ae2fd7bab.jpg" alt="ダイヤパターマット2WAY" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80273" /> 実際に『ダイヤパターマット2WAY』を使って、10.5フィートの感覚でストロークしてみましたが確かに球が伸びますね。普通のグリーンスピードの感覚で打ったらかなりオーバーしてしまいました。 一方、8.8フィートは確かに重くなります。私の中では芝を短く刈り込める秋冬は10フィート以上、春夏は9フィート前後のゴルフ場が多いイメージなのですが、このパターマットは丁度その2つの速度を練習できるようになっているので、プレーする季節に合わせたパター練習もできそうです。 それとマットの全長は3mですが、私も実際の試合で3mくらいのバーディーパットを打つ場面が多く、アマチュアの方もその距離をいかに2パット以内で入れられるかが重要だと思います。その意味でも2通りの速度で3mをしっかり入れられるようになれば3パット撲滅にも繋がると思います。 <h2>常住充隆’sインプレッション</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_6132.jpg" alt="" width="1000" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-80237" /> 今回発売した『ダイヤパターマット2WAY』は打つ方向を変えるだけで8.8フィートと、10.5フィートの2種類の速度を練習できる全長3mのパターマットです。 8.8フィートは一般営業のゴルフ場と同じくらいの速さですが、10.5フィートで3mの距離感を作り出すのはアマチュアゴルファーにとっては難しいと思います。その意味でもいわゆる高速グリーンの距離感も同時に養えるパターマットだと言えそうです。 マットの中央には2本の白線が引いてあり、間の幅は6㎝になっているので、ちょうどその幅に沿ってヘッドを真っ直ぐ動かす練習ができます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/02/sub.jpg" alt="" width="1000" height="871" class="aligncenter size-full wp-image-80238" /> それと多くのアマチュアゴルファーは距離にのみ注意が向き、下りを度外視して打ってしまうことが多いです。結果カップを大きくオーバーして長い返しのパットが残ってしまうこともあります。そこで応用として、10.5フィートで敢えてカップの前で止まるように打つ練習をすることで下りの距離感が養えます。 一方、本当にパッティングを上達させるにはカップにしっかり届かせられないと意味がありません。そこでお勧めしたいのは、付属のストッパーをカップの数10㎝後ろに置き、敢えてカップをオーバーさせて丁度ストッパーの前で止まるように打つ練習法です。この練習をやることでどうしても入れたいパーやバーディーパットをしっかり打ち切れる強いゴルファーになれるでしょう。
    (公開)2024年02月12日
    ゴルフゾンと言えばゴルフシミュレーターだが、家庭でも気軽に本番さながらのラウンドができる製品が発売されている。家庭用ゴルフシミュレーター『WAVE PLAY』がそれだ。 専用のクラブをBluetoothでパソコンに接続し、素振りするだけで実際のゴルフさながらのプレーが楽しめる製品だ。専用ソフトは同社のシミュレーター『Vision』と同等のものを使用するため、テレビやモニターに映せば家にいながら高精細なゴルフ場のグラフィックを体験できる。さらにスマートフォン専用アプリもリリースを予定しており手軽さが増す。 素振りするだけなのでミスショットの苦痛を味わうことなく、楽しくゴルフを体験できるうえ、高性能のセンサーによって自分自身のポテンシャルを知ることができる。正にゴルフの入口に最適な製品と言えそうだ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/12/WAVE-PLAY3.jpg" alt="ゴルフゾン WAVE PLAY" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79868" /> 収録コースは日本・海外含めた実在のコースを収録しているので、中上級者も実際のラウンド前の予習やラウンド後の復習としても活用できる。 そこで完全なゴルフ未経験者の夏希リラさんに同製品でのラウンドを体験してもらった。解説は数々のアマチュアゴルファーのレッスン経験があるティーチングプロの常住充隆氏が担当。はたして『WAVE PLAY』でゴルフが楽しめるのか? 全2回の後編は「ラウンドモード編」をお送りする。動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/SC861RKA3jw?si=ZQWKAeaiF8noZoXC" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年12月29日
    三菱ケミカルは『TENSEI Pro Blue 1k』シリーズ(5万5000円)を発売中だ。 『TENSEI』シリーズと言えば、PGAのトッププロがこぞって使用するモデル。近年はクラブメーカーの純正シャフトにブランド名が採用されることも多く、ブランド価値が年々高まっている。 そんな中発売された今作をティーチングプロの常住充隆氏が50g台と70g台を試打。動画でインプレッション&詳細に特徴を解説する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/t_swvqHB3JY?si=CTc015PAtiQwBLDl" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年11月27日
    ブリヂストンスポーツの新ドライバー『B1ST』と『B2HT』が好発進している。本誌の「有力ゴルフショップ店長が語る2023年9月度のリアルマーケットレビュー」でも二木ゴルフと有賀園ゴルフのドライバー部門でいずれもランキング1位になっている。 特徴的なフェース面のテクノロジーをフェアウェイウッドやユーティリティにも踏襲し、シリーズトータルで完成度の高い製品に仕上げている。そこで今回はフェアウェイウッド2種類とアイアンを常住充隆プロが試打し徹底解説する。 動画で観てもらいたい! <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ZOSCH_iNszY?si=P0jHtfIfD-iBRYE2" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年11月16日
