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    ハッシュタグ「障害者ゴルフ」記事一覧

    障害者ゴルフ大会 この夏の初め、7月19日に北海道の函館でゴルフを楽しみました。北海道カントリー倶楽部プリンスコースです。内地は猛暑でしたが、コースは駒ケ岳の裾野、心地よい風がコースを通りすぎてゆきます。 この日は全国から集まった身体障害者のゴルフ大会、「ABO杯ドクターズフレンドシップトーナメント in Hokkaido」(日本障害者ゴルフ協会主催)でした。参加者は障害者31名、健常者33名。 昨年、紹介した函館の医療法人雄心会のコンペでチャリティ募金が行われたゴルフ場です。あの時集まった募金が役に立ったようです。 大会では一人か二人の競技者に対し、数人のサポーター(健常者)が一緒に回ります。私もサポーターの一人として参加しました。 亀田愛里プロ、安保雅博大会会長らの始球式の後、第1組がスタートしましたが、選手らは見事なスイングで、まっすぐに糸を引くようなボールが飛んでいきます。 次のチームもその次も、片足が義足の方や片腕しか利かない方、様々な障害を持つ選手たちの鋭い打球が飛んでいきます。むしろサポーターの方々のほうが飛ばない、曲がる、OBに飛びこむ…。 私が参加したチームは、運転とコース説明の方と私、そしてお二人の障害者の計4人。一緒にプレーをしましたが、選手のお二人のほうがずっと上手でした。 日本スティミュレーションセラピー学会 特別仕様のカートに支えられて打つ 今回のゴルフ大会は、日本スティミュレーションセラピー学会・学術大会が函館で開かれたのと連動して開かれました。 スティミュレーションセラピーとは、磁気刺激、電気刺激、徒手による外部刺激などの療法です。この学会は、様々な刺激的治療についての生体への影響・治療効果の検証や技術向上を図ることを目的として、2019年1月に発足しました。 今年の函館での学会・学術大会は17、18日の二日間おこなわれ、スローガンは「自然との融合」でした。函館大会会長の伊藤丈雄氏(医療法人雄心会理事長)は「最新の技術と自然環境との融和がもたらす新たな治療の可能性を探求したい」とあいさつをしています。 学会は、日本のリハビリテーション分野での様々な治療や評価を網羅し、多方面からの研究、発表を受け入れ、リハビリテーション分野の治療法と評価法の更なる発展を目指しています。 このスティミュレーションセラピー学会と函館の医療法人雄心会が協力して開かれたのが、障害者と健常者が一緒に楽しむ今回のゴルフ大会でした。 障害者と健常者が一緒に楽しむ 挨拶をする安保雅博・大会会長(東京慈恵会医科大学教授) 今回の大会の大きな特徴として、障害者と健常者が一緒にプレーを楽しむ、ということでした。 日本障害者ゴルフ協会のホームページによると、松田治子理事長は「障害者ゴルフへの理解と地域社会との連携を深めるため、障害者と健常者が対等にプレーできるゴルフ競技を開催しました」と記しています。 トーナメントは、 ・グランプリの部(障害者 オフィシャルハンデキャップ15以下) ・一般の部(グランプリの部以外の障害者) ・サポートプレーヤー(健常者)の部 の3部門。 グランプリの部はJGAルールによりバックティからのスタート、グロス競技。一般の部とサポートプレーヤーの部は新ペリア方式による競技。グランプリの部の入賞者にはプロとしての賞金が授与されました。 自然との融合 今回の学会のスローガンは自然との融合でしたが、その狙いはゴルフ大会で見事に実っていました。 鋭く天を突く駒ケ岳を背に広大な自然の中でのプレーは、他のスポーツにない、おおらかな気持ちを醸成してくれる。 障害者との壁を全く感じさせない楽しさ。空も森も風も、そして私も「今ここに生きている」という感覚に誘い込まれました。 私だけでなく、多くの参加者がそう語っていました。プレーが終わった後もこの心地よさは続きました。 誰もが分け隔てなく一緒にプレーしている。多様な人間も、それを包む自然も、無欲に受け入れることができる空気。なんとも贅沢な経験をさせていただきました。 これこそSDGsの神髄ではないでしょうか。我欲を抑え、自然にも人間にも敬意をもって接する。ゴルフをしていてもSDGsの本質を感じ取ることができる、という新しい発見でした。 