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    ハッシュタグ「永井延宏」記事一覧

    マジェスティ ゴルフより発売中の、New『MAJESTY Royale』(マジェスティ ロイヤル)。先日、「ギアの賢者」こと永井延宏プロにドライバーからアイアンまで徹底試打してもらった。 「マジェスティ」というと金色のデザインも相まって、高級かつ年配向けのクラブというイメージを持っているゴルファーも多いだろう。予算的にもスペック的にも選択肢から外れてしまうというのが本音ではないだろうか。 しかしそもそも『マジェスティ ロイヤル』というモデルは、ここ数モデル若返りを掲げ、スペックも価格も広いゴルファーに訴求している。今作はそれをさらに追及し、デザインもブラックをベースに落ち着いた雰囲気に仕上げ、若いゴルファーの選択肢にも入りやすいようにしている。 そこで永井プロ解説の元、40代のGEW記者・大矢が今作のドライバーを試打。HSスピード38~40m/s程度、ドライバーのキャリーは平均185ヤードだが、どんな結果になるのか? 動画で観てもらいたい。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/YjoIYrCm5BU?si=cRV47kzsVZbAUsPM" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2025年05月21日
    マジェスティ ゴルフよりNew『MAJESTY Royale』(マジェスティ ロイヤル)が発売中だ。「いつか使いたい」と思わせる高級感と洗礼されたデザイン、そして機能を兼ね備える「マジェスティ」。今作は「飛ばしの絶頂期」をテーマに、ゴルフ人生最高の「飛び」を実現すべく一から設計を見直した。そこで「ギアの賢者」こと永井延宏プロがドライバーからアイアンまで徹底試打する。 <h2>【動画】新『マジェスティ ロイヤル』を永井延宏が徹底試打</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/D7R76j6kUeI?si=MRqFAq8Cklrjp5eQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>ドライバー(9.5度/S)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/7e366be9d1b985b8dc166984cae5dd2f.jpg" alt="マジェスティロイヤル" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-87465" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> まず手にして最初に目に入るのがフェースです。今作は高級車をイメージしたデザインとのことですが、フェースもそれを意識しているのが分かります。よく見ると細かいミーリングも入っていて高級感と機能性を感じます。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/3.jpg" alt="マジェスティロイヤルフェース" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-87456" /> それとクラウンがロイヤルブルーのグラデーションになっているあたり、マジェスティらしい。ソールデザインもシンプルながら質感があり、ブランドのフィロソフィーが表れていると思います。 構えてみるとクラウンの投影面積も大きく安心感がありつつ、後方がファストバック設計になっており、低重心構造を狙っていることが分かります。フェースのトップラインがシャフトの延長線上にあり、ターゲットに対して真っすぐで方向も合わせやすそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/4.jpg" alt="上からの視点" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-87457" /> それでいてクラウンがややアップライトになっているので、つかまりの良さやハイドローが出やすそうなイメージが湧いてきます。今回手にしているのはロフト9.5度ですが、ややフェース面が見えるのでボールの上がりやすさも担保されています。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/8ae4f89d0138457f4093c1b13e63012d.jpg" alt="マジェスティロイヤル" width="1875" height="840" class="alignnone size-full wp-image-87464" /> 早速打ってみましたが、予想通りハイドローで適正スピンになりました。フレックスはSですが、シャフトがしっかり戻ってきてくれて、インパクト時にフェースがスクエアになりやすい。また今回のフェースは「ハイペリオン チタン」という新しいチタンを採用しているとのことですが、初速感もありオフセンターヒットへの強さや曲がりにくさも感じます。打感や打音も心地良く、ヘッドのパフォーマンスとシャフト性能の相性が非常に良い。クラブトータルで完成度が高く、ゴルファーが楽にフェアウェイに高いボールを打ち出していけると思います。 <h2>フェアウェイウッド(5番/S)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/3a42af2eb5ca1dbf868652eafa3e6292.jpg" alt="" width="1873" height="841" class="alignnone size-full wp-image-87466" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ドライバー同様、投影面積も大きくシャフトとフェースのラインが近くてスッキリしています。フェースとボディはチタンで飛びと低スピン性能、高打ち出しが期待できるので、3番ウッドが苦手なゴルファーのスコアメイクに寄与してくれそうです。 打った感覚としてはストレートだと思ったのですが、実際の弾道は若干左に着弾しました。ソールに高比重のタングステンが入っていて、後方に若干ラウンドがついているので、ボールへのコンタクト時にソールが下に潜り込みつつしっかり抜けて、つかまった高弾道になったんだと思います。 それと打感や打音も心地良いです。シャフトはドライバーに比べて先端があまり動かないので、2球目はヘッドが厚く入って飛距離も220ヤードを超えました。1球目の弾道結果を踏まえてフェードのイメージで打ったのですが、結果はやはり若干左に落ちているので、今回のコンセプトであるハイドローヘッドという部分をしっかり具現化できていると思います。 <h2>ハイブリッド(5番/S)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/82665a4a0fb07fb977ef06ab74d74743.jpg" alt="マジェスティロイヤル" width="1875" height="841" class="alignnone size-full wp-image-87467" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ハイブリッドは若干グースが入っていて、これもハイドローを狙っている形状だということが一目で分かります。 打感はマレージング独特の初速感と心地良さを感じます。特筆すべきはミート率。1.49は満点に近いでしょう。非常に効率の良いクラブだと言えます。 <h2>アイアン(7番/SR)</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/6121fb5d9c4cf89350fcfc3a2b8d3f68-1.jpg" alt="マジェスティロイヤル" width="1869" height="839" class="alignnone size-full wp-image-87468" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> まずバックフェースのデザインですが、高級車のフロントグリルをイメージしたデザインということで非常に上質感があります。デザイン的にもウッドとの統一感があり、キャディバッグに収まっているとクラブトータルで所有感を感じます。 手にした感じとしては、全体的にヘッドの先端寄りに重量を感じます。この辺りは短い番手の振り心地を重くしたり、アイアンらしくヘッドが厚く入っていくという性能を引き出してくれそうです。 試打しましたが、通常打ち出し角はロフトの2分の1くらいという目安がありますが、結果はロフト26度に対して打ち出しが17度と、プラス4度出ています。着地角も41度になっており、ボールを高く打ち出してしっかり止まるような7番らしい弾道を作れている。ヘッドの完成度の高さを感じます。 トゥ側にタングステンを入れていることもあり、ヘッドの直進性とヘッドが深く入るような感覚があります。それに深重心のソールが球を押してくれて抜けも良い。インパクトロフトが安定するので、球の高さの均一性も担保しつつ、高低の打ち分けといった技術にもしっかりとレスポンスしてくれる感じがあります。 <h2>クラブトータルで完成度が高い</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/2.jpg" alt="マジェスティロイヤル" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-87455" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ドライバーからアイアンまで非常にトータルで完成度が高い。年代など気にせず、広い層の方に打ってほしいクラブだと思いました。 ■お問い合わせ マジェスティ ゴルフ  TEL:0120‐622‐621 <a href="https://www.majesty-golf.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.majesty-golf.com</a>
    (公開)2025年05月02日
