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    ハッシュタグ「日本シャフト」記事一覧

    マーケティング戦略立案事業を手掛けるRIMは、自社グループで製造販売するブランド「G_BASE(ジーベース)」を発起者とし、ツアープロを目指す若手ゴルファーのための4日間大会『G_BASE 4days Challenge(G4C)』を2024年12月11日~14日にセブンハンドレッドクラブ(栃木県さくら市)にて実施した。 日本シャフトが第一回大会の冠スポンサーとなり実施された「G_BASE 4days Challenge2024 NIPPON SHAFT CUP」は、羽藤勇司と倉林夏が優勝。日本シャフトより優勝賞金100万円とGrandスポンサーRUFFLOGより2025年年間スポンサード100万円が贈呈された。 また、18歳未満のベストグロスを獲得した平田兼慎選手には副賞として、Grandスポンサーのアンプラスより、2025年ジュニア育成スポンサード60万円が贈呈された。 「G_BASE 4days Challenge」とは、将来ツアープロを目指す若手ゴルファーを対象とした、同一コースで4日間試合を通して技術向上や試合経験の獲得を目指すための大会。将来ツアープロを目指す若手ゴルファーを取り巻く試合環境は、現状では1~2日程度の試合が大半を占め、プロツアー・プロテストなどと同等の4日間大会に挑戦できる機会が圧倒的に足りていない。そこで同一のコースを4日間連続で競技するという経験と技術向上の機会を提供するとともに、選手間ならびにスポンサー候補者との交流も促進する。 選手は4日間でプレーフィーは2万円のみ。プロのツアー同様、予選と決勝を設定し、予選通過者は3日目、4日目に決勝ラウンドをプレー。予選非通過者は3日目に模擬ラウンド、4日目はプロアマに参加することによって、全出場選手が4日間同一コースでプレーすることが可能となっている。 【日本初! G4C 4つの取組み】 1)インドアゴルフ施設を特設 セブンハンドレッドクラブでは男性のドライバー練習利用が制限されているため、ドライバー練習場として独立型インドアゴルフ空間「G_BASE(ジーベース)」を会場内に3台設置し、男子選手のドライバー練習環境を整備した。(ラウンド後は全選手に開放) 2)練習打席全打席への測定機設置 アンプラスの協力により、練習場の18打席全てにGC3、GCQuad、QuadMAXのGCシリーズを設置。選手は練習時に無償で利用可。測定機を利用して、試合前・試合後のコンディション調整に活用した。 3)ホールネーミングライツ・カップ切り位置権 スポンサーメニューの1つとして、ホールネーミング権利の提供と、大会1日目と3日目のホールロケーションを決めることが出来る権利を提供。 4)収支公開 本大会の収支を多くの人に知ってもらい、下部ツアーにおいて1試合でも多く4日間競技が開催されるきっかけになってほしいとの願いから、収支を2024年12月末にHPにて公開。 その他にも、3日目の模擬ラウンド後には、プロコーチ辻村明志による選手へのワンポイントレッスン会や、1万円から可能な個人公式スポンサーを募るなど、多くの人がG4Cに参加する選手を応援することの出来る環境を整えている。 さらに大会をより多くの人に見てもらうために、スカイAのyoutubeチャンネルにて4日間生配信を行い、合計6万回以上再生された。
    (公開)2024年12月24日
    日本シャフトは6月27日に開催された定時株主総会及び取締役会において、役員を変更したことを発表した。 ・代表取締役社長執行役員   松田 真人 ・取締役常務執行役員 生産本部本部長兼技術部部長        金安 光敏 ・取締役 日本発条代表取締役副社長執行役員           吉村 秀文 ・監査役 日本発条監査役   豊田 雅一 ・執行役員 生産本部副本部長兼開発部部長兼横浜工場工場長    村上 謙二 ・執行役員 生産本部副本部長兼駒ヶ根工場工場長         松井 美一 ・執行役員 管理部部長    宮坂 公典 また、沖田暢善は取締役を退任し顧問に就任した。
    (公開)2024年07月10日
    日本シャフトはこのたび、下記の通り役員の選任を発表した。 《役員体制》 ・代表取締役 社長執行役員   松田 真人 ・取締役 専務執行役員(営業部部長)      沖田 暢善 ・取締役 常務執行役員(生産本部本部長兼技術部部長)   金安 光敏 ・取締役(日本発条株式会社 代表取締役副社長執行役員)    吉村 秀文 ・監査役(日本発条株式会社 監査役)         清水 健二 ・執行役員(生産本部副本部長兼開発部部長兼横浜工場工場長) 村上 謙二 ・執行役員(生産本部副本部長兼駒ヶ根工場工場長) 松井 美一 ・執行役員(管理部部長兼総務部部長) 宮坂 公典 また、退任した取締役 酒井直人は顧問に就任した。
    (公開)2023年07月08日
    日本シャフトはこのたび、酒井直人氏が代表取締役社長の退任を発表した。 後任には松田真人氏が就任した。
    (公開)2023年04月07日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の最終回は平均スコア100台のGEW大矢記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/9LGWsC5mFUQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW大矢記者について: <strong>栗原氏</strong> 先端剛性の高い手元調子のシャフトというとアベレージゴルファーやスライサーには向かないと思われがちですが、実は“タメ”を作りやすい特長を持っています。また、適正スペックのものをお選びいただくと、シャフトのしなり戻りも体感して頂きやすいです。 切り返しでシャフトがしなる感じがつかめると、インサイドからダウンスイングするイメージが作りやすいですので、B+をお薦めします。 また、ミート率の安定しないゴルファーにもB+はお薦めで、先端剛性がしっかりしていますので、オフセンターヒット時のヘッド挙動のブレを抑えてくれる効果にも期待が持てます。
