このモデルは、"群を抜く飛距離性能"と"ツアープロが認めるスピン性能&やわらかさ"を謳ったものだが、その使用感について石川選手が語る。
「昨年4勝した試合で使っていたボールです。ドライバーの飛距離とショートゲームでは自分の思い描いたイメージのショット、例えばロブショットで寄せる、低く出してギュッと止めるなど、そういう場面でもイメージ通りに応えてくれます」と高く評価。世界のツアーで戦うための力強い武器と位置づけた。
一方、昨年の賞金女王、横峯さくら選手の好成績を支えたのも、『XV』だったという。
「昨年このボールを使用して6勝し賞金女王を獲得できました。風に強い弾道でよく飛んで、2打目以降がとても楽になりました。グリーン周りでもイメージ通りでもイメージ通りのアプローチができて距離感もあわせやすくフィーリングもすごく気に入っています」
ーー。結果を残しただけに話に説得力がある。
従来の『Z-STAR』との大きな違いは、飛距離、フィーリング、アプローチスピンといった主要な機能性を総合的に向上させたことだ。シリーズ最大直径(40・1㎜)の「新スーパー大径高反発E.G.G.コア」の開発で高初速・高打ち出し・低スピンを実現。その一方、0・3㎜の極薄ソフトウレタンカバー」が自由自在な操作性を生み出すとのこと。
アイアンの溝規制により、アプローチのスピン性能をボールに求める傾向が強くなっているが、そのポイントも開発要素に組み込み、従来以上のスピン効果を発揮してくれそうなのが、『XV』といえるだろう。楽しみなボールがまた一つ登場した。