    韓国Dumina社といえば、軟らかく驚異的なしなり戻りの「AUTOFLEX」。そのテクノロジーを踏襲して、ツアーレベルのプレーヤーにも対応できるのが『AUTOPOWER』(オートパワー)。パワーを制御して操作性を重視、クラブに一体感があり狙い撃つイメージの『Snipe』(スナイプ)と、程よいしなり感で厚いインパクトを実現してパワーを効率よく伝えて抜群の飛距離性能を謳う『flex』(フレックス)がラインアップする。今回はギアの賢者・永井延宏氏が徹底的に分析した。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/O-wMy5sN6Ak?si=p84NHjWT2ArKtluS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>身体の回転パワーと連動して効率的に狙い撃つ『Snipe』</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/AutoPower-Snipe_image-web.jpg" alt="" width="788" height="321" class="alignnone size-full wp-image-86915" /> <strong>試打インプレッションAUTOPOWER『Snipe』(503)</strong> 【第一印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 持った感じ、カウンターバランスで手元側のシッカリ感があります。現代的な高MOIヘッドをしっかり支えるイメージのシャフトですね。53gの「503」は振動数が240cpmですが、一世を風靡した「オートフレックス」と全く違いますね。 【試打印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 手元が視覚的に太く感じることもあって、シャフトの特定の部分が動く印象はないですね。ゴルファー自身が積極的に身体全体を動かしてエネルギーを出していく現代的なスイングにマッチしているシャフトだと思います。なので、ゴルファー自身が出力を制御して、それに応じてクラブが固まりとして動いてくれる。一体感のあるシャフトです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/2504aut1_1.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-86898" /> AUTOPOWER『Snipe』(503)試打データ <strong>試打インプレッションAUTOPOWER『Snipe』(605)</strong> 【第一印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 次にSX相当の「605」(63g)で振動数は270cpm。『Snipe』は7つのフレックスが用意されていますから、硬い方から3番目。重量も重くなりシッカリ感が大きくなりました。歯を食いしばる試打になりそうですし、結果が楽しみです。 【試打印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 余計な動きをシャフトがせずにエネルギー効率を高めています。HSは少し下がりましたが、ミート率は「503」と同等。それでいて低スピン性能は『Snipe』の特徴です。そして、シャフトを振り子で使うのではなく、身体の回転と共にシャフトが動くイメージです。グリップエンドとグリップ下を持つイメージをしてみてください。骨盤とリンクして身体の動きに連動させてスイングする。そういう現代的なスイングにマッチしたシャフトです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/2504aut1_2.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-86899" /> AUTOPOWER『Snipe』(605)試打データ <h2>しなりとタイミングが重要 先端剛性も高い『flex』</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/AutoPower-frex_image-web.jpg" alt="" width="788" height="321" class="alignnone size-full wp-image-86917" /> <strong>試打インプレッションAUTOPOWER『flex』(2)</strong> 【第一印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 次に『flex』です。このシャフトは簡単に言えばしなり系。数字でフレックス表記され、0〜7の8機種。いまから試打するのは、「2」のR相当、振動数は235cpmです。持ってみると『Snipe』と明らかに違ってしなります。シャフトの硬いところ、動くところが明確です。 【試打印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> まさにパワーを飛びに変えている印象です。スイング中にシャフトのしなり戻りをグィーッと感じて、インパクトで爆発するイメージで、ミート率も1・55と非常に高い。しなり戻りの量も多く、高打ち出し、高弾道。キャリーも出ていますが、先端剛性の高さで低スピン。まさに高打ち出し、低スピン、高弾道と理想的な飛距離を手に入れることができそうです。飛距離もHS41・9m/sで270ヤードと嬉しい数字です。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/2504aut1_3.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-86900" /> AUTOPOWER『flex』(2)試打データ <strong>試打インプレッションAUTOPOWER『flex』(4)</strong> 【試打印象】 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 次に『flex』(4)です。私にとって適正スペックということもあり、数値的には一番良い結果となりました。先端剛性が高く低スピンですが、特有のしなり戻りで高打ち出し、高弾道を実現していると思います。シャフト全体でいえば、ミッド部から先端にかけて動きを感じますが、先端剛性が高いのでエネルギーロスが少ない。まさにパワーをしなりと先端剛性によって飛びに変えているシャフトです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/2504aut1_4.jpg" alt="" width="788" height="525" class="size-full wp-image-86901" /> AUTOPOWER『flex』(4)試打データ <h2>総評</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/04/2504aut.jpg" alt="" width="788" height="526" class="alignnone size-full wp-image-86896" /> 『Snipe』はシャフトの動きをほとんど感じないので、身体全体の動きを使ってスイングしたい、振り抜きたいゴルファー向けですね。一方の『flex』は、しなりを感じられるシャフトなので、それを取り込みながら飛ばしたいゴルファーです。どちらも重量や硬さ選びが重要となっていますので、フィッティングを必ず行ってほしいと思います。 お問い合わせ:ゴルフジャパン販売 ☎03-6271-0160 https://autopower.jp
    (公開)2025年04月07日
    軟鉄の“一枚モノ”でできた鍛造アイアン『KP-109』(中条カムイ)。素材はシンプルだが、3回の鍛造によって引き締められたヘッドは、特殊熱処理をかけることで吸いつくような打感を求めつつ、バックフェースをCNCで精密に造形するなど、手の込んだ作りとなっている。その新作アイアンを、永井延宏プロが4本のシャフトを入れ替えてチェック! まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/fTe1VbpelC0?si=-_Hi3OwZnpctwwuE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>「多様なライに対応できる、多面的なソールデザインです」球がつかまりすぎずストレート系の弾道に</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/250313_kamui_head.jpg" alt="kp-109" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-86761" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『KP-109』の見た目ですが、パールニッケルクロムメッキを艶消しで施して縁取りをミラーであしらった外観は、美しい仕上がりで高級感がありますね。そして、パッと見で分かる特徴として、多面的なソールのデザインです。ソールのフェース側&バックフェース側、トウ側&ヒール側の4面が大胆に面取りされています。接地面積が少ないので、いろいろなライで抜けがよさそうだし、傾斜地での対応力もあるでしょう。コースで役立つ、実戦向きなソールデザインと言えます。 クラブを構えると、シャフト軸からスコアラインの間にあるヒール側のスペースが広く見えます。実際にスコアラインの長さを従来品に比べヒール側を0.5mm短くし、本数も増やして引き締まったフェースにデザインされているそうです。昔とは違って、今どきのアイアンにこういうカタチが多いのではないでしょうか。「いい顔」ですね。 このようにヒール側のスペースが広いことで、フェースの真ん中寄りで打つイメージがあるし、ヘッドがやや面長に見えたりライ角がフラットに見えたりして、球が左に行きそうにないし、左に引っかかるイメージはない。実際に打ってみても左へのひっかけは無かったですね。 この『KP-109』のもう一つの特徴として、ハーフキャビティならではの程よい深重心であること。重心が深めなことで、芯を外してもヘッドが当たり負けしません。打点がバラついてもエネルギーのロスが少なくて、飛距離が落ちづらかったり方向がブレにくいです。フェースのターンが抑えられて、ネジれないストレート系の弾道でピンを刺していける。フェースが向いた方向へ素直に球が飛んでくれるところにも好感が持てますね。 7Iで31度というロフト設定で、それなりに球の高さが出てスピンが入った"アイアンらしい弾道"でターゲットを狙える。弾き系フェースや超ストロングロフトのモデルとは違い、シンプルに自分が振ったぶんだけ飛ぶ、距離感が作りやすいアイアンです。ヘッドの素材はワンピースの軟鉄であり、3回の鍛造に特殊熱処理をかけたこともあって、打感がやわらかくて厚いし、ボールがフェースにのってくれる手ごたえがたまりません。 この手ごたえは、構造的には各番手、打点位置を重心を加味しながら複層的に厚肉化してボールを適量につぶす剛性を確保しているそうです。 続いては『KP-109』アイアンのヘッドをシャフト違いで打ち比べてみましょう。 <h2>シャフトとの"化学反応"で多彩な顔を見せるアイアン</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/250313_kamui_shaft2.jpg" alt="試打シャフト" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-86762" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> まず「ダイナミックゴールド」(S200)を挿すと"重量感"や"粘り"と、ヘッドのやわらかくて吸いつくような打感がマッチします。インパクトゾーンでボールがグーっと粘るようにくっつきラインが出せる、シャフトの重量感がボールにエネルギーを伝達。