    (公開)2023年02月25日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の3回目は平均スコア70台のGEW室井記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/yfdG9P_-WUU" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW室井記者について: <strong>栗原氏</strong> ハンドファーストでやや上からインパクトする、イマドキの上級者のスイング傾向に見えます。この傾向のゴルファーはドライバーの打ち出し角が少なくなる(低くなる)傾向にあるので、近年PGAツアーでも主流になりつつあるハイロフト(10度前後)のロフトで打ち出しを作るか、シャフトで打ち出し角を作ってあげるのが効果的です。 このスイングタイプの傾向として、打ち出し角が足りない結果、より上からボールを潰しにいってしまう傾向が強くなり、よりボールが低くなるかプルフックになるかのミスが出てしまいますので、ある程度打ち出し角を作れるシャフト特性のものが良いと思います。その観点で、M+がマッチしたと思います。
    (公開)2023年02月21日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の2回目は平均スコア90台のGEW吉村記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/p7fP2E2FN_8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW吉村記者について: <strong>栗原氏</strong> アウトサイドからワンピースで切り返し、比較的右サイドの強いスイングタイプで、極端に悪い言い方をすると“ぶっつけスライス”になりやすい特長です。力のあるタイプのゴルファーに多い印象です。 元々パワーがあるだけに、ミート率を担保することの出来る(先端剛性が高い)B+かMB+をお薦めしたいところですが、このスイングタイプのゴルファーは振り遅れ感を感じると余計に右サイドを使い過ぎてしまいアウトサイドインが強くなりすぎてしまいますので、B+よりはしなり戻りにスピード感のあるMB+をお薦めしたいところです。
    (公開)2023年02月18日
    「フィッティングは上手くなってから」 「シャフト選びは上級者かギア通がやること」 こんなイメージを持っているゴルファーは多いのではないだろうか? 確かに敷居の高さは感じるかもしれないが、シャフトを変えるだけで劇的に弾道が変わることはよくある話だ。 そこでGEWでは、平均スコアが全く違う4人の記者による本気のシャフトフィッティングを行った。今回試したのは、日本シャフトから発売中のウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula+』(レジオフォーミュラプラス)シリーズ。特性の違う3モデルを、スコアもスイングタイプも全く異なる4名の記者が試打するとどうなるのか? はたしてそれにぞれに合うシャフトはあるのだろうか? 骨格や筋肉の特性からゴルファーのスイングをタイプ別に分類、独自のスイング理論に基づくレッスンを行う、ティーチングプロの常住充隆氏に解説してもらった。 1972年生まれ。千葉県出身。184cm。プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持つ。今まで、1万人以上のゴルファーを上達に導く。運動医学、生理学やトレーニング論をベースに個々の骨格と筋肉の性質を見抜き、独自のゴルフスイング理論を提唱。 全4回の1回目は平均スコア80台のGEW浅水記者編をお送りする。是非動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/2r0CiJWzSuo" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 同モデルのメーカーである日本シャフトにはどう映ったのだろうか? 同社の栗原一郎氏のコメントを紹介する。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/02/230209_nihonshaft.jpg" alt="レジオフォーミュラシリーズ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-75787" /> GEW浅水記者について: <strong>栗原氏</strong> 身体を止めてインサイド且つ低めの位置からクラブが入ってくるので、その点に対して許容範囲の広いシャフトをお薦めしたいところです。 B+は切り返しでシャフトの中間~手元が大きくしなり、クラブを上から降ろすイメージのしやすいしなり方で、なおかつインパクト付近で「待てる」しなり方をするシャフトですので、浅水さんのスイングには最もマッチすると思います。
    (公開)2023年02月14日
    日本シャフトはこのたび、下記の通り役員の選任を発表した。 《役員体制》 ・代表取締役 社長執行役員   酒井 直人 ・取締役 専務執行役員(営業部部長)      沖田 暢善 ・取締役 常務執行役員(生産本部本部長兼技術部部長)   金安 光敏 ・取締役(日本発条株式会社 代表取締役副社長執行役員)    杉山  徹 ・監査役(日本発条株式会社 監査役)         清水 健二 ・執行役員(生産本部副本部長兼開発部部長兼横浜工場工場長) 村上 謙二 ・執行役員(生産本部駒ヶ根工場工場長) 松井 美一 ・執行役員(管理部部長兼総務部部長) 宮坂 公典 また、退任した取締役 北村 功二は顧問に就任した。
    (公開)2022年06月29日
    日本シャフトはこのたび、下記の通り役員の選任を発表した。 《役員体制》 ・代表取締役 社長執行役員   酒井 直人 ・取締役 専務執行役員(営業部部長)      沖田 暢善 ・取締役 常務執行役員(生産本部本部長兼技術部部長・昇進)   金安 光敏 ・取締役       北村 功二 ・取締役(日本発条株式会社 代表取締役副社長執行役員)    杉山  徹 ・監査役(日本発条株式会社 監査役)         清水 健二 ・執行役員(生産本部副本部長兼開発部部長兼横浜工場工場長) 村上 謙二 ・執行役員(生産本部駒ヶ根工場工場長) 松井 美一 ・執行役員(管理部部長兼総務部部長・新任) 宮坂 公典
    (公開)2022年04月14日