    ブリヂストンスポーツの新ドライバー『B1ST』と『B2HT』が好発進している。本誌の「有力ゴルフショップ店長が語る2023年9月度のリアルマーケットレビュー」でも二木ゴルフと有賀園ゴルフのドライバー部門でいずれもランキング1位になっている。 特徴的なフェース面のテクノロジーをフェアウェイウッドやユーティリティにも踏襲し、シリーズトータルで完成度の高い製品に仕上げている。そこで今回はフェアウェイウッド2種類とアイアンを常住充隆プロが試打し徹底解説する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/2311select-1-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1542" class="alignnone size-full wp-image-79435" /> 『B1ST FW』を試打(5番、シャフト:VENTUS BS6) <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/fe40acb808f7ed48ad651fb45c35b19c.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79416" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>構えた時の顔はかなりシャープです。他社の5番ウッドはグースが強くてつかまるような設計のモデルが多いですが、今作の場合はフェース面もストレートで構えやすいです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/1503eaba63e3d837fa2844bca7614359-scaled.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="2560" height="1286" class="size-full wp-image-79421" /> B1ST 1球目データ 打ってみましたが、見た目のシャープさから見てもっとハードかと思いきや、意外と易しくて通常の5番ウッドに比べて球も上がりやすい。 ドライバー同様に球がフェース面に食いついて、打った瞬間に棒球のように飛んでいくのが感覚的に分かるので、直線的にコースを攻められそうです。よく雨や朝露で濡れているラフからフェアウェイウッドで打つと球が横滑りしてドロップしてしまうことがありますが、おそらく今作は変なスピンがかからないので、そういうミスが起こらなそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/9ddb2770f0db25c00987e3d1269aff29-scaled.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="2560" height="1283" class="size-full wp-image-79422" /> B1ST 2球目データ 注目すべきは2球目です。通常はフェードで打つとスピン量が増えるのですが、むしろつかまった1球目よりも約500回転スピンが減っています。 フェース面がしっかりボールをキャッチしたことでスピン量を抑え、初速と直進性に変換してくれたのでしょう。余程のミスヒットをしない限り、適正スピンをもたらしてくれます。しかも飛距離は231ヤード。5番ウッドなのに飛び過ぎじゃないかと思うくらい飛んでいます! <h2>『B2HT FW』を試打(5番、シャフト:VANQUISH BS50/S)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/a9973d502de30f332cd94885cc3fc61c.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79417" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>構えた時の顔は『B1ST』に比べてややオフセットです。ただ嫌なクローズ感はなく、こちらもシャープな顔になっていると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/1ab93fd055da145f8b69ef82f1f36ed3-scaled.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="2560" height="1288" class="size-full wp-image-79423" /> B2HT 1球目データ 打ってみましたが、これは球がつかまらず上がらないという方には持って来いのフェアウェイウッドです! しかも距離も230ヤードとかなり飛んでいる。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/2a4afbb4429ce09c52a1e6e998a7045a-scaled.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="2560" height="1287" class="size-full wp-image-79424" /> B2HT 2球目データ 2球目は少し球を逃がすイメージでカットに打ちましたが、やはりしっかりつかまった球になってくれるので、まさにスライサーの強力な味方になりそうです。ボディにマレージングを使用していることもあり、『B1ST』に比べて高めで、爽快な打音がするので打っていて非常に心地良いです。 <h2>『233HF』を試打(7番、シャフト:850GH neo)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/233HF.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-79415" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>常住</strong></span>まずアドレスした段階で球が上がりやすく、つかまりやすいアイアンだということが分かり非常に安心感があります。しかしながらシャープでカッコいい形状に仕上げている。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/f509c074c100cc2eec0efd059f919bf3-scaled.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="2560" height="1280" class="size-full wp-image-79419" /> 233HF 1球目データ 打ってみましたが、中にポリマーが入っているということもあり中空ながら打感が柔らかい。しかも若干逃がし気味に打ったもののトータル飛距離は181ヤード、初速54.5m/sは私の普段の6番アイアン相当です。それと打った瞬間にまるで「フワッ」と上昇気流に乗るように球が上がってくれます。その証拠に私の普段の7番アイアンの着地角が大体45度くらいなのに対し、今作は47.2度を計測しているので、高さで上から「ズドン」と止められるアイアンだということが分かります。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/271a2a2723dbc673aed6e9145a1349da-scaled.jpg" alt="Bシリーズ2023" width="2560" height="1282" class="size-full wp-image-79420" /> 233HF 2球目データ 2球目は左を懸念せずに打ったところ、188.8ヤードを計測しました。これはもはや7番じゃないのではと思うくらい飛んでいます! これなら5番アイアンで230ヤードくらい計算できるのでロングの2打目も楽になりハイブリッドがいらなくなりそう。 アベレージゴルファーはアイアンをダウンブローに打つことが苦手で球を上げられない方が多いですが、今作はレベルにインパクトしても楽に球を上げてくれて、飛距離も出してくれる。私も普段からこれくらいの飛距離がほしいです!
    (公開)2023年11月13日