軟鉄鍛造の7Iとしては、キャリーもミート率も十分。HSが速く振り切れる人に合いますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/2503ch01.jpg" alt="" width="788" height="54" class="size-full wp-image-86741" /> ダイナミックゴールドS200試打結果 次は「モーダス3 ツアー120」(S)です。粘る印象とは違い、先調子っぽい感覚。ダウンスイングからインパクトまで、スピード感があり先がクッと動きます。その結果、入射角がレベルに近づき、ダイナミックロフトが少しついて、打ち出し角が1度増加。深めの重心のヘッドもシャフトに働きかけしならせます。球の高さが欲しい人にオススメです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/2503ch02.jpg" alt="" width="788" height="48" class="size-full wp-image-86743" /> モーダス120S試打結果 「トラヴィル」(95・S)はシャフトの先のほうに重さを感じ、ダウンブローに厚く打ち込みやすい。しかも、カーボンらしくスムーズに下りてHSが自ずと上がる。スチールと同じ長さでもキャリーと飛距離が伸びました。ダウンブローでも多面的なソールでパッと前に抜けてくれる。ダウンブローでターフを取るスイングで「最近はスチールがキツイ」という人もイメージ通りのインパクトができそうです。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/2503ch03.jpg" alt="" width="788" height="59" class="size-full wp-image-86744" /> ドラヴィル95S試打結果 最後の「ラウネi90」(S)は中間部にしなやかさを感じ、素直に「振りやすい」。それでいて、シャフトが"動きすぎない・仕事しすぎない"。カーボンシャフトでありながら距離のバラつきが抑えられるし、球が飛びすぎない。常に同じタイミングとフィーリングでストレスなく振りやすくて、距離がブレにくい。必然的にボールがターゲットに集まります。シビアにピンを狙っていきたいアスリートにハマるでしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2025/03/2503ch04.jpg" alt="" width="788" height="53" class="size-full wp-image-86745" /> グラファイトラウネi90S 試打結果 中条カムイ お問い合わせ:中条カムイ  TEL0766-24-5622 kamuipro.co.jp
    (公開)2025年03月15日
    <h2>ネット販売で人気継続中</h2> 「ゴルフ レーザー距離計」とシンプルなワードで検索をかけると必ず上位で目にする「EENOUR」のロゴ。ゴルフショップの店頭に並んでいる「主な」ブランドではないのに勢いがすごいな、と興味が湧いて初めてテストしたのが昨年5月だった。軽量、コンパクトのトレンドを押さえつつ、高機能でお手頃価格。コスパが高い、売れる要素が満載の機種で感心したものだ。 ブランド名の読みは「イーノウ」。 中国深圳を拠点とし、ポータブル電源やインバーター発電機を手掛ける経験豊富な大手企業である。 その「EENOUR」より、2025年モデルとして、プレミアムライン「SILLAID」からさらなる軽量、コンパクトを極めた「Mini」が発売されると聞き、早速コースでのテスト機会をもらった。 場所はおなじみの熊谷ゴルフクラブ。今回は永井延宏プロと動画の撮影を兼ねたテストラウンドだ。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/W7xEPl-lYKA?si=oDxXoNCVJGb4UA3U" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>小さいのに存在感大</h2> EENOUR SILLAID(イーノウ シライド)VM1,VM2は、黒と茶の2機種。ずいぶんと小さく(左右93x高さ57x幅35㎜)なった。いわゆるカードサイズである。本体のシボ加工された革が高級感を醸し出している。ボディ左下には「SILLAID」のロゴ。上には2本のステッチが入り洗練されたデザインだ。構えてみると手前がくぼんだ形状に加えてシボ加工された革が手になじむ。人間工学に基づいたグリップ機能に加え、とても軽く(重さ128g)片手でもすっと構えられる。軽量モデルの目安は150gと考えているので相当な軽さだ。また、ボディが左右対称の形状で左利きのゴルファーにも使いやすく設計されているそうだ。 VM1とVM2の最も大きな違いは、表示が黒文字のVM1、ベーシックなLCD画面である。一方、赤と緑の2色の表示でOLEDを使用するVM2が上級モデルとなる、価格も準じており、好みや予算で選べる。さらにそれぞれに黒と茶色があり、好きな方を選択できる。 筆者は赤緑表示のほうが好みだ。本体は、SILLAIDシリーズ特有の上質な雰囲気を醸し出している茶色のVM2をチョイスした。 10番ホール、411ヤード、PAR4。真っ直ぐで距離のあるミドルホールだ。早速、永井プロにEENOUR SILLAID VM2で目標物を計測してもらう。普段は男子プロらしく、米国ブランドの堅牢なタイプのレーザー距離計を長年使っているそうだ。 予想通りにVM2の小ささと軽さに驚く。おそらく普段使用のものの半分よりも軽いだろう。一方で、コンパクトなサイズと軽さは、本格派を長年使用したプロにとっては計測の際の不安材料になり得る。「正確に測れるのだろうか?」と。しかし実際にVM2を構えて目標物を狙い、計測ボタンを押した永井プロの表情は晴れやかだった。瞬時に測距完了。「なんか、凄いですね。明るくて見やすいし、この小ささであっという間に計測できました」 筆者の心配も杞憂に終わった。どんなに軽量、コンパクトで携帯しやすくてもラウンド中の使用に少しでもストレスを感じるならギアとしてのレーザー距離計の価値が半減してしまう。プロの第一印象をクリアした。 <h2>小さいのに機能が満載</h2> SILLAID VM1,VM2は高透過率のレンズを使用している。ファインダーを覗くと全体に明るく、色が鮮明で目標物を狙いやすい。丸い小さな枠の中に、目標物に向ける真ん中の丸いターゲットマークと十字。明るさを自動・手動で5段階調節できるのはありがたい。真ん中の下には距離表示が3段。競技対応の直線だけのモードにすると一番上の大きな距離表示のみになる。周りには小さなアイコンや文字を配置。6つの測定モード、状況を知らせるマークだ。 1)直線距離測定モード 2)ピンロックモード 3)スロープモード 4)3点間距離測定モード 5)水平、垂直距離測定モード 6)スピード測定モード 2つあるボタンの前のM(モード)ボタンを押すと順番に切り替わるので使い勝手はいい。1)は競技対応、2)のピンロック機能は計測ミスを防げるので使用頻度は高い。3)のスロープモードは高低差を加味して打つべき距離を教えてくれるので、普段のラウンドではデフォルトで良いと思う。4)の3点間距離測定モードは新しい付加価値。去年あたりから増えつつある、使用頻度は高くないが、セルフプレイが当たり前の昨今、あると便利な機能なのだ。試す機会が、3ホール目にやってきた。 <h2>3点間距離測定の使い方</h2> 12番ホール、358ヤード、PAR4.右ドッグのミドルホールだ。1打目の落とし場所付近から右に45度くらい曲がっている。 目標物となる大きな木が220ヤード付近のフェアウェイセンターにある。VM2で確認して放ったショットは、筆者は木の左手前、永井プロはショートカットし、はるか先の右側に着地。技量の差をまじまじと感じた。 自動運転のカート道は左サイドだった。筆者の2打目地点のすぐそばで停止。まさに4)の3点間距離測定モードに便利なシーンだ。筆者が2打目に向けての計測、クラブ選びのルーティーンの間に、永井プロが離れた位置にあるご自分のボールとピンまでの距離を測れるのだ。モードを切り替えると右上に三角形のアイコンが出る。直感的に3点間距離とわかるマークだ。まずピンフラッグを狙い計測ボタンを押すと3辺の一つが点滅。ピンまでの距離を計測。点滅している間に今度はボールを狙い計測する。すると離れた位置にあるボールからピンまでの距離が距離表示の一番上の大きく「128ヤード」と表示された。下の2段は立っている地点からの距離「145ヤード」とボールまでの距離「38ヤード」。その後移動してボール地点からピンフラッグまで直接計測した距離と1ヤードも差はなく、永井プロが驚いていた。 1ヤードなら誤差の範囲ですごいなと思ったものの、「うん?」と疑問。これは誤差の範囲ではなく小さなボールに向けて測定しているので誤差ではない。目標物を捉える計測上の差に違いない。このような理想的なシーンが頻繁にあるわけではないが、永井プロの「私たちプロがレッスンラウンドする時に、お客さんの距離を測るのに便利ですね。」という感想が印象的だった。思いがけない使い方がもっとありそうだ。 昨今、レーザー距離計は軽量、コンパクト化してきており、その小さなボディの中にさまざまな機能を入れ込んで差別化を図っている。今回の新製品も黒文字表示で2万円を切るお得価格のVM1と2色OLED採用と付加価値を高めて3万円強のVM2の2つをラインナップしている。この質感、高機能で2万円を切る価格はお得だと思う。それ以上に筆者はVM2の充実ぶりには感心させられた。ネット通販で売れていることを納得したテストラウンドだった。
    (公開)2025年03月12日