    日本シャフトは3月9日『N.S.PRO 850GH neo』(850 neo)を発売する。同作は2019年に発売した『N.S.PRO 950GH neo』(950 neo)の流れを汲むスチールシャフトだ。 そこで同シャフトをフレックス別に永井延宏プロが試打し対象ゴルファーを解説する。 <h2>【動画】『850 neo』を全フレックス試打</h2> まずは永井プロによる試打&解説動画を観てもらいたい。フレックスごとの違いを正確に解説するためにヘッドは全て同じモデル(7番アイアン)を装着した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/NPw--sTnSnU" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>フレックス(R、S)別に対象ゴルファーを解説</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/850neo-2.jpg" alt="N.S.PRO 850GH neo" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70986" /> 『850 neo』は既に女子のツアープロも多くスイッチしているため、一般男性のアベレージゴルファーがターゲットとして見えてくる。そこでフレックスごとに永井プロに特性や対象ゴルファーを解説してもらった。アベレージゴルファーが同シャフトを選択する上での参考として見てもらいたい。 <strong>■フレックス:R</strong> <strong>永井</strong> まず手にしてみると手元側が太く、そこから感じる全体的な剛性感があるので80g台の軽量スチールとは思えない重量感を感じます。シャフトの重量感や動きに合わせて打ったのですが7番アイアンで155ヤードと飛距離も十分出ました。 印象的だったのはインパクト付近での剛性感。軽量スチールとは思えない鋼のような強靭さを感じますので、インパクト後にボールを押していってくれます。軽量スチールのいわゆる中折れ感やそれによる当たり負けが全くないシャフトなので、カーボンユーザーでもう少ししっかり感がほしい方や7番からしかアイアンを入れていない方などはターゲットになってくるのではないでしょうか。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/850neo-5.jpg" alt="N.S.PRO 850GH neo" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70984" /> <strong>■フレックス:S</strong> <strong>永井</strong> Sになると中間部分の剛性感がかなり出てきました。現代の大型ヘッドアイアンには中間剛性の高いシャフトがマッチしますので、まさにそこを研究して作られているのではないかと思います。 実際に打ってみると中間剛性がわりと先端まで繋がっており全体的なしっかり感を感じます。その分体の動きに対してヘッドがついてくるのでフェースコントロールや出球の管理がしやすくロフトの立った厚い球が出ました。 対象ゴルファーとしては女子のツアープロが見えてきますので弾道を打ち分けてみましたが、やはり手元側でやりたいことがダイレクトにヘッドに伝わります。球筋の打ち分けを軽量帯でやりたいゴルファーには非常にマッチするのではないでしょうか。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/850neo-4.jpg" alt="N.S.PRO 850GH neo" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70983" /> <h2>『850 neo』はこんなゴルファーに最適</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/850neo-3.jpg" alt="N.S.PRO 850GH neo" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70987" /> <strong>永井</strong> 『850 neo』のRは軽量スチールのしなりや軽さを残しながらも強靭さのあるシャフトです。その辺りは『モーダス』の技術が継承されているのではないかと思います。振ってみるとスムーズな振り心地を体感できるので、硬い方に番手ずらしで使うとか少し長めで使ってみるとかしたら面白いと思います。 一方Sになると80g台とは思えないしっかり感があるので、逆に軟らかい方に番手をずらして組んでみると面白いのではないかと思います。いずれにしてもそういった細かい味付けができる大型アイアンヘッドにピッタリなシャフトだと言えそうです。
    (公開)2022年03月06日
    日本シャフトは3月9日『N.S.PRO MODUS³ TOUR115』(モーダス115)を発売する。『モーダス』シリーズは2010年の『モーダス120』発売以降、ここまで既に4モデルが発売されており海外ツアープレーヤーの使用者も多い。 そこで第5の『モーダス』として発売された同シャフトをフレックス別に永井延宏プロが試打し対象ゴルファーを解説する。 <h2>【動画】『モーダス115』を全フレックス試打</h2> まずは永井プロによる試打&解説動画を観てもらいたい。フレックスごとの違いを正確に解説するためにヘッドは全て同じモデル(7番アイアン)を装着した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/gQHt4MolNOA" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>フレックス(R、S、X)別に対象ゴルファーを解説</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/modus115-2.jpg" alt="N.S.PRO MODUS³ TOUR115" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70974" /> 同じモデルでもフレックスが変われば対象ゴルファーも異なる。しかし『モーダス』=「プロ・上級者向け」というイメージが先行し、選択肢から外しているゴルファーもいるかもしれない。そこで永井プロにフレックスごとに試打してもらい特徴と対象ゴルファーを解説してもらった。 <strong>■フレックス:R</strong> <strong>永井</strong> まずワッグルした第一印象としてはしっかりした重量感を感じますが、重量分布的には均一な印象です。実際に打ってみるとシャフトの中から先が動いているのを感じますが、動き方としてはヘッドが左に動くのではなくロフトを増やす方向に動いてくれます。