共栄社はこの度、ラフ用無人芝刈り機『UGM170』のテスト販売を開始した。同機はリソルグループと共同開発したもので、独自の無人化テクノロジーを搭載している。
共栄社は、少子化問題が社会問題化され始めた十数年前より無人芝刈り機の研究を開始。2011年よりICT技術を応用した無人芝刈り機の開発に本格的に着手し、2021年11月に「フェアウエイモア」の無人芝刈り機を正式販売した。
今回テスト販売するラフ用無人芝刈り機『UGM170』には独自の無人化テクノロジーを採用し、これまで無人運転が難しかった木立周辺や木に覆われたエリアでも、無人走行が可能。従来のGPSも搭載しており、さまざまな場所でゴルフ場管理の無人化が実現できる。
「バロネス ラフ用無人芝刈り機」を使用することにより、転倒のリスクがある傾斜地でも、無人芝刈り機なら安全に作業が可能。就業後の夕方から夜間に無人作業を行うことによって、スタッフの負担を軽減し、他の業務への振り分けも可能となる。
同社はゴルフ場で最も広い面積をもつラフのグリーンマネジメントに貢献し、作業スタッフの人員不足という、ゴルフ場の抱える大きな課題を解決したいと考え、省力化だけでなく、安全な作業環境の実現にもつなげている。
【製品概要】
製品名称:無人3連ロータリーモア 『UGM170』
販売日:2024年9月(テスト販売)