ブリヂストンスポーツは9月、軟鉄鍛造ウエッジ『BITING SPIN 2』を発売する。今作ではフェース面のデザインを一新。
粗く表面処理した『NEWバイティングフェース』、ミーリングには平行溝と斜め溝を組み合わせた『マルチアングルミーリング』、前作より4本増えたスコアラインなどにより、あらゆる状況でスピン量を安定させるウエッジに仕上がった。
そこで常住充隆プロが同ウエッジを徹底試打。4機種のソール形状の比較を交えながら、性能の変化を検証した。
まずは試打動画を
左からF、D、M、Aソール
『BITING SPIN 2』48度Fソール バウンス8度を試打
常住 構えた感じですが、いわゆる「ブリヂストン顔」でいい顔していますね。打ってみるとインパクトした瞬間から出球が高く出るイメージがあり、抜けの良さを感じました。打感は乗るというより「潰れて前に行く」感触がありました。
スピン量が9270回転、着地角度は50.8度とサンドウエッジのような数値が出ましたので、十分ボールは止まります。
48度Fソールの試打データ
『BITING SPIN 2』54度Dソール バウンス10度を試打
常住 54度になるとかなり丸みを帯びた「ウエッジ顔」になります。打感は48度の時と違い「乗り感」を感じました。新ソールということですが、リーディングエッジとトレーリングエッジをカットしているので、フルショットやアプローチショット、フェースを開いて打つなど様々なシチュエーションに対応できるソールです。
スピン量が9280回転、着地角度は50.2度と48度とほぼ一緒の数値が出ました。
54度Dソールの試打データ
『BITING SPIN 2』58度Mソール バウンス8度を試打
常住 バウンスが8度なのと、前作よりさらにトレーリング側のソールを削っているので、置いた瞬間ペタッとした「ローバウンス感」があります。打感が特筆で、「乗る」というより、打った後にボールが飛び出る感じがすごくあります。いい意味で「飛ばない感」があるので、テクニックのある方やバンカー超えでは、強く振れるので武器になりそうですね。
スピン量が9310回転、着地角度は52.8度で、より高く上げて止めるのに最適です。
58度Mソールの試打データ
『BITING SPIN 2』58度Aソール バウンス12度を試打
常住 見た目はシャープで構えやすく、オートマチックソールということで安心感があります。やや手前から入ってもソールが滑って拾う感覚が強く、優しいウエッジです。
それとMソールも同様ですが、ロフト角が大きいモデルのほうが「乗り感」を強く感じるところが凄いですね。
前作の『BITING SPIN 』も試打しましたが、今回のシリーズでは、フェース面や溝の進化による効果が出ていると思います。溝の本数も4本増えたので、ラフや朝露時のショットでも、安定したスピンが期待できるのではないでしょうか。
スピン量が9320回転、着地角度は51.7度で、着地角度がMソールより若干低い感じですが、こちらのほうがよりミスに強くやさしさがあります。
58度Aソールの試打データ
ボールによる性能変化を検証
最後に『BITING SPIN 2』58度Aソールを使用してボールによる性能変化を検証してみました。
まず『TOUR B X』ですが、打ち出し角度、着地角度が高いレベルで良い。そしてフェースにボールが凄く乗ります。スピン量も9440回転、着地角度が49.3度と十分な数値です。
『TOUR B XS』は打ち出し角度、着地角度が一番低いですが「乗り感」が強く、ボールの柔らかさもありコントロールが一番しやすい。スピン量は9470回転、着地角度は47.9度でした。
『TOUR B JGR』はスピン量は少なめの9320回転ですが、着地角度が51.7度と一番高く、打った瞬間、「ポン」と上がる感じです。ウエッジではスピン量、飛距離に大きな差は出ませんでしたが、打ち出し角度、着地角度、コントロール性には違いを感じました。
トータルバランスが良く、しっかりした打感か好みの方は『TOUR B X』。柔らかい打感が好みで、コントロール性重視の方は『TOUR B XS』。高さで止めたい方は『TOUR B JGR』が合うと思います。ほかのクラブとの兼ね合いもあるので、この辺は好みで選択するのが良いと思います。
上段『TOUR B X』、中段『TOUR B XS』、下段『TOUR B JGR』の試打データ
ブリヂストンスポーツ
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