その分ターゲットに対するスクエア感がありボールを拾いに行ってくれる挙動になるので入射角も緩くなりボールが高くスピンの入った弾道になりやすいです。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/modus115-3.jpg" alt="N.S.PRO MODUS³ TOUR115" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70975" /> <strong>■フレックス:S</strong> <strong>永井</strong> Sは私にとっては適正スペックだと思いますが、Rに比べて若干中間部分の硬さが際立ってきました。打ってみたところSはドライバーの軽硬シャフトとの繋がりがイメージできます。中間剛性がある分、切り返し以降に中間部がヘッド側と自分側をきれいに分けてくれるのでプレイヤー側が手元に負荷をかけていくとロフトが立って入り、フェースローテーションが少なくインパクトできます。実際にロフトが立って厚いインパクトができました。Sはプレーヤーの体の動きを引き出してくれます。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/modus115-4.jpg" alt="N.S.PRO MODUS³ TOUR115" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70972" /> <strong>■フレックス:X</strong> <strong>永井</strong> Xになるとシャフト径も太くなり手元側のしっかり感が出てきました。ワッグルするとまるで棒のような印象を受けます。打ってみましたが中間から手元のしっかり感があるので体の動きとしっかりリンクしてくれますね。体がクラブを引っ張っていくことでロフトが立って長くインパクトできます。より現代的なスイングの動きにマッチしているのではないでしょうか。 <h2>『モーダス115』はこんなゴルファーに最適</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/modus115-5.jpg" alt="N.S.PRO MODUS³ TOUR115" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-70977" /> <strong>永井</strong> 最近はアイアンもストロングロフト化が進み7番までしかバッグに入れていないという方も増えてきました。その意味でもヘッドスピードにとらわれることなく使えるシャフトでしょう。特に下の番手になるほど重さがあった方が良いのでヘッドスピードの遅い方でも『モーダス115』を使ってもらえると思います。 今作はゴルファーごとに調理できるシャフトというのが言えると思います。Rは先端が若干しなるのでシャフトに仕事をさせたい方向け、Sはヘッドとゴルファーが50対50で振れるので最もニュートラル、Xはゴルファー側が仕事をしていきたい方向けだと思います。その中で硬いと感じるか軟らかいと感じるかで番手ずらしをしていく。そういった調理が楽しめるシャフトだと思います。 個人的にはヘッドスピードのある女性がXをショート番手に入れるという選択肢はありだと思いますね。いずれにしても現代の大型ヘッドのアイアンとの相性も良く、『モーダス』5モデルの中では基準となるモデルですので、まずは『115』を起点に選んでいただけるといいと思います。
    (公開)2022年03月04日
    日本シャフトはこのたび、下記の通り役員の選任を発表した。 《取締役・監査役》 ・代表取締役社長   酒井 直人 ・取締役       津山 元宏 ・取締役       沖田 暢善 ・取締役       北村 功二 ・取締役(日本発条株式会社 代表取締役副社長)    杉山  徹 ・監査役(日本発条株式会社 監査役)         清水 健二 《執行役員》 ・社長執行役員    酒井 直人 ・専務執行役員(営業部部長・昇格)         沖田 暢善 ・常務執行役員(管理部部長・昇格)         北村 功二 ・執行役員(生産本部本部長兼技術部部長・新任)   金安 光敏 ・執行役員(生産本部副本部長兼開発部部長兼横浜工場長・新任) 村上 謙二 ・執行役員(生産本部駒ヶ根工場長・新任)        松井 美一
    (公開)2021年04月16日
    日本シャフトは1月、ウッド用のカーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula MB+』(レジオフォーミュラMB+)を発売した。 同社と言えばスチールシャフトのイメージが先行するが、実はカーボンシャフトも作る総合シャフトメーカー。そんな同社の最新作『レジオフォーミュラMB+』を永井延宏プロが試打&解説する。 1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞 「高初速」を実現するウッド用カーボンシャフト <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/a69576646d7436904802961584668b0c.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-66420" /> 『レジオフォーミュラ+』シリーズは同社のカーボンシャフトのフラッグシップモデルで、既に一昨年『B+』と『M+』の2モデルが発売されている。 今作の『レジオフォーミュラMB+』は「高初速」が特徴で、シリーズ史上最速の「つぶれ戻り」によって低スピン弾道ももたらす。 構造としては、シャフト全長に「T1100G」と「ナノアロイ」に加えて7軸を搭載。さらにモデル別に最適箇所に9軸をドッキングし、計16軸組布にすることによって、ねじれ剛性と偏平復元力が大幅に向上している。 まさに同社の総合力を結集したモデルだと言える。 <h2>【動画】『レジオフォーミュラMB+』を永井延宏プロが試打&解説</h2> 永井延宏プロによる『レジオフォーミュラMB+』の試打動画と解説を観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/aL2PNZUzUJI" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>実践力の高いシャフト</h2> 永井 『レジオフォーミュラMB+』はスイングによって異なるレスポンスがある二面性のあるシャフトです。 