ミズノは4月15日、飛距離性能に特化した『JPX DE』を発売した。2代目となる『DE』は、ディンプル数が566個となり2016年1月6日に発行されたR&Aの「公認球リスト」でディンプル数世界最多を更新。初代『DE』はディンプル数が512個だったから、1割以上増加したことになる。
コンセプトは初代同様、空気力学を応用し設計されたディンプル形状により、アベレージゴルファーの飛距離増を狙っているというもの。その特徴は、ボール速度の減少する飛翔軌道後半の最高到達点付近から落ち際まで高い揚力性能を発揮することで飛距離を伸ばすというものだ。
初代からの改良点は、通常のディンプル(直径4・7mm)の深さやエッジ角度の改良により、インパクトから最高到達点までの飛距離アップを可能にしたこと。さらに、全体のディンプル配置を見直してプチディンプルを54個増加することで、飛翔軌道後期から落ち際までの揚力を維持したという。その結果、前作比で約2ヤードの飛距離アップを実現したという(同社調べ、ドライバー)。
初年度販売目標は8万ダース。パッケージも前作同様分かりやすく、店頭でも目立つデザインを採用している。価格はオープンで、1ダースの店頭価格は6000円前後を想定している。
問い合わせはミズノへ、0120-320-799。