ピンゴルフジャパンは1月10日、都内イベント会場(新宿区)で「2017年新製品発表会」を開催。1日3回に分けて行われた発表・試打会には、多くの報道関係者が参加。契約の鈴木愛プロが新製品を試打しながら感想を語るなど、発表会を盛り上げた。
お披露目されたのは、創業時からの屋台骨といえるパターの新製品『シグマG』シリーズ、中・上級者向けの『i200 アイアン』、高いスピン性能を誇る『グライド2.0ウェッジ』シリーズと多岐にわたる。なかでも注目は、前作『ラプソディ』から2年ぶりとなるレディスモデルの新製品『GLe(ジー・エル・イー)』シリーズで、その意気込みを同社の岡田健二副社長は次のように語る。
「今回の『ジー・エル・イー』は、クラブ重量、重心設計、シャフトのやわらかさなど、すべて日本の女性ゴルファーに合わせた国内市場専用設計です。昨年、本社のある米国を含めたピン社全体のなかで、日本法人である当社は25%以上の成長率を達成し、過去最高の売上げを記録しました。ですが、レディスクラブの構成比は数パーセント程度にすぎません。
国内のレディスゴルファー比率が全体の10%強と聞いていますので、その数字ぐらいまでは、現在の数字を落とさず、この『ジー・エル・イー』で、構成比を伸ばしていきたい」
製品特徴はずばり、「ピン史上最軽量」――。同シリーズはヘッド、シャフト、グリップのすべてをイチから見直し、ドライバーで約259g(シャフト:ULT230J・L装着時)というクラブ重量を実現。 また、「すべてのクラブが1本から購入可能」というピンならではの強みを活かした広告キャッチで、新シリーズの売上増に援護射撃をする。
「女性でもフィッティングしてもらうのが一番ですが、どうしても敷居が高いイメージがあります。ですから、今回は、執事の格好をしたモデルをモチーフに『ゴルフは、貴女にしっかりあった1本との出会いから始まります』をテーマに掲げ、クラブ選びのコンシェルジュ的な役割を果たしたい。個々に合わせて、必要な本数を提案。すべてのクラブが1本か購入できる当社ならではの強みをフルに活かしていきます。そのためのイベントを実施していくつもりです」
さらに、2016年度LPGAツアー年間平均パット数&バーディー数1位を獲得した鈴木愛プロが、ニューモデル『シグマG パター』について、「打たなくてもボールを押してくれるから、しっかり転がるパターです!」とコメント。同パターシリーズは、代表作の「ANSER」をはじめ、充実の計16モデルを一挙投入する。
そのほか、広いスイートスポットとやわらかな打感、「これぞブレードの血統」と銘打った『i200アイアン』、高い疎水性を誇り全天候で安定したスピン量を可能にした『グライド2.0 ウェッジ』など、2017年の主力モデルを発表。これらはすべて3月に発売するという。
なお、動画では発表会当日の模様を収録・編集したものを紹介。
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それぞれの製品詳細は<a href="http://www.clubping.jp/" target="blank">CLUB PINGホームページ</a>へ。