65Sと55Sを試打しましたが、65Sではアスリートを意識した現代的なスイング、55Sではアマチュアゴルファーを意識したスムーズなスイングでそれぞれ試打しました。 前者は切り返し時にミッドから先端が綺麗に消えてくれるので、非常にタメが作りやすく、それでいてインパクト時にシャフト先端が捻じれずに一気に出てくるスピード感が特徴的でした。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/2afbf62e6ebaf89f1224367ddab8f1b3.jpg" alt="" width="2037" height="1399" class="size-full wp-image-66422" /> 65S試打データ 後者は穏やかな動きをしながら、最後に先端が自然に入ってきてくれる易しさがあり、アマチュアゴルファーがスイングしやすく現代のクラブとの相性の良さを感じました。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/03/581163515e7b0d9a2bd94a270c46b63a.jpg" alt="" width="2037" height="1396" class="size-full wp-image-66423" /> 55S試打データ コースでのドローやフェードの打ち分けも試してみましたが、操作性も良く飛距離も出ているので、非常に実践力の高いシャフトだと言えます」 <h2>価格</h2> 6万500円(税込)
    (公開)2021年03月26日
    日本シャフトは1月15日、ウッド用カーボンシャフト、『N.S.PRO Regio Formula MB+(レジオフォーミュラMB+)』(5万5000円)を発売する。 それに先駆け11月下旬、茅ヶ崎ゴルフ倶楽部にてメディア、関係者向け試打会を開催。7ホールを借り切りポイントごとで新製品を試打できる仮想ラウンドの形式で約50人の関係者にシャフト性能を訴求した。 今作の『レジオフォーミュラMB+』は「高初速」がテーマ。果たして非力ゴルファーの筆者でも打てるのか? 試打した感想をレポートする。 『レジオフォーミュラ+』シリーズとは? <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/ns-modus.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-56712" /> 日本シャフトと言えば「スチールシャフト」というイメージを持つゴルファーも多いかもしれないが、同社はシャフトメーカーでは稀な、スチールとカーボンの両方を作っている総合シャフトメーカーだ。 『レジオフォーミュラ+』シリーズは同社のカーボンシャフトのフラッグシップモデルで、既に昨年『レジオフォーミュラB+』と『レジオフォーミュラM+』の2モデルが発売されている。 主な製品特長としては、シャフト全長に「T1100G」と「ナノアロイ」に加えて7軸を搭載。さらに、モデル別に最適箇所に9軸をドッキング。計16軸組布にすることによって、偏平復元力の大幅な向上を達成。シリーズ史上最速の「つぶれ戻り」がボール初速を高め、低スピン化も実現している。 <h2>『レジオフォーミュラMB+』とは?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/a69576646d7436904802961584668b0c.jpg" alt="レジオフォーミュラMB+" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-65457" /> 今回追加された『レジオフォーミュラMB+』は、さらにシャフト全長に配備した超高弾性シートとの相乗効果により、ねじれ剛性も大幅に向上しているという。 それによってスイング中に発生するヘッドのねじれを抑制し、ボールコントロールがしやすく、近年主流の高慣性モーメントヘッドの性能を最大限に引き出すポテンシャルを備えているとか。 さらに、シャフト全体がバランスよくしなるシャフト剛性で、しっかりと叩けるフィーリングでありながら、先端剛性の高いシャフトで起きがちなもたつき感がなく、フィニッシュまでストレスなく振り抜くことが出来るスピード感も備えているという。 <h2>『レジオフォーミュラMB+』を試打してみると</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/017fc4aee69dd4ec32555da43931619c.jpg" alt="レジオフォーミュラMB+" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-65455" /> 試打会では6番ホールに『レジオフォーミュラMB+』の試打コーナーが設けられていた。全てのスペックを本物のゴルフ場で試せるという贅沢な時間だが、まずラインアップされているシャフトスペックの豊富さに驚く。 スペックは40g後半~50g前半をカバーする「TYPE45」から70g台後半をカバーする「TYPE75」まで、計10スペックをラインアップしている。 とは言え「叩けるシャフト」というと上級者用のイメージしかなく非力ゴルファーの筆者には最初から振れる気がしない。そんな不安に駆られながら、まずは「TYPE55」のSを試打したが、やはり振った瞬間にしっかり感を感じる。しっかり感は体感的には重量感にも繋がる。結果はヘッドが戻り切らず右に真っすぐ飛んでしまった。しかしながら意外だったのが強めの低弾道だったこと。スライスにならなかったのには驚いた。 次に「TYPE45」のSを試打。すると、今度は真っすぐ強い球が飛んでいった。球もしっかり上がりシャフトもフィニッシュまでよどみなく振り切れる。まさに振り抜きが良いという表現が当てはまりそうだ。 続いて今度は少し欲を出して「TYPE55」のRに上げてみたが、やはり球が上がり切らずオーバースペックのようだ。 結果、筆者には「TYPE45」のSがマッチした。「TYPE45」はトルクも6.4度。振れる女性も十分使いこなせるシャフトに仕上がっているのではないだろうか。 「上級者向け」と決めつけずに、アベレージゴルファーやエンジョイゴルファーも『レジオフォーミュラMB+』を一度体感し、自分に合うスペックを見つけてみるのも良さそうだ。
    (公開)2020年12月17日
