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    ハッシュタグ「永井延宏」記事一覧

    ゴルフグリップは、ゴルファーとクラブの唯一の接点だ。エラストマー素材を使用したゴルフグリップは他にもあるが、wellmxsが展開する『ウェルミックス』グリップは、人間工学的なグリップ設計をもとに作られた「世界にひとつだけのグリップ」がコンセプト。なかでもフラッグシップモデルの『ハイパー』は上下196種類に及ぶツートンカラーマッチにより、デザイン性だけでなくプレイヤーの飛距離向上と正確な方向性にもこだわっている。 その『ハイパー』をはじめ、『スーパー』、『ゴルファー』の3タイプを永井延宏プロが徹底検証を行った。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/GKSSaxqD15A?si=CEoW6U40Lmwcqj8z" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>Hyper 各1本3800円</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1619.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82386" /> 6重射出構造でグリップの部位別硬度を変え、プレイヤーの最適なグリップ感と正確性を実現するフラッグシップモデル。高硬度コア構造物は市販品比で30%以上高い特殊硬度のエラストマー素材で構成。パターンデザインが加工された外部カバーはソフトな材質を採用し汚れにくいのも特筆される。表面部分はウェーブパターンが施され緻密に計算された摩擦面積を形成している。汗や雨に濡れた劣悪な環境でも排水性能に優れる全てのパターンが連結されて流れるデザインをあしらっている。 「『ハイパー』は左手と右手部分のパーツが分かれ、硬度を変えていますが、特に左手のしっかりさが伝わってきます。また、シャフトをダイレクトに握っているような感覚やクラブが離れていく力を感じます。それに対して、自分が引っ張っていく方向へ制御しやすい印象があります。また、上下196種類のカラーバリエーションから選べるので、オンリーワンを好むゴルファーにとって朗報といえるでしょう」(永井プロ談) <h2>Super 同2400円</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1615.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82387" /> ボリュームゾーンに位置し、グリップ表面に採用されたソフトエラストマーと内部の強力なコア構造物が結合したDuplex構造を採用。また、上下の2段階を通じてトルクが強く発生する部位には、より硬度を高めたパターンデザインが反映されており、インパクト時のトルク抑制に繋げている。 「左手と右手フィーリングの違いを明らかに感じますので、インパクト前後に左と右の拳が入れ替わる印象です。技術的に左と右が同じ方向に動いてしまうというのは、あまり良い動きになりません。インパクト付近から左右の拳が前後・左右・上下と三次元に入れ替わっていくとクラブが心地よく動いてくれます。左手と右手のフィーリングの違いというのが、無意識に良いスイングへ働きかけてくれます」(永井プロ談) <h2>Golfer 同1800円</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1631.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82388" /> エントリーモデルだが、『Hyper』『SUPER』など同社のすべての製品に適用される先端5軸金型加工技術により製作。独創的なエンボスパターンと特殊エラストマー素材を通じて耐久性とグリップ力を両立。 「表面加工は左右の切り替えのないタイプで、全体的にエンボス加工が施され凹凸感がかなりありますね。しっかり感があり、シャフトをダイレクトに引っ張っていける。軽量のアイアンスチールシャフトに装着して打ちましたが、グリップごとグーッと引っ張っていける感じがありました。どちらかというと軽量スチールは中間部分の中折れが気になるんです。でもこのグリップだと、密着度が非常に高いため、身体の左サイド方向に引っ張っていけて、ドロー系のボールが入りやすい。一体感のある証で、身体の動きとリンクしやすく、3タイプの中では、どちらかというとソフトフィール」(永井プロ談) <h2>総括</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 今回の試打を通じて、エラストマーググリップのイメージが大きく変わりました。「ウェルミックス」はひとくちで言うとコードグリップのような位置づけですね。ラバーのコードグリップというのは、非常にしっかり感がありますが、エラストマー素材の特徴であるフィーリングの良さに剛性感を加えています。 私は『スーパー』が気に入りましたが、左手と右手のフィーリングが明らかに違うんですね。それがスイング中に作用して、結果的に手元の動きがスムーズになる仕組みです。特に短いクラブで重要になってくるのが球の操作性で、ショートゲームでは、タッチやフィーリングに繋がってきます。小さな動きでも、右と左が別方向に動くということが意識しやすいので、距離感も合わせやすいと思います。 3タイプすべてに共通するのが、手とグリップ、そしてシャフトとの一体感です。シャフトを直接操作しているようなレスポンスの良いグリップで、それがエラストマー素材で完結できている。『ウェルミックス』は、エラストマーグリップの新しい世界を開いたといっていいでしょう。 日本ウェルミックス お問い合わせ:TEL042-578-9282  <a href="http://wellmxs-japan.co.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank">wellmxs-japan.co.jp</a>
    (公開)2024年08月07日
    <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong><span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"></strong>永井<strong></span></strong></span> とにかく飛ぶシャフトを作る!と飛距離にこだわったFire Expressの新シャフト『RG-D(アールジーディー)』(各1本6万6000円)をこれから検証していきます。 4、5、6の3つのバリエーションがあり、フレックスはR~Xの全7タイプを用意。今回は6S(66g)、5S(57g)、4R(50g)シャフトにテーラーメイドQi10を装着して、トラックマンによる計測を行いました。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/nhevxfTzY6A?si=OoGi12_mqrQy-Fm2" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>RG-Dの第一印象は?</h2> <img class="size-full wp-image-82321" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/6S.jpg" alt="" width="1000" height="491" /> 6S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 6S、5S、4Rをそれぞれ手に取ってみましたが、コンポジットテクノらしい非常に繊維の良さを感じるシャフトです。 具体的には、高弾性トレカM40Xを多用し、さらに6軸組布を採用。新モデルの『RG-D』では、その組布の中へさらにソフメタと呼ばれる金属繊維を織り交ぜ、6軸の編み込みパターン自体が非常に細かくなっているのが特徴です。 そのことは、最外装にも表れており、所有感を満たすデザイン性となっています。 ストレート層へ高弾性繊維を多用し、さらに6軸組布により、外周から“ガチっ”と補強が入っている、そのようなイメージが湧いてきます。 <h2>高MOIヘッドとの相性も抜群ヘッドの機能も引き立たせる『RG-D』シャフト</h2> <img class="size-full wp-image-82322" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/5S.jpg" alt="" width="1000" height="489" /> 5S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 実際に打ってみると、手元側の剛性の高さを感じました。その分先端のしなりが大きい、いわゆる先調子系シャフトに位置付けられますが、そのしなり戻りは、ファイアーエクスプレスらしく全体が非常にしなやかな印象です。 とはいえ、手元側の“しっかりさ”が力みを生むことなく、ダウンスイングのエネルギーが素直に先端部へ伝わっていきます。そして、6軸組布によるヘッドのブレを抑えながら“スパーン”とムチのような挙動で、強中弾道が得られる。他のシャフトメーカーとは一味違う“飛び”をもたらしてくれる印象です。 そのことは、トラックマンの数値が物語っています。私の場合6Sがマッチしたようで、ミート率1.54を記録、ボール初速も66・9 m/sでキャリー255・0Y、トータル281.8Yと好結果が出ました。 先述した6軸組布による剛性感も特筆すべき点で、先端が走って、かつ、しっかりしているからエネルギー効率がいい、というところがスピン量1870回転に如実に表れています。 また、低スピンでサイドスピンも非常に少ないのは、自分が振っていった方向に対し、そのままヘッドが出ていくということ。つまり、フェイスの開閉が抑えられている証で、トレンドの高MOIヘッドに装着した場合でもオープンフェイスになりにくく、過度にターンすることもないので、スクエアに保ちやすい。 『RG-D』は、ヘッドの機能も引き立たせるシャフトといえ、先端部分の挙動の安定感は、ゴルファーにとって非常にメリットが大きいと思います。 <h2>飛ぶシャフトは打ち方にもコツがある</h2> <img class="size-full wp-image-82323" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/4R.jpg" alt="" width="1000" height="486" /> 4R <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『RG-D』のキーワードは“飛び”ですが、ダウンスイングからインパクトにかけて非常にレスポンスが良く、身体の動きについてきてくれます。この部分は、フェイスの操作性ともリンクしてくるので、ドローやフェードといったコントロール性能にも繋がってきます。 ただ、初めにややフック系のボールになった場合は、いつもより速くしなり戻ることを理解して、ボールの打ち出し方向をやや外側、つまりインサイドアウトに変えてみると距離の出るドローボールが打ちやすいでしょう。 インドア計測で結果の出るシャフトは、実際のコースでもイメージ通りの弾道で距離も稼げます。6S、5S、4Rとも強い弾きで初速も良く出ており、低スピンの強弾道が得られました。シャフトの重心位置がややバット側に寄っているように感じるので、若干重めのヘッドでもパワーを加速することが可能です。一方、軽量ヘッドの場合は、長尺仕様にしてもミート率が落ちないなど、ストライクゾーンは広いと感じました。対象は、自分のパワー不足に悩むゴルファーがスバリ、ターゲット。 初代ファイアーエクスプレスからはじまった、飛距離に拘ったシャフト作りの集大成が『RG-D』といえるでしょう。振れば振るほどゴルフが楽しくなるシャフトですので、是非一度トライしてみてください。 <img class="size-full wp-image-82326" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/OFMETA-1.jpg" alt="" width="1000" height="453" /> 6軸SOFMETA お問い合わせ:06-6356-3636 <a href="https://compo-t.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://compo-t.com/</a>
    (公開)2024年08月01日
    スーパーストロークが大きく進化している。それを具現化したのが『ZENERGY』(ゼナジー) シリーズ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/style.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82076" /> フラットな正面に丸型の「TOUR」、五角形の「FLATSO」、そしてピストル形状の「PISTOL」がラインアップし、サイズ、カラー展開も豊富だ。 今回は永井延宏プロがそれらを代表して『TOUR2.0』装着パターをテックポートを変えながらテスト。その実力を検証した。 さらに、『ゼナジー』合計10種類(モデル、サイズ別)のグリップに対して、永井延宏プロがワンコメでヘッド、ゴルファーとの相性などを説明する。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ijXLlUDS58g?si=2lSVT712IgjL54Wy" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>バランスポイントを変えて手元の緩みを解消できる</h2> <strong>テックポート25g装着で試打検証</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport25.jpg" alt="" width="788" height="282" class="alignnone size-full wp-image-82061" /> 振り心地が変わりますね。少しだけ重心が体に近づいた感があります。手元を止めて体の動きでストロークをしていくといった動きと相性が良いですね。自然に振りが小さくなっていきます。 <strong>テックポート50g装着で試打検証</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport50.jpg" alt="" width="788" height="170" class="alignnone size-full wp-image-82063" /> 50gを装着すると、確実にクラブの総重量はアップしているにも関わらずヘッドを軽く感じますね。それがいわゆるバランスポイントが手元に来て、手元が静かに動かせそうなので、高速グリーンなどでデリケートなタッチを出すのに合いそうな感じがしますね。 <strong>テックポート75g装着で試打検証</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport75.jpg" alt="" width="707" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82065" /> 75gの「テックポート」になると、それ自体に長さがありますので、右手で握るところまでウエイトが入ってきている感じです。そうなると左右のグリップの中にウエイトがあるという感覚で、それを動かしている感覚。ショートパッドで手元が流れない。 <h2>三つの形状~モデル・サイズ別評価~</h2> <strong>フロントがフラットの円筒型で、握りやすく方向が出しやすい「TOUR」シリーズは、Tour 1.0、Tour 2.0、Tour 3.0、そしてTour 5.0の4つのサイズ展開で、エンハンストスパイン™テクノロジーと新しいマルチゾーンテクスチャリングを組み合わせたツアーシリーズ。</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/tour.jpg" alt="" width="719" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82067" /> TOUR1.0   ブレードパターなど、シャープなパターとの相性GOOD。 