大会運営を取り仕切った医療法人雄心会の金子達也専務理事は「はじめは支援者の方々に大会の趣旨を理解していただくのが大変でした。でも、皆さん、予想以上に楽しそうにプレーしてくれていました。懇親会を兼ねた表彰式では、参加者が分け隔てなく笑顔で話しあっている様子を見ていると、感無量です」と話してくれました。 また、松田理事長は「障害者ゴルフを一般の人に理解してもらうには障害者と一緒にプレーすることが一番です」と手ごたえを感じているようでした。 SDGs宣言の前文 SDGsの前書きでは、SDGs宣言について「人間、地球及び繁栄のための行動計画であり、人間や地球、自然についての決意を表明する」としている。 人間について 貧困と飢餓に終止符を打ち、すべての人間が尊厳と平等そして健康な環境のもとに、持てる潜在能力を発揮する。 地球について 持続可能な消費、生産、天然資源の管理や気候変動に関する緊急の行動をとるなど地球を破壊から守る。 繁栄について すべての人間が豊かで満たされた生活を享受することができること、また、経済的、社会的及び技術的な進歩が自然との調和のうちに生じることを確保する。 <hr /> この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら
    (公開)2025年11月30日
    同大会は、これまで行われてこなかった障害者ゴルフの世界選手権を定期的に行うことで、世界的な障害者ゴルフの普及と振興を目的に行うもの。また、ゴルフをパラリンピックの正式種目にするために世界選手権開催が重要な条件になっていることも考慮しているという。DGAの松田治子事務局長は、次のようにコメント。 「健常者のゴルフはオリンピックの種目になりましたが、障害者ゴルフはまだパラリンピックの種目になっておりません。2016年のリオデジャネイロパラリンピックには、障害者ゴルフもエントリーしましたが、正式種目にはなれませんでした。国際パラリンピック委員会のアドバイスによりますと、パラリンピックの正式種目になるにはまず定期的な世界選手権の開催が条件ということでした。ですから、今回、日本で開催する世界障害者ゴルフ選手権はその皮切りになる選手権で、非常に意義のあるものです」 現在、同大会の運営に関し、理解して協賛してくれる企業及び個人のスポンサーを募集中。同サイトでは、クラウドファウンディングを実施中。なお、大会の詳細は以下の通り。 主催:世界障害者ゴルフ選手権実行委員会 主管:日本障害者ゴルフ協会 後援(予定):文部科学省、日本ゴルフ協会、日本障害者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、全国ゴルフ練習場連盟 参加予定国:日本、米国、カナダ、豪州、韓国、デンマーク、フィンランド、ドイツ、スペイン、スウェーデン、トルコ、英国、パキスタン、ブラジル、ベルギー、ドミニカ共和国など 競技方法:54ホールストロークプレー(各国4名のスコアのうち3名のベストスコアを採用。合計スコアで争われる) 出場資格:原則として肢体不自由の障害を持つゴルファー(内部障害、聴覚障害は除く)、男性はオフィシャルHDCP11・4以下、女性はオフィシャルHDCP18以下、障害内容が一定の基準を満たしているもの そのほか問い合わせはDGAへ、03~5758~3255。
    (公開)2014年08月06日
    それによると、ゴルフは正式種目には選ばれず、新たに正式種目に選ばれたのは「カヌー」と「トライアスロン」だった。   日本障害者ゴルフ協会(DGA)は09年より、ヨーロッパ障害者ゴルフ協会(EDGA)、アメリカ切断者ゴルフ協会(NAGA)、カナダ切断者ゴルフ協会(CAGA)、南オーストリア切断者ゴルフ協会(SAAGA)、南アフリカ障害者ゴルフ協会(SADGA)と協働して、2016年リオパラリンピックへのエントリー活動を続けていたという。これに対しDGAは次のようにコメント、   「今回は正式種目に入れませんでしたが、こうした世界の障害者ゴルフ団体との情報交換、団結は変わらず、これからもまたパラリンピックと世界の障害者ゴルフ普及に向けての活動を続けていきます」   問い合わせは日本障害者ゴルフ協会へ、03‐5758‐3255。
    (公開)2010年12月15日

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