ミズノは2月19日、履き心地に加えスイング中のスムーズな体重移動とシャープなフォルムを追求したゴルフシューズ『GENEM 006 Boa』(オープン、予想店頭価格は2万5000円前後)を発売する。スイング中の足の動きに追従して変形する新構造「D-フレックスグルーブ構造」を採用したGENEMシリーズの最上位機種という位置づけだ。
「D―フレックスグルーブ」は、アウトソールを左右に横断する形で大きな屈曲溝を配した構造で、縦方向に加え、横方向の屈曲性を高めている。スイング中の足の動きに追従して変形することで、力が地面にダイレクトに伝わり、安定したスイング動作をサポートするという。
また、スイング中の足の動きを解析し、運動中の足とシューズの一体感を高めた同社独自のアッパー構造「ダイナモーションフィット構造」を採用。アッパー側面部(甲被部)にホールド性を高める素材とアッパーパターンを採用し、運動中の足のブレを抑制している。
そして、この『006 Boa』から新ラストを採用している。2013年のシリーズ発売以来のラストの改良で、日本のゴルファーの求める履き心地はそのままに、アッパー部(甲被部)の爪先部分を長くしたラストを採用することでシャープなフォルムを追求した。
同シリーズは日本のゴルファー約2万人の足型データを元に、履き心地を追求したゴルフシューズで、累計約7万足を販売。軽量の「ネクスライト」、安定性を追求した「ヴァラー」と履き心地を追求した「GENEM」の3シリーズがこれで完成したことになる。今後同社は、シューズの販売、マーケティング戦略もフィッティングをキーとして展開し、No.1フィッティングカンパニーを目指して行く構えだ。
問い合わせはミズノへ、0120-3230―799。