TOUR2.0   相性の良いヘッドは、ずばりネオマレットです。 TOUR3.0   ノーテーパー感が強くなり、機械的にストロークしたいゴルファーへ。 TOUR5.0   手元側の重量だけでも結構感じるので、大型マレットにはオススメ。 <strong>独特の五角形「Flatso」形状は、5つのエッジを備えた幅広でフラットなフロント形状で方向が出しやすいモデル。</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/flatso.jpg" alt="" width="931" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82069" /> FLATSO1.0   自然とアドレスの腕の形が5角形になり、フラット面を意識してストロークするから、フェースバランス、センターシャフトのパターに相性抜群。 FLATSO2.0   五角形をリアルに感じ、より下から支える感じで、デリケートな高速グリーン向け。 FLATSO3.0   五角形というよりボックス型。丸型を感じるようなデザインのパターと合わせるとイメージが出しやすい。 <strong>オーソドックスなピストル形状を現代風にアレンジし、左手(バットエンド側)が、ピストル形状でしっかりと握ることができ、右手(チップ側)はノーテーパーテクノロジーにより余計な動きを抑制。</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/pistol.jpg" alt="" width="788" height="425" class="alignnone size-full wp-image-82070" /> PISTOL TOUR   ピストル型は左手の下から持つような添え手部分が特徴。重心距離の長いL字パターなどと相性が良い。 PISTOL1.0   グリップ側面の平行感と下から左手を添える感じは、クローグリップのゴルファー向け。 PISTOL2.0   左手にグリップがスッポリ入り、手がロックされる感覚。パター、ゴルファーを選ばないマルチなグリップ。 <h2>スーパーストローク 4つのテクノロジー</h2> <strong>ノーテーパー テクノロジー</strong> スーパーストロークの特許技術である「ノーテーパー テクノロジー」は、バットエンドとチップエンドの幅がほぼ一定で、テーパーしていない(先細りしていない)形状。この形状より、手首の余計なローテーションや動きを抑え、パターストロークを安定。 <strong>テックポート</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82077" /> グリップにウエイトを装着してカウンターバランスの効果を得たり、自分好みの重量に変えられる「テックポート」が多くのモデルに採用。 <strong>新スパインテクノロジー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/spine.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82072" /> グリップの下側に沿って改善されたエンボス加工されたリッジを持ち、インパクト時にフェースを固定するのが容易になるように設計。 <strong>新マルチゾーンレイヤー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/multi.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82074" /> グリップの側面はソフトなポリウレタン製アウターレイヤーからのフィードバックと快適性を最適化するために、高感度エリアにテクスチャーを意図的に配置したデザイン。 お問い合わせ:ライト株式会社 TEL03-3918-3175 <a href="https://golflite.co.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://golflite.co.jp/</a>
    (公開)2024年07月11日
    FSPの『MX-V BRN』シャフトは5軸とボロンのハイブリッド構造により、先端強度を高めた50gの軽量モデル。「切り返しからインパクトまでストレスなく滑らかに加速するから、自然にヘッドスピードが上がる」という話題のシャフトで、さらに「球を押し込めて、伸びのあるやや低めの強弾道が得られる」と好評を博している。さらに、強く振っても吹き上がらないという触れ込みだが、性能は果たして? ヘッドはミステリー『CF435TOUR』『CF455TOUR』、高慣性モーメントのテーラーメイド『Qi10MAX』の3タイプを装着して、永井延宏プロが検証を行った。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/0Q_Flu36YSw?si=Cj6mwMDHL6aeI6H9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> ■お問い合わせ 和宏エンタープライズ <a href="http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/</a>
    (公開)2024年06月11日
    SYB(サイブ)のブランドを展開するパーツメーカーのコンセプトより発売されている『EG-05』ドライバー。クラブをテストした“ギアの賢者”こと永井延宏プロが「ヘッドのパフォーマンスがかなり高い」と、その飛び性能に太鼓判を押した。どんな弾道が飛んだのか? 【動画】SYB『EG-05』ドライバーを永井延宏が徹底試打! <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Lx3rKoiwZfI?si=MW-qWSssNBj3891H" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>スクエアに向きやすくフィーリングが心地いい</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/SYB1.jpg" alt="SYB 『EG-05』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81652" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『EG-05』を構えると、クラウンのシルエットがキレイな“真円”に近くて、後方にかけてのトウ側とヒール フェースの向きがストレートだし、シャローっぽくてやや長く見える分、ターゲットへスクエアにセットしやすい。それから“カチャカチャ”(可変式スリーブ)がついたヘッドは、ソールしたときに少し傾いてしまいがちですが、このヘッドはペタッと落ち着いて座りがいいんです。クセがない顔つきで、ストレスなく構えられますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/SYB2.jpg" alt="SYB 『EG-05』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81653" /> 昨今のドライバーはカーボンコンポジットが多いですが『EG-05』はフルチタン。インパクトしたときの剛性感やエネルギー感、高めの打球音が、むしろ新鮮に感じるし心地よさがありました。ソールの前方にあるスリットとその中に設けたリブの効果もあり、高い初速性能やインパクト効率に繋がり、ライン出しがしやすいんです。ヘッドがたわんで喰いついてから“パーン”と飛び出す感覚で、コンポジットに負けない性能を備えたフルチタンと言えます。 <h2>向かい風がアドバンテージになるロースピンの棒球</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/1sml.jpg" alt="" width="788" height="354" class="size-full wp-image-81537" /> 1球目試打データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ソールの後方に約15gのウェイトが入っているようですが、その低重心効果により、明らかな低スピンのライナー系で弾丸のような強い球が飛び、ランも稼げます。シャローっぽいフェースでありながら重心より上で当てやすく、スピン量が1800台に抑えられました。 ソールのヒール寄りにはスクリューウェイトが入っているのでつかまり系のヘッドかと思いましたが、重心角が大きいわけでもなく、打つとつかまり過ぎません。叩きにいっても吹き上がらなくて左に行きづらく、球を前に飛ばせるヘッドですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0088cmyksml-1.jpg" alt="" width="1000" height="859" class="aligncenter size-full wp-image-81534" /> ヘッド重量は197gと、やや軽い。今どきの大慣性モーメントに特化した重量級のヘッドとは違う振り心地の良さやスピード感が『EG-05』にはあります。しかも、ヒール側のスクリューウェイトは標準装備が5gですが、オプションの3gに替えれば標準より2g軽くなる(オプションで7gもあり)。ヘッドが軽くなることで、ヘッドスピードが遅めの人でも振り抜きやすいし、長尺にトライするのもアリでしょう。 <h2>ロフトとシャフトの最適解を見つける</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/2sml.jpg" alt="" width="788" height="352" class="size-full wp-image-81538" /> 2球目試打データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『EG-05』はスピンが少ないからこそ、適正な弾道を打つためのロフト選びがカギになります。“カチャカチャ”で自分のヘッドスピードや打ち方に合うロフトに調整すれば、低スピンヘッドのポテンシャルを生かして飛ばせるでしょう。 実際にスリーブを回して、ロフトを寝かせて(HI)打ってみました。フェースに乗ってる時間が長く感じてつかまりがいいし、打ち出し角は16度台に上がり、スピン量は1割ほど増えました。ロフトを大きくした効果と見て間違いありません。 シャフトについては、スピード感がありながら、わりとおだやかにマイルドに動くシャフトが◎。インパクトでボールがフェースに乗る感覚が長くなる分エネルギーが伝わるし、ラインを出せるイメージがあります。例を挙げると「ツアーAD」の「UB」や「VR」でしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0107cmyksml_0522.jpg" alt="" width="1000" height="925" class="aligncenter size-full wp-image-81539" /> または、先端が硬いシャフトにすると、ヘッドの弾きを最大限に生かしながら、左のミスを防いで叩いていけます。三菱ケミカルの“白マナ系”がそれ。現代的なスイングの傾向を踏まえると、手元(グリップ)は左に引っ張りながら先端(ヘッド)はターゲット方向へ動くような“時間差”を感じやすい「ツアーAD VF」も好まれるでしょう。その場合は、重めのスペックのほうが合いそうですね。 お問い合わせ: コンセプト <a href="https://www.syb-golf.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.syb-golf.com/</a> TEL048-299-7799
    (公開)2024年06月07日
    あのクレイジーからドライバー用新シャフト『AVIS(アヴィス)』が投入された。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/qWd51rALzzs?si=9oH0KtuXj7hmA17O" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> CRAZY『AVIS』は、40g台と軽量ながら“軽量な弾きの良さ”と“コントロール性能”を両立するためにCRAZY初のダブルキックポイントを採用。切り返しのタイミングで手元のしなりが“タメ”をつくるとともに、インパクトゾーンで先端が素早く戻ることで確実にボールをつかまえる仕組み。 アベレージゴルファーから上級者まであらゆるプレーヤーを満足させる、CRAZYのオールラウンダーモデル『AVIS』。その性能や対象者とは? 永井延宏プロが徹底検証する。 ニューアート・スポーツ 03-3566-9012 www.crazy-shaft.com
    (公開)2024年05月24日
    シャフトメーカー・スリリングから今春発売された『SHUHARI』(シュハリ)のFW、UT用シャフト。手元側の緩やかな剛性によってタメができるから、ダフリ・トップが軽減される。その実力をギアの賢者・永井延宏プロが徹底的に検証した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/T-nMNLNRYjk?si=i8UlnEh4z8vphFeE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年04月17日
    ダイヤは新たな練習器具『ダイヤインパクトバッグ』(4950円)を発売した。そこで自らも数々の練習器具を開発するなど、練習器具を応用したレッスンに定評のある永井延宏プロが永井流・活用法を徹底解説。ゴルフタレントの山本茉央さんが試してみた。 <h2>【動画】永井流『ダイヤインパクトバッグ』指南書</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/r3jPfTBKCvw?si=9LyjvxxyEFO3hjNz" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>「引く力」の習得でインパクトエネルギーを最大化できる練習器具</h2> <strong>その1 クラブ水平持ち</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8770.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-80982" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>力を抜いて遠心力に任せて『ダイヤインパクトバッグ』を連続で叩く練習をすると、確かに力強くバッグを叩けますが、遠心力に負けて手元が前に出てしまうエラーを誘発しがちです。これを起こさないようにするには手元を自分に引きつけながら叩いていくことが必要になります。 そこでまず、椅子などの上に『ダイヤインパクトバッグ』を置き、クラブをお腹より少し下に水平に当てて、お腹の力で骨盤を回すことでヘッドをバッグに当てる練習をしていきます。手元が体に引きつけられた状態でバッグにパワーが伝わっているのを体感できると思います。 <strong>その2 ゴムバンド</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/b4935582f5a0dc25ab3252ad4017d5c8.jpg" alt="ダイヤインパクトバッグ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80996" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>次に意識してほしいのは左手の引く力です。引く力がないとヘッドをバッグに当てに行ってしまうので、しっかりとパワーが伝わりません。 そこで活用したいのがゴムバンドです。右手でクラブとコムバンドを一緒に持ち、左手はコムバンドだけを持ちます。その状態のまま、左手のゴムをグリップの延長線上に引っ張ることでヘッドを戻します。 この時に飛球線後方に引っ張ると力が抜けてしまうので、左サイドの中側に引っ張ることが重要です。ヘッドを戻すのではなく、左サイドの引っ張りでヘッドが戻ってきてバッグに力が伝わる感覚が身に着くでしょう。 <h2>山本茉央コメント</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/0c9c41b41e23c86d2a34ea1a43283d03.jpg" alt="ダイヤインパクトバッグ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80992" /> インパクトでクラブを左サイドに引っ張る感覚は新鮮でした。練習後のドライバーショットも初速が平均して50m/sを超えていたので、しっかり力が伝わったスイングになっていたのが分かりました。 お問い合わせ:ダイヤ 消費者サービス係 TEL. 03-3381-5454 https://www.daiya-idea.co.jp/golf/