    <h2>ユーティリティ攻略の鍵はシャフトにあり</h2> ユーティリティやハイブリッドと聞いて想像することは「アイアンよりも楽にボールが上がって、フェアウェイウッド並みに飛距離が出る」ということではないだろうか。しかし、打ちやすいはずのユーティリティに苦手意識を感じるゴルファーは少なくない。 「シャフトが原因の可能性があります」と語るのは日本シャフトの栗原一郎主任だ。 「大半のゴルファーはユーティリティを標準シャフトのまま購入しますが、ほとんどが軽くて柔らかいカーボンシャフトが入っています。一方、アイアンは重いシャフトが入っているため振り感が合わない。結果的にお助けクラブであるはずのユーティリティが一番苦手なクラブになってしまうのです」 日本シャフトはそんなユーティリティに対する苦手意識を変えるべく、昨年10月にシャフトメーカーの総力を結集したユーティリティ専用シャフトを投入した。数年前より既に多数のツアープロから支持されていた、『N.S.PRO MODUS3 HYBRID Graphite On Steel Techno logy(モーダス3 ハイブリッド)』(2万5000円)がそれだ。 <h2>スチールとカーボンの良いところ取り</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/05/N.S.PRO-MODUS3-HYBRID-Graphite-On-Steel-Technology.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-62504" /> 主な特徴としては、超軽量スチール本体とカーボン積層を、特許取得の特殊接着技術で強力に合体。スチールとカーボンのハイブリッドシャフトに仕上がっている点だ。 スチールシャフトは薄肉によりソリッドな打感でスピンの入った止まる球が打てるが、潰れたままインパクトを迎えるので、シャフト先端が戻らずロフトが立ったままボールに当たってしまう上、ミスヒット時の当たり負けに弱い。 ましてユーテリティはアイアンに比べて低重心なので、上からインパクトしてしまうと初速が出ず球も上がらずで、いわゆる「球がお辞儀する」状態になってしまうのだ。 一方、カーボンシャフトは設計自由度が高く、高弾道の強い球で飛距離を出せるが、スピンがかかりにくく、厚肉構造による打感のぼやけが発生してしまう。スチールとカーボンそれぞれにメリットとデメリットが存在するというのがこれまでの概念だったが、 「両者の特徴を融合することで、潰れ戻る力を生み出すことができました。定規を引っ張っ て放した時の『バチン』と当たる感じのイメージです」 まさしく両者のメリットを活かし、デメリットを補填するのが『モーダス3 ハイブリッド』だと言える。 「HS43m/s以上の上級者を対象としていますが、バックティーからプレーすると2打目は180~200ヤード残るケースが多い。まさしく『モーダス3 ハイブリッド』の出番だと思っています。ユーティリティシャフトに対するゴルファーの意識改革に取り組んでいきたいと思っています」 『モーダス3 ハイブリッド』によって、ユーティリティがアマチュアゴルファーの強力な武器になりそうだ。
    (公開)2020年05月24日
    赤いラベルをグリーンに変えて、日本シャフトの長寿ブランド『950』が生まれ変わる。正式名は<strong>『N.S.PRO 950GH neo』(950ネオ)</strong>で、『950』のデビューは1999年だから20年ぶりのモデルチェンジ。 <h2>日本シャフトを救った『950』誕生秘話</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/08/950gh.jpg" alt="950GH" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58595" /> そもそも『950』は同社にとって、救世主といえる存在だった。バネ大手・日本発条の子会社として1959年に創業した日本シャフトは1989年、1000万本超のスチールシャフトを販売したが、他社のアイアン用カーボンが台頭して3年後には3割減。 その後も凋落は止まらず、1996年には最盛期の10分の1まで落ち込んだ。この時、親会社を含めてシャフト事業撤退の議論が起こり、起死回生を狙ったのが『950』。 当時社長だった池田正和氏は「このモデルが失敗したら後がない。まさに背水の陣でした」と振り返る。 その『950』は昨年8月、累計販売量4000万本を突破して地球一周分の長さに達したとか。 <h2>『950ネオ』はこうして生まれた</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo3.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58384" /> その余勢を駆って9月に発売するのが『950ネオ』だけに、営業部の栗原一郎主任も気合が入る。 「『950』のデビュー当時は、薄いアイアンヘッドに重くて硬いシャフトの組み合わせが主流でした。ダウンブローに打たないとボールが上がらず、その悩みを解決したのが軽量スチールの『950』です。 ただ、あれから20年経って飛び系アイアンが登場するなど、ヘッドの大型化とストロングロフト化が進展した。この変化への対応は、喫緊の課題だったのです」 ストロングロフト化でアイアンの総飛距離は伸びたものの、キャリーが減ってランで稼ぐ弾道が一般的になり、この点の改善が求められた。 「アイアンは狙ったところに落とすクラブです。そのため『ネオ』は、中間剛性を『950』より高くすることで相対的に先端がしなり、現代のヘッドでも高弾道かつスピンで止められるスチールシャフトに仕上がりました」 <h2>動画で解説 『950ネオ』はこんなアイアンに最適!</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo9.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58390" /> 開発に際して、アイアンヘッドのタイプを4分類したという。具体的には、 ①マッスルバック ②セミキャビティ ③大型ヘッド ④飛び系 『950ネオ』は2タイプのヘッドで最適な結果が得られる開発に集中した。ターゲットは『ゼクシオ』に代表される③と、『インプレスUD+2』などの④。 今秋発売の7社8モデルのアイアンに採用が決まり、標準仕様の1スペックで対応する。『950』は過去、クラブメーカーの求めに応じて微妙に仕様を変えたことが長期的ヒットの一因だが、今回は1スペックでフルカバーしていく構え。 『950』との自社競合を防ぎ、『ゼロス』『モーダス』との棲み分けを図る。以下、栗原主任との動画インタビューを掲載しよう。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/6Qep3hBBNko" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/1ycBIykQZ34" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2019年08月02日