    今年発売したドライバー『TP-XI』。中条カムイ独自の窒素ガス入りヘッドがゴルファーに好評だ。そのFW『TP-XI FW』が発売した。ドライバーに使用されるチタン材DAT55Gを極薄フェースで採用してドライバー並みの反発性能を実現した。 操作性を向上させるため、従来品『XP-03FW』と比べ20ccコンパクトに設計。重心距離は短く、浅重心の低スピンヘッドだ。#3(14.5度)、#4(16度)、#5(17.5度)、#7(19度)がラインアップする中で、今回は#3と#4をギアの賢者・永井延宏が徹底的に検証した。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/lyN81x_-VR0?si=RcL9_UH9JIFnhC-i" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>試打インプレッションTP-XI FW #4(16度) 小さく見えない形状高初速、弾き感抜群の4番</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/kamui11.jpg" alt="" width="1000" height="82" class="size-full wp-image-83888" /> TP-XI FW4 試打データ 地面から <strong>第一印象</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>まず4番(16度)ですが、構えてみるとフェースは開き気味に見えます。このあたりは、左に行かせたくないという意図が見て取れますね。 <strong>試打印象</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>打った第一印象は、インパクト効率が1.52と非常に高い。フェースの弾きが強く、初速が速い。それでいて低スピン性能。これが『TP-XI FW』の大きな特徴だと思います。それに加え、構えた時に感じた僅かなオープンフェース、フラットなライ角で、見た目通りに左に行かない飛球になりましたね。これは、実際にコースで力が入った時に、左にはいかない安心感がありますね。 試打データはキャリー203.7ード、トータル243.1ヤード。使い慣れてくれば、#4らしいキャリーになると思いますよ。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>GEW</strong></span>いま打ってもらいましたが、今回の『TP-XI FW』 は各番手が従来品の『XP-03FW』と比べて20 cc小さくコンパクトになっていますが、それ以外に形状から感じることはありますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>ヘッドを上から見た外郭の弧が、ネックと対角側が膨らんでますね。海外ブランドのドライバーのような形状で、サイズ自体は小ぶりですが極端に小ささを感じませんでした。また、構えるとフェース面が少し長く見えるので、ボールへのコンタクトがシビアに感じない。現代的な大型ヘッドのドライバーとの相性の良さを感じますね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>GEW</strong></span>弾き感、打感は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>なかなかのモノですね。弾き感、初速ともに強くて速い。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>GEW</strong></span>実はドライバーのフェースに使われるDAT55Gという反発性能に優れた素材を、このFWのフェースに使っています。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> それが弾き感、初速の速さの正体ですね。それに加えてスコアラインの存在が、芝の上から打つクラブとして機能していて、水や芝が噛んでもボールがドロップすることは無いと思います。薄肉なのに溝が機能する。造りこまれていますね。 <h2>試打インプレッションTP-XI FW #3(14.5度) 超低スピンで強弾道ミニドラでも活躍の#3</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/kamui22.jpg" alt="" width="1000" height="85" class="size-full wp-image-83889" /> TP-XI FW3 試打データ 地面から <strong>第一印象</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>ロフト角が14.5度になって、フェースが立って見え、スクエア感が強い。目標に対して、スパッと構えられます。ソールの座りもイイですね。 <strong>試打印象</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>#3は#4以上に低スピン性能が如実に顔を出しますね。フェースのチタン素材もあって、ミート率も1.53と良い数値ですが、私のヘッドスピード(40.6m/s)ではスピン量が1568rpmと低く、地面からのボールを打つとキャリーを出すのは少し厳しい、、、ということで、ティーアップしてのミニドライバー的に打ってみますね。 ということで、ティーアップして、再チャレンジ・・・ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>ティーアップして、少し打ち出し角を増やすように打つと、キャリーも217.1ヤード、トータル飛距離でも250ヤードまでいきました。スピン量も1760rpmまで増えました。その意味でも、低スピン性能は非常に高い。これだけ尖った性能をもったFWは久しぶり打ちましたし、それが『TP-XI FW』、特に#3の大きな特徴だと思いますね。 <h2>永井延宏の『TP-XI FW』FW3とFW4の総評</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/11/kamui33.jpg" alt="" width="1000" height="78" class="size-full wp-image-83890" /> TP-XI FW3 試打データ ティーアップ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>この『TP-XI FW』 の最大の特徴は、DAT55Gというフェースのチタン素材によるパフォーマンス、ボール初速、インパクト効率の高さ、そして低スピンに集約されます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>GEW</strong></span>その中で、永井さんは特に#3で苦労されていました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>そうですね。その意味では、ミニドライバー的に使用するのはアリですね。特に、シャフトがフェースに近い方がドライバーよりボールに当てやすいと感じるゴルファーもいて、これだけのボール初速、低スピンの弾道は、ドライバー並みに使用できると思いますし、魅力的だと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>GEW</strong></span>アドレス時のソールの座り、打った時のヌケはどうでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>ゴルファーがやりたいことを実現するために、微妙にアドレスを変えたりしますが、その時でもソールのトゥ・ヒール方向、そしてフェースと バックフェース方向で丸みがあるので構えた時のソールの座りが安定して、インパクトでのソールのヌケもオールマイティに、傾斜やラフなど様々な状況に対応してくれます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>GEW</strong></span>一言で『TP-XI FW』 はどんなクラブですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>低スピン・強弾道でライナー性の飛球なので、グリーンにボールを止めるというよりは、「芝の上から打つという条件の中で、一番飛ばせるクラブ」と言って良いでしょう。
    (公開)2024年11月18日
    ゴルフグリップは、ゴルファーとクラブの唯一の接点だ。エラストマー素材を使用したゴルフグリップは他にもあるが、wellmxsが展開する『ウェルミックス』グリップは、人間工学的なグリップ設計をもとに作られた「世界にひとつだけのグリップ」がコンセプト。なかでもフラッグシップモデルの『ハイパー』は上下196種類に及ぶツートンカラーマッチにより、デザイン性だけでなくプレイヤーの飛距離向上と正確な方向性にもこだわっている。 その『ハイパー』をはじめ、『スーパー』、『ゴルファー』の3タイプを永井延宏プロが徹底検証を行った。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/GKSSaxqD15A?si=CEoW6U40Lmwcqj8z" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>Hyper 各1本3800円</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1619.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82386" /> 6重射出構造でグリップの部位別硬度を変え、プレイヤーの最適なグリップ感と正確性を実現するフラッグシップモデル。高硬度コア構造物は市販品比で30%以上高い特殊硬度のエラストマー素材で構成。パターンデザインが加工された外部カバーはソフトな材質を採用し汚れにくいのも特筆される。表面部分はウェーブパターンが施され緻密に計算された摩擦面積を形成している。汗や雨に濡れた劣悪な環境でも排水性能に優れる全てのパターンが連結されて流れるデザインをあしらっている。 「『ハイパー』は左手と右手部分のパーツが分かれ、硬度を変えていますが、特に左手のしっかりさが伝わってきます。また、シャフトをダイレクトに握っているような感覚やクラブが離れていく力を感じます。それに対して、自分が引っ張っていく方向へ制御しやすい印象があります。また、上下196種類のカラーバリエーションから選べるので、オンリーワンを好むゴルファーにとって朗報といえるでしょう」(永井プロ談) <h2>Super 同2400円</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1615.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82387" /> ボリュームゾーンに位置し、グリップ表面に採用されたソフトエラストマーと内部の強力なコア構造物が結合したDuplex構造を採用。また、上下の2段階を通じてトルクが強く発生する部位には、より硬度を高めたパターンデザインが反映されており、インパクト時のトルク抑制に繋げている。 「左手と右手フィーリングの違いを明らかに感じますので、インパクト前後に左と右の拳が入れ替わる印象です。技術的に左と右が同じ方向に動いてしまうというのは、あまり良い動きになりません。インパクト付近から左右の拳が前後・左右・上下と三次元に入れ替わっていくとクラブが心地よく動いてくれます。左手と右手のフィーリングの違いというのが、無意識に良いスイングへ働きかけてくれます」(永井プロ談) <h2>Golfer 同1800円</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/08/IMG_1631.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-82388" /> エントリーモデルだが、『Hyper』『SUPER』など同社のすべての製品に適用される先端5軸金型加工技術により製作。独創的なエンボスパターンと特殊エラストマー素材を通じて耐久性とグリップ力を両立。 「表面加工は左右の切り替えのないタイプで、全体的にエンボス加工が施され凹凸感がかなりありますね。しっかり感があり、シャフトをダイレクトに引っ張っていける。軽量のアイアンスチールシャフトに装着して打ちましたが、グリップごとグーッと引っ張っていける感じがありました。どちらかというと軽量スチールは中間部分の中折れが気になるんです。でもこのグリップだと、密着度が非常に高いため、身体の左サイド方向に引っ張っていけて、ドロー系のボールが入りやすい。一体感のある証で、身体の動きとリンクしやすく、3タイプの中では、どちらかというとソフトフィール」(永井プロ談) <h2>総括</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 今回の試打を通じて、エラストマーググリップのイメージが大きく変わりました。「ウェルミックス」はひとくちで言うとコードグリップのような位置づけですね。ラバーのコードグリップというのは、非常にしっかり感がありますが、エラストマー素材の特徴であるフィーリングの良さに剛性感を加えています。 私は『スーパー』が気に入りましたが、左手と右手のフィーリングが明らかに違うんですね。それがスイング中に作用して、結果的に手元の動きがスムーズになる仕組みです。特に短いクラブで重要になってくるのが球の操作性で、ショートゲームでは、タッチやフィーリングに繋がってきます。小さな動きでも、右と左が別方向に動くということが意識しやすいので、距離感も合わせやすいと思います。 3タイプすべてに共通するのが、手とグリップ、そしてシャフトとの一体感です。シャフトを直接操作しているようなレスポンスの良いグリップで、それがエラストマー素材で完結できている。『ウェルミックス』は、エラストマーグリップの新しい世界を開いたといっていいでしょう。 日本ウェルミックス お問い合わせ:TEL042-578-9282  <a href="http://wellmxs-japan.co.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank">wellmxs-japan.co.jp</a>
