弾き感と操作性の良さを謳う『T2』は、高弾道シートを全長に配置することでロートルク化を実現。シャフト先端部の最適な剛性を保つことでインパクト時の鋭い加速を生み出すというもの。
また、弾き系シャフトの弱点である操作性の悪さを「リニアEIカーブ設計」で解消。もちろん、初代アッタスの素直なしなり感、操作性の良さ、安定感を踏襲している。
さらに、ねじれ特性としなり特性に着目し、その関係性を最適化。ロフト通りの弾道と、なめらかなヘッドターンが可能になり、あと一押しの飛距離を可能にしたという。
軽量モデル(40g、50g)には高弾性薄物シートを採用し、軽量にありがちな頼りなさ感を解消。それにより、しっかりと振り抜くことが可能となりヘッドへのパワー伝達がより効率的になる仕組みとなっている。
ラインアップは40g台、50g台、60g台、70g台、80g台の5モデル。フレックスはR3、R2、R、S、Xの5段階をモデル別にそれぞれ用意している。キックポイントは中調子(全モデル)となる。なお、4シリーズ(40g台)は、11月の発売予定。
ゴルフ練習場内で工房を営むゴルフクラフトインパクト(神奈川県)髙田真治さんによると、
「発売前から話題になっていたシャフトで、飛ぶように売れていますね『T2』は! その特徴は①弾き感がある、②球が捉まりすぎないので左に行かない、③初速が出る、の3点に集約されます。練習場併設の工房なので、お客様からは「初速が速いけど曲がらない」という声を多く頂戴します。
重量帯のライアップも豊富だから、FWも『T2』へリシャフトする傾向も。どちらかというとヒッター系で打ちにいく人、コースで力が入って引っかける人やスイングテンポが速くなる方がミートします」―。
と絶賛している。