    (公開)2024年04月16日
    ダイヤは新たな練習器具『ダイヤアームキーパー三角』(オープン価格)を発売した。そこで自らも数々の練習器具を開発するなど、練習器具を応用したレッスンに定評のある永井延宏プロが永井流・活用法を徹底解説。ゴルフタレントの山本茉央さんが試してみた。 <h2>【動画】永井流『ダイヤアームキーパー三角』指南書</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/gKgTO1NkgSA?si=TeYBuMnrd2ikL5Pf" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>パターからショットまで理想的なスイングが身に着く練習器具</h2> <strong>その1パッティング</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>パッティングでよく見かけるエラーが、アドレスで両肘をピンと伸ばし過ぎて、シャフトの延長戦と右腕が平行になってしまうこと。この状態で振り子のストロークをすると、体の幅から両腕がはみ出てインパクトでヘッドを掻き出すような動きになり、不安定なストロークになってしまいます。 そこで『ダイヤアームキーパー三角』のポジションを手首の方に下げて装着すると、自然と手首をロックできて、左腕とシャフトがほぼ一直線になるように構えられます。すると右肘と右手首に角度が生まれ、右の前腕を『ダイヤアームキーパー三角』に当てがうことで角度が崩れない状態でストロークできるようになります。この感覚を覚えると小さなストロークがコントロールできるようになり、パッティングの安定に繋がります。 <strong>その2アプローチ</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/0e56806fc5db187447773b920ef08178.jpg" alt="ダイヤアームキーパー三角" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80993" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>『ダイヤアームキーパー三角』を使ったパッティング練習は短いアプローチやピッチエンドランにも応用できます。今度はそこから発展してコックを使ったアプローチの練習に活用したいと思います。 まず『ダイヤアームキーパー三角』を丸いディスクのように見立てて、三角形の左サイドを右サイドに回すように動かします。すると自然と右手首にコックが入ってヘッドが高く上がると思います。 今度は右手首のコックを維持したまま、左サイドに回し戻すようにします。この練習をすると自分でヘッドを戻すのではなく、自然とコックを維持したままヘッドをボールに入れて行く打ち方が習得できるので、例えばヘッドを上から入れてスピンをかけたり、出球を低く抑えたり、夏場のラフやバンカーでのショットに応用できます。 <strong>その3ショット</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/daiya22.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-80988" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>最後は『ダイヤアームキーパー三角』を使って3回の入れ替え動作をすることで現代的なスイングを習得していきます。装着位置は若干上に上げて肘寄りにしてもらった方がいいでしょう。 まずはアドレスから『ダイヤアームキーパー三角』をその場に残しながら、下半身を右にずらし1回目の入れ替えを行います。その後『ダイヤアームキーパー三角』がトップに向かって行き、今度はトップに残したまま下半身を左に戻すことで、2回目の入れ替えを行います。この時に『ダイヤアームキーパー三角』を右の背中側に外す動きを入れていきます。そして最後は左のヒップを後ろに下げることで『ダイヤアームキーパー三角』が前に放り出されて3回目の入れ替え動作が起こります。 旧型のスイングに慣れている方はどうしてもクラブを意識してしまうのですが、本当は体をもっと積極的に使っていかないといけない。その点『ダイヤアームキーパー三角』を使うことでビジュアル的にも目安ができます。目安として製品をダンスの相手だと考えて、相手を大きく揺さぶっていく感覚を持つと良いでしょう。そうすることで体の使い方が理解でき、エネルギーのあるスイングになるので、必然的に飛距離アップにも繋がります。 <h2>山本茉央コメント</h2> まずパターの構え方が分からない方がとても多いと思うので、パターの練習にも応用できるのは助かります。 個人的には『ダイヤアームキーパー三角』をペアのように見立てて揺さぶっていく感覚が理解しやすく、ずっとやりたかったダウンスイングでクラブが体に巻き付き、右肘が入ってくる動きがすぐにできたのは驚きでした。キャリーも10ヤード以上伸びたのは嬉しかったです。 これからは私の欠かせないパートナーになりそうです。 お問い合わせ:ダイヤ 消費者サービス係 TEL. 03-3381-5454 https://www.daiya-idea.co.jp/golf/
    (公開)2024年04月13日
    穴のないパターマットでおなじみのWellputtブランドから発売された『Wellstance』。番手ごとの左右の足の幅が分かりやすくガイドされ、なおかつ、そのプレートは鏡面部分があって、アドレス時の両腕と顔の位置関係も映し出される。今回はギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが、その『Wellstance』を徹底検証。さらに、『Wellstance』を使った永井流の正しいアドレスの作り方を伝授している。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/r3GLRWaQJeQ?si=6eizy25Uls2_XB1t" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年04月12日