    (公開)2024年08月07日
    <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong><span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"></strong>永井<strong></span></strong></span> とにかく飛ぶシャフトを作る!と飛距離にこだわったFire Expressの新シャフト『RG-D(アールジーディー)』(各1本6万6000円)をこれから検証していきます。 4、5、6の3つのバリエーションがあり、フレックスはR~Xの全7タイプを用意。今回は6S(66g)、5S(57g)、4R(50g)シャフトにテーラーメイドQi10を装着して、トラックマンによる計測を行いました。 まずは動画で <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/nhevxfTzY6A?si=OoGi12_mqrQy-Fm2" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> <h2>RG-Dの第一印象は?</h2> <img class="size-full wp-image-82321" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/6S.jpg" alt="" width="1000" height="491" /> 6S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 6S、5S、4Rをそれぞれ手に取ってみましたが、コンポジットテクノらしい非常に繊維の良さを感じるシャフトです。 具体的には、高弾性トレカM40Xを多用し、さらに6軸組布を採用。新モデルの『RG-D』では、その組布の中へさらにソフメタと呼ばれる金属繊維を織り交ぜ、6軸の編み込みパターン自体が非常に細かくなっているのが特徴です。 そのことは、最外装にも表れており、所有感を満たすデザイン性となっています。 ストレート層へ高弾性繊維を多用し、さらに6軸組布により、外周から“ガチっ”と補強が入っている、そのようなイメージが湧いてきます。 <h2>高MOIヘッドとの相性も抜群ヘッドの機能も引き立たせる『RG-D』シャフト</h2> <img class="size-full wp-image-82322" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/5S.jpg" alt="" width="1000" height="489" /> 5S <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 実際に打ってみると、手元側の剛性の高さを感じました。その分先端のしなりが大きい、いわゆる先調子系シャフトに位置付けられますが、そのしなり戻りは、ファイアーエクスプレスらしく全体が非常にしなやかな印象です。 とはいえ、手元側の“しっかりさ”が力みを生むことなく、ダウンスイングのエネルギーが素直に先端部へ伝わっていきます。そして、6軸組布によるヘッドのブレを抑えながら“スパーン”とムチのような挙動で、強中弾道が得られる。他のシャフトメーカーとは一味違う“飛び”をもたらしてくれる印象です。 そのことは、トラックマンの数値が物語っています。私の場合6Sがマッチしたようで、ミート率1.54を記録、ボール初速も66・9 m/sでキャリー255・0Y、トータル281.8Yと好結果が出ました。 先述した6軸組布による剛性感も特筆すべき点で、先端が走って、かつ、しっかりしているからエネルギー効率がいい、というところがスピン量1870回転に如実に表れています。 また、低スピンでサイドスピンも非常に少ないのは、自分が振っていった方向に対し、そのままヘッドが出ていくということ。つまり、フェイスの開閉が抑えられている証で、トレンドの高MOIヘッドに装着した場合でもオープンフェイスになりにくく、過度にターンすることもないので、スクエアに保ちやすい。 『RG-D』は、ヘッドの機能も引き立たせるシャフトといえ、先端部分の挙動の安定感は、ゴルファーにとって非常にメリットが大きいと思います。 <h2>飛ぶシャフトは打ち方にもコツがある</h2> <img class="size-full wp-image-82323" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/4R.jpg" alt="" width="1000" height="486" /> 4R <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『RG-D』のキーワードは“飛び”ですが、ダウンスイングからインパクトにかけて非常にレスポンスが良く、身体の動きについてきてくれます。この部分は、フェイスの操作性ともリンクしてくるので、ドローやフェードといったコントロール性能にも繋がってきます。 ただ、初めにややフック系のボールになった場合は、いつもより速くしなり戻ることを理解して、ボールの打ち出し方向をやや外側、つまりインサイドアウトに変えてみると距離の出るドローボールが打ちやすいでしょう。 インドア計測で結果の出るシャフトは、実際のコースでもイメージ通りの弾道で距離も稼げます。6S、5S、4Rとも強い弾きで初速も良く出ており、低スピンの強弾道が得られました。シャフトの重心位置がややバット側に寄っているように感じるので、若干重めのヘッドでもパワーを加速することが可能です。一方、軽量ヘッドの場合は、長尺仕様にしてもミート率が落ちないなど、ストライクゾーンは広いと感じました。対象は、自分のパワー不足に悩むゴルファーがスバリ、ターゲット。 初代ファイアーエクスプレスからはじまった、飛距離に拘ったシャフト作りの集大成が『RG-D』といえるでしょう。振れば振るほどゴルフが楽しくなるシャフトですので、是非一度トライしてみてください。 <img class="size-full wp-image-82326" src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/OFMETA-1.jpg" alt="" width="1000" height="453" /> 6軸SOFMETA お問い合わせ:06-6356-3636 <a href="https://compo-t.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://compo-t.com/</a>
    (公開)2024年08月01日
    スーパーストロークが大きく進化している。それを具現化したのが『ZENERGY』(ゼナジー) シリーズ。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/style.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82076" /> フラットな正面に丸型の「TOUR」、五角形の「FLATSO」、そしてピストル形状の「PISTOL」がラインアップし、サイズ、カラー展開も豊富だ。 今回は永井延宏プロがそれらを代表して『TOUR2.0』装着パターをテックポートを変えながらテスト。その実力を検証した。 さらに、『ゼナジー』合計10種類(モデル、サイズ別)のグリップに対して、永井延宏プロがワンコメでヘッド、ゴルファーとの相性などを説明する。 <h2>まずは動画で</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/ijXLlUDS58g?si=2lSVT712IgjL54Wy" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>バランスポイントを変えて手元の緩みを解消できる</h2> <strong>テックポート25g装着で試打検証</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport25.jpg" alt="" width="788" height="282" class="alignnone size-full wp-image-82061" /> 振り心地が変わりますね。少しだけ重心が体に近づいた感があります。手元を止めて体の動きでストロークをしていくといった動きと相性が良いですね。自然に振りが小さくなっていきます。 <strong>テックポート50g装着で試打検証</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport50.jpg" alt="" width="788" height="170" class="alignnone size-full wp-image-82063" /> 50gを装着すると、確実にクラブの総重量はアップしているにも関わらずヘッドを軽く感じますね。それがいわゆるバランスポイントが手元に来て、手元が静かに動かせそうなので、高速グリーンなどでデリケートなタッチを出すのに合いそうな感じがしますね。 <strong>テックポート75g装着で試打検証</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport75.jpg" alt="" width="707" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82065" /> 75gの「テックポート」になると、それ自体に長さがありますので、右手で握るところまでウエイトが入ってきている感じです。