エスティバンゴルフはこのほど、クラウン形状が凹凸デザインのドライバーヘッド『ES460D』(8万5000円)を発売した。ドラコンプロである松谷伸次氏がデザインしたヘッドで、クラウンの剛性を高めることでインパクト時にクラウンの無駄な撓みを抑制。ボールへのエネルギーが余すことなく伝えられることによって、理想の飛距離を追求できるヘッドに仕上がっていると自信を漲らせている。
クラウンの凹凸形状は見た目のインパクトを表現するため、やんちゃなイメージがあるというトライバル(部族)模様を採用した。その溝の深さは2mm程度で、それによってクラウンの強度が増加するという構造だ。
また、ヘッド単体販売の商品には珍しい、ロフト角・ライ角の調整機能が付随したホーゼルを採用。1つのヘッドでロフト角8.5度から10.5度まで調整できるとともに、フェース角はマイナス1.5度~プラス2.5度まで、ライ角は60度~62度と、調整の幅が広く、多くのゴルファーにフィッティングできるように考えられている。
<img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/170822Y2.jpg" alt="エスティバンゴルフ ソール" width="700" height="525" class="size-full wp-image-33986" /> エスティバンゴルフ ソール
さらに、フェースは特殊なミーリング加工を施すことで、サイドスピンを軽減。加えてミーリングの効果を最大限に発揮させるために、フェース内側は偏肉加工を施して、安定したボール初速を追求している。
一見、奇抜なデザインが注目されるが、素材にも拘っていて、フェースには「Ti938」、ボディには「Ti811」と、それぞれ高コストのチタン材を惜しみなく採用。素材、デザインに拘ったエスティバンゴルフ。ドライバーは飛距離とインパクトというゴルファーには、一度試してみる価値はありそうだ。
問い合わせはエスティバンゴルフ、092-474-5607。