同モデルは、"ゴルフクラブ本来の形"をコンセプトに、洗練された古き良き時代のゴルフクラブを彷彿させるデザインと現代の最新テクノロジーを融合させたもの。
まず、ドライバーの最大の特徴が、次世代の高弾性シリコンチタンをフェースに採用したことだ。これは、反発性能の高いチタン合金にシリコンを配合して鍛造カップフェースに仕上げることで、ルール適合ながら高い反発性能を実現したもの。
また、スピン性能の高さでバックスピン量も軽減。反発+低スピンで大きな飛距離が得られると、同社では自信を見せている。実際、米テスト機関でロボットテストを実施した結果、高強度チタンといわれる「TVC」に比べ、同ヘッドスピード(45~48m/s)において、平均約9ヤード飛んだという。ヘッドスピードが速ければ速いほど反発力が上がり、飛距離が増すというのも特徴の一つだ。
さらに、カスタマイズ機能も充実。バックフェース側に配備された4つのウェイトネジを入れ替えることで、プレイヤー個々のスイングに合ったウェイトバランスの設定が可能だ。
シャフトは、フジクラとの共同開発により、『ROMBAX TYPE―S』をベースに高弾性の粘りあるモデルを装着。しなり戻りの速いスピード感のあるシャフトに仕上げているという。
フェアウェイウッドは、「通常交わることのないチタンと異素材の複合を可能にする特殊溶接(ブレ―ジング溶接)により、圧倒的比重差のある「6-4チタン」と「17-4ステンレス」を複合、超低重心構造に仕上げました」(同社)その結果、飛距離が出て、やさしくボールを拾い上げられるのが特徴とのこと。
ドライバー、フェアウェイウッドを通じて、ヘッド形状に「Hモノコックボディ」を採用。この構造がヘッドの剛性を高め、ボールへのエネルギー伝達効率を高めるという。また、「Hソール」が、フェアウェイウッドの抜けの良さを向上、ライへの適応能力も高めているという。
なお、ドライバーのロフト角は9.5、10.5度の2機種。フェアウェイウッドは15度(#3)、18度(#5)、21度(#7)の3機種。詳しくは、同社フリーダイヤル(0120-01-3672)まで。