    中条カムイの『TP』シリーズといえば、窒素ガス充填ヘッド。ヘッド内圧を高め、たわみやすい高反発系素材『DAT55G』を薄肉化しても、適合範囲を保持して剛性を高めながら、圧倒的な初速が自慢。その窒素ガスをフェースの真裏に、そしてヘッド内を区切って充填することで、垂直方向の剛性がUP、スピン軸のねじれを抑制して高MOIヘッドと同様の寛容性を実現したのが『TP-XI』だ。その実力を、ギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが検証した。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/h2NHaSIMmS0?si=2s2GFuAbpiZ-vj0f" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>コンパクトなヘッドが飛距離を生み出すスイングスピードにつながっている</h2> ■試打クラブ『TP-XI』:ロフト10.5度シャフト:50S(NXブラック) <strong>ファーストインプレッション</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ヘッドを見ると、今どきの高MOIを訴求している大型ヘッドと異なり、わりと小ぶりですね。過去にも窒素充填ヘッドを発売していますが、個性的なブランドなので、大変楽しみです。 <strong>試打インプレッション『TP-XI』1発目 インパクトで感じるフィーリングより飛ぶ!?</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi1.jpg" alt="" width="1000" height="64" class="size-full wp-image-80611" /> TP-XI 試打データ1発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 窒素充填ヘッドということで、過去のモデルも試打した経験もあったので、打つ前は打音を気にしましたが、従来とは異なり、打音はかなり乾いた印象ですね。高い金属音ではない打音が、安心感につながりますね。 そしてインパクトですが、ヘッド、特にフェースがボールを強烈に押し切ってくれます。フェースの強い当たりを感じますね。ですので、HS43.5m/s、初速63.6m/sでキャリー236.9y、トータル268.0yと飛距離も出ています。 それと少しトゥ側でインパクトした1発目でしたが、ボールのスピン軸のねじれがほとんどなく、フェースの向いた方にそのまま飛んでいます。この直進性がウリで、ヘッドのサイズとしては高MOIのヘッドではなく、操作性重視の小ぶりヘッドですが、その小ぶりのヘッドだからこそ、振りやすさ、操作しやすさが高まって、スイングスピードにもつながっていると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/rpxi.jpg" alt="" width="1000" height="1000" class="size-full wp-image-80612" /> TP-XI <h2>曲がらない安心感がギアを上げてトップスピードでスイングさせる</h2> <strong>試打インプレッション『TP-XI』2発目 やっぱりフェースが強くスピン軸が捻じれない</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi2.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-80610" /> TP-XI 試打データ2発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> やはり感じるのはインパクトでのフェースの強い当たり、そして初速感ですね。そしてなんといってもボールが捻じれずにライナーで飛んでいく弾道ですね。それは数字にも表れていて、ミート率も1.48、スピン軸の傾きもマイナス6.9度と少しドロー回転ですが、打った感じはほぼストレートです。キャリーも237.6y、トータル272.0yと飛距離も伸びています。 そして芯に近いところで打てば打つほどに、低スピン性能も発揮されます。打ち出し角も12.9度と十分に確保されていますので、低スピン(1839rpm)ですが、球が散るフィーリングもなく、ランも30y以上出ています。 飛距離性能、初速感という言葉が出てくるのですが、それ以上に曲がらない。 そうなると、ゴルファーが安心して更に1段階ギアを上げてることができると思います。 <h2>構造によるフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちる</h2> <strong>試打インプレッション『TP-XI』3発目 高MOIヘッドはないけど飛んで曲がらない安心感</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi3.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-80609" /> TP-XI 試打データ3発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 最後にギアを1段階あげて打ってみました。ミート率1.47と、会心の当たりではなかったものの、キャリーで250yいきましたね。スピンも2192rpm、打ち出し角も15.9度と高い分だけキャリーにつながりました。結論的に言えば、フェースが仕事をしてくれるヘッドなので、使い手の気持ちが入った分やパワーを弾道として最大限に発揮してくれるヘッドだと思います。 ヘッドの構造を見てみると、フェース面直後に部屋があって、そこに窒素と発泡剤を充填しているということですが、窒素充填による内圧の高さもあると思いますが、この部屋を区切っている壁の重量が、エネルギー効率の高さにつながっているんでしょう。構造から来るフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_7034cmyksml.jpg" alt="" width="1000" height="750" class="size-full wp-image-80613" /> TP-XI ヘッド内部
    (公開)2024年03月06日
    「ひっかけを克服したい」。そんな思いに悩まされる方はいないだろうか? 何をやっても左へ行ってしまう。これはクラブに問題があるのか? それとも腕前の所為? その問題に、永井プロが答えます。 今回はスライスが直せない原因を、永井延宏プロが診断、治療していく。 永井クリニック第三弾。公開。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/YlZEZ4Zn8SU?si=Ebptesho-5kaPG6W" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。
    (公開)2024年01月31日
    「スライスが直せない」。そんな思いに悩まされる方はいないだろうか? アウトサイドインでつかまえに行くと左へひゅーん…。その問題に、永井プロが答えます。 今回はスライスが直せない原因を、永井延宏プロが診断、治療していく。 永井クリニック第二弾。公開。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/CGVHS7tIi_s?si=XJ0wpM9egxtKSiUz" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。
    (公開)2024年01月29日
    「FWがうまく扱えない」。そんな思いに悩まされる方はいないだろうか? お気に入りのクラブが使えず苦悶する…。その問題に、永井プロが答えます。 今回はFWがうまく打てない原因を、永井延宏プロが診断、治療していく。 永井クリニック第一弾。公開。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/wcT8H_q5Ay0?si=eOyvYIGx-jn5EnRu" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。
    (公開)2024年01月26日
    2024年 GEW新企画始動!! 永井延宏プロが、アマチュアゴルファーの悩みについてアドバイス! 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。 予告動画はこちらから↓ <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/i_tqc6DGSa8?si=wZZPTCK5yHXlL0Zw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年01月22日