そうなると左右のグリップの中にウエイトがあるという感覚で、それを動かしている感覚。ショートパッドで手元が流れない。 <h2>三つの形状~モデル・サイズ別評価~</h2> <strong>フロントがフラットの円筒型で、握りやすく方向が出しやすい「TOUR」シリーズは、Tour 1.0、Tour 2.0、Tour 3.0、そしてTour 5.0の4つのサイズ展開で、エンハンストスパイン™テクノロジーと新しいマルチゾーンテクスチャリングを組み合わせたツアーシリーズ。</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/tour.jpg" alt="" width="719" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82067" /> TOUR1.0   ブレードパターなど、シャープなパターとの相性GOOD。 TOUR2.0   相性の良いヘッドは、ずばりネオマレットです。 TOUR3.0   ノーテーパー感が強くなり、機械的にストロークしたいゴルファーへ。 TOUR5.0   手元側の重量だけでも結構感じるので、大型マレットにはオススメ。 <strong>独特の五角形「Flatso」形状は、5つのエッジを備えた幅広でフラットなフロント形状で方向が出しやすいモデル。</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/flatso.jpg" alt="" width="931" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82069" /> FLATSO1.0   自然とアドレスの腕の形が5角形になり、フラット面を意識してストロークするから、フェースバランス、センターシャフトのパターに相性抜群。 FLATSO2.0   五角形をリアルに感じ、より下から支える感じで、デリケートな高速グリーン向け。 FLATSO3.0   五角形というよりボックス型。丸型を感じるようなデザインのパターと合わせるとイメージが出しやすい。 <strong>オーソドックスなピストル形状を現代風にアレンジし、左手(バットエンド側)が、ピストル形状でしっかりと握ることができ、右手(チップ側)はノーテーパーテクノロジーにより余計な動きを抑制。</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/pistol.jpg" alt="" width="788" height="425" class="alignnone size-full wp-image-82070" /> PISTOL TOUR   ピストル型は左手の下から持つような添え手部分が特徴。重心距離の長いL字パターなどと相性が良い。 PISTOL1.0   グリップ側面の平行感と下から左手を添える感じは、クローグリップのゴルファー向け。 PISTOL2.0   左手にグリップがスッポリ入り、手がロックされる感覚。パター、ゴルファーを選ばないマルチなグリップ。 <h2>スーパーストローク 4つのテクノロジー</h2> <strong>ノーテーパー テクノロジー</strong> スーパーストロークの特許技術である「ノーテーパー テクノロジー」は、バットエンドとチップエンドの幅がほぼ一定で、テーパーしていない(先細りしていない)形状。この形状より、手首の余計なローテーションや動きを抑え、パターストロークを安定。 <strong>テックポート</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/teckport.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82077" /> グリップにウエイトを装着してカウンターバランスの効果を得たり、自分好みの重量に変えられる「テックポート」が多くのモデルに採用。 <strong>新スパインテクノロジー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/spine.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82072" /> グリップの下側に沿って改善されたエンボス加工されたリッジを持ち、インパクト時にフェースを固定するのが容易になるように設計。 <strong>新マルチゾーンレイヤー</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/07/multi.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-82074" /> グリップの側面はソフトなポリウレタン製アウターレイヤーからのフィードバックと快適性を最適化するために、高感度エリアにテクスチャーを意図的に配置したデザイン。 お問い合わせ:ライト株式会社 TEL03-3918-3175 <a href="https://golflite.co.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://golflite.co.jp/</a>
    (公開)2024年07月11日
    FSPの『MX-V BRN』シャフトは5軸とボロンのハイブリッド構造により、先端強度を高めた50gの軽量モデル。「切り返しからインパクトまでストレスなく滑らかに加速するから、自然にヘッドスピードが上がる」という話題のシャフトで、さらに「球を押し込めて、伸びのあるやや低めの強弾道が得られる」と好評を博している。さらに、強く振っても吹き上がらないという触れ込みだが、性能は果たして? ヘッドはミステリー『CF435TOUR』『CF455TOUR』、高慣性モーメントのテーラーメイド『Qi10MAX』の3タイプを装着して、永井延宏プロが検証を行った。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/0Q_Flu36YSw?si=Cj6mwMDHL6aeI6H9" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> ■お問い合わせ 和宏エンタープライズ <a href="http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">http://www.mystery-jp.com/shaft/mx-v-brn/</a>
    (公開)2024年06月11日
    SYB(サイブ)のブランドを展開するパーツメーカーのコンセプトより発売されている『EG-05』ドライバー。クラブをテストした“ギアの賢者”こと永井延宏プロが「ヘッドのパフォーマンスがかなり高い」と、その飛び性能に太鼓判を押した。どんな弾道が飛んだのか? 【動画】SYB『EG-05』ドライバーを永井延宏が徹底試打! <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/Lx3rKoiwZfI?si=MW-qWSssNBj3891H" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>スクエアに向きやすくフィーリングが心地いい</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/SYB1.jpg" alt="SYB 『EG-05』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81652" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『EG-05』を構えると、クラウンのシルエットがキレイな“真円”に近くて、後方にかけてのトウ側とヒール フェースの向きがストレートだし、シャローっぽくてやや長く見える分、ターゲットへスクエアにセットしやすい。それから“カチャカチャ”(可変式スリーブ)がついたヘッドは、ソールしたときに少し傾いてしまいがちですが、このヘッドはペタッと落ち着いて座りがいいんです。クセがない顔つきで、ストレスなく構えられますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/06/SYB2.jpg" alt="SYB 『EG-05』" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-81653" /> 昨今のドライバーはカーボンコンポジットが多いですが『EG-05』はフルチタン。インパクトしたときの剛性感やエネルギー感、高めの打球音が、むしろ新鮮に感じるし心地よさがありました。ソールの前方にあるスリットとその中に設けたリブの効果もあり、高い初速性能やインパクト効率に繋がり、ライン出しがしやすいんです。ヘッドがたわんで喰いついてから“パーン”と飛び出す感覚で、コンポジットに負けない性能を備えたフルチタンと言えます。 <h2>向かい風がアドバンテージになるロースピンの棒球</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/1sml.jpg" alt="" width="788" height="354" class="size-full wp-image-81537" /> 1球目試打データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ソールの後方に約15gのウェイトが入っているようですが、その低重心効果により、明らかな低スピンのライナー系で弾丸のような強い球が飛び、ランも稼げます。シャローっぽいフェースでありながら重心より上で当てやすく、スピン量が1800台に抑えられました。 ソールのヒール寄りにはスクリューウェイトが入っているのでつかまり系のヘッドかと思いましたが、重心角が大きいわけでもなく、打つとつかまり過ぎません。叩きにいっても吹き上がらなくて左に行きづらく、球を前に飛ばせるヘッドですね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0088cmyksml-1.jpg" alt="" width="1000" height="859" class="aligncenter size-full wp-image-81534" /> ヘッド重量は197gと、やや軽い。今どきの大慣性モーメントに特化した重量級のヘッドとは違う振り心地の良さやスピード感が『EG-05』にはあります。しかも、ヒール側のスクリューウェイトは標準装備が5gですが、オプションの3gに替えれば標準より2g軽くなる(オプションで7gもあり)。ヘッドが軽くなることで、ヘッドスピードが遅めの人でも振り抜きやすいし、長尺にトライするのもアリでしょう。 <h2>ロフトとシャフトの最適解を見つける</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/2sml.jpg" alt="" width="788" height="352" class="size-full wp-image-81538" /> 2球目試打データ <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 『EG-05』はスピンが少ないからこそ、適正な弾道を打つためのロフト選びがカギになります。