『K15』シリーズはスコア至上主義ではなく、ゴルフをライフスタイルとして楽しむゴルファーへ向けて造られたブランド。既存の『G15』シリーズではまだ難しいと感じるゴルファーが、振り切れることを考えて設計された。そのため、直進性、球の上がりやすさは、ドライバー、FW、ハイブリッド・アイアンセットの基本設計に盛り込まれている。
ドライバーでは、ストレートフライトテクノロジーを採用。これはヘッド全体の約10%にあたる重量をヒール側に配置する技術。ヘッドを返しやすくすることで捉まりを向上させ、球が上がりやすい設計になっているとか。また、重心深度を深く設定し、完成モーメントを増大。『G15』ドライバーと比較して、右方向へのブレは7~10ヤード軽減されたという。設計コンセプトに設けた振り抜きの良さは、三菱レイヨン製『バサラ・グリフィン』を標準装備することで向上させたという。
特筆すべきはハイブリッド・アイアンセットで、ハイブリッドが#3~#6、アイアンが#5~#9、PW、UW、SW、LW。これを組み合わせてセット組を提案する。もちろんフィッティングを経て最適なセッティングを見つけるが、クラブ間のギャップも最適化されることで必要な距離に応じてセッティングすることができる。
『K15』ドライバーは9月中旬、同FW、ハイブリッド・アイアンセットは10月発売など、新たなシリーズでこれまでにないピンファンの創造に全力を注ぐ構え。