釼持ゴルフ用具製作所は3月3日、「MOZ KENMOTSU」ブランより『MOZウエッジ』の全国展開をスタートする。
「MOZ」といえば過去、大手クラブメーカーのプロモデルをハンドクラフトしていた夢工房石原ゴルフ(岡山県)のブランドとして展開していた。2006年に石原氏が亡くなった後、2010年に商標を釼持ゴルフ製作所の釼持教夫が引き継いでいる。この数年間、細々とアイアンやウエッジを削り、一部でのみ販売。しかしながら、トップアマの使用率が高いことから、全国展開に面舵を切ったという経緯だ。
釼持の名は備前岡山の名刀長船の系譜を引く日本刀職人。釼持自身はこの数年、大手中規模メーカーのクラブのデザイナーとして活躍していた経緯もある。
その釼持が新たに発売するのが『MOZウエッジ』。上級者が構えやすいフォルムながら、幅の広いソールで打ちやすいというのが特長。ラインアップはロフト48度~60度までの2度刻みで、7モデル。工房向けにヘッド単体で展開される予定で、価格は2万円となっている。
問い合わせは釼持ゴルフ用具製作所へ、0868-78-2752。