“カチャカチャ”で自分のヘッドスピードや打ち方に合うロフトに調整すれば、低スピンヘッドのポテンシャルを生かして飛ばせるでしょう。 実際にスリーブを回して、ロフトを寝かせて(HI)打ってみました。フェースに乗ってる時間が長く感じてつかまりがいいし、打ち出し角は16度台に上がり、スピン量は1割ほど増えました。ロフトを大きくした効果と見て間違いありません。 シャフトについては、スピード感がありながら、わりとおだやかにマイルドに動くシャフトが◎。インパクトでボールがフェースに乗る感覚が長くなる分エネルギーが伝わるし、ラインを出せるイメージがあります。例を挙げると「ツアーAD」の「UB」や「VR」でしょう。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_0107cmyksml_0522.jpg" alt="" width="1000" height="925" class="aligncenter size-full wp-image-81539" /> または、先端が硬いシャフトにすると、ヘッドの弾きを最大限に生かしながら、左のミスを防いで叩いていけます。三菱ケミカルの“白マナ系”がそれ。現代的なスイングの傾向を踏まえると、手元(グリップ)は左に引っ張りながら先端(ヘッド)はターゲット方向へ動くような“時間差”を感じやすい「ツアーAD VF」も好まれるでしょう。その場合は、重めのスペックのほうが合いそうですね。 お問い合わせ: コンセプト <a href="https://www.syb-golf.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.syb-golf.com/</a> TEL048-299-7799
    (公開)2024年06月07日
    あのクレイジーからドライバー用新シャフト『AVIS(アヴィス)』が投入された。 <iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/qWd51rALzzs?si=9oH0KtuXj7hmA17O" width="788" height="433" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe> CRAZY『AVIS』は、40g台と軽量ながら“軽量な弾きの良さ”と“コントロール性能”を両立するためにCRAZY初のダブルキックポイントを採用。切り返しのタイミングで手元のしなりが“タメ”をつくるとともに、インパクトゾーンで先端が素早く戻ることで確実にボールをつかまえる仕組み。 アベレージゴルファーから上級者まであらゆるプレーヤーを満足させる、CRAZYのオールラウンダーモデル『AVIS』。その性能や対象者とは? 永井延宏プロが徹底検証する。 ニューアート・スポーツ 03-3566-9012 www.crazy-shaft.com
    (公開)2024年05月24日
    シャフトメーカー・スリリングから今春発売された『SHUHARI』(シュハリ)のFW、UT用シャフト。手元側の緩やかな剛性によってタメができるから、ダフリ・トップが軽減される。その実力をギアの賢者・永井延宏プロが徹底的に検証した。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/T-nMNLNRYjk?si=i8UlnEh4z8vphFeE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年04月17日
    ダイヤは新たな練習器具『ダイヤインパクトバッグ』(4950円)を発売した。そこで自らも数々の練習器具を開発するなど、練習器具を応用したレッスンに定評のある永井延宏プロが永井流・活用法を徹底解説。ゴルフタレントの山本茉央さんが試してみた。 <h2>【動画】永井流『ダイヤインパクトバッグ』指南書</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/r3jPfTBKCvw?si=9LyjvxxyEFO3hjNz" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>「引く力」の習得でインパクトエネルギーを最大化できる練習器具</h2> <strong>その1 クラブ水平持ち</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8770.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-80982" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>力を抜いて遠心力に任せて『ダイヤインパクトバッグ』を連続で叩く練習をすると、確かに力強くバッグを叩けますが、遠心力に負けて手元が前に出てしまうエラーを誘発しがちです。これを起こさないようにするには手元を自分に引きつけながら叩いていくことが必要になります。 そこでまず、椅子などの上に『ダイヤインパクトバッグ』を置き、クラブをお腹より少し下に水平に当てて、お腹の力で骨盤を回すことでヘッドをバッグに当てる練習をしていきます。手元が体に引きつけられた状態でバッグにパワーが伝わっているのを体感できると思います。 <strong>その2 ゴムバンド</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/b4935582f5a0dc25ab3252ad4017d5c8.jpg" alt="ダイヤインパクトバッグ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80996" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>次に意識してほしいのは左手の引く力です。引く力がないとヘッドをバッグに当てに行ってしまうので、しっかりとパワーが伝わりません。 そこで活用したいのがゴムバンドです。右手でクラブとコムバンドを一緒に持ち、左手はコムバンドだけを持ちます。その状態のまま、左手のゴムをグリップの延長線上に引っ張ることでヘッドを戻します。 この時に飛球線後方に引っ張ると力が抜けてしまうので、左サイドの中側に引っ張ることが重要です。ヘッドを戻すのではなく、左サイドの引っ張りでヘッドが戻ってきてバッグに力が伝わる感覚が身に着くでしょう。 <h2>山本茉央コメント</h2> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/0c9c41b41e23c86d2a34ea1a43283d03.jpg" alt="ダイヤインパクトバッグ" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80992" /> インパクトでクラブを左サイドに引っ張る感覚は新鮮でした。練習後のドライバーショットも初速が平均して50m/sを超えていたので、しっかり力が伝わったスイングになっていたのが分かりました。 お問い合わせ:ダイヤ 消費者サービス係 TEL. 03-3381-5454 https://www.daiya-idea.co.jp/golf/
    (公開)2024年04月16日
    ダイヤは新たな練習器具『ダイヤアームキーパー三角』(オープン価格)を発売した。そこで自らも数々の練習器具を開発するなど、練習器具を応用したレッスンに定評のある永井延宏プロが永井流・活用法を徹底解説。ゴルフタレントの山本茉央さんが試してみた。 <h2>【動画】永井流『ダイヤアームキーパー三角』指南書</h2> <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/gKgTO1NkgSA?si=TeYBuMnrd2ikL5Pf" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> <h2>パターからショットまで理想的なスイングが身に着く練習器具</h2> <strong>その1パッティング</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>パッティングでよく見かけるエラーが、アドレスで両肘をピンと伸ばし過ぎて、シャフトの延長戦と右腕が平行になってしまうこと。この状態で振り子のストロークをすると、体の幅から両腕がはみ出てインパクトでヘッドを掻き出すような動きになり、不安定なストロークになってしまいます。 そこで『ダイヤアームキーパー三角』のポジションを手首の方に下げて装着すると、自然と手首をロックできて、左腕とシャフトがほぼ一直線になるように構えられます。すると右肘と右手首に角度が生まれ、右の前腕を『ダイヤアームキーパー三角』に当てがうことで角度が崩れない状態でストロークできるようになります。この感覚を覚えると小さなストロークがコントロールできるようになり、パッティングの安定に繋がります。 <strong>その2アプローチ</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/0e56806fc5db187447773b920ef08178.jpg" alt="ダイヤアームキーパー三角" width="788" height="525" class="alignnone size-full wp-image-80993" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>『ダイヤアームキーパー三角』を使ったパッティング練習は短いアプローチやピッチエンドランにも応用できます。今度はそこから発展してコックを使ったアプローチの練習に活用したいと思います。 まず『ダイヤアームキーパー三角』を丸いディスクのように見立てて、三角形の左サイドを右サイドに回すように動かします。すると自然と右手首にコックが入ってヘッドが高く上がると思います。 今度は右手首のコックを維持したまま、左サイドに回し戻すようにします。この練習をすると自分でヘッドを戻すのではなく、自然とコックを維持したままヘッドをボールに入れて行く打ち方が習得できるので、例えばヘッドを上から入れてスピンをかけたり、出球を低く抑えたり、夏場のラフやバンカーでのショットに応用できます。 <strong>その3ショット</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/04/daiya22.jpg" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-80988" /> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span>最後は『ダイヤアームキーパー三角』を使って3回の入れ替え動作をすることで現代的なスイングを習得していきます。装着位置は若干上に上げて肘寄りにしてもらった方がいいでしょう。 まずはアドレスから『ダイヤアームキーパー三角』をその場に残しながら、下半身を右にずらし1回目の入れ替えを行います。その後『ダイヤアームキーパー三角』がトップに向かって行き、今度はトップに残したまま下半身を左に戻すことで、2回目の入れ替えを行います。この時に『ダイヤアームキーパー三角』を右の背中側に外す動きを入れていきます。そして最後は左のヒップを後ろに下げることで『ダイヤアームキーパー三角』が前に放り出されて3回目の入れ替え動作が起こります。 旧型のスイングに慣れている方はどうしてもクラブを意識してしまうのですが、本当は体をもっと積極的に使っていかないといけない。その点『ダイヤアームキーパー三角』を使うことでビジュアル的にも目安ができます。目安として製品をダンスの相手だと考えて、相手を大きく揺さぶっていく感覚を持つと良いでしょう。そうすることで体の使い方が理解でき、エネルギーのあるスイングになるので、必然的に飛距離アップにも繋がります。 <h2>山本茉央コメント</h2> まずパターの構え方が分からない方がとても多いと思うので、パターの練習にも応用できるのは助かります。 個人的には『ダイヤアームキーパー三角』をペアのように見立てて揺さぶっていく感覚が理解しやすく、ずっとやりたかったダウンスイングでクラブが体に巻き付き、右肘が入ってくる動きがすぐにできたのは驚きでした。キャリーも10ヤード以上伸びたのは嬉しかったです。 これからは私の欠かせないパートナーになりそうです。 お問い合わせ:ダイヤ 消費者サービス係 TEL. 03-3381-5454 https://www.daiya-idea.co.jp/golf/
