「浜松はヤマハの本拠地なので、ここで勝ちたかった」―。
と話すJ・チョイは、昨シーズンからヤマハと契約。今大会最終日は、9アンダー3位タイでスタートし、7バーディ、ノーボギー65をマーク。通算16アンダーとし、逆転で日本ツアー初優勝を遂げた。
それにしても、5戦3勝とは波に乗っている。
販売状況についても、
「昨年よりも上向きです。おかげさまで2012年モデルはスタート奪取することができました」(ゴルフHS事業部平川達也マネージャー)
と、好調だとか。
プロ契約によるトップダウン効果でマーケットへ浸透させる――。
その実際の効果について、二木ゴルフ草加店手塚秀樹店長に話を聞いてみた。
「プロの用具使用率と購入率は密接に関わってきますね。今季の男子ツアーは、ヤマハ契約の選手が活躍していますが、なかでも藤田寛之プロが勝った週は、同社製品がよく売れました。ヤマハ=藤田のブランドイメージがゴルファーへ認知されている証しでしょう。ヤマハさんは、元々しっかりしたモノ作りを行っているメーカーですし、契約選手の活躍により製品力が認知されてきた、という印象です。店頭で薦めやすいブランドのひとつに数えられると思います」
と話している。
*画像提供:JGTO