    日本シャフトは先頃、新スチールシャフト<strong>『N.S.PRO 950GH neo』</strong>(以下、『950GH neo』)の発表会を開催した。 今年、創立60周年を迎えた同社とあって発表会の後には懇親パーティーを開催。会場である大さん橋ホール(神奈川県横浜市)には、155名の業界関係者や報道関係者が集まった。 <h2>新スチールシャフトは『950GH neo』</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo1.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58382" /> 「今年60周年を迎えた当社ですが、新製品の発表会は今回で2回目となります。1回目は1999年に『N.S.PRO 950GH』が発売された時です。この節目のタイミングで社長としてご挨拶できることは光栄です」 多少緊張気味に語るのは同社の酒井直人社長。 同氏が語るように、今年は同社にとって創立60周年であると同時に、今やゴルファーにとってアイアンのスチールシャフトで定番となっている『N.S.PRO 950GH』(以下、『950GH』)発売から20周年という節目の年でもある。 当時、主流はカーボンシャフトだったこともあり、スチールシャフト中心だった同社の経営は逼迫していたという。その中、「超軽量スチール」として満を持して発売されたのが『950GH』だった。 結果的に『950GH』は同社にとって起死回生のヒット商品となり、昨年8月には累計販売本数4000万本を達成。同社によると、横に並べると、ちょうど地球一周分の長さに相当する本数だという。 一方で、20年という歳月の中で多くのメーカーの標準シャフトに採用されてきたこともあり、定番化しすぎたことによる飽きやデザインの地味さなどの声があったという。 さらに、この20年でアイアンのヘッドも進化してきたこともあり、今のアイアンに最適なシャフトを作る目的で開発されたのが今回の『950GH neo』というわけだ。 <h2>『950GH neo』その性能とは?</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo2.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58383" /> 新製品の『950GH neo』の開発コンセプトや性能はどのようなものなのだろうか? その詳細が同社の栗原一郎氏より説明された。 「当時のアイアンは薄いヘッドに重くて硬いシャフトという組み合わせが通常だったということもあり、しっかりとダウンブローで打たないとボールが上がりませんでした。 そんな中『950GH』が登場し、その振りやすさに感動したゴルファーは多かったのではないかと思います。ただ発売から20年が過ぎ、ヘッドがあらゆる面で変化しています。 今回の『950GH neo』は今トレンドのアイアンヘッドのパフォーマンスを最大限に引き出せるシャフトになっています。また、カラーは初めて当社のコーポレートカラーであるグリーンを採用しました。 『MODUS3』、『ZELOS』と立ち並ぶ、3大フラッグシップモデルにしていきたいと考えています」 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo3.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58384" /> 同氏によると、飛び系アイアンが主流になったことで、ヘッドが全体的に大型化かつストロングロフト化している中、払い打ちでもボールが上がるようになっているという。 ところが、ストロングロフト化することでトータルの距離は伸びるもののスピン量が減ってしまうことにより、キャリーが少なくランが多いというのが最近のアベレージゴルファーの弾道になっている。 本来、アイアンは狙った場所にボールを止めるという役割のクラブなので、『950GH neo』はそれを実現するためのスチールシャフトというわけだ。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo5.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58386" /> 具体的には、『950GH』よりも中間剛性を高くして、相対的に先端をしなるようにすることで、ヘッドスピードが上がる構造にしている。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo7.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58388" /> また、グリップを現在のスタンダードである15.24mmと、『950GH』の15.50mmよりも細くすることで、リストターンがしやすい工夫を施しているとか。 栗原氏によると、 「単純に先端を軟らかくしているわけではないというところがポイントなんですね。先端を軟らかくしてしまうとスピンが減ってしまいます。 ですので、中間部分を硬くすることで、先をしならせる。そこに拘りました。 また、950を名乗る以上、『950GH』を初めて振った時にゴルファーが感じたであろう、振り味の良さは絶対に踏襲しようと思っていました」 共に登壇した同社開発担当の井上明久氏によると、設計段階での試作品は10種類を数え、トライ&amp;エラーを繰り返しながら最終的に5種類に絞り込まれたという。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo6.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58387" /> 「皆様にお伝えしたいのは、『950GH neo』は『950GH』の『後継』ではなく、『継承』だということです。『950GH、覚醒』と釘打っているのはその意味も込めています。 このシャフトでゴルファーとして、そしてクラブとして才能を『覚醒』させたい」 なお、『950GH neo』の発売により『950GH』が終売するというわけではなく、併売していくという。栗原氏によると90g台のラインアップにゴルファーが選べる新たなシャフトが増えたと考えてほしいとしている。 <h2>比嘉真美子も即『950GH neo』にスイッチ</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo10.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58395" /> 会見には、プロゴルファーの比嘉真美子もゲストとして登場。 優勝した、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の3日前に『950GH neo』をテストして、1球目でスイッチすることに決めたとか。比嘉によると、 「女子プロは9ヶ月間毎週試合があるので、プレーに貢献してくれるアイアンが良くないといけません。 『950GH neo』は今まで使っていたシャフトに比べて、インパクト時の無駄なブレが少なくて、インパクトから振り抜くまでの振り心地がとても良いです。特に、コントロールショットでは自分のイメージ通りに動いてくれます。 3日前にテストして、すぐに変えようと思って、それから急ピッチで組み直してもらい試合の直前に手元に届きました。優勝に貢献してくれたと思います」 また、どのようなゴルファーに向いているかを問われると、 「全てのアマチュアゴルファーに向いていると思いますが、特に飛距離のある方、競技としてゴルフと向き合っている方には良さが伝わると思います」 とコメントした。 <h2>『950GH neo』と『950GH』を動画で打ち比べ</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/ns_pro950gh_neo9.jpg" alt="『950GH neo』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-58390" /> 会見の後には、実際に『950GH neo』を試せる試打スペースが用意された。早速GEWの片山と大矢も『950GH』と打ち比べてその性能を検証してみた。動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/bUOzIcHKKLU" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> <h2>『950GH neo』の発売日・スペック・価格</h2> なお『950GH neo』の詳細は以下の通り。 発売日:  9月5日 スペック:  R(94.5g)、SR(97.0g)、S(98.0g)、X(104.0g) 価格:  オープン価格(想定実勢価格は5000円) さらに、『950GH neo』は秋に各メーカーから発売される新商品(7社8モデル)への採用も決定しているという。 また9月8日より各地でゴルファー向けの試打会を開催していく予定とか。ゴルファーの新たな定番になっていくか注目だ。 なお、GEWでは近日中に同社の栗原一郎氏の単独インタビュー動画を掲載予定。『950GH neo』の性能について詳しく語ってくれているので是非観てもらいたい。
    (公開)2019年07月18日
    日本シャフトの代名詞と言えば、スチールシャフトだ。今年で生誕20周年を迎える『N.S.PRO 950』シリーズは累計販売本数4000万本を突破。それを全て一直線に繋げると地球一周分の長さになるほどのメガヒットだ。さらに、2009年よりUSPGAツアーでプロモーションを開始した、『N.S.PRO MODUS³』シリーズは、昨年夏で累計販売本数400万本を突破。世界レベルのツアーで160以上の勝利に貢献している。 スチールシャフトでは盤石な日本シャフトだが、ここにきて注目されているのがウッド用のカーボンシャフトだ。スチールシャフトとカーボンシャフトはそれぞれの素材の特性上、フィーリングには少なからず差があり、多くのゴルファーはその違和感に目をつぶらざるをえなかった。 そこで同社が2年前から訴求しているのが、前述のアイアン用スチールシャフト『N.S.PRO MODUS³』シリーズ(TOUR『105』、同『120』、同『125』、同『130』)と、ウッド用カーボンシャフト『N.S.PRO Regio Formula』シリーズ(『B』、『MB』、『M』)とのマッチングだ。 それを推奨することで、全ての番手を同じフィーリングで振ることができ、多くのゴルファーから好評を博してきたという。 <h2>シリーズ史上最速の「つぶれ戻り」</h2> そしてこの度、日本シャフトが新たに投入するのが『N.S.PRO Regio Formula +』シリーズだ。ラインアップは、『N.S.PRO Regio Formula B+』と『N.S.PRO Regio Formula M+』で、各5万5000円。 主な製品特長としては、シャフト全長に「T1100G」と「ナノアロイ®」に加えて7軸を搭載。さらに、モデル別に最適箇所に9軸をドッキング。計16軸組布にすることによって、偏平復元力の大幅な向上を達成。 シリーズ史上最速の「つぶれ戻り」がボール初速を高め、低スピン化も実現した。 <h2>より繊細なマッチングに</h2> 『N.S.PRO Regio Formula +』シリーズが追加になり、カーボンシャフトが5ラインアップになることで、『N.S.PRO MODUS³』シリーズとのより繊細なシャフトのマッチングが実現でき、多くのゴルファーのニーズに応えられるようになった。 日本シャフトが推奨する、新しいフィッティングガイドは以下になる。 <ul> <li>①高い先端剛性で直進性がよく強弾道が打てる『120』には『B』</li> <li>②癖がなく加速感が得られる『105』、『125』には『MB』</li> <li>③高い中間剛性で高初速と強靭な弾きが得られる『130』には『M』</li> <li>④『120』、『105』、『125』は新商品の『B+』</li> <li>⑤『130』、『105』、『125』は同じく新商品の『M+』。</li> </ul>
    (公開)2019年05月05日
    日本シャフトはこのたび、下記の通り役員の選任を発表した。 ・代表取締役社長  酒井 直人 ・常務取締役(生産本部長兼技術部長)      津山 元宏 ・常務取締役(営業部長・昇格)         沖田 暢善 ・取締役(日本発条㈱常務執行役員企画管理本部副本部長兼人事部長・非常勤) 吉村 秀文 ・取締役(生産本部駒ヶ根工場長)        岩瀬 政仁 ・取締役(管理部長兼総務部長) 北村 功二 ・監査役(日本発条㈱常勤監査役)        清水 健二
    (公開)2018年06月20日