    (公開)2024年04月13日
    穴のないパターマットでおなじみのWellputtブランドから発売された『Wellstance』。番手ごとの左右の足の幅が分かりやすくガイドされ、なおかつ、そのプレートは鏡面部分があって、アドレス時の両腕と顔の位置関係も映し出される。今回はギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが、その『Wellstance』を徹底検証。さらに、『Wellstance』を使った永井流の正しいアドレスの作り方を伝授している。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/r3GLRWaQJeQ?si=6eizy25Uls2_XB1t" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
    (公開)2024年04月12日
    中条カムイの『TP』シリーズといえば、窒素ガス充填ヘッド。ヘッド内圧を高め、たわみやすい高反発系素材『DAT55G』を薄肉化しても、適合範囲を保持して剛性を高めながら、圧倒的な初速が自慢。その窒素ガスをフェースの真裏に、そしてヘッド内を区切って充填することで、垂直方向の剛性がUP、スピン軸のねじれを抑制して高MOIヘッドと同様の寛容性を実現したのが『TP-XI』だ。その実力を、ギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが検証した。 まずは動画で <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/h2NHaSIMmS0?si=2s2GFuAbpiZ-vj0f" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> <h2>コンパクトなヘッドが飛距離を生み出すスイングスピードにつながっている</h2> ■試打クラブ『TP-XI』:ロフト10.5度シャフト:50S(NXブラック) <strong>ファーストインプレッション</strong> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> ヘッドを見ると、今どきの高MOIを訴求している大型ヘッドと異なり、わりと小ぶりですね。過去にも窒素充填ヘッドを発売していますが、個性的なブランドなので、大変楽しみです。 <strong>試打インプレッション『TP-XI』1発目 インパクトで感じるフィーリングより飛ぶ!?</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi1.jpg" alt="" width="1000" height="64" class="size-full wp-image-80611" /> TP-XI 試打データ1発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 窒素充填ヘッドということで、過去のモデルも試打した経験もあったので、打つ前は打音を気にしましたが、従来とは異なり、打音はかなり乾いた印象ですね。高い金属音ではない打音が、安心感につながりますね。 そしてインパクトですが、ヘッド、特にフェースがボールを強烈に押し切ってくれます。フェースの強い当たりを感じますね。ですので、HS43.5m/s、初速63.6m/sでキャリー236.9y、トータル268.0yと飛距離も出ています。 それと少しトゥ側でインパクトした1発目でしたが、ボールのスピン軸のねじれがほとんどなく、フェースの向いた方にそのまま飛んでいます。この直進性がウリで、ヘッドのサイズとしては高MOIのヘッドではなく、操作性重視の小ぶりヘッドですが、その小ぶりのヘッドだからこそ、振りやすさ、操作しやすさが高まって、スイングスピードにもつながっていると思います。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/rpxi.jpg" alt="" width="1000" height="1000" class="size-full wp-image-80612" /> TP-XI <h2>曲がらない安心感がギアを上げてトップスピードでスイングさせる</h2> <strong>試打インプレッション『TP-XI』2発目 やっぱりフェースが強くスピン軸が捻じれない</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi2.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-80610" /> TP-XI 試打データ2発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> やはり感じるのはインパクトでのフェースの強い当たり、そして初速感ですね。そしてなんといってもボールが捻じれずにライナーで飛んでいく弾道ですね。それは数字にも表れていて、ミート率も1.48、スピン軸の傾きもマイナス6.9度と少しドロー回転ですが、打った感じはほぼストレートです。キャリーも237.6y、トータル272.0yと飛距離も伸びています。 そして芯に近いところで打てば打つほどに、低スピン性能も発揮されます。打ち出し角も12.9度と十分に確保されていますので、低スピン(1839rpm)ですが、球が散るフィーリングもなく、ランも30y以上出ています。 飛距離性能、初速感という言葉が出てくるのですが、それ以上に曲がらない。 そうなると、ゴルファーが安心して更に1段階ギアを上げてることができると思います。 <h2>構造によるフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちる</h2> <strong>試打インプレッション『TP-XI』3発目 高MOIヘッドはないけど飛んで曲がらない安心感</strong> <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/tpxi3.jpg" alt="" width="1000" height="66" class="size-full wp-image-80609" /> TP-XI 試打データ3発目 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>永井</strong></span> 最後にギアを1段階あげて打ってみました。ミート率1.47と、会心の当たりではなかったものの、キャリーで250yいきましたね。スピンも2192rpm、打ち出し角も15.9度と高い分だけキャリーにつながりました。結論的に言えば、フェースが仕事をしてくれるヘッドなので、使い手の気持ちが入った分やパワーを弾道として最大限に発揮してくれるヘッドだと思います。 ヘッドの構造を見てみると、フェース面直後に部屋があって、そこに窒素と発泡剤を充填しているということですが、窒素充填による内圧の高さもあると思いますが、この部屋を区切っている壁の重量が、エネルギー効率の高さにつながっているんでしょう。構造から来るフェースの強さ、スピン軸の捻じれの少なさ、曲がりにくさが腑に落ちますね。 <img src="https://cms-backend-gew.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_7034cmyksml.jpg" alt="" width="1000" height="750" class="size-full wp-image-80613" /> TP-XI ヘッド内部
    (公開)2024年03月06日
    「ひっかけを克服したい」。そんな思いに悩まされる方はいないだろうか? 何をやっても左へ行ってしまう。これはクラブに問題があるのか? それとも腕前の所為? その問題に、永井プロが答えます。 今回はスライスが直せない原因を、永井延宏プロが診断、治療していく。 永井クリニック第三弾。公開。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/YlZEZ4Zn8SU?si=Ebptesho-5kaPG6W" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。
    (公開)2024年01月31日
    「スライスが直せない」。そんな思いに悩まされる方はいないだろうか? アウトサイドインでつかまえに行くと左へひゅーん…。その問題に、永井プロが答えます。 今回はスライスが直せない原因を、永井延宏プロが診断、治療していく。 永井クリニック第二弾。公開。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/CGVHS7tIi_s?si=XJ0wpM9egxtKSiUz" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。
    (公開)2024年01月29日
    「FWがうまく扱えない」。そんな思いに悩まされる方はいないだろうか? お気に入りのクラブが使えず苦悶する…。その問題に、永井プロが答えます。 今回はFWがうまく打てない原因を、永井延宏プロが診断、治療していく。 永井クリニック第一弾。公開。 <iframe width="788" height="433" src="https://www.youtube.com/embed/wcT8H_q5Ay0?si=eOyvYIGx-jn5EnRu" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe> 悩みがある方は、YouTubeコメント欄に書き込みお願いいたします! あなたの悩みに、永井プロが答えます。
    (公開)2024年01月26日