ヨネックスは3月下旬、小学生のジュニアゴルファーを対象とした『YONEX Junior』シリーズのニューモデル『J135』(高学年向け)、『J120』(低学年向け)を発売する。同シリーズは、ドライバー(ロフト18度、本体価格5500円)、FW(#5/24度、5500円)、UT(#5/30度、5500円)、アイアン(#7・#9・SW、1本4500円)、パター(4500円)、キャディバッグ(サイズ7型、6000円)のフルラインアップで展開する。
同社は2008年6月、全国の子供たちに、ゴルフの楽しさを知ってもらい、マナーや礼儀を学べる環境をつくることを目的に、「ヨネックスジュニアゴルフアカデミー」を発足。現在は、全国約70会場でジュニアスクールを開校している。ゴルフを生涯スポーツとして永くプレーしてもらうため、同社が一貫して続けるジュニア育成への取組みは特筆に値するだろう。
そして、これまで同アカデミーや、数々のジュニアイベントなどで培ってきたノウハウと、蓄積されたデータを基に導き出した「正しいスイングが身につく」ジュニアモデルとして完成したのが、今回の『J135/J120』というワケ。
特徴は、従来よりも1度フラットな新ライ角設計とラウンドソールを採用したこと。その結果、身長に合った正しいスイングプレーンを身につけやすくなったという。また、従来のラバーグリップの硬度を10%軟らかくして、グリップ力を向上。非力なジュニアゴルファーのことを考え、力まなくてもしっかり握れる仕様となっている。
さらに、ジュニアのスイングスピードを調査し、サイズによってシャフトフレックスを変える「ジャストフレックス設計」を採用。『J135』には、一般のレディスモデルより1ランクやわらかいシャフト、『J120』には2ランクやわらかいシャフトを装着しているという。カラー展開は、それぞれのモデルでブルー、ピンクの2色を用意。
ちなみに、同シリーズを監修したのは、これまで数々のツアープロを育てた実績を持つ千葉晃プロ(ヨネックスジュニアアカデミー北谷津校・校長)。千葉プロは、全国小学生ゴルフ連盟の理事長も務めるジュニアゴルファーのことを知り尽くした人物だから、安心して子供たちに同シリーズを薦められそうだ。
問い合わせはヨネックスへ、03‐3833‐3526。