    エム・ケイ・トレーディングからアイアンヘッド『MIRAI KEYEK(ミライキーク)』が投入された。バックフェースに3つ、トゥ側へ1つ、計4カ所へ3つの重量帯(2、4、7g)を組み合わせることで、長さやバランス、重心位置がコントロールできるのが最大の特長。さらに、ネックは専用スリーブによるシャフト脱着が可能でフィッティングにも一役買うという触れ込みだ。 今回はギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが7番アイアン、ウエッジをスチール&カーボンシャフトを装着してテストする。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/nz05c64qU3s?si=Ms26P395JLqfVLgf" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>『ミライキーク』アイアン#7の第一印象は</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_9455.jpg" alt="" width="1000" height="729" class="size-full wp-image-79491" /> ミライキーク <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>『ミライキーク』アイアンは、いわゆるハーフキャビティモデルで、ソール部はかなり厚く取ってあります。また、ソール面の高さがきちんと出ていて、バウンスはそれほど強いという感じではありませんが、エッジ部分がバンパー的な役割をするので抜けがよさそうな印象。 バックフェースとトゥ側には白いウエイト(2g)を計4個装着。全体的に同じウエイトが入っているので、ニュートラルな状態です。これを基準に打ってみて、球のつかまりや高さなどを調整していくわけです。 構えた印象は、非常に綺麗なヘッド形状で、ネックの繋がりからフェースの見せ方は、姫路の名工・品川清氏が最終研磨を行っているということで、完成度の高さを物語ります。 シャープな形状といえ、どちらかというとコンパクトヘッドに分類されますが、それほどシビアには感じません。 7番のロフト角は30度で、ピッチングエッジを基準に4度ずつフロー。ややストロングロフトですが、アドレス時の長さとのバランスも含め7番アイアンらしく見えます。 <h2>実際に打ってみると</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/7DG.jpg" alt="" width="1000" height="468" class="size-full wp-image-79489" /> ミライキークアイアン#7(DG-S200)のトラックマン <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>まず、7番アイアンにDG―S200を装着し打ってみましたが、打感の良さというのが手に伝わってきますし、非常にやわらかくて、深重心的な作用で球を押してくれる。そして、ソールの抜けですね。エッジからフラット部にかけて、パーンっと当たっていくので、スピード感があります。 『キークアイアン』はシャープなヘッド形状なので、シャフト軸線の近いところで打つ印象。また、ヘッドも敏感に動いてくれるので、球を操作したい方、つかまりを求める方はこのままの重量設定でいいでしょう。 一方、現代的スイングでクラブを長く引っ張っていくような動きを求めるのであれば、トゥ側のウエイトを重くして、シャフトから遠いところに負荷をかける、というのも見えてくると思います。 さらに後方のウエイトを重くすると、一層深重心となり、球を前へ前へと押す挙動を感じました。ボールの高さを出したいなど、細かい重量調整を行い、そしてシャフトの長さやシャフトの種類で組み合わせれば、弾道の変化を素直に出せるでしょう。 <h2>カーボンシャフトを検証すると・・・</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_9473.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-79490" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>次はカーボンシャフトのセッティングに移ります。同じ7番のヘッドですが、カーボン仕様ということで、長さが0.5インチ長くなっています。 先ほどは4つのポジション全てにホワイトの重量帯(各2g)を装着しましたが、今回はヒール側2つを赤のウエイト(各4g)に変えてみます。つまり、重心距離をさらに短くしたヘッドが効いた状態です。そして、0.5インチ長くなった分、シャフトの動きや振り心地がどう変わるのか検証していきます。 打ってみると、データ的にはカーボンシャフトらしく、高さがはっきり出ました。やはり、ヒール側のウエイトが増すと、明らかにヘッドが深く入っていく挙動が出てきますね。私もウエイト調整を重ねながら、微妙にヘッド調整を行いますが、イメージよりヘッドが深く入らない時は、ネックやヒール側へ鉛を貼るんです。そうすると、素直にシャフトを押し込んでいってくれるようなフィーリングになります。 今回はカーボンシャフトなので、もう少し動いてくれると予想しましたが、ヒール側のウエイトが相殺したようで、カーボンシャフトらしい動きというよりは、スチールシャフトのように厚く入るセッティングになりました。 逆にもう少しカーボンらしさを出したい場合は、ヘッドから遠い方へ重量を出してあげたり、単純にスピードを出したいという方ですと、ヘッド全体重量を落とすといいでしょう。換言すれば、振り心地の良いカーボンシャフトのメリットを引き出すということです。 工房マンやフィッターの方は、パッと考えただけで、様々なバリエーションが自分の頭の中に思い浮かぶのではないでしょうか。それを長さであるとか、シャフトの種類、硬度を含めて組み合わせると無限大にクラブをカスタマイズできる。ゴルファーにフィットする一本というのが必ず見えてくるはずです。 お問い合わせ:エム・ケイ・トレーディング TEL:089-970-1823 <a href="http://miraigolf-mk.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank">miraigolf-mk.com</a>
    (公開)2023年11月21日
    米国ソフトスパイクのスパイク鋲に新たなモデルが発売された。それが真ん中に突起のある『ツアーフレックスプロ』だ。 昨今人気のスパイクレスシューズだが、調査によるとプロの8割以上がスパイクシューズを着用。その3割がいまだにメタルスパイクを使用しているという。その中で多くのプレーヤーが使用する複合素材の『ツアータロン』。その『ツアータロン』の中央部に樹脂の突起があり、『ツアータロン』とメタルスパイクが融合したイメージの鋲が『ツアーフレックスプロ』だ。 米ソフトスパイクでは、『ツアーフレックスプロ』のスパイク力を検証。フットジョイのハイエンドモデルのスパイクレスシューズと、『ツアーフレックスプロ』を装着した同等モデルシューズで比較。ヘッドスピード49m/s以上のゴルファーが検証したが、平均値で飛距離のバラツキが46%減、飛距離5%増、ショットの正確性60%増という結果になった。 その『ツアーフレックスプロ』の実力をギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが徹底検証した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/a3SkyngA8Gw?si=Va4o4rRClmBcVevb" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年10月18日
    TBE(トビエモン)から、ツアー競技用ゴルフボール2タイプが投入された。 多層構造の『V6』(3ピース)、『V7』(4ピース)がそれ。その性能や対象者とは? ドライバーをはじめアプローチショットなど、永井延宏プロが熊谷ゴルフクラブ(埼玉県)で検証する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/HVZTiJNHnEk?si=M51x4aS4Qjf84TcY" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年09月14日
    『JOPグリップ』というグリップを知っているだろうか? 独自の開発思想で多くのツアープロを勝利に導いたグリップだ。そんな同社から新たにアイアン・ウッド用のグリップが登場した。 ゴルファーに起きているスイングのエラーとクラブの動きの特徴を徹底的に研究し、独自の形状と構造に落とし込んだ、その名も『ZUNDO』(ずんどう)という新モデル。 そこでグリップに精通する、「ソクラテス永井」こと永井延宏プロが『ZUNDO』を徹底試打&解説する。 <h2>【動画】永井延宏が『ZUNDO』を試打</h2> まずは永井プロによる『ZUNDO』の試打&解説を動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ayl9EYEiOYs" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>遠心力に負けない『JOPグリップ』の構造</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/JOP5.jpg" alt="JOP ZUNDO" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78333" />   <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">永井</span> 独自のコンセプトを形にしたパター用グリップで多くのツアープロに愛用された『JOPグリップ』。そのJOPがアイアン・ウッド用のグリップも展開していました。そこにはパター同様、オリジナルのコンセプトが入っています。 特徴としては80g台、100g台、130g台と重量級のグリップになっており、ともするとカウンターバランスと思われがちですがそうではありません。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/JOP3.jpg" alt="JOP ZUNDO" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78329" /> グリップ単体のバランスポイントを中心に配置し、グリップのテーパーをなくして、全体の肉厚を変えないようにすることで、クラブ全体のバランスポイントが手元寄りにくるような構造にこだわっています。それによって特にトップの位置での左手の収まりや、フェースコントロールのしやすさに寄与しています。 私もよくレッスンで生徒さんに「引っ張りっこ」という表現を使うのですが、クラブのバランスポイントを感じ、クラブを振った時の遠心力に負けないようにクラブコントロールをすることがゴルフスイングにおいては重要です。その意味でもJOPグリップの構造はゴルフスイングの仕組みにリンクしていると言えそうです。 <h2>右手の滑りにくさ&どこでグリップしても同じ握り心地を実現</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/JOP2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78328" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">永井</span> そして、そのコンセプトを踏襲し、52gとスタンダードな重量帯として発売したのが今作の『ZUNDO』(ずんどう)です。 早速『ZUNDO』をグリップしてみましたが、ファーストインプレッションとしては、表面にしっとり感がありつつ手に吸いついてくるような感覚があります。それとやはり寸胴形状で右手が太くなっており、右手の滑りにくさを感じるので、手汗や雨でグリップ表面が濡れている場合でも安心感があります。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/JOP4.jpg" alt="JOP ZUNDO" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78330" /> 実際にプロゴルファーでも寸胴形状になるようにテープの下巻きを変えている方もいます。しかし通常のグリップでテーパーをなくすようにするとなると、おそらく下巻きが4~5枚は必要で、グリップ本来の重量が見えなくなってしまいます。その意味でも、今作のようにグリップがそれをカバーしてくれて、さらに肉厚も均等でグリップ単体のバランスもほぼ中央にきているというのは非常に信頼感が高いと思います。 それとやはりノンテーパー形状なので、左右の手に均等に力が入るのと、ショートアイアンやウエッジでクラブを短く持った時の握り心地に差がありません。 <h2>味方ができた!</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/ZUNDO6.jpg" alt="JOP ZUNDO" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78336" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">永井</span> まずアイアンを試打しましたが、1発撃っただけで「味方ができたな!」という感じです。スイング中のクラブヘッドのうねりや遠心力に対して、手元のお友達感が非常に強いんですね。 そこで2発目は自分のお友達的な『ZUNDO』を信頼して、一緒にグッとクラブを押し込んでいけたので、厚いインパクトで自分のイメージ通りの弾道が出ました。 一般的なテーパー形状のグリップだと、どうしてもグリップエンド支点という感覚が出てしまい、ヘッドがグッと動いた時に右手がコントロールできなくなってしまいます。 グリップエンドに支点ができると、どうしてもクラブが振り子的に動き、遠心力でクラブがどんどん体から逃げてしまう。そうなると腰が前に出てフェースが開く。それをいかに手元で戻そうとしても言うことを聞きません。 それに対して今作はグリップ全体が塊となって自分の体のコアとリンクしてくれる。そうするとよく私が「X型」と呼んでいるのですが、自分を中心にクラブが交差するような現代的なスイングの形が作りやすい。 言い換えるとグリップを縦ではなく横に動かすイメージが作りやすい感じです。その意味で信頼感のあるグリップだと言えます。 <h2>ドライバー軌道を大谷翔平打法に導く</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2023/08/JOP7.jpg" alt="JOP ZUNDO" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-78367" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;">永井</span> 続いてドライバーでも試打してみましたが、なるほど!という感じで、また一つ新しいヒントがグリップから入ってきました。 というのも、通常のグリップに比べて今作は右手の重量感があるので、その重さがクラブを理想的なトップの位置に連れて行ってくれる感覚があります。 そしてダウンスイングでは、今度はその重さがテコのように働いて、グリップエンドを上に引き上げながらインパクトを迎える動きが作りやすく、クラブ全体が自然とアッパー軌道に入ってきます。 実はこれは大谷翔平選手のスイング動作からヒントを得て、現在私が研究している動きにリンクするものがあります。ドライバーらしいアッパー軌道でエネルギーが伝わりやすい、まさに大谷選手を彷彿とさせるスイングに勝手にグリップが導いてくれるという感じがします。 『ZUNDO』は通常のグリップとは違う感覚で、それでいて重量をスタンダートに合わせてくれているのでクラブに合わせやすい。私も是非実践で試してみたいと思わされるモデルです。
    (公開)2023年08月18日
    TBE(トビエモン)から、ツアー競技用ゴルフボール2タイプが投入された。 多層構造の『V6』(3ピース)、『V7』(4ピース)がそれ。その性能や対象者とは? 永井延宏プロがトラックマンを使用して 検証する。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/QSaCKoDdpU8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2023年08月11日